推進室情報 2008年
学期末の学校を支えるメディアコーディネータ
校務支援システムによる成績処理の相談、Webカメラの活用方法のレクチャー、機器のトラブル対応、中学校の授業計画作成のお手伝い、そして、初任者の先生のICTを活用した授業のサポートです。多くの先生とかかわることを楽しみに、毎日がんばっている4人のメディアコーディネータです。
第5学年 総合的な学習の時間 「八ヶ岳の体験をまとめよう」 ICT活用指導力Cー3
初任者研修で学んだことを生かして早速実践している初任者の先生。
「子ども達がそれぞれスタディノートで体験をまとめた後は、いよいよクラスのみんなで
意見交換をします。それが楽しみです。」
ICTサポートスタッフによる夏季研修企画会議
まず、担当の研修で、ICT活用指導力のどの力をつけるのが目的か、保障する成果を確認しました。さらに、2学期に実践する授業のイメージをもつにはどうしたらいいか、具体的な研修内容を話し合いました。今後、研修企画書作成までの打合わせと、当日の運営についての反省等は掲示板を通してやり取りしていきます。
夏季ICT活用教育研修
夏季ICT活用教育研修の詳細はこちらからダウンロードできます。
昨年度に引き続き、「教員のICT活用指導力」の5観点18項目に対応した研修会の案内です。
多摩市からの視察
教育の情報化に向けて、近隣地区が動き出したのはうれしいことです。
日野市も教育委員会だけでなく情報システム課と一緒に動いているからこそうまくいっていること、また、様々なセキュリティ対策を講じていることなどをお伝えしました。「行政側にとって物理的にサポートする必要性を実感しました。」という感想をいただきました。
梅雨の明ける前に・・・
夏はすぐそこに来ているようです。
まだ梅雨は明けていませんが、どんよりした空の下の市役所前で、ひたすら甘い香りを漂わせているクチナシの花です。
昨日の夕方は、夕陽が見事でした。梅雨雲も赤く染まっていましたが、やがて夜になって雷雨となりました・・・
(夕陽は浅川の新井橋から、雷雲は市役所の窓から撮影したものです。)
学期末の校務を正確に効率的に行うために
学期末の教育課程の管理をテーマに、「適正な評価について」と「授業時数の管理」についての研修内容です。
◆校務支援システムの時数・週案機能により、それぞれの学級、教科の授業時数、達成率が自動算出されるようになりました。また、学期ごとに一覧を印刷して提出しなくても、ボタン一つでデータが教育委員会に送られるようになりました。大変正確で効率的です。今日は、教務主任の先生方に、昨年度の、各学級、各教科の授業時数一覧表から、学校として課題はないか再確認していただきました。
◆校務支援システムの成績管理機能を活用すると、通知表や指導要録にそのまま反映します。中学校は、今年度から全校でこのシステムを使っていきます。
小学校では、指導要録は全校でシステムを活用しますが、通知表については、17校中6校が取り組みます。小学校では、観点別評価の目標基準設定等、評価の流れについて、もう少し理解を深める必要があると感じています。また、小・中ともに、児童・生徒のよさを記録する「ひのっ子宝箱」は、通知表や指導要録の所見に反映しますので、日常的に校内の先生全員で、子ども達の良さを見つけて入力する機会を設けていくように推進していきたいと思います。
「成績管理機能」「時数・週案機能」「ひのっ子宝箱」は、いずれも日野市が知恵を出し、開発者の熱意で実現していただいた機能です。この機能が全国に広がっていきつつあることをうれしく思います。引き続き、現場の先生の声に耳を傾けて改善すべきところは改善していけたらと思っています。
(まだシステムが人に寄り添っていかなければならない段階です。ある程度まで行くと、次の段階として、今度は、人が運用を工夫する段階になってくると思われます。)
福岡県からの視察
◆今後、校務の効率化を進める計画を実現するために、日野市の進め方を参考にしたいということでの視察です。システムを入れることですぐに効率化するわけではなく、導入時は相当の覚悟が必要であること、しかし山を乗り越えれば必ず楽になること、運用するほど効率化していくことをお伝えしました。日野市の推進体制やサポート体制をお聞きになり、「システムやハードも大事ですが、結局は人なんですね」という感想をいただきました。
◆実際に校務支援システムの稼働の様子を知りたいということで、メディアコーディネータが日野第四中学校へ案内しました。
四中では、秋山校長先生と古田教務主任(主幹教諭)が、説明してくださいました。
コンピュータに関する誤解をとき、授業づくりの基本を学ぶ
メディアコーディネータによるICT機器の実習も行いました。
◆以下、初任者の先生の感想です。
◇「ICT」この言葉は今までの私にとってとても重圧を感じるものでしたが、今回の研修を
受け、自分でもICTの活用・実践ができそうだと少しばかり楽しい気分になりました。す
ぐには、無理ですが、活用促進していきたいと思います。また、ICTがなぜ今叫ばれてい
るのか、その重要性を感じることができました。
◇今日、ICTの研修を受けて、コンピュータを使った授業についての考え方が変わりました。
一番私の印象に残ったのは、使えるのかなという抵抗感が使ってみたいという気持ちに変
わったことです。カメラや動画を黒板に映し出すことはもちろん、いろいろな表示、提示の
仕方ができるので、これからどんな授業を組み立てていこうかという楽しみになりました。
また、それだけではなく、ICTを使った授業は個別対応や集団で学びあうことや、学びを深め
ることもできて学習の形態が様々に使い分けることができることなど研修を通して授業作り
の基本を学びました。
◇ICT活用教育の必要性について学ぶことができました。教育現場において果たしてコンピュー
タは必要なのかという疑問はありました。しかし、大人の私から見て、今日の講義自体がも
のすごく興味深く、楽しいひと時でした。また、学習意欲(授業に向けての活用方法の習
得)も湧くことができました。子どもも私と同じように、ICTを活用したいと思っているかも
しれません。将来的にいつでも活用できる能力を身につけたいと思います。
◇これまでは視覚的な角度からICTを活用していましたが、子ども同士のかかわりを広げること
や思考を深めることなど多くの可能性があることに気づくことができました。これからの授
業に積極的に活用していきたいと思いました。
◇ICTを活用することについて今まで持っていたイメージは、資料を拡大表示する、といっ
たもので、そういう場面での活用を考えていました。しかし、本日の研修でe-黒板、書画
カメラでは、思考、作業の過程も可視化できることを認識しました。書写や情報を整理しま
とめる単元で使っていこうと思います。一方、生徒に確かな学力を身につけさせるために、
音声を記録すること、反復練習をスムーズに行うことなども実践しようと思います。今日、
私が、ICTを活用した授業について持った新たなイメージは「個を尊重しながら集団の学
びあいを深める」です。
◇今日の研修の中で一番印象に残ったのは、子どもの考えに寄り添って、間違いから子どもの
思考を読み取ることが大切だということです。一人ひとりの学習ペースなどにあわせることの
できる個に応じた指導や、写真や動画などの具体物を見せることなどによって発見すること
の楽しさを子どもに味わわせることができると気づきました。また、個人のノートや意見な
どを全体で確認することもできます。自分もぜひ授業にICTを活用できる能力を身に付けなけ
れば、と考えています。
◇コンピュータは、教員が主導権をもっているように感じていましたが、そうではなく、子ど
もが使うことでもっと良い授業ができることがわかりました。一人ひとりの能力に合わせて
指導をしてあげれることがわかりました。ICTを授業に活用することにより、授業の幅が広が
り、より子どもの主体的な学習が期待できると感じました。
日野市は全国第2位(学校サイト自治体別年間更新ランキング)
推進室からは3つのことをお知らせしました。
◇今年も、教員のICT活用指導力の基準に基づいた夏季ICT活用教育研修を実施するので先生
方の参加をお願いしたいこと。
◇セキュリティポリシーを遵守していただくこと。
◇引き続き学校Webサイトの積極的な発信をしていただくこと。
3つ目の学校Webサイトの発信については、平成19年度学校サイト自治体別年間更新ランキングで、日野市は全国第2位になりました。各学校のがんばりを大変うれしく思います。
このことは、昨年度推進室にお見えになった豊福先生の管理されている「日本の学校
(i-learn.jp)」のサイトで、先日公表されたところです。
(日野市平均194.1日 53.0% 1位の自治体は平均301.0日 82.2%
3位の自治体は平均163.3日 44.6%)
授業での積極的なICTの活用
本日のテーマは「ICT活用指導力の向上・・・授業での積極的な活用のために」です。
ICT活用推進委員として、校内のICT活用の活性化を図るために何ができるかを考え、話し合いました。
各学校の悩みを共有し、うまくいっている学校からの例も紹介してもらいながら、それぞれの学校の実態に応じた策を考えてもらいました。
推進委員に、校内研修で活用できるサイトをいくつか紹介しました。
いずれも、推進室のリンク集から見ることができます。
・文部科学省 情報モラル研修教材 「5分でわかる情報モラル」
・独立行政法人 メディア教育開発センター「教員研修Web総合システムTRAIN」
◆一方、同時間に、教育センターのコンピュータ室で、算数のICT実践部会を開催しました。昨年度に引き続き、信州大学の東原教授の指導のもと、インタラクティブ・スタディを活用した授業実践を深め、市内の各学校に広めていきます。
子どもたちからの人権メッセージ発表会
市内の小・中学校全校から代表の児童・生徒25名が、人権に関する考えを堂々と
発表しました。
「お互いに助け合って、自分だけでなくみんなが幸せになる権利を大切にしていきたい。」
「いじめがなくなるには、一人一人が相手を思いやる気持ちが大切です。」
「私はまだ人に親切にするということがどのようなことなのか完ぺきにはわかりません。
でも、親切な行動をとることができて、みんなが優しい気持ちになれるような
ことができる人に、なりたい。」
終わりは人権擁護委員の能瀬委員の言葉でしめくくられました。
第七幼稚園教育委員会訪問
本園と隣接しているあさひがおか保育園とは、平成17年度に「あさひがおか幼児園」としてスタートし、交流を図っています。現在、合同カリキュラムにそった保育が行われています。
このカリキュラムは「自分を支える力」「人とのかかわり」「ものとのかかわり」の3項目を重点において、小学校への円滑な接続を意識して作成したものです。この内容は、遊びや活動を通して両園それぞれが実践しています。
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お客様に元気よくご挨拶。 あっという間に子ども達に囲まれた 加島教育長。 | 4歳児は七夕のかざりを作っています。 田口委員長も子ども達と一緒にかざり作り。 |
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5歳児の竹太鼓の演技。 幼児園祭りでのお披露目を目指して特訓中。 | 子ども達は絵本が大好き。 毎日、先生の読み聞かせを 楽しみにしています。 |
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子ども達の楽しみなお弁当の時間。 「これおいしいんだよ」と浮須参事に自慢。 | 保育園の給食時間にも お邪魔させていただきました。 |
プラグインのインストール
日野市では市内の小・中学校で理科を教えるすべての先生が理科ねっとわーくの利用者登録を行い、市のサーバーから市内のすべての学校にデジタル教材を配信しています。しかし、デジタル教材を再生するにあたっては、プラグインが必要となります。
そこで、メディアコーディネータが各学校を回って、理科の授業で使う教室用のコンピュータにプラグインのインストール作業を行っているわけです。
この作業も後一週間で終了予定です。
空き教室や理科室にずらりと並べられた授業用コンピュータ・・・
旭が丘小学校学校課訪問
本校の自慢は校地内にある雑木林で、平成16年度全国学校林活用部門で特選を受賞しています。この雑木林を活用して、子ども達は様々な体験を行い、環境を学んでいます。
雑木林を中島校長先生に案内していただきました。
全学級の授業を見せていただきました。算数でICTが活用されていました。
| 第4学年算数 変わり方を見やすく表そう ICT活用指導力Bー2 折れ線グラフの書き方の徹底を図るために 、デジタルコンテンツを活用しています。 細かな目盛を全員で確認したり、何度も書き やり直したり、様々なデータをすぐにグラフを表したりすることができます。 |
愛知県からの視察(平山中学校視察)
全国から注目を受けている日野市です。学期末試験目前にもかかわらず、お役に立てるなら、ということで、進んで日常の授業を公開して下さった平山中学校の先生方です。正留校長先生、石川副校長先生と行富教務主任(主幹教諭)が丁寧に説明してくださいました。
第2学年体育 バレーボール ICT活用指導力Cー4
自分のパスやスパイク等のフォームを振り返って技術を向上させるために、スポーツミラーを活用しています。映像を見て、先生もアドバイスをしています。
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第2学年国語 聞く生活を考えよう ICT活用指導力Bー2・3 課題をわかりやすく説明するために、 デジタル教科書を活用しました。 授業のまとめでは、目的に応じて聞くことが できたか生徒の聞き取りメモを拡大して 確かめています。 | 第1学年理科 水や栄養分を運ぶしくみ ICT活用指導力Bー2 理科ねっとわーくのデジタル教材を 活用しています。 導管と師管のつくりを立体的に確かめ、 次時に行う観察の視点を明確にしています。 |
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授業参観後は、行富主幹教諭による 説明と質疑応答。 「ICT化に向けて実際に学校を動かす 中心は教務主任で、覚悟が必要です!」 |
平山中学校学校課訪問
◆本校は、校務支援システム推進校です。積極的に校務の情報化に取り組んでいます。
すべての先生が、校務支援システムの週案簿(週ごとの指導計画)を活用しており、
毎日の振り返り(評価欄)も記録しています。
振り返り(評価欄)もぎっしり入力されている週案簿
保健室では、日々の保健日誌も校務支援システムで作成しています。
| 「出席状況などの入力が、 保健日誌にも反映されるので 効率的です。」 |
◆授業でのICT活用にも積極に取り組んでおり、全教科で「ICTを活用した年間授業計画」を作成しています。今年度は「ICTの効果的な活用のための授業デザイン力・指導力の向上」を研究テーマにしています。
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第3学年 選択理科 大地がゆれる ICT活用指導力Bー3・4 地震が起こったときの様子や揺れの伝わり方 などの既習事項を復習するために、 理科ねっとわーくのデジタル教材を 使っています。 | 第2学年 理科 感覚と運動のしくみ ICT活用指導力Bー3・4 収縮する筋肉のようすをわかりやすく 説明するために、理科ねっとわーくの デジタル教材を使っています。 |
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第2学年 理科 電流とその利用 ICT活用指導力Bー3・4 単元で使う押さえておきたい用語や記号を、Web上のコンテンツを参考にしながら 説明しています。 |
修学旅行の行程を、Web上の情報(時刻表、観光案内、地図等)をもとにグループごとに検討しています。パソコン室以外でも、授業用のPCを集めてグループごとに使っています。無線LANであるため、いろいろな学習形態が可能です。
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第3学年 選択英語 ICT活用指導力Bー3 単語の発音や読みの確認をし、 デジタル教科書を活用して みんなで音読しています。 | 第2学年 道徳 ともに生きる ICT活用指導力Bー1・2 今年度から始まった特別支援学校の生徒の 副籍制度にあわせて、VTRを視聴し、 共に生きることを考えています。 |
梅雨の中央公園
雨の中にアジサイの花が一際目立ちます。
家庭・地域に働きかける重要性
道徳教育は学校の教育活動全体を通じて行っていますが、家庭・学校・地域社会の連携のもとで行う必要があるために、この道徳授業地区公開講座で道徳の時間を保護者、地域の方に公開し、一緒に考えていただく機会を設けています。日野市だけでなく都内の小・中学校全校で実施しています。
★★本日開催された平山小学校の「道徳授業地区公開講座」のテーマは、
「心の通うかかわり合いのできる子をめざして~正しい情報モラルの育成~」 でした。
日野市では、情報安全教育として、情報モラル面の指導と、情報安全・危機回避面に関する指導の両面を、各教科・領域で、情報を扱うすべての学習活動の中で取り上げて指導しています。特に、道徳の時間では、道徳的判断力の育成のもととなる心を耕したり、ルールを守ろうとする心情を高めています。
新学習指導要領でも、道徳の中に新たに以下のように情報モラルの指導が明記されました。
「児童・生徒の発達の段階や特性等を考慮し、道徳の内容との関連を踏まえ、情報モラルに関する指導に留意すること。」
人としてしてはいけないことや善悪の判断、基本的なしつけなどは、家庭、学校、地域との連携を図りながら繰り返し指導し、その徹底を図る必要があります。子どものネット上のトラブルを解決する策の一つは、子どもの心を育てることです。今後も豊かな心を育成する基盤となるように道徳の時間を位置づけ、子どもたちが思いやりの心をもって前向きに情報ツールを使えるような心を耕していかなければなりませんそれに加えて、ルール、情報安全・危機回避面に関する指導も必要です。これについては、各家庭の協力が不可欠です。避けて通れないネット上の現実を知ること、子どもの実態をよく捉えること、携帯電話の必要性等を話し合うこと、与えた場合の物理的なセキュリティ対策、使い方の約束等に責任をもつこと等、学校が積極的に働きかける効果を感じました。
本日は、平山小学校の「道徳授業地区公開講座」に参加させていただき、情報モラルや情報安全に関する話題を取り上げる重要性を実感しました。今年度は、市内の他の小・中学校でも、このようなテーマで「道徳授業地区公開講座」に取り組む学校が増えています・・・
★★★公開された全学級の授業は、すべてICTが活用されていました。
また、学年での共通学習や学級ごとの話し合いなど、学習場面に応じて、平山小ならではのオープンスペースも効果的に活用されていました。 ICT活用指導力Dー1・2・3・4
【D 情報モラルなどを指導する能力】
D-1 児童が発信する情報や情報社会での行動に責任を持ち、相手のことを考えた情報のやりとり
ができるように指導する。
D-2 児童が情報社会の一員としてルールやマナーを守って、情報を集めたり発信したりできるよ
うに指導する。
D-3 児童がインターネットなどを利用する際に、情報の正しさや安全性などを理解し、健康面に
気をつけて活用できるように指導する。
D-4 児童がパスワードや自他の情報の大切さなど、情報セキュリティの基本的な知識を身につけ
ことができるように指導する。
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第1学年「思いやり・親切」 「もらってうれしい手紙の ことばは何ですか? いやなことばは何ですか?」 | 第2学年「思いやり」 「悪口が多くの人に見られると その人がいやな思いをするから、 してはいけないことですね。」 |
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第3学年「節度・節制・自立」 「テレビゲームばかりしていると どうなるの? 上手につきあうには どうしたらいいでしょう。」 | 第4学年「思いやり」 「写真を撮ったりするときは、 相手の気持ちを考えましょうね。」 |
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第5学年「自由・規律」 「どうしてメールでうまく 伝わらなかったのでしょう。 見えなくても相手のことを 考えられるように・・・」 | 第6学年「自由・規律」 「携帯電話は本当に必要なの? 大人の人の意見も聞いてみましょう・・・」 |
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わかくさ学級「自由・規律」 「テレビの見方を考えましょう」 |
道徳の授業を振り返りました。
シンポジウムの後は、警視庁八王子少年センターの井口由美子さんによる講演会でした。
子ども達が道徳的判断力をつける際の基礎・基本となる知識を伝えて下さいました。
遠くても日野市に来る価値が大きいから・・・
導入目前であるため、研修の内容等やセキュリティの運用等、具体的な質問をたくさん受けました。
「都内と言えども遠いです。でも、遠くても日野から学ぶことはたくさんあり、価値が大きいからやってきました。」 と、吉田課長。
日野市が作り上げてきた校務支援システムの主要機能がいくつかの自治体に導入され、問い合わせの電話も多くなっています。
今後、東京都のICT化、校務の情報化はぐんと進みそうです。
4ヶ所同時にテレビ会議
こちら推進室の様子・・・
宮原先生は校長時代、インタラクティブスタディによる算数の授業を継続して行い、基礎基本の徹底を図り、学力向上を図ったという実践をされました。
◆宮原先生の実践はこちらに紹介されています。
http://www.eri21.or.jp/econews/eco89.pdf
◆日野市の昨年度の実践もこちらに紹介されています
http://www.eri21.or.jp/econews/eco103.pdf
必要な情報は自らとる~教員免許の更新講習~
今年度は文部科学大臣が指定した「予備講習」を受講し、履修認定を受け、免許管理者に申請することにより、免許状更新講習の受講の免除の認定を受けることができます。
教員免許更新制について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/index.htm ←ここをクリック
日野市教育委員会では、夏季休業中に市内の明星大学で実施される「ネットワーク多摩加盟大学による教員免許更新予備講習の共同開催」を紹介し、希望する教員を一括申込しました。
教員免許更新制度(ネットワーク多摩)
http://www.nw-tama.jp/htm/service/target_detail.asp?t=8&n=35 ←ここをクリック
★★本日は、市内の明星大学が、新たに独立して来年度から開始される教員免許更新制に伴う本講習を実施するということを、担当の方が説明に来られました。そして、その講習について、どのような内容にしたらよいかという相談を受けました。現在、日野市教育委員会の実施している10年経験者研修をはじめとする教員研修の連携が話題になりました。ちなみに、文科省から示されている免許更新に伴う講習内容は次の通りです。
? 教育の最新事情に関する事項(12時間)
? 教科指導、生徒指導その他教育内容の充実に関する事項(18時間)
★★★ところで、この教員免許更新制のねらいは、その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身に付けることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指すものです。開設される講習は、一覧として文部科学省のWebサイトで情報提供し、選択しやすい形となるということです。今年度の予備講習は、全国で101の大学及び法人で開催され、一覧と講習の概要もすべて公表されています。
必修研修については、これまで、都や市から本人あてに詳細の通知がきていましたが、今回のように、通知を待つのではなく、自分から情報を主体的にとり、自分のニーズに合わせた研修の内容を、全国の好きな大学等から選ぶ形になったことが大きな違いです。
早くから情報を発信していると評判の大学の例(信州大学)
http://cert.shinshu-u.ac.jp/kmkk/ ←ここをクリック
21日(土)、政府広報オンラインで特集があるようです。
http://www.gov-online.go.jp/pr/media/radio/happy/index.html ←ここをクリック
小学校の理科の授業を高めるための3つのポイント
「理科ねっとわーくには、レベルの高いコンテンツやなかなか見ることのできない貴重なコンテンツも多くあります。探すには時間がかかりますが、どこかの単元で使えるものと出会えます。また、指導する側の手持ち資料としても使え、勉強になります。あわてて探すのではなく、時間が空いたときに継続してじっくり楽しんで探して下さい。」 と榊原先生。
今年度、日野市では、すべての小・中学校の理科の授業の充実を図ることを目指しています。小学校の教師は、必ずしも理科が得意ではなく、不安をもつことも多いようです。しかし、小学校の理科を教える教師としての専門性は、自然を見る専門性というよりは、むしろ子どもがどのように自然を見ているか、自然の事物・現象の正しい見方とのズレ等を瞬時に見抜く力であると思います。子どもの見方を見抜く力がないと、教師が設定した課題による形式的な問題解決学習になり、問いが本当に子どものものにならないまま授業が流れてしまいます。逆に、子どもがどのように自然を見ているのかを大切にして授業をデザインすると、子どもの問いが解決すべき課題となり、ごく自然に問題解決学習が展開されていきます。
小学校の理科の授業を高めるための3つのポイントとして、
・子どもが自然の事物・現象をどのように見ているかを見抜く力、
・授業をデザインする力、
・教える単元に関する教材研究の量
この3つの力が、理科の授業の質を高めることにつながると考えます。
第3学年理科「こん虫をしらべよう」 ICT活用指導力B-2・3
一人一人の児童が見つけた虫の特徴をとらえて分類し、コンテンツで「昆虫」の説明を見た後に、自分の見つけた虫が昆虫であるかどうかを調べる学習活動。
第5学年理科「天気の変化」 ICT活用指導力B-2・3 C-1
今まで連日観測してきた天気の変わり方をコンテンツで確認し、必要な情報をそろえて明日の天気を予想する学習活動。
第6学年理科「植物の葉と日光」 ICT活用指導力C-3
ジャガイモの葉に日光が当たると本当にデンプンができるのか、二酸化炭素も関係あるのかなど、グループで追究してきた課題の実験結果を発表し、共有する学習活動。
東光寺小学校学校課訪問
本校は、日本の伝統文化理解教育に取り組んでいる研究課題校です。
今年度は、市内の学校の先頭を切り、地域の方々の力を借りながら校庭の芝生化に取り組んでいきます。
校庭の芝生化の準備工事が始まりました。
週案簿(週ごとの指導計画)は、全員の先生が評価欄を入力するなど、校務支援システムがうまく活用されていました。
参観させていただいた授業のうち、以下の3つの学級で、ICTが活用されていました。
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第4学年国語「漢字の広場」 ICT活用指導力Bー3 教科書を拡大提示して確認しています。 | 第3学年国語「わかりやすく書こう」 ICT活用指導力Bー2 作文の題材として、教師が発見した例を 画像で紹介しています。 |
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第6学年総合的な学習の時間 「日光移動教室」 ICT活用指導力Bー3 子ども達が調べたことを伝えています。 |
科学への好奇心と探究心
| 日野市について次のような感想を いただきました。 「日野市はすごいですね。 どの学校もすばらしい更新率です。 科学や理科に関係するような 発信も多く見られます。 「科学ナビ特派員制度」に日野市からぜひ 募集してほしいです。」 |
環境月間(つばめのくるまち)
市役所の1階では、「ツバメのくるまちシール」平成20年度応募作品原画展が行われています。一枚一枚の応募作品には、メッセージが書かれてあり、子どもたちの思いが伝わってきます。
「ツバメのくる町 日野市が、日の光に照らされているようすをえがきました。
ツバメがくるようなこの緑の多い日野市がずっと守られるように願いをこめました。」
「家族を大切にしよう という思いから、この作品をかきました。」
「太陽に向かうツバメのようなイメージで描きました。太陽に向かうように、
日野市に来てくれるといいなーと思いました。」
ひのっ子エコアクション担当者会議
重点施策「ふだん着でCO2をへらそう」事業に取り組んでいます。
学校でも、ひのっ子エコアクションに取り組んでいます。
今日は、担当者連絡会が実施され、各校の取組例として、日野第一中学校と日野第七小学校の取組例が紹介されました。
日野第一中学校は、昨年度の「緑のカーテン」の事例が紹介されました。
今年度は規模を4倍に拡大して取り組んでいます。
6月1日に、生徒や先生方、地域の皆さんと行政関係者とで行ったネットはりの様子は、
同日の日野第一中学校Webサイトでも紹介されています。
また、日野第七小学校の取組は、当サイトで、3月14日にも掲載しています。
| モミジヒルガオの苗 |
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昨年度の取組の様子をスライドショーで紹介 |
PTA研修会の資料がダウンロードできます
◆上記の資料の中の「子どもをネット上のトラブルから守るために」の部分のみ取り出しました。ご活用下さい。
◆特別支援教育のリーフレットも掲載しました。
第2回PTA研修会
会場となった食堂には約150人の方々が集まりました。市P協のみなさんは、日頃より各学校の教育活動に理解と協力をいただいている大変頼もしい存在です。
研修内容は、次の4つです。
(1)これからのPTA活動のあり方を考える~PTAと市P協の役割と方向性(浜屋会長)
(2)学校教育基本構想作成について(栗原教育部長)
(3)日野市の特別支援教育について(特別支援教育推進チーム職員)
(4)日野市のICT活用教育について(ICT活用教育推進室長)
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「子ども達の実態をよく理解するために 本やWebから情報収集を・・」 | 「9月~10月、パブリックコメントを 求めます。ご意見を・・」 |
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「特別な支援を要する子どもへの 理解と学級での協力体制を・・」 | 「子ども達を、ネット上のトラブルから 守るための5カ条」 |
市が重点においている施策について理解を深めたいというご依頼で、大変有り難い機会をいただました。昨年度も、情報安全教育の研修会と講演会を合同開催して下さったり、広報「かがやき」でICT活用教育の特集を組んで下さったりしました。この「かがやき」は、担当者の熱意と努力により、毎号の特集記事が高く評価され、平成19年度社団法人東京都小学校PTA協議会の広報誌コンクール応募し、P連の奨励賞を受賞したということです。
ICT活用教育でお話しさせていただいたことは3点です。
・日野市の先生方はがんばっています
・授業が変わり、子ども達の力がつきます
・子ども達を、ネット上のトラブルから守るために・・・
緑と清流の季節
5月からずっと雨や曇りの日が多く続いていましたが、久しぶりによく晴れた天気です。
上流方面に見えるはずの富士山は、霞の中へ消えてしまいました。
新宿区教育委員会視察
教員1人一台のコンピュータ配備にあたって、日野市の取組を参考にしたいとのことでした。
ICT環境整備のこと、前提となるセキュリティ対策のこと、校務支援システムのことをざっと紹介させていただきました。
市役所の会議室で
推進室から、日野第三中学校に場所を移して、具体的な学校の状況をご覧になりました。
学校では、副校長、教務担当主幹教諭、昨年度の研究主任が熱心に説明してくださいました。
視察を終えて、他課と連携を図る要となる組織(推進室)の存在と、
学校の工夫した運用に感動したという感想をいただきました。
ICTに関する一般質問
以下、答弁内容です。
◇一昨年度から新たに実施されている、文部科学省の基準、5観点18項目からなる教員のIC
T活用指導力調査の結果によると、この2年間で、日野市の小・中学校の教員のICTを活用
する能力は飛躍的に伸びています。従来の授業に比べて、ICTを活用し工夫した授業は、子
どもたちの集中力と意欲が格段に高まることを、教員は皆、実感しているところです。これ
は、コンピュータや校内LAN等の物的環境整備に加えて、ICT活用教育推進室の設立やメ
ディアコーディネータ制度の導入等、人的な環境整備にも必要な予算を投入したことによりま
す。この先進的な取組が評価され、日野市の学校のICTサポート体制については、近々文部
科学省から出される報告書にも紹介されることになっています。基盤整備に続く日野市の次な
る目標は、定着と活用です。今年度は、次の3点に重点をおいていきます。1つ目は教科にお
ける本格的なICT活用による授業の質の向上。2つ目は、校務の効率化。3つ目は学校We
bサイトの積極的な発信による見える学校づくりです。なお、昨今、ネット上のいろいろなト
ラブルが問題になっているところですが、今後も家庭との連携を図りながら情報安全教育にも
力を入れていきます。
有害サイトの対応についての一般質問
◆まず、「有害サイトから子どもたちを守ろう」という質問です。以下、答弁内容です。
◇まず1つ目に、携帯電話の利用実態と、相談事例についてのご質問です。
市内のある中学校の調査によると男子の携帯所持率は47%、女子は73%、合計は60%で
した。先月は、教員が生徒から相談され、市内の複数の中学校でチェーンメールが出回ってい
るという事態がわかりました。このメールは小学生にも回っていました。学校からの情報を得
て、教育委員会ではさっそく教員向けにチェーンメールの回避方法を特集したICT活用NE
WSを発行し、各学校で活用してもらいました。チェーンメールは、どこで止まったかを調べ
ることはできないので止める勇気をもつことが大切です。また、迷惑メールの転送先も用意さ
れています。このことを教える必要があります。その他、プロフというプロフィールサイトに
誹謗中傷を書き込まれたという相談を受けて、教員が関係する子どもたちを指導し、さらなる
トラブルを未然に防ぐことができた事例もあります。また、サイトに書き込まれた誹謗中傷の
相談を受け、教員が本人に代わって削除を依頼した事例もあります。いずれも中学校での事例
です。
◇2つ目に、有害サイトに関する安全指導についてのご質問です。
文部科学省から示された「教員のICT活用指導力基準」の1つが「情報モラルなどを指導す
る能力」です。この内容は大きく2つに分けられます。1つは、情報社会における正しい判断
や望ましい態度を育てること。相手の立場に立って思いやりのある行動をとることはこれまで
も道徳教育として行われてきましたが、ネットワークでのコミュニケーションでも同じです。
2つ目は、情報社会で安全に生活するための危険回避方法やセキュリティの知識・技能などで
す。日野市では、これらの指導を情報安全教育として、道徳や総合的な学習の時間に小・中全
校で実施しております。議員ご指摘の有害サイトに関する安全指導もこれに含まれます。この
情報安全教育の実施に向けて、一昨年度から毎年教員研修を実施しております。指導に活用で
きるよう、全校にコンテンツも導入しています。また、情報安全教育は、学校での指導だけで
は限界があり、保護者による家庭での指導が不可欠です。セーフティ教室等で、教師と子ど
も、保護者が一緒にネット上のコミュニケーションについて学ぶ機会を設けている学校も多く
あります。今後とも、家庭との連携を図りながら、情報安全教育への理解を深めていきたいと
考えています。
◇3つ目に、学校裏サイト対応の研修についてのご質問です。
先月末、情報安全教育の研修会を実施しました。講師はネットいじめの被害にあった子どもた
ちやその親からの相談に応じている著名な専門家です。この研修は、ネット上のいじめの実態
を知り、対応できる教員を増やし、知識不足によって子どもたちが追い込まれることのないよ
うにすることを目的として行いました。研修では、学校裏サイトを中心に、プロフやチェーン
メール、なりすましメールの実態とその対処法について学びました。学校裏サイトは、校名が
ついていないために検索が難しく、教員が見つけようとしても困難なことが多いのが実態で
す。また、掲示板にパスワードを設定して部外者が入れないような密室空間となっている場合
も多くあり、閉ざされた中で有害な情報を発信し、いじめが横行している可能性があります。
このような現状において子どもたちをネット上の危険から守るためには、何より子どもたちの
心をしっかりつかんでおくことが大切であると考えます。研修を通して、危機回避方法の指導
を行うとともに、ネット上のルールやモラルについての指導も行うように推進しています。
◇最後に、ネット上の危険から守るための保護者への働きかけというご質問についてです。
ネット上のトラブルが広がった背景は、子どもの携帯電話の普及率の高さと高機能性があげら
れます。今や子どもたちにとって、携帯電話は伝達手段だけでなく、いつでもどこでもつなが
るネット端末になっています。そこで、子どもに携帯電話を使わせる際のルールや、物理的な
制限をかける必要があります。ノーガードのまま使わせていること自体が危険にさらされてい
ることになります。たとえば、なりすましメールは、携帯電話の拒否設定の機能を使えば、受
信しなくてすみます。フィルタリング機能をかけることで、有害サイトや学校裏サイト等にア
クセスできないよう制限をかけることができます。また、携帯電話を使う際の子どもの様子を
つかんでいれば、いじめ等に遭ったときの子どもの心のSOSにも気付くことができます。
これらのことを、家庭に啓発するために、教育委員会では、昨年度末の夜に、情報安全教育の
講演会を開催しました。また、家庭教育学級の研修テーマにも、取り上げていただきました。
PTAの方々の集まる会でもお話させていただいているところです。今後も、教師と子ども、
保護者が一緒になってネット上のコミュニケーションを学べるような機会を設けるよう、各学
校に働きかけるとともに、教育広報紙等でも啓発していきたいと考えています。
見て 撮って 伝える 《相手に効果的に伝わる手段としてのICT活用》
4年生の国語「新聞をつくる」という単元で、前時に、「お気に入りの場所」と「学校紹介」というテーマで撮影してきた写真のなかから、記事に使うものを選択する活動でした。
写真を選ぶポイントは「何を伝えるか」。自分の書きたい記事に、よりふさわしい写真を選ぶことです。さすがにメディアのプロの指導です。子どもの発想(行動)を受けとめながらも、児童の選んだ写真が書きたい記事に通用するのか、瞬時に見抜いて指導にあたってくださいました。
「木の写真一つにしても、木全体を撮るのと、樹や枝を拡大して撮るのでは、
見え方が違うよね。」
「ズームや角度によって、知らせたいことが異なってくるね。何を知らせたいの?」
New Education Expo 2008 in 東京
文部科学省初等中等教育局の安藤慶明参事官が、「先導的ICTの活用と教育の情報化の推進」というセミナーで、日野市の取組を紹介されました。
同時開催された「JST理数大好きシンポジウムin東京」では、科学技術・理科教育用デジタル教材活用共同研究の研究事例報告が行われました。
日野市の先輩に当たる地域の理科ねっとわーくを活用した実践事例が報告されました。
平山小学校の新校舎落成記念式典
本校は、この4月から新校舎での学校生活が始まっています。平成18年4月、旧平山小学校と旧平山台小学校とが統合して現在の平山小学校となってから2年間、旧平山台小学校の校舎を使用している間に、現在の新校舎の改築を進めてきました。新校舎は、オープンスペースの教室、図書室とコンピュータ室が隣り合わせのメディアセンター、バリアフリー、屋上の緑化等、最先端であり、人に優しく環境に配慮したつくりになっています。本校は、「コミュニティ・スクール」として、地域に根ざした新しいタイプの公立小学校を目指しています。
田口直教育委員長のご挨拶
実践から学ぶ(ひのっ子教育21開発委員会)
日野第一中学校の永島教諭の授業実践(ビデオ)から学び合い、今後の自分の授業実践に向けて指導案作成を行いました。
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永島教諭の実践ビデオを視聴 | 授業者のねらいを聞く |
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実践から学んだことを発表 | 東原教授のご指導 |
デジタルコンテンツを活用した授業のポイントは、ただ見せるのではなく、
(1)コンテンツを使う目的をはっきりさせること
(2)どのような場面で使うと効果的なのか検討すること
(3)どのように見せる(どのような発問をする)と効果的なのかを検討することが大切です。
これらのことを通して、理科の授業の質の向上をめざします。
理科教育に関する一般質問
本日より一般質問が始まっています。
教育関係では、22人中16人、41件中17件の一般質問通告がありました。
◆本日は、ICTと関連して理科教育についての質問がありました。
新学習指導要領のポイントの一つである理数教育の充実、特に理科教育を充実させるための市教委の取組についてです。
以下答弁内容です。
◇理科教育は、今回の学習指導要領の改訂における主な改善事項の一つとして扱われており、
充実が図られています。この背景には、国際調査等の結果から、我が国の子どもの理科学習
に対する意欲が低いことや科学的な思考力や表現力が十分ではない状況にあること等の課題
があります。日野市教育委員会では、理科教育の充実に重点をおくこととし、昨年度から小
学校に理科支援員を配置したところですが、今年度はさらに拡大して全校に配置しました。
また、平成18・19年度は、三沢台小学校において、国の指定を受け、理科の実践研究を
深めてきたところです。これに加えて、今年度は次の2つのことに取り組みます。一つはJ
ST(科学技術振興機構)の「平成20年度実験・観察融合型デジタル教材活用共同研究」
です。全国10地域のうちの1つとして採択されましたので、この実践研究に取り組むべく
今回の補正予算にも計上したところです。この研究は、市内の各小中学校全校から理科担当
の代表教員を「ひのっ子教育21開発委員会」に選出し、専門家の助言を得ながら、従来の
実験・観察指導に加えデジタル教材を活用することで、指導力を向上させるものです。
もう一つは、教育センターの調査研究に理科教育の推進に関する研究を立ち上げたことで
す。教員の理科指導力の向上策とともに、理科教育の充実を図るための環境整備や理科支援
員の活用等のあり方について調査研究を進めていきます。これらの取組も含めて、日野市の
子どもたちが理科好きになり、科学に興味をもち、科学的な目で考えることができるように
理科教育の推進を図っていきたいと考えています。
評価を学び合う中教研理科部会
理科部会では、評価の学習会が行われました。
校務支援システムの成績管理を通して、理科の観点別評価基準の設定や評定の方法などの研修を行いました。 講師は部員。互いに学び合う中学校の先生方です。
子どもとかかわるのが大好き(メディアコーディネータ)
授業支援を実施するにあたっては、事前の打ち合わせの訪問も欠かせません。
今回は、児童にとって初めてローマ字入力に挑戦するということで、ティームティーチングを依頼されました。
子ども達とかかわるのが大好きなメディアコーディネータです。
今日は2人が訪問し、はりきって一人一人の子ども達の学習指導にあたりました。
推進室にもどってきたメディアコーディネータの感想・・・
「楽しかったです。子どもは本当にかわいい。小学校・中学校の授業支援で効果があがるように、力をつけていきたいです。」
第3学年総合的な学習の時間「名刺をつくろう」 ICT活用指導力C-3
理科ねっとわーくが使いやすくなります
| 市内の小学校の先生の 「利用者登録申請書」の確認作業中。 400人以上もの登録数なので なかなか大変です。 (中学校の先生方はすでに個人で登録済) |
さっそく、情報システム課に協力していただき、市内の学校で活用できる環境を整える作業を行いました。
これで、市のサーバーから市内のすべての学校にデジタル教材が配信できるようになります。
| 今回もまた、情報システム課の 職員が大活躍。 デジタル教材を再生するにあたって、 必要となるプラグインについても調査中。 |
保育園の先生方への研修
幼稚園や保育園、小学校等での園児や児童の様子、進めてきた指導等について、「就学支援シート」と「進学支援シート」を用いて、小学校や中学校に引き継いでいきます。
小学校や中学校では、シートに書かれた内容を入学時の指導に生かし、また、保護者ともスムーズな連携を図って、入学後の相談を進めやすくしています。
このことについて、今日の夕方、市内の市立保育園と私立保育園の先生たちに集まっていただき、指導主事が講師となって、研修会を行いました。
授業力の向上を目指す2.3年次教員
この研修は、授業力の向上をねらったものです。
内容は以下の通りです。
(1)1学期に自らが自分の授業をビデオに撮って授業分析を行い、改善策を立てます。
(2)夏季休業中の研修では、そのビデオを持ち寄って視聴し、グループで相互評価しながら
改善策を見直します。
(3)それを踏まえて2学期には、授業改善の実践を行います。
(4)この1年間の取組をティーチング・ポートフォリオとして記録し、自らを振り返りなが
ら授業力を高めていきます。
また、若手教員の授業の改善のためには、何より校内体制が重要であることから、本市で今までも重視してきた校内での授業研究会を活性化し、互いに授業を見合い、改善していく学び合いの風土づくりを推進していきたいと考えています。
学校組織マネジメント研修?(主幹教諭研修)
学校の重点目標を実現する具体化方策について、取組指標、成果指標はどう設定すべきかをグループで話し合い、発表しました。
帝京大学の先生による視察
ICTを活用した授業をご覧になりたいということでしたので、市内の潤徳小学校をご案内しました。授業の様子は、映像で教員を目指す学生に見せ、これからの教員に必修であるICT活用指導力について学ばせるのだそうです。
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理科:デジタルコンテンツの活用 ICT活用指導力Bー2 | 総合的な学習の時間:友達のノートを見て学ぶ(スタディノートで表現・意見交換) ICT活用指導力Cー3 |
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家庭科:玉結びについて、演示している 教師の手元を書画カメラカメラで拡大提示 ICT活用指導力Bー3 |
南平小学校教育委員会訪問
本校は敷地内に田んぼのある学校です。
昨年度は100kg近い米の収穫があったということです。
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来月に、近隣の農家の方の指導を 受けながら田植えが行われます。 | 湧水が田んぼの周りを潤します。 |
全学級の授業を参観しました。ICTを活用した授業が2つありました。
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第4学年算数「わり算のひっ算」 ICT活用指導力C-4 インタラクティブスタディを 使った個別学習です。 先生は、教師用画面を見て、 子どもたち一人一人の理解状況を 把握します。 “先生を呼びなさい”の画面になっている 子どものところに行って 個別指導しています。 | 第5学年理科「植物の発芽」 ICT活用指導力B-3 実験の手順と結果を拡大して 実演し、確かめています。 画像はヨウ素デンプン反応の様子です。 |
日野第六小学校学校課訪問
本校自慢のおたまが池は、昨年度学校ビオトープ・コンクールで銅賞をとりました。
本校は今年度の日野市教育委員会の研究奨励校で、「健やかな心を体をつくる児童の育成」というテーマで食育の研究を行っています。
全学級の授業を参観しました。
ICTを活用した授業が各学年で行われていました。
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第1学年国語「ともだち ひらがな」 ICT活用指導力B-3 ひらがなの書き順を、Web上の コンテンツを使ってみんなで 確かめています。 | 第2学年国語「たんぽぽのちえ」 ICT活用指導力B-4 今まで学習してきたたんぽぽの知恵を、 実際にWeb上のコンテンツで確かめて います。(たんぽぽの微速度撮影映像) |
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第3学年理科「チョウを育てよう」 ICT活用指導力B-1 デジタルコンテンツの動画を見て、 飼育しているカイコガの成長過程に 関心を深めています。 この後、教室で実物を見ながら 観察カードをかきます。 | 第4学年社会「都道府県を覚えよう」 ICT活用指導力B-1 C-4 自作の教材「都道府県スリーヒントゲーム」を提示して関心・意欲を高めた後、 Web上のコンテンツで都道府県あわせの パズルに取り組む学習活動です。 |
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第5学年理科「天気の変化」 ICT活用指導力B-1 日常生活において天気の変わり方は、 いろいろな気象情報を使って 調べられることを確かめています。 | 第6学年理科「ものの燃え方と空気」 ICT活用指導力B-3 ビデオで拡大して実演し、実験の手順 (水上置換法)をわかりやすく 示しています。 |
日野市のセキュリティ、安全対策が新聞で紹介
先日、日本教育新聞の記者が取材に来られ、その時の記事が掲載されました。
ICTセキュリティカード、暗号化USB、セキュリティポリシーによる情報資産の分類と運用、教員研修、専門家によるセキュリティ運用状況の現場指導等の本市の取組が紹介されました。
今後も、「一人が破れば全滅」という危機管理意識を常にもって運用するように働きかけていきたいと考えています。
日野市の関係する記事は、市政図書室で、毎週一覧にしてエレベータの中に張り出されます。
今回も掲載されました。
インタラクティブスタディを全小学校で積極的に活用するために
ネットいじめの実態とその対処方法
テーマは「ネットいじめの実態とその対処方法」です。講師は、全国Webカウンセリング協議会理事長で、心理療法カウンセラーの安川雅史先生です。安川先生は、全国を回って学校や保護者に現在のいじめ問題や不登校問題の講演会を行っておられます。先月は、衆議院の「青少年問題に関する特別委員会」で、ネット上の有害情報から子ども達を守るための対策について検討する際に参考人としても出席されています。
本日の研修会に、教育部長と推進室の職員も参加しました。
◆講義では、子どもたち自身が立ち上げた「学校裏サイト」というインターネット上の掲示板や、「プロフ」と呼ばれる無料でできる自己紹介サイトの他「チェーンメール」や「なりすましメール」など、携帯電話やネット上のトラブルの実態とその対処法についてご指導いただきました。あわせて、学校は、いじめ・不登校問題に対して何をすべきなのか、また家庭では何をすべきなのかをご指導いただきました。 安川先生の次の言葉が大変印象的でした。
・見なければすむ、知らなければすむ、という問題ではない。放っておくのが一番いけない。
・子どものSOSのサインを見逃さない。いじめに遭っている子には必ず変化がある。
(身体的にも)学校と保護者のすばやい対応が早期解決につながります。
改めて、家庭との連携の必要性を感じました。
先生方に、子ども達を安心させる、やわらかい表情づくりのアドバイスもいただきました。
管理職ICT活用研修
◆今年度の研修内容は次の2つです。
(1)校務支援システムの積極的な活用について
来月より新たに文書管理機能が追加されますので、まずは、校長先生方に見ていただきました。これにより、文書の流れをスムーズにし、校務の効率化を図りたいと考えています。また、校務の情報化、校務支援システムの活用については、日野市の取組(撮影:潤徳小、日野第三中、平山中)が教員養成を行うためのモジュール型コア教材になりましたので、東原教授より完成間近のコンテンツを紹介していただきました。
(2)教員のICT活用指導力の向上について
3月の文科省の調査、及び転入者研修で実施した転入教員の調査結果から、現時点での日野市の実態がまとまりました。 この結果は当サイトにも掲載しています。
各学校ごとに結果を分析し、グループで話し合いながら対策を考えて、
発表していただきました。
研修の最後に、テレビ会議で、信州大学附属松本中学校の公開授業の様子を見せていただきました。距離を超えて、授業参観しながらリアルタイムの協議を行うことができ、新しい形の研究授業協議会の可能性を感じました。
◆日野市はICT活用教育3年目を迎えました。
各学校では、校長先生のリーダシップのもとに、校内のICT活用教育推進体制を確立しながら進めてきました。基盤整備に続く日野市の次なる目標は、定着と活用です。今年度は次のことを目標に進めていきます。
・教科における本格的なICT活用による授業の質の向上。
・学校Webサイトの積極的な発信による見える学校づくりです。
評価研修
ねらいは2つ。
(1)CRT(Criterion Referenced Test 目標基準準拠検査)の結果の見方・
活かし方を身につけること
(2)評価全般についての理解を深めること です。
今年は、「これからの指導と評価」というテーマで、筑波大学名誉教授の辰野千壽先生にご指導いただきました。辰野先生には、CRTを導入した初年度(平成17年度)にもご指導いただきました。今回は2回目です。
日野のまちを好きになる
天気が心配されましたが、第2回の初任者・新規採用教員の研修会(全日)は、予定通り実施されました。
午前中に、空を覆っていた厚い雨雲がうそのように切れてきました。雨が上がると真っ白な富士山が・・・
研修の午前中は日野市内を回り、日野宿本陣、東光寺(伝説古墳)、平山城址、高幡不動尊、多摩丘陵、向島用水新水路などを見て、郷土の歴史や地形に触れました。
午後は、地域教材の作成です。
講師は日野第一小学校の小杉博司校長先生。
「地域に出たら新発見があります。感動や矛盾が動機づけ。自分の学校のまわりの環境を見て、教材化してください。学校と子ども、日野のまちを大好きになってください。」
論理力をつけるバタフライマップ法
今年度この研究を指導して下さるのは、信州大学の東原教授と藤森教授です。
(昨年度も、両先生の指導のもと、市内の国語のモデル校だった日野第三小学校で、大学生と俳句の交流授業を実践しました。この公開授業の様子は7月13日に当サイトでも紹介しています)
今年度は、この部会で、「バタフライ・マップ法」をもちいて思考力と表現力を鍛える実践を行います。 以下、藤森先生の説明です。
バタフライ・マップ法とは、蝶の形を模した一枚のマップを使って、子どもたちの脳内に論理力を構成する思考の枠組みを焼き付ける学習法です。マップには、合計で六つの部品(パーツ)があります。それぞれの部品は、論理力を育てるために欠かすことのできない項目名がつけられています。子どもたちは、蝶の姿を思い浮かべながら、部品に書き込む内容を作品から見つけ出したり、自分で考えたり感じたりします。この過程が論理力をつけるための学習活動になります。
このバタフライ・マップ法での活動を、スタディノートのマップ機能を使って実践する計画です。
「宇宙の学校」開校!
今年度も理科好きの5・6年生87人が10回のコースに参加し、科学を追究していきます。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)との連携プログラムは今年で3年目になります。
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昨年度に引き続き、中心となって 指導してくださるのは遠藤純夫先生。 宇宙から見た「生命の星 地球」など、 子ども達の科学への好奇心をくすぐる 画像を見せて下さいました。 | 今日のテーマは花のつくり。 「パイナップルは、たくさんの花の 下の部分がくっつきあったものなんだよ。」との説明に、驚きの声を上げる子ども達。 |
立体図形が操作できる!
今年度この研究は、信州大学の東原教授と宮崎教授が中心となってご指導下さいます。
今日は、国士舘大学の茅野公穂准教授が来て下さいました。
教育課程実施状況調査の達成率が低く、その指導も難しかった空間図形について、
「Cabri3D」ソフトを活用し、指導方法の工夫改善を図ろうという研究です。
空間図形に関する教育課程実施状況調査の達成率の状況
3Dで空間図形が操作できるため、生徒の新たな発見や感動を通じて一層の興味・感心を高め、理解を深めることが期待できます。
実際の実験・観察などはやらないのですか?
自分の活用した(これから活用する)理科ねっとわーくのデジタル教材を紹介し合いました。
実験・観察をしながらデジタル教材を活用することにまだ少し抵抗感をもっている小学校の先生・・・。その反対に、日常的にこれらの教材を使い慣れている中学校の先生・・・。両者の意識の違いも見られました。今後は互いの授業を見合うことも計画していきたいと考えています。まずは、中学校の理科の授業から学ぼうということで、公開授業の日程を共有することにしました。
◆今日の開発委員会の様子は、テレビ会議で、防災センターの災害対策本部室につなぎました。本日、防災センター災害対策本部室では、南多摩地区(5市)の企画課長会が開かれ、推進室の職員が、日野市のICT活用教育の取組をプレゼンテーションしています。大きなスクリーンには教育センターのコンピュータ室の様子がはっきり映し出され、開発委員会の先生方が紹介するデジタル教材を感動しながら見つめていたということです。
ある市の企画課長から質問が出されました。
「日野市のICTは進んでいるんですね。理科の授業もすべてデジタルで行い、実際の実験・観察などはやらないのですか?」
これに対して、中学校の先生がこう答えました。
「まったく逆です。むしろ実験・観察に取り組む時間を多く確保することができるようになりました。余計な説明の時間も省けて授業の効率がよくなります。さらに、実際に実験できないものや目には見えにくいものも見せながら、より実験を深めることができます。」
研究協議会もテレビ会議で
本校は、今年度、日野市教育委員会の研究課題校として理科の研究に取り組んでいます。
特に次の3点を重点において研究を進めています。
・事象との出会い
・問題解決の過程
・新しい「知」の構築
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第1学年生活科「はなとなかよし」 ICT活用指導力B-1C-3 観察カードを拡大提示して、 発見したことを発表しました。 | 第2学年生活科 「わたしのやさいをつくりたい」 ICT活用指導力B-1・3 観察カードの書き方を説明したり、 育てているミニトマトを 実物拡大投影したりしました。 |
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第4学年理科「電池の働きを調べよう」 ICT活用指導力B-2・3 課題を提示したり、 実験のまとめを説明したりしました。 |
研究協議会は、テレビ会議で東原教授にも参加していただきました。
(授業もテレビ会議でご覧になっていただきました。)
七生緑小学校教育委員会訪問
本校は、旧三沢台小学校と旧百草台小学校が統合し、この4月から新たに開校した学校です。
通常の学級15+固定のあおぞら学級2+通級のつくし学級4で、先生方の数は40名以上になりました。開校1年目の今年度は旧百草台小学校の校舎を仮校舎として使用し、来年度からは旧三沢台小学校の校舎を増・改築して使用する予定です。
すべての学級の授業を見せていただきました。
図工で、ICTを活用した授業が行われていました。
実物投影機で粘土の様子を映しています。
ICT活用指導力B-3
第11回ひの新選組まつり
2日目の今日は、雨もあがってパレードが行われました。全国の『新選組ゆかりの地』からの参加もあり、総勢430人を越えるパレードでした。日野市役所職員の隊士たちもはりきって参加です。パレードのゴールである中央公園前では、市内の中学校と都立南平高校の吹奏楽部による合同演奏が鳴り響いていました。
教務主任は校務の情報化推進のリーダ
本日のテーマは「校務支援システムの積極的な活用」。校務の情報化については、教務主任が中心とした校内で推進体制を確立することが成功の鍵です。メディアコーディネータも交えて、うまく運用するためのコツや悩みなどを発表しあい、方策を検討しました。
幼稚園長会研修
「保護者が入園を選択するという幼稚園の特性を考えると、幼稚園の基本的な情報を保護者に
対して積極的に提供することが前提であり、積極的な情報提供と学校評価は、学校運営の改
善を図るための、いわば車の両輪であることも考慮する必要がある。」と記されています。
今後、各園で、積極的にWebサイトの発信をしながら、幼稚園における学校評価の具体的な方法について検討していきます。
特別支援教育を実施する力
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浮須参事の挨拶 | 熱意あふれる先生方 |
講師は中野良顕先生。
「教室の中の軽度発達障害児」というテーマで、応用行動分析による効果的な支援方法の指導をいただきました。
特別支援教育は、日野市が重点において推進している3つの大きな柱のうちの一つです。
ICT活用指導力と同様に、特別支援教育を実施する力が、すべての先生方に求められています。
校務支援システム導入の経緯
校務の情報化を図る校務支援システムも、すべての学校でフル機能を積極的に活用していきます。最近、都内のいくつかの自治体から、「どうしたらスムーズに導入できるのか」ということについて、問い合わせを多く受けるようになりました。都立高校のICT化計画に続いて、都内の区市教育委員会も動きが出てきたのは、とても望ましいことだと思います。本サイトでは、常に情報を発信しておりますので、さかのぼって検索するとわかることですが、その経緯は次の通りです。ポイントは、校長先生のリーダーシップと教務主任(主幹教諭)を中心とした教務部の組織的な推進体制です。
◆その1 1年目:導入の年
日野市に校務支援システムが導入されたのは平成18年11月。先生方一人一人にコンピュータを配備した時です。特定のモデル校のみではなく、全校に一斉導入しました。最初はグループウエア機能のみでした。この年の研修の重点は各学校の校長先生でした。
導入前の5月には校務支援システムの導入をどう職員に伝えるか」というテーマでの研修。
導入後の1月には次年度から新たに追加する日野市のオリジナル新機能(時数・週案、成績管理、ひのっ子宝箱)を紹介し、その教育的意義を理解していただきました。
◆その2 2年目:推進の年
昨年度からは新機能も含めて、各学校の実態に応じて、使えるものをどんどん活用してもらいました。研修の重点は各学校の教務主任の先生で、教務主任研修会を重視しました。
同時に、小学校1校、中学校3校には、先導的にフル機能を活用していただき、使ってもらう中で気づいた点を機能改善に反映させました。
◆その3 3年目:活用の年
今年度は、いよいよ全校がフル機能を積極的に活用していくことを目指します。
今年度も教務主任会を重視し、各学校の情報交換を密にしていきます。
教務主任が中心となって校内研修を進められるように後押しをしたいと考えています。
校内で推進体制を確立することが成功の鍵です。
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4月30日の三沢中学校の校内研修。 | 教務主任(主幹教諭)と 教務部のメンバーが講師役。 (校長先生も・・・) |
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メディアコーディネータは あくまでも支援役。 |
テレビ会議システムの可能性
推進室で実験中・・・目の前で会話をしているように音声も映像も大変きれいです。
これまで、日野市の学校や推進室では、コンピュータにWebカメラを接続した簡易テレビ会議システムを使ってSkypeによって相手と接続してきました。この仕組みでも、学校同士の協同学習、小学生と大学生の遠隔授業、小学校と大学を結んだ授業研究や打ち合わせなどで、効果を発揮してきました。 しかし、いくつかの難点がありました。
1 音声がときどき途切れる。
2 映像が滑らかでないことがある。
3 大きな映像が送れない。
4 パソコン画面を送れない。
5 3地点以上を同時に接続できない。
6 相手のカメラを遠隔コントロールできない。
そこで、これらを解決することができるということで、機器をお借りし、情報システム課の協力を得て早速試してみたわけです。実験の結果、ネットワークの設定に課題が残りますが、このテレビ会議専用機が利用できたら問題が解決し大変便利になることが実感できました。
チェーンメール
市役所前の中央公園では、ドウダンツツジの小さな花も落ちてしまいました。
午後になってからようやく5月の太陽が顔を出し、子ども達の元気な声も聞こえ始めました。
子ども達が楽しい連休を過ごせることを願っています・・・
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中央公園の木々の葉が輝いています。 | 雲がどんどん流れていきます・・・ |
チェーンメールの指導のポイントは次の2つ。
◆チェーンメールがどこで止まったか調べる機能は存在しないから、安心して止める勇気を
もつこと。
◆チェーンメールを受信した時点では被害者でも、転送した時点で共犯者となること。
このことを大人が正しく伝え、チェーンメールの広がりを防ぐ必要があります。
メディアコーディネータにとっては、先日、全国Webカウンセリング協議会の「ネットいじめ対応アドバイザー講習会」で学んできたことが生かされました。これらの内容については、今月実施する情報安全教育の研修会で、理事長の安川先生に講演いただくことになっています。
コミュニティ・スクールの導入に向けて
まず、古宮校長先生から学校経営方針、今年度の基本方針の概要説明がありました。
「開かれた学校」から一歩進んで、「見える学校」「見せる学校」を心がけていることが評価されました。本校は、オープンスペースの教室空間、ガラス張りの校務センター(職員室)等、新しい平山小学校の校舎ならではのハード面はもちろん、様々な教育活動に地域の方が参画していただく計画をもち、また、Webサイトで日々の教育活動を積極的に発信するなど、ソフト面においても見える学校づくりを実践されています。
最後に評議委員一人一人が、「願う学校像」と「そのための手立て」について意見を出し合いました。
「皆さんの願いと本校の教職員の願いとが見事に一致しました。」と、古宮校長先生。
今後は、出された意見を参考にしながら学校が取り組む重点目標、学校評価項目が決まっていきます。
そして、これをもとに、地域の方、保護者の方に1年間の様々な教育活動に参画したり参観したりしていただくことになります。
日野市の先生方のがんばり
小泉先生は、文部科学省の参与も兼務されています。
推進室のWebサイトをご覧になっていて、日野の取組もよくご存じです。
この1月に東京都が行った「ICT活用実践フォーラム」で、日野市の中学校の先生が中学校の部の事例報告者兼シンポジストとなった時もお世話になりました。
「中学校、高等学校と、なかなかICT活用教育が広まらない全国の現状の中で、日野市はがんばっていて大変参考になる。そのヒントを探りたい。」ということでした。
また、「ICTを活用することを構えずに、便利なものだと気軽に使ってもらいたい。苦手な先生に目線を合わせないとなかなか裾野が広がらない。」とおっしゃっていました。
日野市の先生方のがんばりが全国に注目されることは大変うれしいことです。
さわやかな5月
さわやかな風とまぶしい太陽を感じます。
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滝合小学校のビオトープの 淵を歩いている野鳥。 | 校舎の端で見つけたスズラン。 小さな鈴を逆さまにしたような かわいい花です。 5月1日はスズランの日だそうです。 |
スズランによく似たドウダンツツジの花。 裾がつぼんでいるのが違いです。 「満天星躑躅」と書くそうです。 |
今日(奇数月の1日)は、あいさつ運動の日。
この運動が始まって2年。市役所の職員も各学校の運動に参加しています。
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中学年は高尾山へ遠足。 いつもより早めの登校です。 | 「おはようございます!」 どうしてこんなに先生が ならんでいるの? 不思議そうな1年生。 |
小学生から中学生への意識改善
大坂上中学校、平山中学校に続いて、七生中学校のオリエンテーション合宿が始まりました。初日の今日は、最大の課題に挑戦しました。学校から国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)までのオリエンテーリングです。浅川オリエンテーリング(事前学習)での教訓を生かして、各班ともに協力して成功させました。午後からはさっそく講義や実習です。2日間の合宿を通して、小学生から中学生への意識改善を図ることがねらいです。
以下は、同行した指導主事の携帯電話による一日目の報告です。
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生活について。身だしなみ。そうじ。あいさつ。時間。 みそあじの効いた1年生が合言葉。礼法の指導。 | |
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学習の仕方について講義。 自分の学習の様子10項目をチェック。 | 初めての中間考査に向けて学習計画表の 作成。目標と教科別の学習内容を 具体的に記入します。 |
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中央広場に集合。大縄跳びに備えて準備運動。 | |
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代々木公園まで各クラス1列で移動。 | クラス毎に円陣を組み、 いよいよ跳びます。 |
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連続して跳べたところもありました。 |
たんぽぽの花のように・・・
日野第三小学校の「たんぽぽ学級」です。言葉に関する困難さのある児童が対象の通級学級ですが、学習に困難さのあるLD傾向の児童への指導も行います。これで、市内にある特別支援学級は、固定学級が9つ(小学校7校中学校2校)、通級学級が5つ(小学校4校、中学校1校)になりました。
開級式での挨拶。京極校長先生(左)と加島教育長(右)
教室名の「たんぽぽ」には熱い思いが込められています。
京極校長先生が紹介して下さいました。
・たんぽぽという言葉の軽快で温かな響きのように、
愛される学級であることを願って・・・
・明るい未来を予感させる花の黄色のように、子ども達が未来に向かって
成長することを願って・・・
・たんぽぽのような生き抜くすばらしい智恵
(1メートルにもおよぶ長い根、陽の光を一杯に浴びるロゼット型の葉、
遠くまで種をとばす綿毛)を学び、強さが身に付くことを願って・・・
相談ルーム完成
障害のある児童・生徒一人一人に適切な教育を支援するという役割を果たすチームです。
当室のWebサイトで4月21日にも紹介しましたが、昨日「相談ルーム」が完成しました。
庶務課の奥にスペースを作り、そこに作られました。
工事は週末に急ピッチで完成。空間があっという間に部屋になりました。
落ち着いて相談できます。
今後はこの相談ルームを活用して、臨床心理士や就学相談の担当者が、
「子どもの発達障害などで相談をしたい。」
「就学前の子どものことで、発達障害などの相談をしたい。」
「通級指導学級への入級または固定学級への転学を考えている、または、相談をしたい。」
などの保護者の相談に応じていきます。
「ICTを活用する意味は本当にあるのですか?」
主な話題は、ICT活用教育、特別支援教育、学校施設、部活動、スクールガードボランティア等についてです。
「別に使わなくても良いのではと感じる授業も見ましたが、ICTを活用する意味は本当にあるのですか?」という質問もいただきました。
昨年度から、文部科学省によりICT活用指導力の基準も明確に示されています。
ICTを活用して指導する力は教師の資質の一つになっているのです。
タイムリーなことに、日野市は他の自治体より一歩進んで、ICTを指導方法の一つの選択肢にできる環境が整いました。今までの2年間は、市内の先生方にとって新たな挑戦の日々でした。初めの一歩は、とにかく使ってみましょう、ということからスタートしました。そのため、保護者の皆さんから、前述のような質問をいただくこともあります。しかし、その効果を目の前の子ども達の反応から実感することも数多くあり、今後のICTの効果的な活用が期待されます。
ICT活用の意義や効果については、まだまだ理解されていない面や誤解も多くあるようです。多くの方にご理解いただけるよう、よりよい実践に心がけると同時に、意義や効果についてもこれまで通りお伝えしていきたいと思います。誰でもがICTを活用する時代になったことにより、その活用について誰でもがちょっとした意見を言える時代になった今こそ、教員の専門性からその活用の意義をうったえていきたいと思います。
日野市のICT活用教育は導入期を終え、いよいよこれから本格的に活用していく時期を迎えます。魅力ある授業を展開するために、よりわかる授業を行うために、そして子ども達の思考力や表現力、コミュニケーション力を高めるために、ICTを効果的に活用した実践がどんどん行われていきます。推進室では今後も優れた実践を紹介していきたいと思います。
ネットいじめをなくすために
本日、メディアコーディターとともに、全国Webカウンセリング協議会の「ネットいじめ対応アドバイザー講習会」を受講してきました。子ども達を取り巻くネット環境の実態を知らされ、改めて我々大人達が子ども達のために教えるべきこと、守るべきことを考えさせられました。本日の講習会の内容は、今後の情報安全教育研修会で扱っていく予定です。
コミュニケーション能力を育てる
このことが、新しい学習指導要領で、教育内容に関する主な改善事項の一つとしてあげられています。小学校第5・6学年に、総合的な学習の時間とは別に週1コマ程度実施することになりますが、教科とは位置付けません。この準備委員会として、日野市では、今年度から小学校英語活動推進委員会を設置し、各学校から1名の委員を選出しています。
★今週の火曜日(22日)は委員会の第1回目でした。
本市の英語活動研究課題校である滝合小学校の校内研究と合同で行いました。
滝合小学校の保護者の方々も参加されました。
講師は、文京学院大学外国語学部 英語コミュニケーション学科の渡邉寛治先生です。渡邉先生には、平成16年度から継続的に、夏の教員研修等で英語活動のご指導をいただいています。本日の研修会では、以下のようなご指導をいただきました。
「外国語活動は、言語スキル学習ではなく、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度などの育成を目標としている。これは、国際コミュニケーションの素地づくりである。児童は、活動を通して、自己決定・行動力や主体性が芽生え、グループ活動等を通して思いやる心が生まれる。児童の発達心理を考慮して指導計画を作成し、コミュニケーション能力を育てるよう研究を進めることが大切である。」
わくわくするような理科の授業を目指して
「理数教育の充実」
これは、新しい学習指導要領で、教育内容に関する主な改善事項の一つとしてあげられています。日野市では、これを受け、また、ICT活用教育の充実という市の重点施策とリンクさせて、理科教育の充実を図っていきます。具体的には、「実験・観察融合型デジタル教材活用共同研究(JST)」に取り組みます。今年度のひのっ子教育21開発委員会は、その実践部会となります。
★本日午後、教育センターで、第1回 ひのっ子教育21開発委員会を開催し、各小・中学校から選出されたメンバーが集まりました。今年度の開発委員会の目標は「魅力ある理科授業づくり」です。従来の実験・観察指導に加えてデジタル教材を活用することで、より魅力ある理科の授業を展開できるよう、理科を教える教師の指導力の向上を目指します。最終的には、科学に興味をもち、科学的な目で考えることのできる児童・生徒を育てることがねらいです。
| ★今年度の開発委員会の担当者は、所員はもちろん、小・中学校の校長先生、副校長先生は、みな、理科教育を研究されてきた専門家です。本日は、担当者を代表して、日野第二中学校の山田悟志校長先生にご挨拶いただきました。また、本共同研究の連携大学である信州大学からも専門的な指導をいただけます。心強いスタップです。 |
| 信州大学の東原義訓教授は、日野市のICT活用教育の教育CIO的な存在でいらっしゃいますが、実は理科教育のご専門です。 その他に、三崎隆准教授、坂口雅彦准教授が指導して下さいます。 |
ヒトの体や地球の内部など観察、実験が困難なものの呈示、音の波形を操るオシロスコープなどのツール型ソフトの活用、アニメーション等で示しながら観察、実験の結果の説明や振り返りを行う・・・ワクワクするような楽しい理科の授業の可能性を感じます。
いざという時のために
年間を通して児童・生徒への安全指導も行っており、月に1度は避難訓練を行っています。
日野市役所本庁舎では、本日朝、自衛消防訓練を行いました。
1階食堂から火災が発生したという想定です。
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係員の指示に従い階段で避難 | 地下駐車場が避難場所 |
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日野消防署消防隊のはしご車 | 5階に取り残された人を救助 |
幼稚園の子ども達がここまでできるとは・・・
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ホテルごっこ。足湯もあります。園長先生もお客さん。遊びの工夫が広がります。 | 小学校にもつながる基本的な生活習慣やきまり。片付けもしっかりできています。 |
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絵本ではなく、「本」の読み聞かせ。「本」を読みたいと思える子に なってほしい・・・ | 昨年度の東京都教育課題等研究開発委員の 報告。「幼児の思考力の芽生えを培い、 小学校生活科の学習につなげるために」 |
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参加者の意見・感想交換。 「幼稚園の子どもたちが、ここまで できることに驚きました。」と、 小学校1年生の担任。 |
中学生としての意識を高める
先日の大坂上中学校に続いて、今日は、平山中学校の1年生が、高尾の森 わくわくビレッジに出発しました。「自分を振り返り、自分の成長のために身に付けるべきものは何かを考えること」・・・ 「ダメなことはダメという社会の一員としての自覚をもつこと」・・・1泊2日の合宿で、中学生としての意識を高めることがねらいです。
平山中学校のWebサイトでは、リアルタイムに合宿の様子が発信されています。
以下は、同行した指導主事の携帯電話による報告です。
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並び方の練習。1分以内の整列が目標です。 班長は点呼し先生に報告します。 46秒で整列できました。 | 親睦を兼ねてレクリエーション。 名刺交換会などのゲームを楽しみました。 友だちの輪が広がります。 |
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夕食後。平山中の三年間について映像を見ながら学習します。 平中生になるための勉強です。 | 続いて理科の授業です。 明日、自然観察を行うので、 その事前授業です。 |
「日光は寒いです。」
同行した指導主事から、携帯電話で次のような報告を送ってきました。
| 「日光は寒いです。 雨の中、雪の道を歩きました。 湯の湖の春はまだまだです。」 |
学校組織マネジメント研修?
先日の校長先生対象の研修と同じく、本日のテーマは「学校評価」です。
法令の規定を踏まえて、学校がこれまで行ってきた学校評価を発展させることがねらいです。
各学校では、管理職を中心に全教職員で組織的に学校評価に取り組み、保護者や地域の理解を得ながら、学校運営の改善・充実を図っていきます。
講義
学校経営計画の作成、評価指標の設定等の演習(グループで)
Sustainableな日野市役所になろう
「みどりの大地 青い地球をいつまでも」~ふだん着で CO2をへらそう~
全市をあげて温暖化防止に取り組んでいます。
学校では、「ひのっ子エコアクション(学校版のISO14001)」「ペーパーレス会議」などに取り組んでいます。
本日は、庁内で、外部講師による「平成20年度のISO管理職研修」が実施されました。
本研修は、ISO14001のシステム上、必須の研修です。CO2削減に向けて、この制度を維持管理することの大切さ、気づいたことを行動に移すことの大切さを再認識する研修でした。
第1部 「地球環境問題と温暖化について」「環境マネジメントについて」の講義
(下の画像 クリックすると拡大します)
第2部 グループワーク「事務事業上、地域社会上、環境上メリットのある日野ならではの
取組案の作成」
特別支援教育推進チーム
今年度から教育委員会に新たな組織を設置しました。
特別支援教育に特化して機動力を発揮する組織「特別支援教育推進チーム」です。
「特別支援教育推進チーム」により、以下のように学校への支援体制を強化し、特別支援教育の一層の充実を図ります。
◇特別支援に関する、学校、保護者からの相談窓口を一本化します。
◇専門の臨床心理士を配置し、就学相談、入級相談、転学相談などの相談システムを
円滑にします。
◇専門家チームを派遣したり、各学校で各学期1回の巡回相談を行ったりと学校を
支援していきます。
◇障害者のライフステージ(未就学~就学~就労)を一本化した支援を目指し、
関係部局、関係機関との連携を図っていきます。
特別支援教育推進チームのスタッフ (チームリーダーは浮須参事が兼務)
遊びを学びに生かす
幼保・小の連携については、昨年度まで文部科学省の研究指定を受けて、次の2つのカリキュラムを作成し、就学前教育と小学校教育とがなめらかに接続することを目指してきました。
◇幼児期に身に付けておきたい力を育成する「ひのっ子就学前コアカリキュラム」
(幼稚園、保育園共通 5歳児年長組)
◇小学校入門期2週間の指導計画「ひのっ子幼・小連携カリキュラム」
(小学校第1学年 4月)
このうち、「ひのっ子幼・小連携カリキュラム」は、昨年度に完成し、この4月から活用できるように、作成委員が先月説明会を行ったところです。
市内の各小学校では、ちょうど今、「ひのっ子幼・小連携カリキュラム」で、入門期の指導をしています。先日の「幼・小連携教育推進委員会」では、日野第四小学校、日野第六小学校、滝合小学校の教諭による、カリキュラムの実践報告が行われました。
| 「幼稚園はただ遊ばせているだけではありません。子ども達同士がかかわり合えるように、また、自ら興味をもって取り組めるような刺激を与えるように、環境の設定を工夫しているのです。」 ・・・ビデオと日案で説明する幼稚園教諭。 *幼・小連携教育推進委員会: 各小学校の低学年担任代表教諭と各公立幼稚園の代表教諭が集まり、お互いの教育をよく理解するための研修を行っています。 |
幼・小連携教育推進委員会では、今年度も、幼稚園の保育を見ることを通して、幼児教育の理解を深めるとともに、遊びを学びに生かす小学校入門期の教科指導の在り方を話し合っていきます。
大坂上中学校オリエンテーション合宿
小・中の連携については、各中学校区で取り組んでいただいているところですが、大坂上中学校では、日野第三小学校、日野第七小学校、東光寺小学校と、昨年度まで文部科学省の指定を受けて研究を行ってきました。その取組の一つが「オリエンテーション合宿」です。
「オリエンテーション合宿」は、中学校入学時の生徒がスムーズに中学校生活に溶け込んでいけるようにするための合宿です。大坂上中学校のオリエンテーション合宿は今年で3回目。場所は「高尾の森わくわくビレッジ」。今年度のテーマは「「より良き中学生への変身」で、昨日、今日の1泊2日で実施しました。
高尾の森わくわくビレッジ
先ほど元気に戻って来たという報告を受けました。
今年も、日野第三小学校、日野第七小学校、東光寺小学校の校長先生や6年時の担任の先生も顔を出してくださいました。合宿の様子は、昨日から大坂上中学校のWebページで発信されています。以下は、同行した指導主事の携帯電話による報告レポートです。
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各クラスで校歌を発表しました。 どのクラスも大変上手でした。 聞いている態度も立派でした。 | 合唱の次は大縄跳びです。 クラス力と声を合わせて練習です。 みんなで協力して一回でも多く 跳べるよう頑張っていました。 |
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夜の学習です。 まずは、中学には欠かせない テストの話です。 どうやって勉強しよう? 計画はどのように立てるか? みんな真剣に聞いています。 | 全体の後、クラスに分かれて テストの計画を立てています。 |
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2日目を迎えました。 生徒はみんな元気です。 9時から各教室で課題学習に 取り組みました。 これから体育館でレクが始まります。 | 外は昨日の激しい雨もあがって、 いい天気になりました。 |
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外に出てアスレチックなど思い思いに駆け回っています。 | |
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小さなカエルを発見!生徒たちは 興味津々見つめていました。 |
日野市ICTサポートスタッフとの連携
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セキュリティ講義の内容と方法も工夫していただきました。 e-黒板を駆使して、日野市の学校の セキュリティポリシーと現状に即した講義を行う青木氏。 書画カメラで、実物のUSBメモリとICTセキュリティカードを拡大投影して説明。 | |
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すべての先生が実施しなければならない 情報安全教育。「Netモラル」の教材の 一部を見ていただき、指導計画・ 指導案もあることを示しながら、 必要に応じてすぐにでも 活用できることを伝えます。 | 校務支援システムのグループウェア機能、 成績管理機能、ひのっ子宝箱、 時数・週案機能について、一度の入力が、 関係する様々な帳票等に反映する 効率のよさと、校内で情報を共有する よさを短時間で伝えます。 説明者と画面操作者 とのあうんの呼吸が必要です。 |
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e-黒板と書画カメラの説明と実習。 単なる操作だけではなく、授業のイメージがふくらむように、 活用することの効果をイメージできるように、 先生方への伝え方を工夫していただきました。 日野市の事例も紹介。 | |
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スタディノートで研修のまとめ。 スタディノートのよさ、授業のイメージを 伝えながら、実際に研修の感想を書き、 それをマップ上のデータベースに 示す活動を体験。さらに意見交換活動へ 発展できることも伝えました。 | 研修会終了後の合同ミーティング。 自分の担当外の研修場面についても 感想が出されました。 受講者一人一人がコンピュータ操作する 場面では、メディアコーディネータに 加えてICTサポートスタッフも自然に 個別支援に入っていました。 日野市のICT活用教育を支える心強い スタッフです。 次回は夏季ICT活用研修の企画会議です。 |
新しい仲間をお迎えして
以下、本日の研修会に参加された先生方の感想です。
◇市を挙げてICTに取り組んでいるところ、特にハードを支給して終わりというのでもな
く、ソフトウェアを導入したりそれについて研修を行ったりというところが、日野市は進ん
でいると思います。e-黒板も実際に使っているところは初めて見ました。e-黒板や書画
カメラを活用した授業ができるように、この先も研修が必要だなと思いました。また、セ
キュリティ特に情報の保護については、基本的なことはどこでも同じだろうとは思っていま
したが、個人所有PCの持込についての制限、個人所有の記憶メディア使用禁止など、前の
勤務地よりもしっかりしていることが多くて驚きました。参考になりました。ありがとうご
ざいました。
◇パソコンの使い道が少しずつ教育の現場にも生かされようとしているということが具体的な
利用方法を示されたことで分かりました。今後の課題は、使用方法を校内で周知するととも
に、どのソフトをどのように使用していくかの研修を重ね、最終的には職員全員で使ってい
こうという姿勢を確立することだと思っています。本日はその手がかりを示していただいた
ものと承知しています。本日の研修を企画されたかたがたにお礼申し上げます。どうもあり
がとうございました。
◇日野市に転任し、前任校よりも、さらに成績処理や指導要録などの事務処理が円滑に進んで
いくんだろうなぁと期待しています。また、eー黒板や、書画カメラなど、授業でも活用で
きそうだなぁと思えるものもわかりやすく紹介していただき、興味が持てました。今後、I
CTを活用し、省力化を図るための自分のスキルも磨き、生徒にさらによりよい学びの場を
提供できるように頑張らねば・・・と痛感いたしました。
◇電子黒板の機能や書画撮りこみ機能などにはびっくりしました。少しいじらせていただき
ましたが、社会科やその他の教科の教材がたくさん入っており、使いこなすことができたら
素晴らしいと思いました。また、校務支援の機能では、データベースとして生徒の通知表、
成績関係の書類、グラフ、指導要録、調査書など一つのデータからさまざまな物に使えるの
にも驚きました。今後、少しずつ使いながら慣れていこうと思います。
◆参加された先生方の中には、次のような戸惑いや心配も見られました。
◇是非、授業に使いたいと思いますが・・・。
実際に使用する時には、きっとやり方を忘れていると思います。その時は、
どうしたら良いのでしょうか?また、実際に使ってから研修があるとありがたいです。
→授業支援、校内研修会・・・
そのためのメディアコーディネータ派遣予約制度があります。
大いに活用していただきたいと思います。
◇e-黒板、書画カメラのセッティングに時間がかかりそう。
移動、セッティング、起動・・・10分の休憩だと少々厳しいか?と心配です。
はやくできるようになれば、もっと授業で活用できるのですが。
→授業を進めながらセッティングする。休み時間に生徒がセッティングする、など、
昨年度のモデル校である日野第三中学校や平山中学校では、先生方がいろいろな
知恵を出して工夫された事例があります。
◇学校にPC室が1つしかありません。日野のような先進的な環境では、
教員もPC室を使った授業を多く行っています。教室の取り合いになってしまい、
継続した指導が行えない現状があります。それはかなり厳しいのでは?と思います。
→特に、中学校でよく聞かれる声です。昨年度秋に発表された日野市の
「頑張る地方応援プログラム ICT活用教育推進プロジェクト」では、今後、
可搬型PC40台の追加も視野に入れています。現状では、授業で複数台のPCが
必要な時は、無線LAN環境で、校内どこでも使えるという利点を生かして校内で
各教室に配備しているPCを集めて使っていただいています。
◆本日までの3回の研修には、今年度初めて日野市に異動して来られた69名の先生方が
参加しました。学校事情等で当日受講できなかった先生には、来週、推進室で
個別研修を実施します。
覚悟を決めて・・・
◆以下、受講された先生の感想です。
◇パソコンは得意な方ではありませんが、一応のことは出来るつもりでした。
日野市に赴任した以上は、覚悟を決めて学習し、校務を頑張っていきたいと思いました。
◇日野市のICTがここまで進んでいるとは,驚愕しました。もともと苦手でどうなるかとと心配
をしております。しかし。研修でお話をうかがっているうちに,教科の指導法が又,新しい
形で開発できるかなと思えてきました。
◇本日は丁寧にいろいろご準備頂きありがとうございました。
やっとパソコンを使いはじめた者でございますので、ICTを充実させようとしている日野
市に転任し、とまどっておりますが、少しずつあせらずに、理解し使いこなしてまいりたい
と思っております。とりあえず、今は時数管理のみ使用しております。
◇ICTの内容がとても豊富で、すべてのことが頭に入りませんでしたが、エキスだけは注入
されたと思います。これをどれだけ使いこなすことができるか、日々研鑽を積まなければい
けないと思います。成績管理等は、コツコツと記録しておくと、学期末の事務作業が楽にな
るので、大変ありがたいと思います。
◇使いこなせばとても興味深い授業を展開できるのではと期待の持てる研修でした。自分の手
の内に入れられるようにゆっくりと一つずつ取り組んでいきたいと思います。今日はありが
とうございました。
◇本日の研修で、新しい教育機器を知り、驚きました。初めて見たものばかりでした。書画カ
メラは、教室ですぐに使えそうです。持ち運びやすく、使いやすそうで、授業で生かしたい
と思いました。
◇今日の研修は、とてもためになりました。日野市の先端を行く機械の導入には、驚かされま
した。今までは、個人のパソコンで成績の処理を行ったりしていました。学年に1台のパソ
コンで成績を処理するのに順番待ちだったのです・・・
◆本日の研修で、さっそく、
具体的な授業のイメージをふくらませた先生もいらっしゃいました。
◇e黒板の説明を受けました。これまで算数の学習では、色紙、10枚の束、100枚の束など
を画用紙にマグネットを貼り付け使っていました。4年生になるとその数も増え、何人かに
使わせるとなると、教材作りにとても時間がかかりましたが、e黒板を使うとかなり楽にな
りそうな気がしました。
◇今日は研修会でたくさんのことを学ばせていただき、嬉しく思いました。
特に、e-黒板、書画カメラは担当する図工の授業で活用してみたいです。図工の授業で
は、今まで道具の使い方を説明するのに、色画用紙などで拡大模型を>一つ一つ手作りし
て、黒板にマグネットで掲示していましたが、e-黒板と書画カメラを活用することで、授
業準備の短縮を図ることが出来ます。また、デジタル時代に育った子どもたちの興味・関心
をひくことができると思いました。担当された室長をはじめ、インストラクターの皆様、今
日は熱心なご指導ありがとうございました。
◇今日は、とても興味深く新しいものを見せていただきありがとうございました。前、テレビ
でeー黒板の活用を見たことがあり、それを自分が実際に使えることになるとは夢のようで
す。早速学校に戻って、授業に使えるようにしたいと思っています。
学校組織マネジメント研修?
本日のテーマは「学校評価」です。
昨年、学校教育法が改正され、第42条において、学校評価を行いその結果に基づき学校運営の改善を図り、教育水準の向上に努めることが規定されました。また第43条において、学校の情報提供に関する規定が新たに設けられました。さらに、学校教育法改正を受けて、学校教育法施行規則も改正され、?自己評価の実施・公表、?保護者など学校関係者による評価の実施、?自己評価結果・学校関係者評価結果の設置者への報告に関する規定が新たに設けられました。
今年度は、これらの法改正後、初めて学校評価を実施することになります。
市内の学校が、その趣旨を踏まえて、積極的に情報を提供するとともに、より実効性のある、負担のない精選された学校評価を行うことを目的として、研修を行いました。
事例から、学校経営計画の具体的方策と取組指標、成果指標を作成する演習。
グループでの討議内容を、書画カメラで拡大して説明。
東京都では、統括指導主事がこのような研修会の講師役になれるよう、訓練を受けています。
昨年度は、統括指導主事を対象にして、日本評価学会及び東京都教育委員会による3日間の「学校評価指導者研修」が実施されました。
信頼される教師を目指して歩き始めた37名
シダレウメの木の若葉が光っています。 精一杯花びらを開いています。
今日は、初任者・新規採用者研修の第一回目。
テーマは「信頼される教師を目指して」
浮須参事の講話に続いて演習です。
「求められる教師像」を個人で書き出した付箋をグループで分類し、足りない部分をグループで追加します。
「児童・生徒にとって求められる教師像・・・」「保護者にとって・・・」「学校組織の一員として・・・」「教育公務員として・・・」
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| 念願の教師となり、歩き始めてまだ 2週間。毎日毎日が精一杯の日々のようです。「思ったよりとても大変です!」 そんな言葉も聞かれました。 これから一年間、信頼される先生になる ためにがんばっていく37名です。 |
席を離れるときは自分で省エネ
4.5.6月は、「ノートパソコンのふた閉め強化月間」です。ふたを閉めるときはセキュリティポリシー上、データを保存し、アプリケーションを終了させることは言うまでもありませんが、現在、庁内のパソコンは、15分で画面が消え、30分でハードディスクが落ちるようになっています。
中央公園の花々
先週は雨の続く毎日でしたが、サクラ、ウメの花の次も、小さな花が続々と咲いています。
| 今回は、環境緑化協会の常務理事である萱嶋さんに、レクチャーをいただきました。萱嶋さんは、昨年度まで環境共生部長として活躍され、学校の校務の情報化に関することや、環境学習に関すること等、多くのアドバイスをいただきました。今も当室のWebサイトをご覧になってくださり、今回も貴重な花の画像を提供して下さいました。 |
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可憐なドウダンツツジ | 鮮やかな黄色がまぶしいヤマブキ |
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クサボケも豪華絢爛 | 葉もきれいなミズキ |
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ノイチゴはバラ科だそうです | 雑草とはいえかわいらしいカキドウシ |
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ヒトリシズカもひっそりと | そろそろ終わりかけのカタクリ |
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なんとドングリの芽生え |
ドングリが芽生えた4月1日の画像もいただきました。(下の4枚)
情報の提供
その中で、副校長・主幹教諭の職務に関する課題として次の5点があげられています。
?副校長・主幹教諭の職務や権限の見直し
?校務の縮減と効率化
?学校組織や運営体制の見直し
? 学校を支える仕組みの構築
? 副校長・主幹教諭の人材育成の充実 です。
「校務の縮減と効率化」については、
「教員へのコンピュータ端末の未配備や校内LAN構築の遅れなど、校内のICT化が十分に進んでいないため、紙ベースでの事務処理や情報伝達を必要とし、また、周知徹底を図るための会議等を開催せざるを得ない状況もある。こうした業務処理の非効率性も、副校長・主幹の負担を増す要因の一つになっていると考えられる。」
と書かれています。この課題解決の具体的な方策として、都立校ではICT化を進めることにより「調査・統計の効率化、庶務事務のシステム化、学校内の情報共有及び伝達の効率化を図る」としています。まさに今、日野市が取り組んでいることです。
報告書では、小・中学校のICT化 については次のように書かれています。
「東京都教育委員会が都立学校におけるICT化を先導的に推進するとともに、各地区におけるICT化促進の参考事例となるよう、区市町村の先進的な事例等も含め、積極的に情報を提供していくべきである。」
日野市では平成18年12月からの教育の情報化の歩みを、日々本Webサイトで積極的に発信し、情報提供してきました。このことで、日野のことを知った全国の自治体から、具体的な内容の問い合わせの電話をいただき、その熱心さに驚くことが時々あります。全国で、ささやかでも貴重な情報はたくさん発信されています。本当に必要な情報は、大きな報道だけでなく、積極的に探していくことが大切な時代になって来たように思います。
転入教諭・転入主幹教諭ICT活用研修
★本日午後、教育センターにて、転入教諭・転入主幹教諭のICT活用研修を実施しました。
この研修は、本日11日と17日、18日の3回に分けて実施し、今年度他地区から日野市に転入された先生方全員に受講してていただくものです。
★研修会は推進室が企画運営していますが、日野市ICTサポートスタッフ(日野市に導入している機器やソフトに関連した企業の担当者、開発者、インストラクターの方々)7社15名が応援に集まってくださいました。日野市のICT活用教育の特色は、関連企業等との連携がスムーズで、日常の研修や夏季ICT活用研修、研究発表等、必要なときはすぐにかけつけてくださる応援体制にあることです。全員がスタップの一員として「日野市のICT活用教育」の目的をよく理解し、その趣旨を踏まえた上て熱心に支援にあたってくれています。今回の研修会も事前の準備や打ち合わせで何度も推進室に足を運んでいただきました。
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ICTサポートスタップ15名が勢揃い。 | まずはセキュリティを守ること。 実際の運用について セキュリティポリシーの解説。 (ICT活用指導力D・E) |
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情報モラルの授業は必須。 実施できるようにNetモラルの 教材の一部を視聴。 (ICT活用指導力D) | 校務の効率化、情報の共有、 児童・生徒理解を図る 校務支援システムの機能紹介。 (ICT活用指導力A・E) |
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授業でICTを活用できるように。 グループに分かれてe-黒板と書画カメラの効果と活用方法の実習。(ICT活用指導力B) | |
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児童生徒のICT活用。 学習成果を共有する想定で実際に研修の 感想をスタディノートに書き、マップ上に 掲載して共有体験。(ICT活用指導力C) | 研修の最後に、推進室のWebサイトから、 ICT活用指導力を自己評価。 |
研修会の最後は、一人一人に渡したパスポートに記されているIDとパスワードを確認し、Web上でICT活用指導力の自己評価していただきました。このパスポートは、e-Learning 等を実施する際に必要となるもので、本市の先生方は全員がもっています。
★以下、受講された先生の感想の一部です。
◇私はパソコンが苦手なので、日野のやり方を活用できるか非常に心配です。
今日の研修で見聞きしたことはすべて便利だなあと思いました。それを使うまでの一つ一つ
の作業を自分の手と頭に覚えさせるまでに、かなり苦労しそうです。せめて回覧板を見て、
週案を書けるようになりたいと思います。
◇初めての移動で、日野市に来ました。パソコンや機械がとても苦手なので、今回の研修は、
頭の中がいっぱいです。使えるようになると、便利なものがたくさんあるようなので、職場
に帰ったら、詳しい先生方に教えていただいて、がんばって少しでも使えるようになりたい
です。本日は、ありがとうございました。
◇この研修を受けるまでは、パソコンが得意でない私にもついていけるのかと不安に思ってい
ましたが、各項目について分かりやすく説明していただきましたので、学校に戻ったら、少
しずつ覚えて使ってみようと思いました。特に、e黒板については、難しい操作が必要だと
思っていましたが、簡単な操作で使えそうでしたので安心しました。ありがとうございまし
た。
◇パソコンのいろんな可能性を発見できました。知らないうちに、いろいろな機器が進化して
いてとても驚いたというのが、一番の感想です。書画カメラや、e-黒板などの機器を、日々
の子どもたちとの授業の中で、そして、自分の校務等の仕事の中で活用していけたら・・と
思います。
◇日野市に移動して来て、一番便利だと思ったことは、一人に一台パソコンがあったことで
す。以前の学校では、二人に一台だったですし、セキュリティーも、とても使いにくいもの
で、パソコンは完全に机の上のお邪魔虫になっていました。しかし、日野の学校に来て一人
一台パソコンがあったのと、カードを置くだけでパソコンを開けられたので、ここでは、毎
日自分パソコンを開いて仕事をしています。こんなにICTの充実した日野にこれたので、今回
の研修内容を生かして活用していきます。
◇今日のICT研修では、多くのことを学ぶことができ、うれしく思います。
セキュリティーについては、昨今話題になっているUSBの紛失などの話を伺い、自らが意識
をすることが大切だと改めて感じることができました。紹介された「情報モラル」のソフト
がとても魅力的だと感じました。ストーリーがあり、また動画になっているので集中して見
ることができました。今、5年生を担任しているので、さっそく活用して情報モラルを高め
ていきたいと考えることができました。
◇日野市のICT研修を受けることができて、とても参考になることがたくさんありました。
全く知らない機能がたくさんあり、驚きました。時代はICTなんだなぁと改めて実感しまし
た。そしてこの時代に教育する者として、是非これらの機能を有効に活用して行きたいと思
います。お話を聞いていて、いろいろな授業案がうかびました。たとえば、教科書をプロ
ジェクターに拡大し、記入できるということなど・・・他校でも、このICTは盛んに使われて
いるみたいですので、それらを参考にさせていただきながら、活用していきます。
◇今日は有意義な研修が受けられました。日野市はパソコンがすごいと聞いていましたが、本
当にいろいろなことができそうなのでこれからが楽しみになりました。たくさん勉強して活
用していきたいと思います。特に、E黒板や書画カメラは工夫次第で効率よく効果的な授業
ができそうだと思いました。ありがとうございました。
◇日野市に転任してきて、色々知ったことがあります。
情報セキュリティについて、子どもたちに分かりやすい授業を提供するシステムについて、
そして私たちの校務分掌を軽減しようとするシステムについて等でした。
私はパソコンを「子供たちのために」と考えられるようにしたいと思います。
前の職場でもイントラネットはありましたが、ここまで校務支援システムが発達していると
は知らず、感心することばかりでした。これからは少しずつでも使えるようにしたいと思い
ます。(色々触ってみようと思います!!)ありがとうございました。
新補・転補副校長研修
★副校長は、校長を助け、校長とともに学校経営を担う管理職です。
東京都ではすでに平成16年度から教頭を副校長と称していましたが、学校教育法の改正により4月から、学校教育法上の副校長となりました。
校長権限の一部の委任を受けて、副校長自らの権限と責任において処理することができるので、今後は、副校長の学校経営上の職責を強化する方向で、その職務権限の見直しを行う必要があるとされています。
メディアコーディネータの説明を受ける新補・転補副校長
★今日は、他地区から転入された副校長と、市内で昇格された副校長の研修会を行いました。
日野市では、各学校で情報を進んで発信しています。
見える学校づくりを行い、より一層、保護者や地域の信頼を得たいと考えています。
本日の研修の前半は、推進室で学校Webサイトの発信方法をマスターしていただきました。
それに伴うセキュリティポリシーの徹底もお願いしました。
第7回学校教育基本構想検討委員会
夕方6時から、第7回学校教育基本構想検討委員会が開かれました。
今日のテーマは「豊かな心の育成」「健やかな心の育成」「時代の要請に応える力の育成」
です。本日の検討会で、委員の方から、以下のようないくつかの提案をいただきました。
◇教科の学習の中で子ども達のコミュニケーション能力を高める指導を行うと同時に、
学校の外の人(地域の方)とかかわるような体験的な活動や職業体験なども、コミュニ
ケーション能力を高める良い機会ではないか。このような学習活動の事前打ち合わせを
外部の人と行う段階で、子ども達だけでなく教師もまた、コミュニケーション能力を磨く
良い勉強になる。
◇総合的な学習の時間での成果を知りたい。子ども達がプレゼンテーションする機会を作った
らどうか。また、子ども達が個人で取り組んだ自由研究の発表なども、プレゼンテーション
する機会を作ったらどうか。これらの発表を学校の中だけで行うのではなく、保護者や市民
も見ることができるよう、市民ホールなどで、プレゼンテーション大会として実施してはど
うか。
平成20年度教育施策連絡会
東京都教育委員会は、都立学校ICT計画事業として、平成20,21年の2年間で、校内LANやICT機器などの整備を行い、現在全国最低レベルのICT環境をトップクラスにまであげることを目標としています。また、「全教員にコンピュータを配備して教員の業務改善を行い、校務の効率化を図ることによって、教材研究や授業準備などに携わる時間を拡充するとともに、情報セキュリティの強化を図る。さらに、ICT活用指導力を向上させるための研修を充実し、コンピュータ等を活用して教科指導ができる教員の割合をこれまで以上に高める。」としています。
教育の情報化に向けて、日野に続いて、東京全体が動き出したことを大変うれしく思います。
着々と動いています
今日は日野第二中学校で、ICT校内研修が行われました。
校内の先生方全員で、校務支援システムの機能を確認する研修です。
講師は教務の主幹教諭。レジメも用意されています。
メディアコーディネータもお手伝いさせていただきました。
主幹教諭の話を聞きながら、学年内で互いに教え合う姿も見られました。
研修会の最後に、講師を務めた主幹教諭と一緒に、お手伝いをしたメディアコーディネータにまで拍手をいただきました。
暖かい雰囲気で進められた研修会でした。
講師の主幹教諭の説明に合わせて、校長先生もいつの間にか支援役として活躍されています・・・
ICT校内研修が始まっています
予約サイトを通して、メディアコーディネータの派遣要請が続きます。
要請の多くは、校務支援システムのフル機能を活用するための校内研修補助です。
今年度の特徴は、各学校がどんどん自主的に校内研修を進めていることです。
多くの学校では、教務の主幹教諭をはじめとする教務部の先生方が講師となって校務支援システムの研修が行われています。メディアコーディネータは、その研修のお手伝いをしています。校務の情報化に関して、学校が自立していくのはとてもうれしいことです・・・
★今年度は、校内の情報の共有化や校務の効率化を目指す「グループウェア機能」、「成績管理機能」を大いに活用していきます。また、授業の充実を目指す「時数週案機能」、児童生徒のよさやがんばりを記録して児童・生徒理解を深める「ひのっ子宝箱」など日野市から誕生したオリジナル機能もフルに活用していきます。
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ICT活用推進委員の先生への 事前レクチャー。 (日野第八小学校にて) | 主幹教諭に加えて、校長先生も講師役。 (大坂上中学校にて) |
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主幹教諭と教務部の先生が分担して 講師役。(日野第三小学校にて) |
中学校入学式
激しい雨と強風・・・。春の嵐のなか、市内の中学校8校の入学式が行われました。
サクラもまだ咲いています。 次はこの花の番です。
雨の中に咲く一輪。(中央公園のモチツツジ)
小学校入学式
サクラの花びらが雪のように散り、中央公園の広場は花びらのじゅうたんになりました。
今日は、市内の17校の小学校の入学式が行われました。(クリックすると拡大)
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百草台小と三沢台小が統合し、 新たに七生緑小学校がスタートしました。 | 平山小学校が新校舎に移転しました。 |
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校舎の全面改築は、 仲田小学校以来24年ぶり のことです。 |