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2024年3月の記事一覧

東西潤徳小学校コラボレーション〜グランドフィナーレ 教職員お別れ会編〜

今日は、教職員の今年度最後の出勤日です。

閉校ギリギリまで片付けなどの作業に追われている山都町立潤徳小学校ですが(詳しくは、こちら)、作業等の合間に少し時間をつくっていただいて、両校の教職員同士による最後の「東西コラボ」を実施しました。

校長の私も、「山都潤徳Tシャツ」を着て、正装で臨みます。

片付け等でお忙しい中、山都・潤徳小の多くの教職員の皆様にもお集まりいただきました。

本校教職員から、東西コラボの思い出などを一人ずつ伝えました。

山都・潤徳小の教職員の皆様からも一人ずつお別れのあいさつをいただきました。

両校の教職員が本当に仲良くなったことを実感します。

同時に、淋しさもこみ上げます。

最後は、池部校長先生から、恒例の「こ・ん・に・ち・は~」をいただきました。

両校の教職員も元気に応えます。

 

山都・潤徳小からいただいた、閉校ののぼりや「友情の旗」などをこれからも大切にし、両校の絆を歴史に残していきます。

山都町立潤徳小学校の関係者の皆様のこれからのご活躍を祈念するとともに、「潤徳小」の名を引き継ぐ本校の教育活動の一層の充実を誓っていまいります。

本日をもちまして、一昨年11月から行ってきました「東西潤徳小学校コラボレーション」(詳しくは、こちら)を終了いたします。

 

また、開校150周年という記念すべき年度を無事に終えることができました。

皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

校庭の桜もようやく咲きはじめ、4/8の令和6年度始業式・入学式は、満開の桜の下で迎えることができそうです!【校長】

(山都側の「教職員お別れ会」の様子は、こちら

日野市市制60周年 開校150周年記念卒業式挙行

本日(3月25日)の9時から、本校の体育館で「日野市市制60周年 開校150周年記念卒業式」を執り行いました。

緊張しながら入場してくる卒業生。

卒業への決意が伝わってきます。

卒業証書授与の様子です。

卒業生は、きちんとした態度で証書を受け取っていました。

校長式辞では、日々の「小さな幸せ」を感じることが「宇宙一の幸せ」に結び付くとの趣旨の話がありました。

卒業生による門出の歌は、6年生の年間を通じたテーマである「宇宙一」という言葉に相応しいものでした。

退場していく卒業生。

あふれる涙をこらえきれない姿も見られます。

今日は、あいにくの雨。

門送りは校庭で行えず、体育館内となりましたが、いつもまでも会場内で写真を撮り合うなど名残り惜しそうな卒業生たちでした。

 

卒業式後、6年生の教室を見回ると、担任による温かいメッセージが教室の黒板に残されていました。

 

卒業生の皆さん。潤徳小学校で学んだ誇りを胸に、それぞれの新しい生活に進んでほしいと思います。卒業生の活躍を心より祈念いたします。

あとは、卒業式を残すのみ!

今日は、1年生から6年生が登校する最後の日です。

修了式が終わった後の様子を少しお伝えします。

色画用紙を一生懸命切っている1年生たち。

校長「何してるの?」

1年生A「来年の1年生のために、教室の飾りを作ってるの。」

校長「そうだよね~、1年前、教室が飾られていたこと、覚えてる?」

1年生B「うーん、忘れちゃったなぁ。」

でも、一生懸命、準備を進めている1年生たちです。

 国語で「お話のさくしゃになろう」の学習を進めてきた2年生。

端末を使って「デジタル絵本」を作った子も多く、最後にデータを共有して、読み合っていました。

2年生の技能も飛躍的に向上しました。

総合的な学習の時間に「バリアフリーについて考えよう」の学習を進めてきた4年生。

今日は、隣の学級に行って、調べたことを発表していました。

ちょっと緊張する中で発表することにより、プレゼンテーション力も向上します。

通知表を担任から受け取る5年生。

いよいよ小学校生活もあと1年。

今年度よかったところを伸ばすのも、課題を改善するのも、残された期間は1年間しかありません。

担任からの評価をしっかりと聞いています。

6年生は、ギリギリまで卒業式練習です。

よりレベルの高い卒業式を目指し、妥協のない練習を行います。

3/25は、最高の門出の日になることでしょう。

3年生では、3学期の後半から、担任が産休に入った学級があります。

他の学級は、最後の日を担任と迎えていますが、この学級はちょっと寂しい思いをしていると考えた校長、超サプライズで、「さようなら」をする直前に、産休中の担任とオンラインで結んでみました。

突然、モニターに担任が映り、びっくりした子供たち。

思わず、モニターの前に駆け寄っていきます。

「東西潤徳小学校コラボレーション」で蓄積してきたオンラインのノウハウがこうした場面でも生かされます。

うれしそうな子供たちの様子を見て、技術の進歩は「笑顔招福」にも結び付くと感じました。

「校長先生、またね~!」

と手を振って帰っていく1年生たち。

次に登校するときは2年生。

黄色い帽子の姿を見るのも見納めになりそうです。

1年生から5年生の保護者等の皆様、今年度も大変お世話になりました。

そして、6年生の保護者等の皆様、一緒に「宇宙一」の卒業式を見届けましょう。【校長】

日野市市制60周年 開校150周年記念修了式

本日(3月22日)の朝、オンラインで「日野市市制60周年 開校150周年記念修了式」を開催しました。

まず、学年の代表児童に修了証を授与しました。

 

次に、校長先生のお話です。日野市市制60周年、そして開校150周年の記念すべき1年の本校のあゆみを画像と動画で振り返りました。

 

そして、1年生の学級代表児童によるスピーチです。1年間取り組んだことや成長したことなどを堂々と話しました。

 

最後は、校歌斉唱です。

 

修了式の後、生活指導部の先生から「春休みの過ごし方」について、情報主任の先生から「Chromebookの使い方」についてお話がありました。

 

また、19日の朝実施した「お別れの会」に参加できなかった今年度で学校を去られる先生方から、児童に挨拶をいただきました。

皆さんにとって、笑顔招福な春休みとなりますよう祈念しています。

1年間、本校の教育活動に温かいご支援とご協力を賜りました全ての皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。

本当に、ありがとうございました。

東西潤徳小学校コラボレーション〜「お別れの会」編〜

今日は、本校も山都町立潤徳小学校も修了式の日です。

両校の子供たち同士が交流できるのも最後の日になります。

そこで、修了式の前にオンラインによる「お別れの会」を開きました。

昨日、6年生が卒業した、山都・潤徳小。在校生は1年生から4年生だけとなりました。

そこで、「お別れの会」は、本校の6年生の代表委員が最後の仕事として、自らすすんで司会をしてくれました。

代表委員A「これから、日野市立潤徳小学校と山都町立潤徳小学校の『お別れの会』を始めます。」

代表委員B「まず、日野市立潤徳小学校の代表児童のあいさつをお願いします。」

本校代表は、集会委員会の委員長、副委員長の6年生の2名です。

集会委員たちは、両校合同の全校児童集会を開催するため、何回もオンライン会議を重ねてきました。(詳しくは、こちら①こちら②こちら③こちら④こちら⑤

間違いなく、一番、山都・潤徳小と交流した子たちですので、代表児童として話をすることを依頼したところ、二つ返事で引き受けてくれました。

 山都側からは、「友情の旗」が映ったことで、子供たちや教職員の方々から「あ、旗だ!」とか、「おぉ~!」といったどよめきが上がっているのが聞こえます。

スピーチ内容は、集会委員が自分たちだけで考えたものです。大変素晴らしいので、全文ご紹介します。

集会委員A「おはようございます。集会委員会委員長の○○です。私が印象に残っているのは、東西潤徳小コラボの集会です。特に忘れられないのは、ビンゴ大会です。同点になったことは運命だなと感じました。それと、校長室でリモートの打合せをしたことです。この1年間、たくさんの交流ができて、とても楽しかったです。山都町立潤徳小学校のみなさん、本当にありがとうございました。」

集会委員B「そして、潤徳の名は永遠に不滅です!山都・潤徳小のみなさんの思いは、私たちが永遠に引き継いでいきます!」(「友情の旗」を大きく振る)

集会委員A「山都町立潤徳小学校で過ごした日々を忘れずに、矢部小学校でも頑張ってください!」

山都側から拍手が聞こえます。

続いて、山都・潤徳小からの代表児童のあいさつがありました。

本校4年生の児童と一緒に算数の授業をしたこと(詳しくは、こちら)、私と本校教員3名が山都・潤徳小の閉校記念式典に参加し、一緒に給食を食べて交流したこと(詳しくは、こちら)などの思い出が語られました。やはり、直接交流の印象が強いようです。

ここで、再び、代表委員が登場。

代表委員A「ここで、『お別れの会』は終わり・・・ですが、最後と言えば、やっぱり『アレ』ですよねぇ!」

代表委員AB「池部校長先生、お願いしま~す!」

百戦錬磨の代表委員たち、最後まで、アドリブの進行が冴えわたります。

この1年半弱の間に、池部校長先生と何百回も繰り返されてきた「こ・ん・に・ち・は~!」のあいさつ。

「さようなら」ではなく、やはり、「こ・ん・に・ち・は~!」が両校の締めにはふさわしいのです。

本校の全学級、そして、山都・潤徳小から、池部校長先生の発声に合わせ、渾身の「こ・ん・に・ち・は~!」が聞こえてきます。

そして、山都・潤徳小が退室するまで、大きく手を振り続けました。

 

日本全国、修了式を迎えている学校は多くあると思いますが、こうした「お別れの会」をしているのは、両潤徳小だけでしょう。

最初は、「日本唯一、最先端の取組」を目指し、意気込んで取り組みました。

確かにそのとおりなのですが、こうして、最後を迎えると、残った印象は「日常化」ということでした。

子供たちにとって、両校がつながることは当たり前で、もう、普段の出来事になりました。

「日本唯一、最先端の取組」なのですが、いつもどおりの取組。

このコラボの最大の成果は、こういうことなのでしょう。

潤徳の名を引き継ぐことも、日野・潤徳小の子供たちにとっては当然のこと。

両校の絆は、ずっと子供たちの心に残り続けることでしょう。

山都・潤徳小の皆様、今まで、本当にありがとうございました。【校長】

(山都側から見た、最後のお別れの様子は、こちら

【子供たちがつくる学校プロジェクト】年度末お楽しみ会

1~5年生は、明日の修了式が、6年生は25日の卒業式が最終登校日になります。

クラス替えや卒業が目前に迫り、最後のお楽しみ会が行われる学級・学年が多くありました。

「ばくだんゲーム」で盛り上がる1年生たち。

この1年間で、たくさんの楽しい遊びを覚えました。

2年生も、校庭でドッジボールをする学級あり、各自の端末で「kahoot!」を使って友達クイズをしている学級ありと様々な楽しみ方をしていました。

4年生は校庭で「こおり鬼」をしている学級がありましたが・・・

今日は、強風が吹いていて寒い!

文字どおり、「氷」になってしまいそうな寒さでしたが、4年生たちは元気に校庭を駆け回っていました。

そして、6年生。

本校で過ごす時間もあとわずかになったことから、各学級で最後のお楽しみ会を計画しています。

最後は、学年合同のお楽しみ会も行われ、1年生のときを思い出し、「玉入れ」などに興じていました。

 

「お楽しみ会」を成功させるには、学級・学年の仲がよいことはもちろんのこと、企画・進行がしっかりしていることが大事です。

どの学級・学年も楽しそうに過ごしていました。

これは、事前の準備がしっかりしている証拠です。

「子供たちがつくる学校プロジェクト」の基本とも言えるのがお楽しみ会です。

こうした活動を通しながら、自主的に取り組む意欲を高めてほしいと思います。【校長】

卒業式予行

今日は、1~4年生は給食なしの午前授業で下校しましたが、5・6年生は給食をとった後、体育館で卒業式の予行を行いました。

5年生が「威風堂々」を生演奏する中、おごそかに6年生が入場してきます。

 式の最初に国歌を斉唱します。

5年生と6年生が一緒に歌うのは今日だけです。

当日は、保護者や来賓の皆様にも歌っていただくことになります。

この後は、証書授与となりますが、校長自身が壇上で証書を渡しているため、写真が撮れませんでした。

当日をお楽しみに。

呼びかけ、歌の場面です。

視線の先には5年生たちがいます。

在校生に卒業生の偉大さを伝える大事な機会です。

5年生には、1年後の自分の姿を想像して式に参加するように話をしていますので、集中して予行に臨んでいました。

5年生の「カノン」の生演奏の中を退場していく6年生たち。

いよいよ、本番は3/25に迫ってきました。

ここからは、気持ちを高め、「宇宙一」の卒業式を目指して頑張ってほしいものです。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】おにいさん、おねえさんデビュー!3

今日は、保育園の年長児が本校に来て「小学校体験」をする3回目、最終日です。

2時間目に「むこうじま保育園」の年長の子たちが来てくれました。

お世話担当は1年2組の子供たちです。

1年生A「あぁ、ドキドキする!」

などと言いながら、お迎えです。

まずは、迷子にならないよう、手をつないで、座席まで誘導です。

最初は、一緒に「にじ」の歌を歌います。

年長の子たちも、大きな声で歌っていました。

続いては、何とびっくり、「ランドセル体験」です!

写真でランドセルを背負っているのは、1年生ではありません。

年長の子たちです。

このコーナーの発案者は1年生です。

1年生B「入学する前にランドセルのことを知ってもらいたかったから。」

とのこと。

年長の子たちもまさかの展開にびっくりしながらも、とてもうれしそうです。

マスク袋やコース別リボンなど、1年生グッズの説明付きです。

年長児たちも「先輩」の言うことをしっかり聞いています。

続いて、「絵しりとり」です。

しりとりになるように、絵を交互に描いていきます。絵が難しい場合は、言葉を書いてしりとりを続けていきます。

次は、本の紹介です。

1年生は自分の好きな本を持ってきて、ペアの年長の子に読み聞かせをしていました。

本の紹介が終わると、昔遊びです。

けん玉、こま、折り紙、あやとりなど、ペアで相談しながら遊びを選びます。

年長の子たちは、とても手先が器用で、1年生と一緒に仲良く遊ぶことができました。

最後は、いつものとおり、校長の私が割って入ります。

校長「潤徳小に来る子もたくさんいるようなので、入学式で待っていますね!ところで、私は誰でしょう?」

定番の反応が来ると思いきや、

年長児たち「校長先生!」

と一発回答。

ちょっと、校長の楽しみが奪われてしまいましたが、賢い年長さんたちで、入学式がとても楽しみになりました。

校庭に出ると、「たんけん」と言って、手をつなぎながら学校を案内し、お別れをしました。

4つの保育園との交流が終わりましたが、迎える学級の個性が出ていて、とても内容の濃いものになりました。

自分たちで、どうすれば年長の子たちが喜ぶか考えてプログラムを決めてきた1年生たち。

4月になったら、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を新しい1年生にも教えてあげてほしいと思います。【校長】

今までありがとうございました

今朝、新聞、都教委のホームページ等で、東京都公立学校教員の異動に関する発表がありました。

これを受け、本校では、臨時の全校朝会をリモートで行い、今年度で本校を去られる教職員に対する「お別れの会」を開催しました。

まずは、校長から、教職員の退職、異動等の状況について発表します。

昨年度もそうでしたが、校長として、とてもイヤな時間になります。

リモートなので、直接の反応は分かりませんが、画面越しに動揺している学級があることが伝わってきます。

中には、都合により「お別れの会」に参加できない教職員もいます。

そこで、これまで、「東西潤徳小学校コラボレーション」で培ってきたノウハウを生かし、オンラインの生中継でお別れのあいさつをいただきました。

画面越しでも、教室から手を振っている様子が伝わったようで、手を振り返していただきました。

お別れのあいさつをいただいている間に、ちょっと教室の様子をのぞいてみました。

担任が異動することが発表された学級では、画面に担任が映ると悲鳴が上がっていました。

異動は教職員の宿命なのですが、胸が詰まる思いがします。

ご都合で、全員からお別れのあいさつをいただくことはできませんでしたが、今日、あいさつをいただいた教職員からは、画面越しに子供たちと手を振り合ってお別れをしました。

本校の学校キャッチフレーズである「笑顔招福」らしく、最高のスマイルでのお別れとなりました。

とは言っても、年度末までは、あと数日あります。

子供たちへの別れを惜しみつつ、最後まで、本校の子供たちへの愛情を注いでほしいと思います。

これまでお世話になった教職員の皆様の次のステージでの活躍を祈念しております。

今まで、本当にありがとうございました。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】おにいさん、おねえさんデビュー!2

今日は、保育園の年長児が本校に来て「小学校体験」をする2回目の日です。

2時間目に「あらい保育園」の年長の子たちが来てくれました。

お世話担当は1年1組の子供たちです。

まずは、顔合わせ。

「あらい保育園」の子たちもしっかりしています。

迎える1年生たちもちょっと緊張気味です。

1年生も、ちゃんと司会を立てて、計画に沿った進行をします。

年長児たちを座席に誘導したら、交流開始です。

まずは、「がっこうビンゴ」です。

1年1組の中にある様々な物を見付け、見付かったら丸を付けます。

丸が揃ったらビンゴになる遊びです。

「上履き」、「時計」、「黒板」など、見付けやすいものがある一方、「フック」、「Chromebook」など、見付けにくい物もあります。特に「Chromebook」は、充電保管庫の中にしまってありますから、ちょっと難しいような・・・。

続いて、「はるかぜのたいこ」の絵本の読み聞かせをしました。

この「はるかぜのたいこ」を選んだのは、1組の図書係の子供たち。長すぎず、難しすぎず、春らしい絵本を図書室で探して選んできたとのことです。

1年生ですが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の趣旨をちゃんと分かっています。

その後は、「よつかど」で遊びます。

年長児とペアになって遊んでいますが、とても楽しそうです。

勝ち残ったペアは、互いに手をぎゅっと握って、真剣そのものです。

最後まで、自分たちで進行して、ちゃんと年長児たちのお世話ができた1年生たち。

担任によると、司会の原稿や遊びの説明など、ほとんど担任が介入することなく、1年生自身で考えたとのことです。

この1年間の成長を感じることができました。

最後は、校長の話です。

校長「4月から、潤徳小に来てくれるのを待っていますよ!ところで、私は誰でしょう?」

年長児A「知らない!」

年長児B「園長先生!」

今日も定番の反応を聞けて、元気が出ます(笑)

校長「じゃあ、1年生のみんな、誰だか教えてあげて。」

1年生たち「校長先生!」

ここでも、1年間の成長を感じます。【校長】

玉を入れて、はらって・・・

3・4年生は、算数で「そろばん」を学習します。

今日と明日は、東京都珠算教育団体連合会の方においでいただき、3年生を対象としたそろばんの授業が行われます。

そろばんを使うことが初めての子も多いので、講師の先生は大きなそろばんを準備してくださっています。

これを見ながら、どの玉を動かしていくか確認します。

まずは、御破算から。

御破算とは、そろばんの盤面をゼロクリアする操作のことです。
具体的には、すべての5だまと1だまを梁から離れている状態にすることになります。

そろばん独特の音が教室に響きます。

その後、「8」、「45」などの数字を置く練習をします。

使う指が決まっていますから、ちょっと戸惑っている子もいます。

基本的にはテキストに従って、進んでいきます。

3年生A「あ、2+1だって。簡単だ!」

1年生の問題ですから、暗算でできるものも多いですが、ここで、基本的な玉の動かし方をマスターします。

明日は、くり上がりやくり下がりのある計算も入ってくるのではないかと思います。

「簡単です!」と言っている3年生たち。ついてこられるかなぁ・・・。【校長】

卒業式に向けて・・・+α

3/25の卒業式まであとわずか。

関係する5・6年生の練習も本格化しています。

 

1 5年生

今日の1時間目には、5年生の単独練習が行われました。

規模の大きな本校は、卒業式当日、卒業生と保護者等の皆様が参列するだけで、会場の体育館がいっぱいになってしまいます。

そのため、5年生は、3/19の予行には参加しますが、卒業式当日には参加できません。

5年生の大きな役割は、卒業生の入退場時にピアノとリコーダーの演奏をすることです。

予行は「生演奏」で、当日は録音した演奏を流します。

今日は、そのレコーディングです。

失敗は許されませんから、最終練習に熱が入ります。

入場曲は「威風堂々」です。

録音は一発録り。「THE FIRST TAKE」です。体育館はスタジオと化し、緊張感と静寂に包まれます。

素晴らしい演奏で、ミスなく録音終了!

5年生、頑張りました。

と思ったら、今度は、退場曲「カノン」の最終練習と録音です。

卒業生を支える5年生たち。

こうして、最高学年に向けた準備を進めていきます。

 

2 6年生

そして、5・6時間目は、6年生の単独練習が行われました。

今日は、3回目の卒業式練習。

集中力も高まってきています。

特に、今日の練習では、呼びかけと歌に多くの時間が割かれました。

でも、あまり紹介しすぎると、当日の楽しみが薄れてしまうので・・・

公開は、このくらいにさせてください。

 

3 ???

この卒業式練習の合間の3時間目に1年生が体育館に集まっています。

どうやら、4/8の入学式に関することのようですが・・・

 「子供たちがつくる学校プロジェクト」進行中の本校は、「極秘事項」が多くなり、何をしているのかは現段階では明かせません。

体育館から退場してきた1年生たちに校長が熱く語りかけていますが・・・

これも、ナイショです。

新年度のオープニングは、ドキドキワクワクなものになりそうです! 

卒業と言えば、今日は、「東西潤徳小学校コラボレーション~グランドフィナーレ編~」の最終日。

こちらの「卒業」も迫っており、新しい年度への期待とお別れの淋しさが交錯する複雑な雰囲気が校内に漂っています。【校長】

(この「東西潤徳小学校コラボレーション~グランドフィナーレ編~」の影響もあってか、ほのぼのとした交流も行われています。詳しくは、こちら

代替わりのたて割り班活動

今日の昼休みの時間は、今年度最後のたて割り班活動が行われました。

これまでと大きく違うのは、計画、進行を5年生が中心になって行うことです。

6年生からバトンを引き継ぎました。

今まで、5年生にお迎えに来てもらい、手をつないで活動場所まで連れていってもらっていた1年生たちも、今日は、自分だけで活動場所に集合します。

緊張して進行している5年生を6年生が最後方で見守る形になります。

校長「5年生が進行で詰まったら、ツッコんでもいいんだよ。」

6年生A「了解です!」

6年生にとっても、5年生の進行が気になるようです。

新しいゲームも開発しています。

写真は、「文字数しりとり」ですが・・・

6年生B「ちょっと、ルールが難しいかな。やる気は認めるけど。」

ここでも、先輩として、5年生のことをハラハラしながらも温かく見守っています。

教室でも校庭でも、楽しく遊ぶことができました。

大事なのは、終了後の振り返りです。

今日は、必ず6年生が感想を言うようになっています。

6年生C「みんなをまとめるのは大変だと思うけど、頑張ってください。」

6年生D「今日の遊びはとてもおもしろかったので、これなら安心して任せられると思いました。」

順調に5年生への代替わりが進んでいるようです。【校長】

ありがとう、6年生!

小学校生活のファイナルカウントダウンの時期になった6年生。

巣立つ前に、「愛する潤徳小」のために何ができるか考えて行動しています。

昨日は、校庭の側溝の泥や落ち葉を取っていた6年生たち。

今朝は、校内の各所に散り、黙々と作業をしています。

どうやら、流し、鏡、窓などをピカピカに磨いているようです。

まだまだ、水道の水も冷たいですが、しっかりと作業している6年生たち。

本当にありがたいです。

教室移動のために出てきた2年生たちも、そんな先輩たちの作業の様子をじっと見つめます。

本校の教育目標は「敬愛 自由 勤労」です。

教育目標の精神は、こうして、代々受け継がれていきます。

トイレなどの汚れやすいところも、一生懸命きれいにしていました。

6年生の教室をのぞくと、何やら作業をしている子たちがいます。

自分たちで考え、後輩たちに「形あるもの」を残したいのだとか。

最後まで「子供たちがつくる学校プロジェクト」を貫き続けます。【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション〜グランドフィナーレ編〜

しばらく前から、池部校長先生と、どのような形で「東西潤徳小学校コラボレーション」のフィナーレを迎えるのがよいか断続的に相談を重ねてきました。

結論は、「自由交流」でした。

これまで、授業、集会などのイベントで数えきれないほどの交流を重ねてきましたが、もう、互いの絆は揺るぎないものになっていることから、個人レベルで交流し、お別れするのが一番よいのではないかということになりました。

午前8時前から、両校をつなぎましたが、登校するなり、殺到する子供たち。

池部校長先生とは、朝であっても、「こ・ん・に・ち・は~」のあいさつをすることは、両校の常識となりました。

教職員もうれしそうに交流しています。

 

朝の時間に全校放送を入れて、校長から児童に話しました。

校長「昨日、池部校長先生からお別れのあいさつをいただきましたが、子供たち同士ではお別れできていません。そこで、今日から3日間、山都町立潤徳小学校とオンラインでつなぎ、東昇降口のモニターを通じて、自由にお話ができるようにします。特に山都の6年生の卒業式は3/21ですから、この3日間しか話すことはできないと思います。積極的に声をかけてください。」

このこともあり、授業の合間や休み時間には、多くの子たちがモニターの前に集まってきます。

今日は、6年生が卒業前の奉仕活動として、校庭の側溝の泥や落ち葉を取り除く作業に一生懸命取り組んでくれていました。

作業が終わった6年生たちもモニターの前に集まり、お別れをしています。

質問をしている子もいました。

3/11の山都・潤徳小の学校だより(山都町立潤徳小学校学校だより(NO.46).pdf)に本校3年生の特集を組んでくださったこともあり、池部校長先生と山都・潤徳小の3年生が、図書室から教室に戻る3年2組の子供たちに声をかけてくださいました。先日、訃報のあった、漫画家の鳥山 明さんのファンだという池部校長先生、ドラゴンボールの悟空のフィギュアを握りしめながら、「かめはめ波」のポーズを繰り返しています(笑)

というわけで、モニター前は1日中大盛況の状態で、校長室には、何百回も「こ・ん・に・ち・は~」のあいさつが聞こえます。

おかげで、全く仕事になりません(苦笑)

恒例の両校長の打合せも、今日はモニター越しです。

こうした打合せも、もうできるのはわずかだと思うと、淋しい限りです。【校長】

(山都側から見た交流の様子は、こちら①こちら②

東西潤徳小学校コラボレーション〜池部校長先生お別れあいさつ編〜

今朝は、今年度最後の全校朝会がリモートで行われました。

最初に短歌と市の科学展で入選した6年生の児童の表彰を行いました。

続いて、校長からの話です。

3/7の6年生を送る会を振り返り、全校で協力して、素晴らしい会にすることができたと話しました。

また、「潤屋敷」、「ミニチュアクラブ展示」、「ダンスクラブ、音楽クラブ発表」、「1年生と年長児の交流会」などを例に、自分たちで考えて、潤徳小学校をよくしていこうという取組がたくさん増えてきていることを紹介しました。

こうした取組が「子供たちがつくる学校プロジェクト」につながっているので、これからも、自分たちで潤徳小学校をよくするためにはどうすればよいか考えて、どんどん挑戦していこうという話をしました。

後半は、「東西コラボ」です。

山都・潤徳小との交流が最後を迎えているということをあらためて話しました。

閉校記念式典でいただいた「友情の旗」、これからも日野・潤徳小で大切にしていくと話しました。

ここで、山都・潤徳小の池部校長先生から「お別れのあいさつ」をいただきました。

ところが、うまく、音声が入りません。

ここまで、数えきれないくらいオンラインで交流してきましたが、最後まで機器トラブルがつきまといます。

そこで、スマホで話していただき、その音声をスピーカーで流すというアナログ方式に切り替えました。

池部校長先生からは「潤徳小学校は永遠に不滅です!」という言葉をいただきました。

大変重い言葉です。

最後は、池部校長先生と画面越しにさようならです。

腕を大きく振って、全身でお別れをしている様子が画面に映っています。

池部校長先生も複雑な思いでご覧になっていたことと思います。

ただし、今日で「東西コラボ」は終了するわけではなく、「グランドフィナーレ編」として、閉校まで続けていきたいと考えています。【校長】

(山都側から見た様子は、こちら

東日本大震災から13年

3/5の今年度最後の避難訓練のときのことです。(詳しくは、こちら

校長からの講評で次のような話をしました。

校長「今から13年前の3月11日に東日本大震災が発生しました。6年生は12歳ですから、生まれる前のことです。・・・」

話しながら、いよいよ東日本大震災を知らない年代が小学生全員になっていることに気付かされます。

あの日、あの時に起こったことは、命を守るうえでも、「知らない年代」にも語りついでいかなければなりません。

学校を含む官公庁には、3月11日を迎えるにあたって、半旗掲揚と地震発生時の14:46における黙祷の要請が来ています。

そこで、本校では、今朝から半旗を掲揚し、震災で亡くなられた方々への弔意を表しました。

 

また、14:46に黙祷を捧げることになっていますが、先述のとおり、子供たちは、震災の実体験がないため、単に黙祷をしてもその意味が分からないままであることが心配です。

6年生は、先週、「災害体験者から学ぶ教室」を開催し、東日本大震災について知り、被災者の思いについて考える機会を設けていますが(詳しくは、こちら)、5年生以下は、その意識がまだ足りないように感じます。

今日は、14:46にあたる時刻には、5・6年生による委員会活動が行われ、いつもであれば、活動場所もばらばらになっています。

そこで、今日は、その時刻までは、集合場所にあたる教室に待機し、黙祷を行ってから通常の活動を行うことにしました。

被災者の方々の思いを伝えるためにも、今回は、実際に「令和5年度 東日本大震災追悼復興祈念式(福島県主催)」の映像をライブで見ながら、被災者の方々と一緒に黙祷するように計画しました。

委員会活動の時間が始まると、多くの教室では、すでにモニターに追悼式の様子が映し出されていました。

今日は、今年度の最後の委員会活動の日です。これまでの活動の振り返りをしながら、14:46を待ちます。

しかし、岸田首相をはじめ、参列されている方々の沈痛な表情が映し出されると、子供たちも自然にモニターに注目していました。

モニターから流れる14:46の時報に合わせ、校内の5・6年生、教職員が1分間の黙祷を捧げました。

校内は、静寂に包まれました。

追悼式の厳粛な雰囲気を見て、子供たちも一切の私語もなく、真剣に黙祷を行っていました。

終了後は、通常の委員会活動に戻り、年間の活動のまとめなどを行いました。

 

あらためて、東日本大震災で亡くなられた方々に哀悼の意を表すとともに、被災された地域の一層の復興をご祈念申し上げます。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】おにいさん、おねえさんデビュー!1

4月からは2年生に進級する1年生たち。

2年生になると新しい1年生の直近の「おにいさん、おねえさん」として、いろいろなお世話をする役割が始まります。

その第1歩として、入学前ですが、本校の近隣の4つの保育園の年長児に来てもらい、「小学校体験」をしてもらうことで、「お世話デビュー」をすることになりました。

今日の2時間目に合わせて、「たかはた北保育園」「子どもの森あさかわ保育園」の年長児たちが来てくれました。

ちょっと声をかけてみます。

校長「私は誰でしょう?」

年長児A「(指さして)だぁれ?」

年長児B「園長先生!」

定番のこのやりとりを聞くと、春になったことを感じさせます(笑)

「たかはた北保育園」の園児たちは、1年3組の児童と交流です。

向かい合って、お互いにあいさつからスタートです。

とてもしっかりした園児たちです。

しっかり手をつないで、園児たちを席まで連れていきます。

「子どもの森あさかわ保育園」の年長児たちは、1年4組の児童と交流です。

学校の施設や1日の生活などについて1年生から紹介します。

園児たちもしっかり聞いています。

1年生A「校庭には大きなけやきの木があります。」

とても立派に発表しているので、近くにいた1年生たちに小声で話しかけます。

校長「けやきの木が『ウリー』のもとなんだよねぇ。」

1年生B「言っちゃダメ!これから、クイズになるんだから!!」

・・・ごめんなさい。

一方の1年3組では、1年生が国語の教科書を持って、「たぬきの糸車」の読み聞かせをしていました。

こちらも、年長児たちがしっかり聞いています。

とても立派です。

1年4組では、学校紹介の最後として、1年生が校歌を歌っていました。

年長児の先生方も目を細めて聞いていらっしゃいます。

校長「1年生の姿を見て、どうですか?」

年長児の先生「(卒園した)○○ちゃんが、こんなに立派になるなんて・・・。」

先生方にとっても、うれしいようです。

1年3組に戻ると、年長児たちがプリントに何か書いています。

「名前」と「線のおけいこ」のようです。

えんぴつの持ち方やひらがなの書き方を優しく教える1年生たち。

ところが、多くの年長児たちは、自分の名前をすらすらと書いています。

1年担任「え~、今年の年長さんたち、すご~い!」

合格のスタンプを押しながら声をかけていきます。

その後は、両学級とも「よつかど」や「進化じゃんけん」のゲームで仲良く1年生と年長児とで遊びました。

3組と4組の交流の内容はかなり違っていますが、これは、1年生たちの意見を反映させたものです。

1年生なりに、何を年長児に伝えたいのかということを考えて準備を進めてきました。

「子供たちがつくる学校プロジェクト」は1年生にも浸透してきています。

最後は名残り惜しいですが、お別れのあいさつです。

ぎりぎりまで手をつないで見送りをするなど、短い間でも仲良くなれたようです。

校長とも元気よく「さようなら」です。

両園とも、先週の土曜日に卒園式が終わったばかりですが、年長児からは早くも1年生になる自覚が感じられました。

頼もしい1年生がたくさん入ってくれるようで、入学式が楽しみです!

残りの2園との交流は、後日実施されます。【校長】

日野市市制60周年 開校150周年記念音楽クラブ発表会

今日の昼休みは、昨日のダンスクラブに続き、4~6年生の音楽クラブの児童による発表会が行われました。

今回も体育館には多くの児童、保護者等の皆様が集まりました。

音楽クラブリーダー「今日は、私たちの演奏を聞きに来てくれてありがとうございます。『マリーゴールド』を楽しみながら聞いてください!」

観客からの大きな拍手を受け、演奏スタートです。

特に4年生は、初めての発表会で緊張していたはずですが、指揮者の音楽専科のことをしっかり見て、集中して演奏していました。

今週の月曜日、今年度の最終回となるクラブ活動が行われた際、校長も少し様子を見ていたのですが、そのときは、音楽専科から「ダメ出し」をされることもあり、発表会まで残りわずかなのに大丈夫なのかと心配しましたが、さすがに本番は心を一つにして、素晴らしい演奏をすることができました。

途中からは、校長も気分がよくなって、マイクを使って「♪麦わらの~帽子の君が・・・」と一緒に歌ってコラボしようかとも一瞬考えましたが、雰囲気をぶち壊しにしそうなので思いとどまりました(苦笑)

演奏後は、たくさんの拍手に包まれ、音楽クラブの子供たちもとてもうれしそうでした。

お集まりいただいた保護者等の皆様、どうもありがとうございました。

ダンスクラブと同様、本校の保護者等の皆様には動画を限定公開していますので、ぜひ、素晴らしい演奏をお聞きください。【校長】

災害体験者から学ぶ教室

本日(3月8日)、6年生を対象として「災害体験者から学ぶ教室」を開催しました。発生からまもなく13年となる東日本大震災。子供たちは、その震災で被災された2人の話を動画で視聴しました。

 当時、福島県富岡町の小学校5年生だった男性は、体育館で卒業式の準備をしているときに、地震にあいました。男性は、先生の指示に従ってパイプ椅子の下に頭をかくしました。しかし、逃げ出してしまう友達や泣き出してしまう子もいたそうです。男性は、避難訓練を通じて、自分の命を守ることが家族や友達を守ることにつながると語っていました。

当時、岩手県釜石市の中学校3年生で卒業式を2日後に控えた女性は、校庭にいました。避難しても津波が迫ってきたので、より安全な高台へと移動を繰り返したそうです。大切な人に生きる力をもって欲しいと願い「語り部」になりました。震災伝承を通して、一日一日を丁寧に、大事に生きることの大切さを伝えています。

東日本大震災は、6年生が生まれる前に発生した震災です。子供たちは、「語り部」の話を真剣なまなざしで聴いていました。動画視聴後、子供たちは災害や避難訓練について考えを深めました。