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2022年11月の記事一覧

理科or算数?

理科室の前を通りかかると、「1・2・3・4・5・6・7・8・9・10」と数える声が聞こえます。

気になって入ってみました。

すると、5年生が「ふりこの動き」の実験をしています。

ふりこが10往復する時間をストップウォッチで計測します。

子供たちが10を数えていたのは、往復する数だったわけです。

ちょっと写真では分かりにくいですが、この場合、10往復で約12.9秒かかっています。

同じ実験を3回繰り返し、平均を求めます。

その平均を10で割ると1往復にかかった時間が求められるわけです。

実験では、おもりの材質を木の玉、ガラス玉、金属玉に変えたり、糸の長さや振れ幅などを変えたりして、ふりこの1往復する時間は何によって変わるのか表にまとめ、考察します。

子供たちがプリントにまとめています。

5年生たち「実験の1回目は13.8秒で、2回目が13.9秒で、3回目が13.6秒だから、全部たして、3で割って・・・。」

校長「あれ?算数の勉強?」

苦笑いする5年生たちです。

 

続いて、3階の6年生の教室に行くと、理科の「てこのはたらき」の実験のまとめを行っていました。

 てこがつり合うときのきまりについて考えているようです。

黒板を見ると、「右のおもりの支点からの距離とおもりの重さが、反比例している。」などと書かれています。

理科講師「てこがつり合うときのきまりを式に表すとどうなりますか。」

6年生A「右のうでの支点からのきょり×右のおもりの重さ=左のうでの支点からのきょり×左のおもりの重さ」

校長「あれ?算数の勉強?」

苦笑いする6年生たちです。

「理数教育」とも言いますので、今後、理科と算数(数学)の関連が深い学習が増えてきます。

子供たちが頭を抱える場面も多くなりそうです。【校長】

潤徳小にくまモン!?

東京教師養成塾生のオンラインあいさつのあと、校長が続けて話します。

日野・潤徳小校長「今日は、特別に、熊本県の山都町立潤徳小学校の校長先生からお話しいただきます。それでは、熊本の潤徳小、お願いしま〜す!」

山都・潤徳小校長「はい!分かりました〜!」

サプライズで、「東西潤徳小学校コラボレーション」の企画を実施しました。

まずは、熊本県民なら誰でも知ってる(はず)「くまもとサプライズ!」の踊りが流れます。

画面が切り替わって、山都・潤徳小の池部校長先生が元気よく登場!

よく見ると、山都・潤徳小の校門のところに、「くまモン」の小さな人形が腰掛けています。

粋な演出です。

その後は、給食中の各学級を回ってくださって、山都・潤徳小の児童や先生方が、カメラに向かって話しかけてくれました。

高学年は、「I like pineapple.」など、自分の好きな食べ物を英語で紹介するなど、凝った自己紹介をしてくれました。

本校の子供たちも、予告なしの交流にびっくりしたようですが、山都・潤徳小の子供たちや先生方のもてなしに、親近感をもったようです。

日野は、今日は曇り空の底冷えのする1日。それに対して、山都町は快晴で暖かそうな感じがします。

日本の広さを感じさせます。

(この交流の様子は、山都・潤徳小のホームページでもご覧ください。)【校長】

特別教育実習スタート

東京都には、豊かな人間性と実践的な指導力を兼ね備え、将来、指導的な役割を果たすことができる教師を学生のうちから育成することを目的とする「東京教師養成塾」の事業があります。

今年度、本校は、都教委から「教師養成指定校」を受け、東京教師養成塾生(以下、塾生)が「特別教育実習」を行います。

これは、通常の教育実習では、数週間まとめて、実習を行うのに対して、「特別教育実習」は、1年間にわたり、実習を行うものです。

さらに、東京都教職員研修センターで「教科等指導力養成講座」を受講し、教師としての基礎・基本を徹底的に学びます。

まさに、教師になるための「虎の穴」という感じの制度です。(え、「虎の穴」が古すぎて分からない・・・?「タイガーマスク」でググってみてください。)

今日から、大学3年生である「塾生」が実習を開始しました。

1年間という長丁場ですから、多くの学年に関わってもらいたいと考えていますが、スタートは2年生付き(主に2-1)で学んでもらいます。

2-1から2-3まで、子供たちの前であいさつする塾生。

子供たちも、新しい先生を迎えて、ニコニコです。

早速、子供たちの連絡帳チェックなどをします。

教師としての日常の業務も経験します。

昼には、オンラインで、全校児童にあいさつをしました。

あいさつすることが多く、緊張の1日だったと思いますが、夢である小学校教員への第1歩。

本校での特別教育実習で、教職の素晴らしさをたくさん経験してほしいと思います。【校長】

日野市の誇る絶景!

日野市観光協会のホームページによると、この11月下旬は、「ダイヤモンド富士」を見ることができる時期とのこと。

今年度着任した私にとって、初めてのチャンス。

これは見逃せません。

今の時期の日没は、16時半頃とのこと。

休憩時間を使って、ちょっと外に出てみました。

(今回の写真は、フルサイズでお届けします!)

夕暮れのふれあい橋。学校のそばにこんなに美しい橋があるのは、自慢ですね。

モノレールが渡る、浅川の光景。

こちらも素晴らしいです。

「ふれあい橋と富士山」とのテーマで撮ろうとしましたが、一眼レフでなく、タブレットで撮っている校長。

思ったようにはいきません。(ちなみに、校長は、写真はズブの素人です。)

見る角度が悪いのか、結局、「ダイヤモンド富士」にはならず、山の右裾に太陽が沈む構図に・・・。

残念ではありましたが、こんなにステキな夕暮れを見ることができるのが、我がまち日野市!

癒やしの時間になりました。

熊本からご覧の皆様、ぜひ、機会があれば、日野にお越しください!!【校長】

将来は、金メダル・・・か?

3年生が体育でマット運動に取り組んでいる様子を見ました。

少し、体が大きくなってきた3年生。

得意、不得意が分かれてくる学年です。

今日の授業は、「前転、後転マスター」になることです。

前転、後転ともに、日頃あまりしない「丸くなる」感覚をしっかり身に付ける必要があります。

「ゆりかご」などで、感覚を磨きます。

ここまでは、校長が小学校時代を過ごした昭和の体育と変わりませんが、ここからが違います。

おもむろにChromebookを取り出し、互いに動画撮影を始める子供たち。

 手慣れた感じで、撮影を行っていきます。

演技が終わったら、すぐにフォームチェックです。

次の授業も、3年生の別の学級が、体育館で同じマット運動に取り組んでいました。

マットの置き方を工夫し、難しい後転を練習です。

こちらも、同様にChromebookで動画撮影。

学習カードと動画を見比べながら、どこを直していけばよいか考えています。

 

少し前になりますが、10月29日(土)~11月6日(日)にかけて、世界体操選手権リバプール大会が開催され、男子の橋本 大輝選手が個人総合で、女子の渡部 葉月選手が平均台で金メダルを獲得したことがニュースになりました。

「科学的トレーニング」を積む、本校の子供たち。

将来のオリンピックや世界体操選手権を制するのは、潤徳小卒業の選手・・・かもしれませんね。【校長】

2年生 図書の時間

本日は、2年生の図書がありました。

教室で「いいからいいから④」の読み聞かせをしました。

「その本知ってる〜!」「それシリーズ本だよ!」と明るい声が響きました。

 

 

その後、図書室に移動しました。

いつもだったら、本の返却と貸出をするのですが、

12月1日(木)から冬休みの本の貸出が始まるため、

図書室の準備期間として、本の返却だけの日でした。

 

パソコンの前に並んで、本の返却をしています。

 

図書室には、このように新刊本も多く取り扱っています。

 

 

冬休みの本は、1人5冊まで、新刊本は1人1冊まで借りることができます。

本はかなり重たいので、図書バックを忘れずにお子さんに持たせるようにしてください。

よろしくお願い致します。 

連合音楽会壮行会!

12/1の午後、日野煉瓦ホールで、第7回日野市立小学校連合音楽会が開催され、本校6年生が出演し、合唱、合奏を披露します。

当日は、日野市内の小学校の6年生同士が互いに聴き合うことになりますので、一般の方への公開はありません。

そこで、本日は、本番前の「壮行会」として、6年生が、今まで練習してきた合唱「変わらないもの」、合奏「もう少しだけ」を5年生及び保護者の方に披露しました。

まずは5年生に対して、続いて、入れ替えを行って、保護者の方に合唱、合奏を行いました。

こちらは、司会の児童が紹介を行っているところです。

司会児童「保護者の皆様、熊本の潤徳小のみなさん・・・」

と切り出します。

静かに聞いていた保護者の方々が一瞬、ざわっとします。

そうです。今日からスタートした「東西潤徳小コラボ企画」を兼ねているのです。

今日は、保護者会も続けて行われましたが、欠席される方向けに、展覧会の時にも使った「You Tube」限定公開の生配信を行いました。

この生配信を、山都・潤徳小にも送ったわけです。

実は、今朝、コラボ企画で、6年生の各教室を回って、じゃんけんなどで交流したのは、この午後の発表につなげる意図もあったのです。

もちろん、「You Tube」限定公開ですから、一方通行。

山都・潤徳小の子供たちの反応を直接見ることはできません。

(そもそも、合唱、合奏しているときに見ることはできませんけど…)

まずは、合唱「変わらないもの」から。私が音楽室で練習する様子を見ていたときは、当然ながら学級ごとでしたので、学年全員が歌うと迫力が違います。

続いて、合奏「もう少しだけ」です。

こちらも、リズムやテンポを合わせて、見事に演奏することができました。

保護者の方も食い入るように見つめていらっしゃいました。(カメラのファインダー越しの方も多かったようですが…)

演奏終了直後、私のスマホが反応しました。

見てみると、山都・潤徳小の池部校長先生からLINEが送られてきています。

山都・潤徳小では、5・6年生が一緒に生配信を真剣に見ていたとのことで、終わった後は、自然に拍手が起こったそうです。うれしいですね。(詳しくは、こちら <山都・潤徳小HP>)

写真も送っていただいたので、退場していく6年生に、スマホ越しに写真を見せたところ、多くの子がにこにこしていました。

保護者の皆様の前に、合唱、合奏を聴いていた本校の5年生は教室に戻って、異口同音に「すごかった」と話していたとのこと。来年の目標ができました。

こうして、今回も下級生に「格の違い」を見せつけて本番に臨む6年生。死角なしです。【校長】

5年生 総合 米作り~水車プロジェクト~

5年生の米作りもいよいよ大詰め。

向島用水にある水車を活用したもみすりや精米の見学、および体験をさせていただきました。

 

①水車の観察

 

②もみすり、米粉挽き体験

 

③ふるいかけ、精米体験

 

④水車の模型、発電模型の観察

の4つのブースに分かれて、短時間に様々な体験をでき、子供たちは楽しそうでした。

学校に戻る時間が来た時には「えー、もっとやっていたい。」と残念そうにしていました。

 

本日の水車プロジェクトで、米作りに関わる作業は一段落ということになります。

当初の予定では12月に餅つきを、と考えていたのですが、感染拡大の状況を鑑み、残念ながら中止となりました。

2学期中に子供たちがもち米を持ち帰ることになると思います。

各ご家庭でおいしく召し上がっていただけたらと思います。

日野市立潤徳小学校×山都町立潤徳小学校 初コラボレーション!

先日からお伝えしている「東西潤徳小学校コラボ企画」、今日から始動です!

朝、両校をオンラインでつなぎました。

今朝は、校長の私から、熊本県 山都町立潤徳小学校の子供たちや先生方に生メッセージを送る企画です。

山都・潤徳小は、5・6年生の教室に全校児童が集まって、視聴するようです。

企画開始前、山都・潤徳小の池部校長先生が子供たちに話をしているのが画面越しに聞こえてきます。

池部校長先生「東京の潤徳小学校の校長先生の名前、覚えてる?」

山都・潤徳小児童「さいとう いくお校長先生!」

すごい・・・まさか、フルネームで覚えてくれているとは・・・。

ちょっと感激しながら、交流スタートです!

まずは、私の自己紹介。

第1印象は大事。笑顔を意識しながら、山都・潤徳小の子供たちに話しかけます。

続いて、副校長先生も自己紹介です。山都・潤徳小では教頭先生の立場ですね。

続いて、「Google Earth」を使って、両校の場所などを説明しました。

山都・潤徳小の子供たちも「あ、うちの学校だ〜!」と声を上げています。

せっかくなので、学校探検です。

今朝は、まずは、本校を代表する6年生の児童との交流です。

撮影場所は1階の図工室だったのですが、3階まで「生移動」し、6-1の教室へ。

6-1の児童も「おはようございま〜す!」と手を振り、大歓迎。

児童の代表から「と〜っても優しい担任の先生で〜す。」との紹介を受け、満を持して、担任が画面に登場。

担任の自己紹介の後、6-1児童と山都・潤徳小全員が、担任とジャンケン勝負です。

画面越しに、山都・潤徳小の子供たちの笑い声が聞こえてきます。

続いて、隣の6-2の教室に移動。6-1と同様の方法で交流です。

6-2の担任は「昨日のサッカーの試合、見ましたか〜?」と話しかけます。

何と、画面越しに、ユニフォームを振る姿が!

日本代表のドイツ戦勝利は、両校の絆を深めることにもつながりました。(笑)

そして、6-3に移動。

6-3は、担任の自己紹介の後は、代表児童とのじゃんけんです。

子供同士のじゃんけんも盛り上がります。

最後は6-4。

さすがに4回目ということで、山都・潤徳小の子供たちの方が慣れてきていて、画面の向こうからいきなり「最初はグー!」と言われて、ちょっと焦る担任です。

「最初はグー!」は全国共通だということも、今回、分かりました。(笑)

終了後、山都・潤徳小の池部校長先生に伺ったところ、子供たちも先生方も、今後の交流をとても楽しみにしているとのことでした。

また、本校の6年生が4学級もあることに驚いていたそうです。

山都・潤徳小の6年生は9名。確かにびっくりでしょうね。

私も、初めて、山都・潤徳小の子供たちと話をしましたが、聞く態度も素晴らしく、本当にかわいらしい!

一瞬で、大好きになってしまいました♡

交流第1回目は、大成功!といったところです。【校長】

6年生家庭科「1食分の献立を立てよう」

5年生から家庭科が始まり、ご飯やみそ汁、野菜炒めを作ってきました。

環境に配慮しながらの調理や、栄養バランスのことも学んできました。

それらを学んできた6年生の集大成とも言える学習「1食分の献立を立てよう」に挑戦しています。

 

ミライシードのオクリンクを活用し、献立の構成「主食・主菜・副菜・汁物」を考えながら、献立を立てます。

 

 

教科書や料理動画サイト「クラシル」を活用しています。

 

 

材料や調理方法が動画で紹介されているので、子どもたちは「何にしようかな〜」とつぶやきながら、楽しそうに献立を立てていました。

 

 

友達と相談しながら考えている様子も見られました。

 

 

今回授業で立てた献立を、家庭科の冬休みの宿題として、お家で作ってもらおうと考えています。

「なるべく自分たちでやろうね」と子どもたちに言っていますが、

保護者の方々のお力が必要になってくると思います。

 

お力添えの程、何卒よろしくお願い致します。

 

祭りの後・・・

展覧会という大きな行事が終わりました。

多くの方に会場にお越しいただき、「癒やされました!」などのお言葉をたくさんいただきました。

しかし、その余韻に浸る間もなく片付けです。

そのままにしておくと、体育の授業で使えませんし、開放団体の方に貸出もできません。

子供たちの作った全校作品「みんなの旗」を片付ける担任たち。

背中に物悲しさが漂います。

2年生の「ゆめのケーキ屋さん」が展示されていた卓球台。

あまりにもおいしそうなケーキがいっぱいだったので、展覧会が終わったら、2年生にナイショで食べようと思っていたのに・・・。

いつの間にか、きれいに片付いていました。

5年生の力も借りて、体育館を元の状態に戻します。

5年生も、最高学年になる準備を着々と進めています。頼もしいですね。

というわけで、1学期から準備を進めてきた展覧会も、片付けはわずか半日で完了です。

祭りというのはそういうものかもしれませんが、もうちょっと見ていたかったなぁという気もします。

さて、本校のホームページには、閲覧数を示す「カウンタ」が付いています。

何と、本日、本校のホームページの閲覧数が250万回を突破しました!(拍手)

本校の「学校日誌」は、2015年の3学期から始まったようです。

それから、約8年弱でこの数字にたどり着きました。

実は、私がこの4月に着任してから、閲覧数が60万回ほど伸びました。

この数字、それまでの年間閲覧数の平均が25万回程度だったと考えられることから、7か月あまりで倍以上に伸びていることになります。

今年度の1位の閲覧数の日は6月16日で、何と1日で8005回。

この日は、日光移動教室の初日。

特に6年生の保護者等の皆様が「日光移動教室ライブ中継」に関心を寄せてくださったのでしょう。

コロナ禍で、学校においでいただける機会が少なくなっている中、できるだけ、日頃の様子をお伝えしたいと考え、ホームページの充実を図っております。

これからも、「日野&山都潤徳小学校」のホームページをご愛顧いただければ幸いです。【校長】

150th anniversary special project 第2弾、始動!!

150th anniversary special project はオリジナルマスコットキャラクターだけではありません。

第2弾は、保護者等の皆様にC4th Home&Schoolにて先週からお伝えしているとおり、「東西『潤徳小学校』コラボレーション企画」です。

日本で2校ある、「潤徳小学校」。

東にある「東京都日野市立潤徳小学校」と西にある「熊本県山都(やまと)町立潤徳小学校」が今後、機会を設けて、共に教育活動を行っていこうという壮大な企画です。

コロナ禍でオンラインが定着したこと、日本全国の児童が学習者用端末を1台ずつ持つ時代になったからこそ、約840km離れた学校同士でもつながることができると考え、山都町立潤徳小学校の池部 聖吾智(いけべ みわとも)校長先生と相談し、本企画の実現にこぎつけました。(詳しい経緯等については、今後発行予定の「学校だより12月号」でお伝えするつもりです。)

今朝は、代表委員のマスコットキャラクターのアイデア募集の全校集会に続いて、校長からの話として、本企画について説明をしました。

150周年のオリジナルマスコットキャラクターの重要性を伝えつつ、子供たちに、次のように問いかけます。

校長「この、マスコットキャラクター、知ってる?」

全校集会の配信は、音楽室で行っていたのですが、遠くの学級から「くまモ〜ン!」と答えている声が聞こえます。

さすが、全国区のキャラクター。人気抜群です。

本校のマスコットキャラクターも「くまモン」に負けないくらいになるとよいのですが。

その後、「くまモン」が熊本県のキャラクターであることに触れ、熊本県にある、もう1校の「潤徳小学校」と仲良くなることを話しました。

その際、山都町立潤徳小学校のホームページを紹介しながら、山あいにある児童数26名の学校であり、本校とずいぶん違う環境にあることを説明しました。

今日を皮切りに、両校の具体的な交流について、池部校長先生と相談しながら、具現化を図りたいと考えています。

池部校長先生は、教育への情熱があり、ユニークで、とてもステキな校長先生です。

こうして、オンライン等でもよく連絡を取り合うようになるうちに、完全に仲良し状態になっています。

両校を二人の校長が兼務するくらいの気持ちで取り組んでいきます。

今後の展開にご期待ください!

 

山都町立潤徳小学校のホームページでも、「東西『潤徳小学校』コラボレーション企画」が取り上げられはじめています。(詳しくは、こちら

私のことも、よく紹介されているので・・・ひょっとしたら、熊本県で密かなブームになっているかも!(笑)【校長】

150th anniversary special project 第1弾、始動!!

運動会、展覧会が終わり、学校にも平穏な日々が戻って・・・くることはありません!

満を持して、special project が始動です。

来年度、いよいよ150周年を迎える本校。

歴史的な1年にすべく、今から取り組みます。

第1弾は、「日野市立潤徳小学校オリジナルマスコットキャラクター」の制作です。

来年度、様々企画されるであろう150周年記念イベントをはじめ、日常的にマスコットキャラクターを使用し、烏骨鶏の「大福」ちゃんとともに、本校のアイドルとして活躍してほしいと考えています。

今朝は、代表委員会の児童が、このマスコットキャラクターのアイデア募集の全校集会をオンラインで行いました。

150周年を飾るにふさわしい、「本校といえばコレ!」と分かるようなキャラクター、どうなりますか・・・。

本校のシンボルと言えば、けやきの木か、歴史ある校舎か、ほほえみの丘か、とんぼ池か・・・。

代表委員がサンプルを示しますが、それ以外にもいろいろ考えられそうです。

今後、「Google Forms」を使って、マスコットキャラクターに関するアンケートをとっていきます。

いったい、本校の子供たちは、「潤徳小といえば?」と聞かれて、何と答えるか、また、どんなマスコットキャラクターになるか、興味津々です。【校長】

展覧会の裏側

昨日、本日と、学校公開・展覧会に多数の方においでいただき、感謝申し上げます。

両日とも、よい天候に恵まれ、参観しやすい状況となり、とてもよかったと思います。

授業や、作品は、ご覧いただいたとおりなのですが、この記事では、ちょっと裏側をご紹介します。

こちらは、1週間以上前の11/10に、6年生と教職員とで会場準備をしているところです。

展覧会の会場を華やかに飾るのは相当時間がかかります。

片付けるのはあっという間ですが・・・。

ここでも、6年生が下級生の気付かないところで「縁の下の力持ち」の役割をこなしてくれています。えらい!!

 

さらに、今回は、展覧会会場の混雑状況を確認していただくことを目的とした、「オンライン展覧会」のライブ中継に挑戦してみました。

ライブ中継は、運動会に続いて2回目。

Chromebookを体育館後方にセットし、定点からの映像を配信しました。

実は、今回のライブ中継、かなり進化しているのです。

運動会の際は「Google Meet」を使ったライブ中継を行いました。

しかし、保護者等の皆様から「申請」をいただくと、こちらで「承認」する必要があったため、場合によっては、お待たせしてしまうこともありました。

今回は「You Tube」の限定公開によりライブ中継を行いました。

回線が切れた場合の対応が難しいデメリットはあるのですが、「承認」不要なので、今回、新しく試してみました。

各日、2時間弱、公開しましたが、回線が切れることはなく、円滑に会場の状況をお伝えすることができました。

また、今回は、ちょっとカッコよい、タイトル画面もつけてみました。

第8波到来の中、今後もオンライン公開には、適宜挑戦し、改善を図っていきたいと考えています。

それにしても・・・展覧会は、ホームページには不向きな行事です。

1学期から、子供たちが作品を制作している様子を公開しようか・・・という誘惑に何回も駆られたのですが、公開してしまうと、作品が何か分かってしまいます。

また、当日の各学年の様子を公開しようとしても、名札がついているため、今度は、個人情報の壁があります。

そのため、公開したくても控えることが多く、モヤモヤ続きだったわけですが、当日、保護者等の皆様が作品をご覧になっているところの笑顔を拝見すると、やはり、芸術は、その場で、本物を見るのが一番よいのだということを改めて感じました。

お子様の頑張りについて、たくさん褒めていただき、「笑顔招福」の週末を!【校長】

子供ガイド大活躍!

本日は、学校公開と展覧会保護者鑑賞日の2日目となっています。

午前中に活躍したのは、6年生の「子供ガイド」です。

子供ガイドは、オリジナルの腕章を付けて活動を行いました。

 

「今よろしいでしょうか。」と、ご来場された皆様にお声がけする子供ガイドたち。

一言、声をかけることは勇気がいったに違いありません。

作品解説だけでなく、質問にも丁寧に応対しました。

会場から出られる際、ご来場された方から「子供ガイドの取組がとても素晴らしく感じました。どなたのご発想なのですか。」とうれしいお話をいただきました。保護者の皆様からのこのような感想や質問は、教職員の励みになります。

また、子供ガイド役を務めた6年生にも、ありがたいお言葉をたくさんかけていただきました。

子供ガイドを務めるまで、腕章の作成や原稿作成、スピーチ練習など多くの準備を積み重ねてきた6年生。

「ありがとう!」「よくわかりました!」などの一言が、子供たちの達成感につながったことと思います。

子供たちも「楽しかった!」「やってよかった!」と、よい笑顔をしていました。

 

子供ガイドにお付き合いいただきました皆様に、心より感謝申し上げます。

 

午後は、各家庭1名ずつという制限をなくしてご鑑賞をいただくことができます。

オンライン配信で、会場の混み具合を確認することができますので、ぜひご活用ください。

皆様のご来場をお待ちしています。

学校運営連絡協議会

本日(11月18日)、本校の学校評議員の皆様にお集まりいただき、学校運営連絡協議会を開催いたしました。

 

今年度の本校の取組について、校長が学校評議員の皆様に説明をいたしました。

学校評議員の皆様には、本校の学校運営に関わる貴重な意見を頂戴いたしました。

お忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

学校公開・展覧会保護者鑑賞日

本日と明日の2日間は、「学校公開」とあわせて「展覧会保護者鑑賞日」となっています。

 

正門からお入りいただくと、地域の方から寄贈された美しい花をご覧いただくことができます。

いただいた花は、栽培委員会の児童が、休み時間に丁寧に植えました。

恐れ入りますが、自転車でお越しの際は、東門におまわりいただき、校舎北側の駐輪スペース を ご利用ください。

展覧会会場は、体育館となっています。

体育館入口の 「受付」で、 名簿に 〇を 記入して ください。

ご来校いただく際には、上履きと 外履きを入れる袋をご持参ください。

取り違いや紛失を防ぐために、外履きは袋に入れて 各自 お持ちください 。

また、児童の安全を守るために、「名札着用」のご協力をお願いいたします。

 

午前中は、各家庭1名の授業参観及び展覧会鑑賞となります。

しかし、午後は、各家庭1名ずつという制限をなくして展覧会の鑑賞ができるようになっています。

運動会と同様に、会場の様子をオンラインで配信をさせていただき、会場内の混み具合をご確認いただけるようにいたします。オンライン配信についてのご連絡は、本日8時45分にC4th Home&Schoolで配信いたしましたので、ご確認いただけると幸いです。

 

皆様のご来校を心よりお待ちしています。

展覧会が始まりました

本日から3日間、本校の体育館を会場として「みつけよう 自分の色とかたち」をテーマに展覧会を開催いたします。

初日は、「児童鑑賞日」です。

鑑賞をしている2年生の様子となります。

鑑賞中、2年生の児童が手にしているのは、メモ帳と鉛筆ではなく、クロームブックでした。

心を動かされた、お気に入りの作品を撮影しています。

今後、撮影した写真を教室のモニターに映し出し、「自分のお気に入りの作品」について学級の友達にスピーチをする予定のようです。どの児童も真剣に作品を鑑賞していました。

こちらは6年生。「子供ガイド」のリハーサルを実施しています。

子供ガイドは、6年生の児童が、ご来場された皆様に会場内の作品を解説する取組です。

子供ガイドは、19日(土)の1~4校時の授業時間に行う予定となっています。

その時間帯に会場にお越しいただいた皆様に、子供ガイドがお声がけいたしますので、作品解説にお付き合いいただくとともに、感想を伝えたり質問をしていただければと思います。

展覧会の開催期間にあわせて、校舎内でも作品の掲示を行っています。

これは、イラストクラブに所属している児童の作品です。

休み時間を活用して、作品を鑑賞している児童がいました。

いよいよ、明日18日(金)、19日(土)の2日間は、学校公開とともに「保護者鑑賞日」となります。

2年生のある子供は、「ここ(展覧会会場)にずっと住んでいたいぐらい、素敵!」と満面の笑みで感想を伝えてくれました。

保護者の皆様のご参観を心よりお待ちいたします。

 

音楽 with Chromebook

5年生が「キリマンジャロ」の合奏に取り組んでいます。

多くの種類の楽器を使う合奏。

指導する教員は一人ですから、指導は大変です。

パートごとに練習をするのですが、様々な楽器の音が響く中で、自分たちのパートに関係する音だけを聴き分けて、一つに合わせていくことはとても難しいことです。

打楽器のパートを担当している子供たちのところに行ってみると、Chromebookにつないだテレビの画面を見ながら演奏していました。

よく見てみると、楽譜に合わせて、赤い線が動いています。

これを見ることによって、リズムやテンポを合わせることができるわけです。

例えて言うならば、カラオケのガイドメロディーで赤い線が動いていくイメージです。(他にいい表現が思いつかず・・・すみません。)

これにより、別のパートを練習している児童とも、リズムやテンポを合わせることができます。

授業の仕上げは、全体で合わせます。

Chromebookを使ったパート別練習の効果もあり、よく揃って演奏できています。

最後の振り返りもChromebookで。

成果と課題をまとめ、記録に残すことで、次回の練習につなげていきます。【校長】

花いっぱい、潤徳小学校

昨日、とてもうれしいことがありました。

本校の近隣にお住まいの土方様から、秋の花として、パンジーとビオラを寄贈していただいたのです。

土方様は、これまでも春と秋に季節の花を届けてくださっています。

本当にありがとうございます。

本日、栽培委員会の児童が、プール横の花壇に移植しました。

「花より団子」派の校長でも、学校が花で彩られていると、とても癒された気持ちになります。

今週末は、学校公開・展覧会が予定されています。

学校にお越しの際は、ぜひ、花壇にも目を向けていただければ幸いです。【校長】

早くも、小学校生活の正念場!

校長と、とても仲良しの2年生たち。

教室の様子を見に行くと、いつも元気に挨拶をしてくれますし、「今、○○しているの。」などといろいろなことを教えてくれます。

しかし、ここしばらくは、ちょっと様子が違います。

国語の授業で、真剣に漢字の練習をしているところなのですが…。

校長「漢字、一生懸命頑張っているんだねぇ。」

2年生A「漢字テストがあるし…。」

校長「ところで、『三六』?」

2年生たち「18!」

こちらは、生活科で二十日大根の世話をしているところですが…。

校長「二十日大根っていうくらいだから、育つの早いんだよねぇ。」

2年生B「校長先生、見て!根が生えてきたの。」

校長「お、すごいねぇ。・・・ところで、『四七』?」

2年生たち「28!」

2年生C「24…」

校長「違~う!言い直し!」

算数の授業であろうがなかろうが、子供たちに「九九攻撃」を仕掛ける校長。

最近の日常の光景になっています。

小学校の算数の基本は、たし算、ひき算、かけ算九九です。わり算は九九ができていれば何とかなります。

くり上がり、くり下がりのたし算、ひき算は、どうしようもないときは、指を使って答えを出すことができます。

しかし、かけ算九九はそういうわけにいきません。

暗記することが大前提なのです。

九九は81個。

しかし、1の段は、事実上、暗記の必要はありませんし、「二一」、「三一」など、かける数が1の場合も簡単に答えが出ます。

さらに、かけ算は、かける数とかけられる数を逆にしても答えが同じです。

「三四」を忘れたとしても、「四三 12」を覚えていれば、答えが出るわけです。

ですから、実質は30個程度覚えればよいのですが、なかなか定着しません。

高学年の児童でも、言い間違えるのを見かけることがあります。

かけ算九九は3年生以上の算数で必須のもの。

反射的に唱えられるように習熟しなければなりません。

現在、2年生は、かけ算の前半を終えたところ。

今後、難しい6~9の段にも挑戦していきます。

2年生の保護者の皆様、ここが早くも小学校生活の正念場です。

昔からよく「獅子は、我が子を九九の谷に突き落とす」と言われます。(え、ちょっと違う?)

また「かわいい子には、九九をさせよ。」とも言われます。(これも、ちょっと違う?)

一緒に買い物に行ったとき、お風呂に入ったとき、寝る前など、しつこく九九チェックをしてみてください。

もちろん、上手に唱えられたときは、誉めてあげるのをお忘れなく。

 

展覧会直前で、作品の最終仕上げをしている子供たちにも、問答無用で九九攻撃をする校長。

校長「五七?」

2年生たち「35!」

2年生D「忘れても大丈夫。九九の紙が掲示されてるから。」

カンニングは、ダメ!!【校長】

説得力のある意見を伝えよう!【5年生研究授業】

 潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。11月14日に5年生の国語科の授業を行いました。単元名は、「どちらを選びますか」です。

 本単元は、2つの立場を明確にして、説得力のある主張を述べる力を高めることをねらいとしています。情報化が進むとともに、多様な人々と共生していくことが求められる今、自分の立場を明確にしながら意見を述べる力の必要性はますます増すばかりです。次代を担う子供たちに必須の力を育む単元ともいえます。

 

 

音声・動画などのメディアを活用し、子供たちの思考を促すとともに、見通しをもたせる

 始めに、「短い夏休みを楽しむなら、海か山か」を担任が相談しているという設定のもと、2つの立場から意見を出し合う様子を音声で聞きました。話し合いの中で、4つの意見が出たことを確認し、「説得力のある意見はどれか」「なぜ説得力があるのか」を考えました。

 

 

  子供たちからは、「自分の感想は説得力がない」「個人的で、先生が好きなのか分からない」「できることが具体的に書いてあるのは説得力がある。」「海ならではの意見を出すと、説得力がある。」などの理由が挙げられました。実際の話し合いの音声を聞くことで、子供たちが思考している様子が伺えました。

 

 次に、話し合いの様子を動画で視聴しました。動画では、意見に納得できた時にカードを上げている様子や、納得できない時に質問をしたり、答えたりする様子を観ました。

こうして、話し合いのモデルを動画で確認することで、どの児童もゴールを意識して学習に臨むことができます。また、カードを上げる様子を観ることで、説得力のある意見とはどういうことかもう一度確認することができました。

 

オクリンクで考えをまとめ、共有することで、学びを深める

話し合いの仕方が分かったところで、本時の課題です。「家でペットを飼いたい。休日にペットと過ごすなら、犬か猫か。」という校長先生の相談に、犬派と猫派に分かれ、お勧めする理由をノートに書きました。

 

その後、オクリンクに考えを入力しました。

 

  同じグループの人たちとカードを送り合い、説得力のある意見を相手に伝えられるようにするにはどうすればよいか、カードを連結したり並べ替えたりしながら考えを深めることができました。

 

 オクリンクでは、自分が作ったカードを「カードBOX」に保管することができます。他のグループがBOXに保存したカードを見合う中で、どのような考えを出していたのか、またその中で説得力のある意見はどれか、いろいろな考えを知ることができました。

↑カードBOXの中身

 

 最後に、振り返りをしました。始めにもった意見はノートに書き留めておいてあるため、オクリンクに書いたカードを比較しながら、考えの変容を捉えました。多くの児童が、より説得力のある意見に自分の考えをブラッシュアップすることができていました。

 

 

子供たちに今後身に付けさせたい力

 本日は教育委員会の学校課訪問のため、教育長はじめ、市教委の皆様に授業の様子を見ていただきました。子供たちが日常的にchromebookを活用できていることを評価していただきました。

 改善点として、「異なる立場から意見を伝える」という点について、より深い見取り方が必要だということをご指導いただきました。本単元では、「説得力のある意見を伝える」ということを重視しましたが、自分の意見を伝えることは、子供たちが得意とする分野であり、授業でもたびたび鍛えられる部分です。しかし、相手の意見を聞いて「納得できない」と対話を終わらせてよいのでしょうか。よりよい意見を引き出すための質問力を鍛える、という部分も忘れずに育てていきたいと思いました。そのためにも、「どういった視点で子供たちに話し合ってもらうのか」という学び合いをする際の視点をもたせることが大切だということが分かりました。

 chromebookで考えを書いたり、共有したりすることを全校で取り組めるようになり、日常化してきた今、どのようにして意見をまとめ学びを促進していくのか、本校の研究も深まってきたことを感じました。今後もよりよい授業を通して児童の学びを支援していきます。

 

【研究推進委員会】

学校課訪問

今日は、堀川教育長をはじめ、日野市教育委員会教育部学校課等の職員の皆様においでいただき、本校の様子をご覧いただく学校課訪問の日でした。

まず、校長から、本校の教育活動の状況について説明いたしました。

その後、3・4校時の授業の様子をご覧いただきました。

 

本校は、Chromebookの授業での活用に力を入れています。

各学級や専科の授業で、文房具として、日常的に子供たちが端末を使いこなしている様子を、直接ご覧いただくことができました。

授業をご覧いただいた後は、給食もおとりいただきました。

何と言っても、今日のメニューは、「せかいいちのスープ」!(詳しくは、こちら

ご満足いただけたかと思います。

また、昼休みの間には、作品展示途中の展覧会会場もご覧いただきました。

5校時は、5年生の国語の研究授業をご覧いただきました。

授業終了後は、協議会を行い、堀川教育長からご挨拶いただくとともに、教育部参事、統括指導主事、指導主事の皆様から貴重な指導・助言をいただくことができました。(研究授業、協議会の様子はこちら

本校の取組についても、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。

客観的に外部の方から評価をいただくことは、教職員のやる気につながるものです。

評価いただいた点、ご指摘いただいた点を今後の学校運営の改善につなげていきたいと考えています。【校長】

エコについて考えよう

 2学期に入ってから、4年生は総合的な学習の時間「エコについて考えよう」という学習に取り組んできました。

 エコについて、調べ学習を行い、興味のあるテーマごとにグループを作り、学年発表に向けて準備を行ってきました。11月9日(水)の1、2時間目を使って、展覧会準備が進んでいる体育館を特別に使い、発表会を行いました。

 模造紙を使ったり、紙芝居を使ったり、実物を見せたり、劇をしたり…

これまでの学習では行ってこなかったような発表方法に取り組んでいるグループが多く、創意工夫が光りました。また、発表を聞いている人たちの真剣さも素晴らしかったです。それだけ、一人一人が一生懸命取り組んだのだと思いました。

 3学期は、クラスの垣根を越えて、グループを組んで発表会をする予定です。3学期はどんな発表会になるのか今からとても楽しみですね。

1年生の秘められた能力

いきなりですが、クイズです!

Q この写真は、何の車を写したものでしょう?

1年生の授業を見ていたところ、このクイズからスタートしました。

全く分からない校長のそばで、1年生たちが次々手を挙げていきます。

1年生A「レッカー車!」

即答です。他の子も当然といった顔をしています。

驚く校長。第2、第3ヒントの写真を準備していた担任も苦笑いです。

続いて、第2問。

Q この写真は、何の車を写したものでしょう?

同様に、全く分からない校長を置き去りにして、勢いよく手を挙げる1年生たち。

1年生B「キャンピングカー!」

これも即答。

なぜ分かるのか、校長には全く理解できないのですが、1年生独特の観察力で車の種類を当てていきます。

この授業は、お楽しみ会ではありません。

国語の「じどう車くらべ」の学習です。

いわゆる「はたらく自動車」について、どんな仕事をする車なのか、そのためにどんな仕組みがあるのかを文にまとめていきます。

今日の授業で扱う自動車は「はしご車」です。

担任「どうやって、はしご車のことを調べたらいいかな?」

1年生C「Googleで検索すればいい!」

え、1年生で「ググる」…。まだ、端末を使いはじめて2か月くらいなのに…。

担任は笑顔で返しながら、今日の授業は図鑑で調べることを告げます。

図鑑と言っても、1年生の教員の自作の「電子図鑑」です。

はしご車の写真の周りに、特徴を書いた文章をのせたデータを子供たちの端末に配信します。

それを基に、はしご車についてまとめていく学習です。

実は、はしご車の絵は教科書に載っています。

「電子図鑑」にしているポイントは、写真などを拡大・縮小できること。

担任「ピンチイン(縮小すること)、ピンチアウト(拡大すること)を使って、写真を好きな大きさにしていいですよ。」

パソコン関係の「宇宙語」が出てきて、戸惑う校長。まさに、ピンチです。(苦笑)

しかし、子供たちは、自然に親指と人差し指を使って、はしご車の写真を任意の大きさにしています。

中には、操作がうまくいかない子もいます。

1年生D「校長先生、写真が画面から消えちゃった。助けて!」

ヘルプが来ました。

ここは、校長としての腕の見せどころ。

校長「どれどれ、見せてごらん。」

「戻る」アイコンを押して、操作を1つ戻せばいいと考えたところ、該当のアイコンがありません。

10秒ほど固まる校長。

すると、近くの席にいた1年生が校長の耳元でそっとささやきます。

1年生E「校長先生、そういうときは、最初からログインをやり直せばいいんだよ。」

え…まだ、2か月の子供たちに、技能が追い抜かれてる??

「電子図鑑」を操作して、プリントにはしご車の特徴をまとめていく1年生を見ながら、新しいものにすぐ順応していく1年生の能力の高さに驚くとともに、校長職を1年生に譲った方がいいのではないかと考え込んでしまいました…。【校長】

たて割り集会の進化

これまで、本校では異年齢の交流を重視しているという記事をたびたびお伝えしてきました。

今朝は、たて割り集会で、異年齢の子供たち同士で遊びます。

よい天気でしたので、外遊びグループと内遊びグループに分かれて活動しました。

外遊びでは、各班ごとに集まって、遊びのルールを確認してから、校庭に散らばります。

鬼ごっこ、だるまさんが転んだなど、昭和の頃から変わらない遊びが受け継がれています。

校庭の全面を使って、各班、思い思いの遊びで楽しみました。

一方の内遊びはどうでしょう。

こちらは何でもバスケット。定番です。

こちらは「ハイ、ポーズ」。

指定されたお題のポーズをとり、見ている子が当てます。

こちらは、「並び替えゲーム」。

画面に表示されたひらがなを並び替えて単語にします。

写真の場合、「きにっ」→「にっき」になるわけです。

6年生たちが、端末を使って自作の問題を出すという新たなパターンです。

こちらは、「スライドゲーム」です。

画面上の箱のようなものの後ろからカエルが出てきて、画面の外に逃げていきます。

逃げたカエルの数を数えるゲームなのですが、レベルが上がると、逃げる速さが猛スピードになります。

おまけに、関係のないモグラなども出てきて、難しくなります。

これも、6年生たちが、端末を使い、アニメーションの機能を生かしたゲームを作っています。

このように、リーダーである6年生たちは、下級生に喜んでもらおうと一生懸命準備します。

下級生たちは、そんな6年生を見て憧れを抱きます。

異年齢の関わりは、こうしたよいサイクルをつくり、人間関係を深めることにつながります。

こうした取組を今後も発展させていきたいと考えています。【校長】

多摩動物公園で校外学習をしてきました

4年生は理科「わたしたちの体と運動」の学習の一環でとして、多摩動物公園で校外学習をしてきました。

1、2組は7日(月)に、3、4組は8日(火)に行ってきました。

「いってきます!」元気な挨拶をしていました。

正門で校長先生に見送られて、出発しました。

35分ほど歩いて、多摩動物公園に到着しました。

動物の観察に行く前に動物ホールで、挨拶をしてから、説明を受けました。

プリントの書き方を真剣に聞いていました。

1種類目はキリンの観察をしました。

「どこが、肩かな?手首かな?」

餌を食べている様子や歩いている様子を一生懸命観察していました。

こんなに間近で観察できる場面も!

2種類目はライオンの観察をしました。

キリンよりも遠くからの観察になりましたが、双眼鏡を使って観察することができました。

観察が終わり、動物ホール戻ったら、特別授業のスタートです!

プリントに書いた内容の確認をしました。

本物のシカの骨を使って、脚の曲がる仕組みを学習しました。

 

 特別授業の後半は、本物の骨を触ったり、持ち上げたりしました。

キリンの頭から首にかけての骨は想像以上の大きさでした。

 ライオンの骨は大きくてホールの中にはなかったのですが、骨格が似ているユキヒョウの骨を観察しました。

「骨の触り心地はどう?」

「ツルツルしてる!」

「え、ザラザラしているところもあったよ!」

「どうして同じ骨なのに、触った感じが違うんだろう?」

いろいろな会話が聞こえてきました。

最後に、質問の時間がありました。

「骨にはツルツルしたところとザラザラしているところがありました。」

「それは筋肉のつき方が関係しています。ザラザラしているところは筋肉がしっかりとくっついていた部分です。」

「なるほど。」

思わず声が漏れていました。

 

教室だけでは体験できない、貴重な体験をすることができました。

どんぐりころころ…

今日は、「まさに秋!」という感じの心地よい日です。今夜の皆既月食もバッチリ見られそうです。

そんな好天の中、1年生は生活科で万願寺中央公園へ出かけました。

これまで遠足等で行っていた大木島自然公園から少し足を伸ばして冒険です。

目的は2学期のテーマである「秋みつけ」。

紅葉や木の実など、秋に関するものを採集します。

公園内の木々は色付いており、足元にも落ち葉やどんぐりがたくさん落ちています。

9月の「虫とり」では、若干苦戦した子供たちも、今回は大収穫。

まさに取り放題です。

自分好みの落ち葉を探すことにも夢中です。

風が吹いてひらひら落ちてくる落ち葉をキャッチしようと駆け回る子供たち。

透き通るような青空と子供たちの黄色い帽子、茶色の木の葉のコントラストが素晴らしく、まさしく「映え」状態です。

教室に戻ってからは、採集してきたものを使っておもちゃ作りです。

やじろべえ、マラカス、落ち葉のカードなど、様々なものに大変身です。【校長】

オンライン社会科見学

5年生は社会科で「自動車の生産にはげむ人々」を学習してきました。

我が国の基幹産業である自動車製造業について学ぶことは、工業についての理解を深めることになります。

しかし、5年生にとっては、用語も含めて、とても難しいところ。

机上の学習だけでは、なかなか興味・関心を持続することが厳しい面があります。

コロナ禍以前は、実際に工場にお伺いし、社会科見学として体験的に学習を進めることができました。

ところが、工場見学には、今でも制限がかかっているのが現状です。

本市には日野自動車の工場があります。

実際に見学できるとよいのですが、まだ、実施できる状況ではありません。

そこで、今日は、オンラインでの出前授業を行っていただけることになりました。

日野自動車のお二人の社員の方にご協力いただき、工場の様子などについてご説明いただきました。

日野自動車の生産の中心はトラックやバスなどの大型の自動車。

最大100トンもあるトラックも生産しているとのことです。

また、ディズニーランドで使われているかわいいバスも生産しているとの話があり、子供たちから「乗りた~い」と声が上がっていました。

 日野自動車のトラックは、「Dakar Rally」にも参戦しているとのことで、砂漠の中を疾走するトラックの動画も紹介していただきました。中には、転倒してトラックが何回転もしている映像などもあり、迫力がありました。

自動車を生産するには、企画の段階から、様々な工程があることを丁寧に説明していただきました。

工場内のロボットの様子なども見せていただき、機械化が進んでいることもよく分かりました。

最後には、子供たちからの質問も受けてくださいました。

子供たちは、各学級から視聴していたのですが、質問は、どの学級からも受け付けることができます。

これが、オンラインの長所です。

私も、以前、社会科見学の引率で日野自動車の工場に伺ったことがありますが、車体の大きさ、プレスする機械の大きな音、オイルの臭いなど、五感に訴えるものが多かった記憶があります。

オンラインでは、そこに限界があるのですが、現状では、致し方ない面があります。

ご説明いただいた社員の方々には、事前に本校のホームページをご覧いただいていたようで、5年生が「ティーボール」を頑張っていることなどを話の中に入れてくださっていました。

本校の5年生のために、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。【校長】

【重要】保護者の皆様のお考えをお聞かせください!!

11/2にC4th Home&Schoolにて、「 潤徳小学校の教育活動についてのアンケートのお願い」を配信いたしました。

今年度、私が校長として本校に着任して、7か月が過ぎました。

本校の教職員は、社会情勢、学校の実態、 地域の状況などを踏まえ、例えば、 次のようなことに力を入れてまいりました。

・「笑顔招福」を学校キャッチフレーズとし、子供たちの笑顔あふれる学校づくりを進めることで、家庭や地域にも幸せをお届けすること

・1年生からの Chromebook 配備を踏まえ、個人の端末を積極的に活用する授業を推進すること

・コロナ禍であっても、感染予防対策を徹底しながら、オンラインを併用しつつ、できるだけ多くの保護者等の皆様に学校行事などをご覧いただく機会を設けること

・学校公開等の機会が限られる中、日常の教育活動の様子をお伝えするために、各種のおたよりや学校ホームぺージの充実を図ること

これら以外の内容を含め、学校として、保護者の皆様に評価いただきたいことについて「潤徳小学校の教育活動についてのアンケート」では、12の設問を設けています。

私たち教職員が力を入れてきた取組が保護者の方にご理解いただいているのか、ぜひ、教えていただきたいのです。

本アンケートは、潤徳小学校の、いわゆる「支持率調査」とも言える重要なものです。

学校を取り巻く状況が厳しさを増す中、本校の進んでいる方向が保護者の皆様の思いと一致しているか確認させていただくことは、来年度以降の学校運営に大きな影響を与えるものです。

ですから、できるだけ、多くの保護者の皆様にご回答いただきたいと考えています。

「サイレント・マジョリティ(物言わぬ多数派)」 という言葉があります。

アンケートにご回答いただく方が限られてしまうと、一部の方の意見のみが反映されることになります。

学校教育は、公平の観点からも、多くの意見をいただく中で、 進むべき方向性を定めていくことがとても重要です。

それぞれのご家庭のお考え一つ一つが明日の潤徳小をつくるとお考えいただき、アンケートへのご協力をお願い申し上げます。

私たち教職員も人間ですから、 保護者の皆様に学校の方向性を認めていただき、 お褒めや励ましのお言葉をいただければ、より「頑張ろう!」 という気になるものです。

「教職員も、おだてりゃ木に登る」といったところでしょうか。

一方、具体的なご意見やご要望をいただくことにより、 全てを実現することは難しいかもしれませんが、 来年度以降の改善策を検討することができます。

今回のアンケートはGoogle  Formsを活用したオンライン回答を原則としております。( オンラインでの回答が難しい場合は担任にご相談ください。)

できるだけ、回答に時間がかからないよう工夫したつもりです。

回答期限が11/10(木)までとなっております。

すでにご回答いただきました保護者の皆様には、お礼申し上げますとともに、まだご回答いただいていない皆様のアンケートへのご協力を重ねてお願い申し上げます。【校長】

潤徳小のアイドルを記録しましょう

この記事をご覧の皆様で、子供の頃、飼育委員をされた方はいらっしゃるでしょうか。

昔は多くの学校に飼育小屋があり、たくさんの動物を飼っていたものです。

私も飼育委員会の担当の教員だったときは、休みの日に餌やりに来たり、逃げ出したウサギを追いかけたりしたものでした。

最近はアレルギーの関係などもあり、動物の飼育に力を入れている学校は少なくなってきていますが、本校では烏骨鶏の雌鳥、美白の「大福」ちゃんが癒し系アイドルの役を担っています。

1年生は、国語の「しらせたいな、見せたいな」の単元で、学校にいる生き物などの様子を詳しく書く学習に取り組んでいます。

まずは、「大福」と仲良くなるところからスタートです。

おっかなびっくり触る1年生たち。

でも、「あったかい」などの感想が思わず漏れます。

「大福」は、1羽だけで生活しています。

本校でソロのアイドルとしての役割を何年間も続けていますから、1年生に囲まれても動じることはありません。

されるがままです。

「大福」からすると、握手会のような心境なのでしょう。

大事なのはここから。

国語の学習ですから、様子について詳しくまとめていきます。

昨年度までなら、紙だけにまとめていくのですが、今年度から端末が使えるようになりましたので、Chromebookでまとめることに挑戦しました。

「大福」の写真の周りに、感じたことを書き込んでいきます。

まだ、キーボードは使えませんから、タッチパネルに手書き入力を行い、文字に変換していく方法です。

 「大福」で気付いたことがたくさんまとめられました。

1年生は、鉛筆も上手に使えることが必要ですので、紙と端末を併用しながら、新しい時代の教育を進めていきます。【校長】

潤徳小の給食は、どうしておいしいのでしょう?

3年生は、社会科で「野菜博士になろう」の学習を行っています。

野菜といえば、毎回の給食で必ず出てくる大事な食材です。

この学習を進めるにあたり、本校の栄養士が3年生の各学級を回り、給食で使用する野菜や果物などについての授業を行いました。

 本校の給食は今年度、25種類の曰野産の野菜を使用しているとのことです。農家の方々が旬に合わせて届けてくださっています。

特に、にんじん、長ねぎ、小松菜の使用頻度は高く、にんじんは、ほぼ毎日、提供されるとのことです。

果物は4種類、卵は全て日野産とのことで、多くの食材が自分たちの近くで生産されていることを知って、子供たちもうれしそうにしていました。「地産地消」という言葉も覚えます。

今日の給食にも、にんじん、生姜、卵の日野産の食材が使用されています。(詳しくは、こちら。日々の食材の提供元も記載されています。)

毎日、地元の新鮮な食材を食することができるのは大変幸せなことです。

私も、本校に着任するまでに、何校も勤務経験がありますが、潤徳小の給食は一番おいしく感じています。

その秘訣は、地元の農家の皆様が安全でおいしい旬の食材を届けてくださることに加え、本校の栄養士と調理員がプロの技術と愛情で調理していることだということを授業を聞きながら改めて認識しました。

栄養士も調理員も口を揃えて「子供たちがおいしいと言って、いっぱい食べてくれるとうれしい。」と話しています。

おいしい給食を作るためには、たくさんの方々が努力していることを忘れずに、感謝の気持ちをもって残さず食べてほしいと思います。【校長】

子供たちの命を守るために

平成13年6月8日、大阪教育大学教育学部附属池田小学校に出刃包丁を持った男1名が、校内に侵入し、児童や教員23名を殺傷(うち、児童8名が死亡)するという大変痛ましい事件が発生しました。

事件から20年以上が経ちましたが、教育関係者にとっては忘れることのできない出来事であり、学校の安全管理に大きな影響を与えました。

例えば、先日の運動会においても、保護者等の皆様にはご来校いただく際、見える場所にシールを着けていただきましたし、JSPの有志の方々の協力を得て、受付で確認もさせていただきました。

不審な人物から子供たちを守るということは、日々、取り組んでいかなければならないことなのです。

学校の敷地は広いですから、不審な人物を校内に入れないことは限界があります。

そこで、教職員や子供たち自身も万が一に備えた対応を理解しておく必要があります。

今朝は、校内に不審者が侵入した際を想定した避難訓練を行いました。

午前8時45分、1校時が始まろうとする頃、校舎内に不審な男が現れました。(注:本校教員が演じています。)

男は、「俺の家に石を投げたのは誰だ!」などと叫びながら教室に入ろうとします。

教室に入れまいと、男と押し問答をする担任。

危険を感じた子供たちは、窓の方に逃げます。

異変を感じた隣の学級の担任は職員室の副校長に連絡するとともに、不審者の侵入した学級の子供たちを後ろのドアから隣の学級に避難させます。

副校長は校内に「暗号」の放送を流します。

放送を聞いた教職員は不審者が侵入したことを把握し、ドアと内窓を閉め、各学級にいる児童を窓側に誘導します。

(この写真は、内窓の外から撮影しています。この後、カーテンを閉め、外から教室内が見えないようにします。)

校内は誰もいないようなシーンとした感じになりました。

一方、不審者との押し問答が続いていた教室には、さすまたを持った職員が応援で駆けつけ、不審者を確保しました。

こうして、本校の児童の安全は守られました。

校長が放送で講評を行いました。

 「地震や火事がいつ起きるか分からないように、不審者がいつ学校に入ってくるかは分からないので、あわてずに行動できるようにしましょう。」と話したものの…。

149年前のことは分かりませんが、本校が開校した当時、このような不審者対応訓練は行われていなかったはずですし、「いつでも、誰でも、どこにでも」来てよい、おおらかな雰囲気だっただろうと想像できます。

私も本来、そのような学校にしたいのですが、今の世相ではそれは難しくなっており、訓練しながら、残念な気持ちにもなっています。

と、そんなことを考えながらこの記事を書いていると、校長室前の廊下を通っている児童の声が聞こえてきます。

児童A「ねぇ、今朝の不審者、誰だったと思う?」

児童B「きっと、校長先生なんじゃない?」

ちょっと、ショック…。【校長】

5年生 総合 米作り~脱穀~

10月13日に刈り取った稲も乾燥期間を終え、脱穀の作業を行いました。

稲を運んで脱穀機にかけてもらいます。

脱穀機にかけた稲を受け取り、再び運びます。

水辺の楽校の方々が「稲叢」を作ってくださいました。


立派な籾がたくさんできていました。

今回も「水辺の楽校」の方々、市役所の職員の方々に支えられての作業でした。

少しずつ籾もくばってくださり、子供たちも大喜びでした。

今回の作業も本当にありがとうございました。

籾すりの作業は「水辺の楽校」の方々がやってくださるということで、次は精米です。

向島用水にある水車を使っての精米作業、楽しみです。

潤徳式ID野球

毎試合、接戦続きだったプロ野球の東京ヤクルトスワローズVSオリックス・バッファローズの日本シリーズはオリックスの日本一で幕を閉じました。

しかし、本校の5年生が行っている「潤徳シリーズ」は、今が佳境。

体育の時間のたびに熱戦が繰り広げられています。

とは言っても、競技は野球ではなく、「ティーボール」です。

最近は、公園などで野球をする子はめっきり減りました。

投げた球を打ち、グローブで捕るということは「高等技術」になってきています。

「ティーボール」は、止まっている球を打ち、素手で捕る「ベースボール型ゲーム」です。

今の時代に即した形に変化してきているのです。

まずは基本練習。

チーム内でキャッチボールをするのですが、柔らかいスポンジボールでも及び腰の子が多く見られます。

バッティング練習もあります。

5年生から「校長先生もやってみますか?」と声がかかります。

「潤徳の村神様」と呼ばれる校長(自称)、ネクタイ姿ですが、バットを持って挑戦です。

 どうです?サマになっているでしょうか?

思わず、子供たちに

「代打、オレ」

と告げそうになりましたが、はしたないのでやめました。(苦笑)

止まっているボールを打つので、簡単そうに感じますが、何回も空振りして、ようやく当たる子もいます。

一方、芯に当たり、ホームランになる子もいて大盛り上がりです。

よく見ると、Chromebookを持っている子たちがいます。

何をしているのか聞いてみると、各打者の動画を撮り、後で振り返りができるようにしているとのこと。

昔、当時のヤクルトの野村監督はデータを重視した「ID野球」でチームの強化を図りました。

5年生たちもチームで反省し、次回につなげることをChromebookでまとめています。

こうした積み重ねをしていれば、来年、6年生になった時には、オリックスを破って、日本一になれる…かな?【校長】

全校朝会

本日(11月1日)の朝の時間、オンラインで全校朝会を行いました。

 

校長先生からは、潤徳小学校のみんなが「笑顔招福」で過ごすためにどのようにすればよいのか、具体的にお話いただだきました。

 

東京都教育委員会の児童等向けリーフレットをモニターに映し出して、説明をしていきました。

このリーフレットは、本日、保護者の皆様にC4th Home&Schoolで配信いたしました。

11月は、東京都教育委員会が定めた「ふれあい月間」です。

校長先生との「3つの約束(①何でも一生懸命頑張ること ②自分も周りの人も大切にすること ③他の人の話を真剣に聞くこと)」のうち、2番目の「自分も周りの人も大切にすること」を意識して生活していければ、「笑顔招福」な毎日を送ることができることと思います。

もし、笑顔招福な毎日を送ることができずに困ったことがありましたら、学校の教員やスクールカウンセラーに遠慮なくご相談くださいませ。

また、ふれあい月間に合わせて「学校生活アンケート」を実施いたします。直接相談することがためらわれる場合には、アンケートをご活用いただければと思います。

 

生活指導主任の先生からは、11月の目標についてお話いただきました。

今月の生活目標は、「正しい言葉づかいをしよう」です。

また、人権目標は、「相手を思いやる言葉づかいをしよう」となっています。

これらの月目標は、「ふれあい月間」に合わせた内容としています。

 

笑顔招福な毎日となるように、校長先生との3つの約束や月目標を意識して生活する1か月としましょう。