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2024年11月の記事一覧

第9回日野市立小学校連合音楽会

今日は、市の連合音楽会に6年生が出演します。

 

出発前に校長からも激励です。

これまで、「心!MJコンサート」、保護者会前の演奏など緊張する場面を乗り越えてきた6年生。

集大成として、今日のステージに臨んでほしいと話しました。

 

バスの中でも気合の入る子供たち。

来週の月曜日も社会科見学でバスに乗るんですよね…。

 

会場入りです。

他校の児童も続々とやって来て、緊張感が増します。

 

座席に着きました。

いよいよ本番です!

 

最初は「ビリーブ」の全員合唱です。

他校の児童と一緒に心を合わせて歌います。

本校の出演順は一番最後。

連合音楽会は昨日から開催されているので、まさに「大トリ」の扱いになります。

他校の合奏、合唱などを聴いているうちに、どんどん順番が近付いてきます。

 

いよいよ、ステージに上がります!

 

合唱「広い世界へ」

合奏「アンダー・ザ・シー」

 

自分の学校だから…というわけではなく、とてもよく声が出ていたと思います。

「アンダー・ザ・シー」では、他の学校の子供たちも一緒に手拍子を送ってくれました。

 大舞台を終えた子供たち。

6年生A「心臓が飛び出るほど緊張した!」

6年生B「思ったより緊張しなかった!」

6年生C「思いっきりミスしちゃった。」

6年生D「今までで一番うまくできたかも。」

感じ方はそれぞれだったようですが、満足した表情だったのは同じでした。

 

合唱・合奏がうまくできたかということも大事ですが、「心!MJコンサート」からの一連の大きなイベントをこの仲間でやりきったことに大きな価値があると思います。

これを弾みに、卒業まで、もう一段、ステップアップしてほしいものです。【校長】 

【子供たちがつくる学校プロジェクト】残飯を少なくしよう選手権!

「子供たちがつくる学校プロジェクト」の企画の中心的役割を担う「中央委員会」で議論され、現在、様々な取組が進行中の「潤杯」。

11/21~29までは、給食委員会が主催する「残飯を少なくしよう選手権」が「潤杯」の取組として進められています。

楽しいはずの給食ですが、ネットなどの反応では、「子供のころ、昼休みの間、食べ終わるまでずっと給食を食べさせられた。」などの辛い思い出として語られることがあります。

現在は、ほとんどそのような指導は見られませんが、「完食」を目標として、以前は学校内でかなり厳しい指導が行われることがありました。

こうした厳しい指導をしていた当時の教員を擁護するつもりはありませんが、必要な栄養をしっかりとらせたい、好き嫌いなどを小さいうちに少なくさせたい、作った人に感謝の気持ちを表すためできるだけ残さないなど、「給食指導」としての熱心な指導だったことは間違いありません。

頭ごなしの強制的な指導は人権的な面も含め、見直されるようになったということです。

しかしながら、出されたものをできるだけ残さず食べるということは、自らの体の成長としても、感謝の念をもつということでも大変重要なことは以前と変わりません。

そこで、給食委員会による「潤杯」は楽しみながら残菜を減らそうという企画です。

ちょっと給食の様子を取材してみました。

4時間目が終わり、給食の配膳室には次々と給食当番や担任がやってきます。

給食の準備スタートです。

日直や係児童が栄養士の作成した「本日の給食ニュース」を読み上げ、「いただきます」となります。

もりもりと食べ始める子供たち。

校長「今、『残菜を少なくしよう選手権』やってるの知ってる?」

どの学級を回っても「知ってる~!」との声が上がります。

潤杯には、「学年内クラス対抗部門」がありますから、「○組には絶対負けない!」など、勝手にライバル視して食べている子もいます(苦笑)

しばらくすると、「おかわりタイム」がやってきます。

「残菜を少なくしよう選手権」の重要なポイントです。

ご飯のおかわりに並ぶ子供たち。

担任が一人一人に食べたい量を聞きながらよそっていきます。

給食時間は教員は休憩時間ではありません。

担任は、準備から片付けまで、のんびりと食事をする暇もない中動き回ります。

今日のメインは「鶏肉の甘味噌焼き」。(今日の給食のメニューは、こちら

こうした「数もの」は、激烈な争奪戦が繰り広げられます。

こうして、今日も食缶はすっからかん!

日々の取組を継続して、残菜を少なくすることに取り組んでほしいと思います。

昨今の食材費高騰を受け、栄養士や調理員はギリギリのやりくりと味の工夫で日々の給食づくりを行っています。

お米1粒でも貴重なものであるということを、学校だけでなくご家庭でも一緒に子供たちに伝えていきましょう!【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】ほほえみ集会

今日の5時間目は「ほほえみ集会」が行われました。

「ほほえみ集会」とは、通常のたて割り班活動を拡大し、1時間丸ごとを使うロング集会のことです。

今回の内容は「全校校内オリエンテーリング」となります。

今回の集会の進行役は代表委員会です。

開会式は校庭で行われました。

昨日までとは打って変わって、快晴のぽかぽか陽気となり、子供たちも気持ちよさそうです。

校長からは、「ほほえみ集会」なので、たて割り班で協力して「笑顔招福」な時間になるようにしてほしいと話しました。

最近、運動会、心!MJコンサート、潤杯などの準備で忙しく動き回る高学年の子供たち。

今回の「ほほえみ集会」は、ちょっと一息入れて、「教員がつくる学校プロジェクト」になり、オリエンテーリングの遊び内容を教員が準備します。

高学年の子供たちも、低学年の面倒を見ながら、自分たちも楽しく遊べる時間になりました。

体育館にも遊び場ができます。

特別教室も活動場所です。

子供たちはたて割り班内で回り方を相談し、様々な教室で教員の出す「ミッション」に挑戦します。

クリアするとスタンプがもらえることになります。

しばらく前から、各教員は「小ネタ」を準備して、今日の集会に臨んでいました。

多くの子供たちと触れ合って、教員にとっても楽しい集会になりました。【校長】

消防署探検!

社会科で「安全なくらし」の学習を進めている3年生。

今日は、日野消防署高幡出張所を訪問して、市民の安全を守る消防士の方々のお話を伺いました。

早速、大きな消防車がお出迎えです。

校長「去年、2年生のときに消防車の絵を描いたの思い出さない?」

3年生たち「うん、覚えてる~!」(詳しくは、こちら

今日は、3-2と3-4が1時間目、3-1と3-3が2時間目に見学させていただきました。

見学時にはさらに学級ごとに出張所内の施設を見る時間と消防車の説明を伺う時間に分かれ、途中で交代する形式になりました。

出張所内の通信室や事務室を見せていただきました。

消防士の方の仕事は、火事現場での消火活動は月に1回程度であり、防火や救命に関する啓発活動やデスクワークなども多いのだそうです。

仕事の特殊性から24時間勤務になっているのが消防士の方の大きな特徴です。

施設内には仮眠室が設けられています。

中にはベッドが6台ありました。

いつ、火災が発生するのか分かりませんから、ゆっくり休むこともできないのでは・・・と想像してしまいます。

食堂兼休憩室もあります。

24時間勤務ですから、消防士の方々には「食事当番」の割当があるのだそうです。

消火活動に加え、身の回りのことができる能力も求められるわけです。

「火事」と「家事」に対応できないといけないのですね・・・。

ちなみに、今日の食事当番の消防士の方は、今晩は「鶏のシチュー煮」を考えていらっしゃるそうです。

おいしそう・・・。

消防車の説明を伺うグループは、消防車の目の前で様々な機能等に関するお話をいただきます。

まるで、ドラえもんの4次元ポケットのように、消防車には様々な物が収納されています。

消防士の方「消防車の中には、1本20mのホースが30本もしまわれているんだよ。ということは、全部つなげると何mのホースになるかな?」

メモをとっていた3年生の手が止まります。

3年生A「え、100m?」

3年生B「違うよ、60mだよ!」

3年生C「これって、たし算?」

だめだ、こりゃ・・・

消防士の方A「答えは600mの長さになるんだよ。」

消防士の方のクイズは続きます。

消防士の方「消防車の中には水のタンクを積んでいるものがあります。2000Lの水を入れることができます。お風呂はだいたい200Lくらいなので、何日分のお風呂になるかな?」

3年生D「牛乳に200mLって書いてあった。それと同じ?」

だめだ、こりゃ・・・

社会科見学が終わったら、算数のやり直しです(苦笑)

最後は質問タイムです。

3年生E「どうして消防士になろうと思ったんですか?」

いい質問です。

消防士の方「人の命を守りたいということに加え、地域の方々とも関わりのある仕事をしたかったからです。」

思わず、子供たちから拍手が起きます。

崇高な使命をもっていらっしゃる方々に安全なくらしを守っていただいているということを学習を進める中で気付いていってほしいと思います。

日野消防署高幡出張所の皆様、緊急出動があるかもしれない中でも訪問を受け入れていただき、本当にありがとうございました。【校長】

検車区探検!

今日の2~4時間目、2-1と2-4が京王線の高幡不動駅の横にある検車区に見学に行きました(2-2、2-3は、先週実施済み)

 

最初に電車に関する説明を受けた後、ヘルメットをかぶり、検車区に移動する準備をします。

 

校長もヘルメットを装着し、やる気満々です。

 

現場に到着です。間近で見る電車の大きさに圧倒されます。

 

電車を下から眺める経験、これはなかなかできません。

 

 

さらに大サービスで、電車の下側をくぐらせていただきました。

電車の下には、様々な付属物がついていることが分かります。

 

続いて、実際に電車に乗って、「洗車体験」をします。

電車で様々な体験ができるので興奮気味の校長。

いつも以上に子供たちに絡みます。

校長「切符を持っていない子は電車に乗れませ~ん。」

2年生たち「え~!」

校長「ここは先頭車両で『女性専用車』だから、男の子は乗れませ~ん。」

2年生男子たち「え~!」

校長「九九が言えない子は電車に乗れませ~ん。」

2年生たち「え~!」

言いたい放題です(笑)

 

車内でもサービスが続きます。

マイクを持って、車内放送体験です。

 

運転手体験です。

 

「非常通報ボタン」操作体験です。

 

普段は絶対に見ることができない、案内表示の電光掲示板の点検用の表示も出していただきました。

この写真、かなりレアだと思います!

 

そして、電車がゆっくり洗車場に動きはじめます。

校長「わぁ、赤ちゃんがいっぱいだ~!」

とからかわれても、お構いなしに「幼児座り」をする子供たち。

「貸切電車」に子供たちの興奮は抑えられません。

 

 いよいよ洗車場の中を通ります。

車の洗車と基本的には同じです。

回転するブラシの中を通り、同時に猛烈なシャワーが浴びせられます。

 

まるで、自分が水をかけられているような感じになり、子供たちは大絶叫。

電車は、テーマパークのアトラクションのようになります。

 

様々な体験で「楽しかった~!」とニコニコな子供たち。

校長「運転手さんと車掌さん、どっちになりたい?」

2年生A「絶対、運転手だよ!」

2年生B「わたしは車掌さん!」

大論争です。

検車区の方「本当に来てくれるといいのですが・・・。」

校長「人手不足、深刻なんですか?」

検車区の方「えぇ、そうなんです。本当に困っていまして・・・。」

今日の営業が、十数年後に花開くでしょうか?(笑)【校長】

8名の皆様に感謝!

本校では、読書週間を11/11~15に設定していましたが、この週は、大きな行事である「心!MJコンサート」の最終盤の練習期間と重なっていました。

特に1時間目の練習が予定されていた学年は、朝のうちから体育館の移動を開始しており、当初の計画どおりに保護者等の方々による読み聞かせが実施できていませんでした。

そこで、読書週間は終了していますが、まだ読み聞かせを実施していない学級を中心に、保護者等の方々による読み聞かせが継続しています。

 

4-1の様子

4-2の様子

5-1の様子

5-2の様子

5-3の様子

5-4の様子

6-3の様子

6-4の様子

 

今日は、これまでで最多の8名の保護者等の皆様にご協力いただきました。

特に今回は高学年を中心とした割当だったため、選書等もご苦労されたことと思います。

今朝も寒い中、本校児童のために読み聞かせの取組を進めていただき、心より感謝申し上げます。【校長】

大人が真剣に働く姿から学ぶ パート2

6年生は、総合的な学習の時間に「自分を見つめて」の学習を進めています。

昨日に引き続き、保護者や地域の方をお招きして出前授業を行いました。

 

潤徳小学校150周年のサイトや、記念品のデザインを考えてくださった、広告クリエイターの方です。

働いていく上でたくさんの人と関わりが必要で、そのためには『信頼を得る』ことが何よりも大切であることお話してくださいました。そのために小学生のうちからしておくといいこととして

★約束は守ろう、やるべきことはやること、好きなことは続けよう★の3つを挙げられていました。

続いては、JR東日本の鉄道運転手の方です。
多くの人たちの役に立ちたいという想いで鉄道運転手になったそうです。

「お客さんが電車で寝ていたり、スマホをいじっていたりすることが運転手として一番嬉しいです。なぜなら、私の運転に安心してくれているからです。」と普段なかなか聞くことができない運転手さんの気持ちを知ることができ、子供たちも思わず「なるほど」と声を漏らしていました。
運転手になってばかりの頃は初めての仕事ばかりだったそうです。「最初は「できない」と思っていた仕事も、頭で考えずに取り組んでみたら「できた」ことが多い。

だから、考えすぎずに挑戦してほしい」というお話をされていました。最初から決めつけずに、挑戦してみることの大切さを教えていただきました。 

続いては、日野自動車にお勤めで元ラグビー選手であり、現在は選手のサポートもしている方です。

仕事とラグビー選手の2足のわらじを巧みに履いていることに感嘆です。

フィジカルと相手を思いやる心をもつ。そして、笑顔で相手の目を見て話すことの大切さを教えていただきました。

最後に看護師の方です。

「地域を周り、ちょっとした悩みを聞くことができるのがこの仕事のいいところです。」と、教えてくださいました。

また、たくさんの経験や体験が必ず将来につながる。夢を見付けられなくても好きなこと、自分の苦手なことが分かれば必ず夢は見付かるとも教えてくださいました。 

今回のお話の中で

〇ルールを守ること

〇コミュニケーションが、とても大事で、お互いに支え合うことの大切さを知ること

は、共通して教えてくださっていることだと感じました。

 

あと数か月で、中学生になる6年生にとって今から取り組めることをたくさん教えてくださった2日間だったと感じます。

ご協力いただいた地域、保護者の皆様、そして日野市社会福祉協議会の皆様にも御礼申し上げます。

社会科見学(4年)

今日は4年生が臨海副都心方面を中心とした社会科見学に出かけます。

出発式です。

校長からは、今日はグループ行動が多いことから、社会科見学であるとともに、来年、5年生になったときの八ヶ岳移動教室の練習であることを話しました。

車窓からの眺めも大事な学習です。

4年生A「あ、府中競馬場だ!」

4年生B「よみうりランドの観覧車だ!」

次々と声を上げる子供たちです。

最初の見学場所、日本科学未来館に到着です。

最初に昼食場所となる7階の展望デッキを確認します。

レインボーブリッジ、東京タワー、フジテレビ社屋など、有名な建造物も多数見ることができて、キョロキョロする子供たちです。

空には羽田空港を離発着する飛行機が大きく見えます。

館内は館名のとおり、日本の科学技術の最先端に関する展示等が多くあります。

4年生には難しい内容も多いのですが、体験型の展示がたくさんあるため、テーマパークを巡っているように子供たちは動き回っています。

人気施設のため、他の学校、修学旅行生、一般客の方々で館内は大混雑です。

迷子防止のためのスカーフを首に巻かせていますが、正直、子供たちがどこに行ったか分からなくなります。(苦笑)

班行動が大事な時間です。

見学後は、7階展望デッキ前の席で昼食をとります。

お台場の風景を眺めながらのランチ。

贅沢な時間です。

日本科学未来館からバスで5分ほど離れたところにある、東京都水の科学館が2か所目の見学場所です。

もちろん、展示は水に関する内容で、実験や体験もできるのですが…

一番人気は入り口付近の「アクア・パーク」という人工の滝やプールのあるところで、4年生というより、低学年の感じに戻って、水遊びに興じていました。

今日は1日中快晴、そしてぽかぽか陽気と、絶好の社会科見学日和。

帰りのバスの車窓からもレインボーブリッジの上から東京スカイツリーなどがきれいに見えました。

また、芝公園ICのそばからは東京タワーの全景が大きく見えて、子供たちは歓声を上げていました。

ほぼ1日、グループ行動が中心でしたが、大きなトラブルもなく、班で協力して過ごすことができました。

高学年の準備はだんだん整ってきたようです。

保護者の皆様、お弁当、水筒等の準備、ありがとうございました。【校長】

大人が真剣に働く姿から学ぶ

6年生は卒業まで、あと4か月あまりとなりました。

この6年間で学んだことを自分の将来のどのようにつなげていくか、中学生になる前にしっかりと考えておくことが大事です。

6年生は、総合的な学習に時間に「自分を見つめて」として、自分の目標となる職業調べなどを進めています。

そこで、今日の1時間目は、保護者の方や地域で働いていらっしゃる方々4名をお招きして、「働く」ということについて語っていただく時間を設けました。

地域の弁護士の方です。

日常の様々な出来事に法律が関わっており、法的な面から困っている方々を支援する仕事であるとの説明がありました。

弁護士の方「罪を犯した人、人生のピンチを迎えた人など、重い荷物を背負った方の荷物を少し持ち、負担を軽くしたいと考えています。私が何らかの手助けをして、その方が再度、自分で人生を踏み出せるようになったとき、やりがいを感じます。」

大変、深いお話です。

赤ちゃんや身寄りのない方など、法的な弱者の方を法律面から救うことができるのが弁護士の仕事であると力説されていました。

どんな悪いことをした人でも、赤ちゃんの時から悪い人だったわけではなく、様々な背景からそうなっているのであり、今後の人生のことも考えながら弁護しているのだという思いも語っていただきました。

地域で鰻店を経営されている方です。

今日の講話のためにスライドを準備していただき、分かりやすくお話しいただきました。

柔らかそうに見える鰻も、串にさすときは相当な力が必要なのだそうです。

1つ1つの作業に何年も修行が必要であり、焼き入れは一生かかって追求する技術とのことでした。

仕事内容は、「お客様のおなかと心を満たすこと。お金を稼ぎ、働いている人の心を満たすこと」とのことです。

経営者としての深い思いが伝わります。

鰻の血には毒があり、手に小さなケガがあると、そこから血が入り、手が腫れ上がってしまうこともあるのだそうです。

6年生には、何事にも全力で取り組むことを力説されていました。

保護者である学校支援ボランティアコーディネーターの方です。

幼稚園、保育園で勤務された経験から、幼稚園の先生、保育士の仕事についてお話いただきました。

幼稚園、保育園、認定こども園の違いなどについても丁寧に説明していただきました。

自作のペープサートを持って来ていただいたり、パネルシアターの披露もしていただいたりしました。

こうした手作りの物を器用に作成することはなかなか小学校の教員ではできないことです。

将来、幼稚園の先生、保育士の仕事に就きたいと考えている子もおり、真剣に説明を聞き、メモをとっていました。

学校近隣の保育園の園長先生です。

0歳から小学校入学前の乳児、幼児を預かっているということで、それぞれの年齢での保育の具体例をいろいろ紹介していただきました。

6年生の中には、当該保育園を卒園した子もいます。

園長先生「赤ちゃんのときには、なかなか寝てくれなくて・・・」

当時のエピソードが語られ、本人は赤くなり、周りの子は笑顔に包まれました。

もう10年以上前のことですが、園長先生は、昨日のことのように話してくださいます。

園児への愛情を感じます。

名指しされた本人も、今でも、当該保育園で小さい子の面倒を見るボランティアをしているのだとか。

すてきなお話です。

園長先生は、講話終了後、1年生の教室に立ち寄り、卒園児の近況について担任と情報交換をされていました。

思わぬ形での保小連携になっています。

 

6年生にとって、自分の親以外の方の仕事の話を伺うことは大変貴重な機会になったと思います。

校長や担任にとっても、他業種の方の話を伺うことにより、自分の仕事の向き合い方について考えることのできる有意義な時間になりました。

本校の6年生のために素晴らしいお話をいただき、ありがとうございました。

明日も別の方々においでいただき、お話をいただく予定です。

また、今回の講話の橋渡しをしていただいた日野市社会福祉協議会の皆様にも御礼申し上げます。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】前代未聞、2日連続児童集会!

昨日の朝、集会委員会による「ドッキリ集会」が開催されていましたが、今朝は、もともと年間計画で児童集会が行われる予定の日です。

昨日の集会で振り替えるのかと思ったらそうではありません。

今朝も集会委員が集会を行います。

本校は、基本的には、全校朝会や児童集会はオンラインで行っています。

今回の集会は事前に集会委員が録画した動画を流す形式です。

「あいだをとおったものはなんでしょう?ゲーム」です。

動画に出てきた集会委員たちがルールなどの説明をします。

事前収録なので、字幕を入れられるのは大きな利点です。

カーテンで仕切られたわずかな隙間を何かが通ります。

それを当てようというゲームです。

実際には、「何かが通る」のではなく、「何かが投げられる」ことになります。

一瞬でカーテンの間を通り抜ける「何か」。

子供たちも身を乗り出して画面を見て、予想しています。

1問目の答えは「紅白帽」でした!

答え合わせの際にはスローモーションが映されます。

動画編集した担当教員の高度なテクニックです。

ゲームの要領の分かった子供たちは、2問目以降は大騒ぎ。

「何か」が通過すると、大きな声で予想し、スローモーションの答え合わせで歓声を上げていました。

最後の4問目にカーテンの間を通過したのは、何とぬいぐるみ!

各教室からは、大きな笑い声が上がっていました。

 

2日間連続で、集会委員会の子供たちは大活躍!

本校を盛り上げるために大奮闘しています。【校長】

潤徳小学校研究便り

今年度、最後の研究授業を行いました。

「子供たちがつくる学校(学習)」プロジェクトの推進

~学び合いを通して探求する児童の育成(複線型)~

という研究主題に向かって、日々精進して参りました。

今後も、「子供たちが当事者として参画し、意見し、対話する」場面を作り出すことができるよう、授業の改善をしていきます。

ぜひ、ご一読ください。

潤徳小研究だより03.pdf

【子供たちがつくる学校プロジェクト】朝から、ドッキリ集会!

本校の児童が許可なく校舎内に入れるのは、午前8時10分からなのですが、今朝は、それ以前に校舎内でうろうろしている子供たちがいます。

集会委員たちです。

実は、集会委員たちは、極秘に2学期版の「ドッキリ集会」を計画していて、今朝、全校児童に内緒で実行しようとしているのです。

(1学期の「ドッキリ集会」の様子は、こちら

内容は、「校内宝探し」。

そこで、集会委員たちは、朝のうちに校内の各所に宝を隠して(貼って)いるのです。

宝は、三角に折った折り紙で、開けると中に点数が書いてあります。

午前8時10分を過ぎると子供たちが続々と校舎内に入ってきます。

中には、目ざとく折り紙に気付く子たちがいます。

3年生A「校長先生、これ、な~に?」

校長「何だろうねぇ。触っちゃダメだよ。」

知っていても、子供たちに教えるわけにはいきません。

午前8時25分、校内に緊急放送が流れます。

集会委員A「みなさん、おはようございます。集会委員会です。緊急連絡!ドッキリ集会です!校内宝探し大会です!」

いつものように、朝の「潤いの時間」の準備を進めていた子供たちは、緊急放送に「ドッキリ」です。

集会委員B「『さんかく』の形の折り紙が今回のお宝です。中には点数が書いてあります。」
集会委員A「お宝をたくさん見付けて、点数をたくさんゲットしましょう。たくさん点数をゲットしたクラスは、潤杯のポイントももらえます。」

3年生B「あ、さっきの折り紙だ!」

色めき立つ子供たち。

静かな朝のスタートだったはずが、急に「戦闘モード」です。

集会委員のスタートの合図とともに、教室から飛び出してくる子供たち。

次々、宝物を見付けていきます。

特別教室にも隠されているとのことで、1階は、銀座の歩行者天国並みの混雑となりました。

危険を感じ、あらかじめ、校長室は内側からカギをかけておきました。(苦笑)

体育館にも子供たちが殺到していました。

5分間の捜索の後、集会委員から終了の宣言です。

率直なところ、スタートの合図の直後で宝物はほぼ見付かってしまっており、後半は、校内ウォーキング大会という感じになっていました(笑)

しかし、なぜか、子供たちは宝探しが大好きで、終了宣言の後もなかなか教室に戻らず、廊下を練り歩いていました。

教室で、担任が宝物を回収し、合計点数を集会委員に伝えます。

結果はどうなりますか・・・。

給食時間中、集会委員会から結果発表の放送が入ります。

集会委員A「第3位は、33点、5年2組!」

集会委員B「第2位は、39点、6年1組!」

集会委員C「第1位は、50点、5年3組!」

集会委員たち「おめでとうございます!」

1位は「潤杯」の点数を6ポイント獲得。以下、5位まで1点ずつ減じてポイントが加算されます。

入賞できなかった学級も参加賞の1ポイントが入るようです。

優勝した5年3組の子供たちは、喜び爆発です!

黙食じゃなく、すみません・・・。

実は、「心!MJコンサート」の陰に隠れて、この「潤杯」に関わる様々な企画の準備が裏で密かに進行していて、運動会や「心!MJコンサート」の終了を待って、続々と、マル秘企画が明らかになりそうです。

東昇降口横に設置されている「潤杯」の獲得ポイントが分かるスコアボード、これから、子供たちの注目の的になりそうです。【校長】

(「潤杯」については、こちら

皆様に愛されて500万回!

本校のホームページには、閲覧回数を示す「カウンタ」がついています。

今朝、出勤して、閲覧回数を確認してみると、500万回を超えていました。

もう、500万回が近いことには気付いていたのですが、昨日から今日にかけて、9376回も閲覧回数が伸びています。

(今年度、第3位の数値です。通常は3000回程度なのですが・・・。昨日、大きな行事があったわけでもないのに、不思議です。ちなみに、今年度の第1位は、5/20の11596回でした。何とか、500万回達成の瞬間を記録しようと思ったのですが、どうやら寝ている間に達成したようです。「果報は寝て待て」ですね。)

本校のホームページが現在の形で運用されはじめたのは、2015年の3学期からのようです。(詳しくは、こちら

来年、2025年の3学期で10年を迎えることになります。

私が校長として着任したときの閲覧回数は200万回弱でした。

この3年弱の間に300万回以上の閲覧をいただいたことになり、急激に閲覧回数が伸びたことに心より感謝を申し上げたいと思います。

今後も潤徳小の「イマ」をお届けしてまいりたいと教職員一同考えております。

「潤徳ファン」の皆様、これからも、どうぞよろしくお願いいたします!【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】「潤徳フェスティバル2」本格始動!

今朝、「心!MJコンサート」の朝会を行ったばかりなのに、中休みの時間から学校は次の目標に向かって大きく動き始めました。

そう、昨年度の開校150周年記念行事を契機に本校で新たに始まった大イベント、「潤徳フェスティバル」を今年度版にパワーアップさせた「潤徳フェスティバル2」(略称:潤フェス2)の本格的な準備開始です。

中休み、担当教員から臨時招集の放送が入りましたが、あっという間に集合場所の教室に集まってくる5・6年の代表委員たち。それも、指示がなくてもタブレット持参で。

さすが、本校の最精鋭部隊たち(笑)

それもそのはず。

前回の話し合いの板書の写真で決まったことを振り返ったと思うと、

Google スプレッドシートで役割分担の確認を短時間で行います。

ICTの活用を図ることで、効率的な打合せが行われます。

今日の打合せのメインは「潤フェス2」のオーディション開始と、11/27(水)に行われる「ほほえみ集会」の準備の確認です。

担当教員から、明日からオーディションが始まることの説明を受けます。

オーディションの一覧表には、今後の参加者、参加グループの予定がびっしりと詰まっています。

その後、「潤フェス2」の担当グループに分かれて細かい打合せが続きます。

こちらは、司会グループ。

こちらは、盛り上げ隊の代表委員たち。

そして、こちらが、早速明日から活動が始まり、責任が重大なオーディショングループです。

担当教員「明日から、休み時間はないと思って。でも、残業代は出ないよ!」

オーデイション担当児童たち「え~!ブラック~!!」

と言いながらも、ちょっとうれしそうな子供たち。

ひと足先に、参加希望者全員の「芸」を見ることができる役得もあるからです。

ちょっと、ハードな日々になりそうですが、「潤フェス2」の成否は代表委員たちの頑張りにかかります。

潤徳小の大クリスマス会を兼ねた「潤フェス2」。

来月はこの話題でもちきりになりそうです。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】MJコンサート実行委員会朝会

大盛況だった、「心!MJコンサート」。

この行事を成功に導いたのは、何と言っても「MJコンサート実行委員会」の子供たちです。

(これまで「音楽会実行委員会」と呼称していましたが、やはり、単なる「音楽会」ではないということで、「MJコンサート実行委員会」となっています。)

今朝は、今回の「心!MJコンサート」の総括と、3回目の「MJコンサート」の実施に向けてのスタートを表明するため、臨時の「MJコンサート実行委員会朝会」がオンラインで開催されました。

委員長、6年リーダー、5年リーダーから、明星大学学友会吹奏楽団の方々への感謝、3回目の「MJコンサート」への協力の依頼などが語られます。

各教室の子供たちは、実行委員の話をしっかり聞いています。

教室からは実行委員たちに対して、たくさんの拍手のアイコン(オンラインですので・・・)が送られていました。

たぶん、3回目の「MJコンサート」は、「○!MJコンサート」という名称になると思われます。

この「○」の漢字1文字を何にするのかということから、実行委員の新たな活動が始まりそうです。

どんなまとめの、そしてお別れのコンサートになるのか、「子供たちがつくる学校プロジェクト」として、実行委員の活躍をまた期待したいものです。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】「心!MJコンサート」、保護者鑑賞日!

今日は、「心!MJコンサート」の保護者鑑賞日、本番の2日目です。

今日は本番中の本番です。

なぜかというと、今日は40名以上の明星大学学友会吹奏楽団の方々においでいただいたからです。

なんという贅沢・・・。

楽団の方々には、朝7時半過ぎには会場入りしていただきました。

校長からもお礼の言葉を伝えます。

リハーサルの音出しから大迫力です。

「マツケンサンバ」の生演奏、踊らずにはいられません!

受付開始です。

朝から長蛇の列になっています。期待の高さを感じ、うれしく思います。

まさにコンサート!という感じです。 

さあ、音楽会実行委員(妖精)の劇からコンサート開始です!

はじめの言葉にあたる1年生の寸劇と校長挨拶です。

1年生が緊張のあまり、セリフを飛ばしてしまうハプニングがあり、前代未聞のTake2ありのオープニングになりましたが・・・

2倍楽しめると思って、ご容赦ください(苦笑)

もちろん、合唱、合奏になったら、今までで一番素晴らしい発表をすることができました。

 

楽団の方々も体を揺らしながら1年生の発表を応援してくださいました。

各学年の間の観客の方々の入替の際には、アドリブの演奏を入れていただきました。

これだけで、会場が優雅な雰囲気になります。

本部と楽団の方々の間にはかなりの距離があるので、このように看板を出して合図をします。

実行委員(妖精)の劇から3年生の発表のスタートです。

合奏「ウィーンはいつもウィーン」です。

ここでは、楽団のクラリネット隊のみなさんが共演です。

3年生の寸劇では、世界の音楽の紹介場面があります。

楽団の方々が、世界の様々な曲の一節を演奏します。

観客の方々から感嘆の声が上がります。

実行委員(妖精)が5年生の発表に誘います。

5年生の寸劇には、「夢」に関するキャラクターが多数登場します。

ここでは、楽団の方々の演奏が連発します。

さながら、アニソン大会のようです(笑)

合奏「よろこびの歌」では、楽団のホルン隊の方々が共演です。

「よろこびの歌」では、聖歌隊の子供たちもドイツ語で頑張りました! 

よい音が聞こえるとオーブが輝いていくストーリーは児童鑑賞日と変わりません。

 

2年生の寸劇は、様々な小物を使いながら進められます。

楽団の打楽器隊の方々がステージ後方で「小さな世界」を一緒に演奏します。

今日も2年生は、「元気勇気ちから」の合唱でかわいい歌声を聞かせてくれました。

 

実行委員(妖精)は6年生に交代です。

4年生の寸劇のバックには「小さな秋」の演奏が入りますが、楽団の団長の方のソロパートになります。

そして、4年生の寸劇のハイライトは「マツケンサンバ」の全員ダンス!

大迫力の楽団の「生マツケンサンバ」に子供たちもノリノリ。

担任たちもノリノリ!

悪ノリで、校長も乱入!

楽しかった~(笑)

楽団の方々にとっては、「マツケンサンバ」は十八番の曲ということですが・・・

とにかく、すごかった!

保護者の方々の中にも踊り出す方がいらっしゃいました。

演奏が終わると、楽団の方々にも大きな拍手が送られていました。

そして、「ブラジル」の演奏には、楽団のトランペット隊の方々にも加わっていただきました。

会場の盛り上がりも最高潮です。

いよいよ最後の1個のオーブが輝きます。

6年生の発表を迎えます。

 

6年生の寸劇では、楽団の方々による楽器紹介が入ります。

 

6年生も観客の方々も各楽器のソロ演奏に聴きほれていました。

 

6年生の合唱、「ひろい世界へ」です。

これまでの中で、一番すてきな歌声だったと思います。

 

そして、合奏「アンダー・ザ・シー」です。

楽団のフルート隊の方々が共演です。

全てのオーブが輝き、円盤が震えるところで、昨日の児童鑑賞日は終わりだったのですが、今日は違います。

どうやら、もっといい音が聞こえてくるようです・・・。

6年生と楽団のみなさんによるスペシャルコラボの「アンダー・ザ・シー」の合奏です。

音をお伝えできないのがもどかしいですが、体育館中に素晴らしい音がこだまします。

演奏が終わると、どこからともなく

「アンコール、アンコール・・・」の声が。

全く想定していなかったのですが、気を利かせて

副校長「保護者の皆様、カメラを置いて、ぜひ、一緒に参加しましょう!」

とのアナウンスが入ります。

ということで、観客の皆様の大きな手拍子の中、3回目の「アンダー・ザ・シー」です。

周りで見ていた教員たちも踊りながら手拍子です。

興奮冷めやらぬ中、実行委員が終わりの言葉で締めます。

観客の皆様が退場されるまで、楽団の方々は「アンダー・ザ・シー」を演奏し続けてくださいました。

最後は、本校の教職員と「エールの交換」を行いました。

楽団の方々と本校の子供たち、教職員は固い絆で結ばれています。

素晴らしいパートナーを得て、大成功だった「心!MJコンサート」。

しかし、これで終わりではありません。

ちょっと淋しいですが、来年の2月8日(土)には、コラボのまとめとなる「(仮)お別れコンサート」が予定されています。

どんなコンサートになるか・・・。音楽会実行委員たちのミッションはまだ続きます。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】「心!MJコンサート」、児童鑑賞日!

今日は、「心!MJコンサート」の児童鑑賞日、本番の1日目です。

続々と会場に集まってくる子供たち。

楽団の方々も朝早くからおいでいただいて準備を進めてくださいました。

実行委員たち(妖精たち)が「ジュントクの森」で不思議なオーブのついた円盤を拾います。

円盤から流れる音に耳を傾けると、突然、どこかにワープします。

ここから「心!MJコンサート」がスタートです!

ホームページでは、音をお伝えすることはできないので、今回は「心!MJコンサート」のストーリーをお伝えしましょう。

妖精たちがワープした先は、どうやら潤徳小学校の体育館のようです。

1年生A「こんにちは!ここは、じゅんとくしょうがっこうだよ。」
1年生B「きょうは、たのしい『心!MJコンサート』なんだ。」
1年生C「『心!MJコンサート』?『心!MJコンサート』ってなあに?」
1年生D「『心!MJコンサート』は、みんなでうたをうたったり、いろいろながっきで、がっそうしたりするよ。」

1年生E「1ねんせいから、6ねんせいまでいろいろなきょくをえんそうして、はっぴょうするんだよ。」
1年生F「いいなあ、たのしそう!」
1年生G「ぼくたちも、なかまにいれてよ!」

校長「おーい!僕を忘れてもらっちゃ困るよ~!」

楽団団長「僕たちも仲間に入れてよ~!」

仲間に入れてもらった校長は、ここで「校長挨拶」です。

こうして、1年生の合唱・合奏が始まります。

ステージの後方では、楽団の方々が打楽器の演奏でバックアップです。

1年生の演奏が終わると円盤のオーブの1つが輝きだします。

実行委員A(妖精)「⾒て!オーブが輝き出したよ!」

実行委員B(妖精)「どうしてだろう?」

すると、円盤からまた音が聞こえ出し、ワープする妖精たち。

実行委員C(妖精)「あそこに、ウイーンって書いてある。ここはオーストラリアだ」
実行委員D(妖精)「いやいや、ウイーンは、オーストリアでしょ。」

 こうして、3年生の「ウィーンはいつもウィーン」の合奏が始まります。

3年生A「すてきな曲だね!!」
3年生B「わたし、この曲⼤好き!!」
3年生C「まるでウィーンの街を歩いているような気分になれるね。」
3年生D「ウィーンにいつか行ってみたいな。」
3年生E「いろいろな国の⾳楽を聞くと、世界中、旅をしてる気持ちになれるよね。」
3年生F「そうだね!!⾳楽って楽しい!!」
3年生G「国によってメロディーがあるんだよ。」

すると、楽団の方々が世界の代表的な曲(日本、中国、アルゼンチン、フランス)の一節を演奏してくださいます。

こうして、スウェーデンの曲「アチャパチャノチャ」の演奏につなげていきます。

3年生の発表が終わると、再び妖精の登場です。

どうやら、別のオーブが輝きだしたようです。

再びワープする妖精たち。

5年生A「みなさんには夢ってありますか?ぼくは今のところあまり⾒付かっていません。」
5年生B「わしはベートーヴェン、しがない作曲家さ。さて君たち、少しおじさんと旅に出てみないか?」
旅をする中で、歴史上の人物、有名なスポーツ選手、そして、アニメ-ヒーローなどに出会っていく5年生たち。

自分の夢について考え、「wish〜夢を信じて〜」の合唱につなげます。

ここでの5年生と楽団の方々のコラボは聴き応えがあります。お楽しみに!

そして、ベートーベンと言えば、「よろこびの歌」です。

合奏と歌を組み合わせ、高学年らしくしっかりと発表しました。

5年生の発表が終わると、また、別のオーブが輝きはじめます。

実行委員A(妖精)「これって、すてきな⾳楽を聴くと、光るってこと?」

オーブの秘密に気付き始めた妖精たちです。

妖精たちがワープした先には2年生たちがいます。

先日の生活科見学で、どんぐりなど、秋に関する物をたくさん集めてきた子供たち。

それらを使った手作りの楽器を披露します。 

 

合奏「小さな世界」では、楽団の方々が打楽器で支援です。

「元気勇気ちから」を全力で歌う2年生たち、とても素晴らしい歌声です。

またまた、妖精たちが登場です。

実行委員A(妖精)「やっぱり、すてきな⾳楽を聴くと、光るんだね。」

オーブの輝きに音楽が関係することを確信する妖精たち。

次のワープ先は・・・秋の世界のようです。

「小さい秋」の曲が流れる中、いろいろな秋を見付ける4年生たちです。

ここから「秋の童謡メドレー」につなげます。

拾った落ち葉で遊んでいるうちに、サンバで踊りたくなってきた4年生たち。(ちょっと強引ですが・・・)

担任も飛び入り参加し、「マツケンサンバ」を学年全体で踊ります。

今日は、楽団の方の録音で踊りましたが、明日は、楽団の方々の「生マツケンサンバ」の演奏が行われる予定です。

盛り上がること間違いなし!

もちろん、今日も体育館はフェス状態になりました。

その流れで「ブラジル」の合奏が行われます。

2階のギャラリーで、楽団の方もトランペットで共演です。

 

 実行委員A(妖精)「ほら、オーブも輝いているよ!」

様々な色のオーブが輝く円盤。

すると、

実行委員B(妖精)「これって波の⾳?」

ここで、楽団の方手作りの「波の音を出す楽器」の登場です。

どうやら、最後のワープ先は海の世界のようです。

ディズニー「リトルマーメイド」の海の世界です。

海の世界以外を知らない「アリエル」が外の世界に興味をもちます。

楽器のことを知った「アリエル」。

すると、2階のギャラリーから、すてきな音色が聞こえてきます。

アリエル「これって、何?」

楽団の方A「これは、ボンゴっていうんだ~!」

様々な楽器の紹介があります。

そこで、外の世界の素晴らしさに気付いた「アリエル」。

「ひろい世界へ」の合唱につながります。

最高学年にふさわしい歌声が体育館に響きます。

そして、「アンダー・ザ・シー」の合奏です。

見ている他の学年の子供たちも手拍子で、会場が一体感に包まれます。

実行委員A(妖精)「すてきな⾳楽を聴けたから、きれいな⾊を取り戻したって?」
実行委員B(妖精)「よかったね。僕たちもすてきな⾳楽を聴けて、すごく楽しかった!」
輝きを取り戻した円盤が震え、コンサートのフィナーレです。

最後は、6年生の音楽会実行委員が「終わりの言葉」で各学年の発表を総括しました。

今日は、大学の授業の関係で6名の楽団の方にご協力いただきましたが、明日は、多くの楽団の方がお見えになって、本格的な演奏が行われます。

今日の児童鑑賞日だけでもすごかったのに、明日はどうなってしまうのか・・・。

6年生の力を借りて、明日の保護者鑑賞日に向けた会場設営を行い、教職員で最終チェックを行いました。

いよいよ、明日、潤徳小史上最高のコンサートが開幕します。

乞う、ご期待!【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】「心!MJコンサート」、リハーサル!

いよいよ、明日の児童鑑賞日、明後日の保護者鑑賞日を迎える「心!MJコンサート」。

今日は、当日の時程に沿って、リハーサルが行われました。

運動会のときもそうでしたが、詳しく書きすぎるとネタバレになるし・・・

難しいところですが、今日は、本番の衣装でばっちりきめたところをご紹介しましょう。

【1年生】

斉唱「校歌」
ボディーパーカッション「てのひらをたいように」
合奏「きらきらぼし変奏曲」
歌 「てをつなごう」

【3年生】

合奏「ウィーンはいつもウィーン」

リコーダー奏「アチャパチャノチャ」
合唱「いのちの歌」

【5年生】

合唱「wish~夢を信じて~」
リコーダー合奏「小さな約束」
合奏「よろこびの歌」

【2年生】

歌 「音楽のおくりもの」
合奏「小さな世界」
歌 「元気勇気ちから」

【4年生】

合唱「秋の童謡メドレー」
合奏「ブラジル」

【6年生】

 

合唱「ひろい世界へ」
合奏「リトルマーメイド」より「アンダー・ザ・シー」

そして、今日もリハーサルに合わせて、多くの明星大学学友会吹奏楽団の方々においでいただきました。

体育館横で、ギャラリーの上で、ステージの上で、楽団の方々が子供たちと共演します!

さらに、音楽会実行委員の子供たちと楽団の方々との「セリフ&音合わせ」も行いました。

こちらは、楽団の方々の手作りの「波の音を出す」楽器とのことです。

「心!MJコンサート」では、どの場面で使われるのか、お楽しみに!

楽団の方々は、リハーサル終了後、いったん大学に戻り、大型の楽器を運び入れるため、夕方、再び学校に来てくださいました。

そこで、職員夕会の際に、団長の方と指揮者の方に本番に向けた意気込みを語っていただきました。

本校の教職員との絆もバッチリです!

 

本番間際のギリギリになっても、試行錯誤を続けている学年もありますが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の大きな柱である「心!MJコンサート」の成功に向け、子供たちも、教職員も、楽団の方々も全力で臨みます。

どうぞ、ご期待ください!【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】「心!MJコンサート」、最終練習!

今週末の15日(金)、16日(土)に開催される「心!MJコンサート」。

明日はリハーサルの日ですので、今日が最終の学年練習日になります。

今日は、明星大学学友会吹奏楽団の団長の方、当日の指揮者の方が支援に来てくださいました。

楽団の方々も本気モードです。

本校と楽団の方々とは、細かい進行用のシナリオを共有しています。

子供たちの練習を見ながら、どの場面でどの楽器の音を出すのか団長の方と指揮者の方とで綿密な確認を行っています。

もちろん、練習にも参加です。

例えば、2年生が演奏するときには、当日、楽団の方々がステージの後方で打楽器によるリズムをとってくださいます。

今日は、指揮者の方が小太鼓でリズムをとってくださいました。

さらに、練習終了時には、楽団の方々による「指導・講評」があります。

休み時間には、「新!MJコンサート」の担当教員や学年の教員と最終的な詰めの打合せを行います。 

 

特に6年生と楽団の方々は「心!MJコンサート」の終盤に一緒のコラボ演奏をするので、団長の方も指揮者の方も真剣に練習を見つめます。

そして、4時間目までの学年練習が終わると、給食準備中に音楽会実行委員の児童が集まってきて、最終打合せと練習を行います。

実は、ここまでナイショにしてきましたが、「心!MJコンサート」は、音楽会実行委員によるストーリーテラー的な劇→各学年の寸劇→各学年の合唱、合奏といった構成で進行していきます。その中に楽団の方々の効果音や演奏などが組み合わさっていきます。

音楽会実行委員は全体の流れを示す重要な役割を担うのです。

音楽会実行委員A「この世界ではない、どこかの世界のお話。ジュントクの森を散歩していた森の精霊たちは、不思議な円盤を拾いました。」

こんな出だしから「心!MJコンサート」は始まります。

音楽とは何の関係もないようなスタートですが・・・

音楽会実行委員(精霊たち)は、どうやって「心!MJコンサート」と結び付けていくのでしょうか?

休み時間も給食の準備時間もほとんど全て練習に費やしてきた「精霊たち」の熱演。

当日、必見です! 

実は、楽団の方々は、本校で学年練習をしているときに録音した音源を元に、演奏を合わせる練習を大学で夜な夜な行ってくださっています。

本校と一緒に「心!MJコンサート」を成功させようという熱い思いには本当に心を打たれます。

「心!」ですから、本校児童と楽団の方々とが心を通わせた最高のコンサートを目指し、最後の調整を進めます。【校長】

水車を活用した精米体験

本校では、昨年度まで近隣の田んぼをお借りして、5年生が年間を通じて米作りの体験を行ってきましたが、田んぼの借用ができなくなったことなどから、校外での活動は難しくなりました。

しかし、今日、地域の「水車プロジェクト」の方々に、子供たちに精米の体験をさせたいとの思いでお集まりいただき、学校の近くの水車小屋前で5年生を対象とした精米体験の場を提供していただきました。

最初に向島用水路のことや、精米に関すること全般についてお話をいただきます。

その後、4つのコーナーに分かれ、ローテーションで説明を聞きます。

こちらは、水車観察のコーナーです。

用水路にある水車が水流で回ることで、歯車を伝い、杵が打ち下ろされ、石臼の中で米同士がこすり合わされるという仕組みです。

こちらは、籾すりや石臼で粉をひく体験コーナーです。

実際に石臼を回す子供たち。

初めての経験で神妙な面持ちです。

こちらは、ふるいがけや一升瓶による精米体験をするコーナーです。

一生懸命ふるいを回す子供たちです。

水車は動力だけでなく発電で利用されることもあります。

その仕組みについて学ぶコーナーです。

 

米作りの直接体験がなかなか難しくなっていますが、地域の方の情熱で、貴重な体験の場を設けることができました。

「水車プロジェクト」の関係の皆様、市の緑と清流課の職員の皆様、どうもありがとうございました。【校長】