学校の様子

2023年3月の記事一覧

【ESDミーティング週間】3日目

ESDミーティング週間3日目は体育館での発表でした。

 

「食品ロスはどうやったら減らせるのか」

発表者は毎日ご飯を食べることができているが、世界ではみんなが当たり前のようにご飯を食べることができているのか気になり、食品ロスや飢餓のことについて調べました。調べていく中で世界には多くのご飯を満足に食べられない人がいることが分かりました。少しでも食品ロスをなくすために学校では「給食を残さず食べること」「おかわりは食べられる分だけにする」といった具体的な方法を全校に提案することができました。

 

「深刻化するゴミ問題」

発表者は昨年度のESDミーティングを見た際にゴミ問題に興味をもち、今回は自分たちが調べたことを発表しようと決めました。調べていく中で、日本で1年間にでるゴミの量が4274万トンと知り、自分たちにも何ができることはないかと考えました。発表者は地域のゴミを拾い、どのようなものがどれくらい落ちているのか全校に伝えました。自分事として行動した姿が素晴らしいです。

 

「差別って何?」

発表者はテレビなどのメディアを通して男女差別のことを知り、どのような問題が詳しく知りたいと思ったそうです。ジェンダー平等ランキングで121の国のうち日本は120位であると伝えると、会場がざわめきました。他にも「貧困問題」「同性愛」「人種差別」にもふれ、全校に差別をせずに様々な人と仲良くしていきましょうと呼びかけました。

 

「森林破壊とは」

発表者は森林が減り続けていることにふれ、その広さは日本の面積の5倍と伝えました。また、森林がなくなることで「地球温暖化につながること」「きれいな水が飲めなくなること」「生態系に影響があること」などの問題が生じてしまうことも発表し、森林の大切さを伝えることができました。八小でできることとして紙はリサイクルをしたり、再生紙を使ったりすることを提案することができました。

 

「途上国での医療~私達にできること~」

発表者は途上国の医療について興味をもち、調べました。途上国では満足な医療を受けることができないことから、自分たちよりも小さい子供たちが亡くなっていることを全校に伝えました。途上国の子供たちのことを「かわいそうだ」「幸せに見えない」と人ごとに思うのではなく、同じ地球に住む仲間のこととして考えてほしいと全校に訴える姿が印象的でした。

 

「気候変動に具体的な対策を」

発表者は、気候変動によって日本や世界で起こっていることについて調べました。気候変動によって「気温の上昇」「海面温度の上昇」「北極海の海氷現象」が起こることを伝えました。また日本でも熱帯夜が以前に比べて増えているということでした。少しでも気候変動の被害を少なくする方法として「節電・節水をする」「出かける際は自転車や徒歩、公共交通機関を使う」といった具体的な方法を提案することができました。

 

「八小の水」

今回は委員会からも発表がありました。環境委員会は日頃から「節電・節水」を呼びかけるなど八小の環境をよくしようと活動をしています。今回の発表では水の大切さについて全校に発表をしました。手を洗う際に水を出しっぱなしにすると、どのくらいの量がでているのか色水を使って実験をし、500ミリリットルのペットボトル7本分が流れ出していることを全校に伝えました。実験結果をもとに、改めて節水をすることを呼びかけました。

 

「ありがとうの木とSDGs」

代表委員会の発表です。「ありがとうの木」とは、代表委員会が作った、学校中に「ありがとう」という言葉を増やす企画です。「ありがとうの木」の企画をした結果「ありがとうが増えた」「以前より思いやりを持つ人が増えたなど」の効果があったことを伝えました。ありがとうがあふれる学校にするために、そしてこれからも全校が楽しく学校生活を過ごすことができるように代表委員会として頑張っていくと力強く全校に伝えることができました。