校長室だより

2021年6月の記事一覧

日野第八小学校を全ての子供の活躍の舞台に…~各学年の役割と期待~

 

日野第八小学校を すべての子供の活躍の舞台に…

―各学年の役割と期待―

校長 船山 徹

 

 4月から毎週月曜日に行われてきた全校朝会では、私から子供たちに、1年生から6年生の各学年への期待とともに、学校生活の中で各学年が担う役割について話をしてきました。毎週、ひと学年ずつ取り上げて話を進め、その学年の子供たちは勿論、全校の子供たちへのメッセージとして伝えてきました。

 子供たちに話した内容は、次の表の中の一部についてです。私は、学校生活の中で、各学年が発達の段階に応じて担う役割があると考えています。子供たちが、この役割を意識し、それを果たそうと活動する時、学校全体に一体感が生まれます。そして、その役割が、次の学年へ、また次の学年へと引き継がれ、学校が継続的に発展していくと考えています。

 なかよし班集会、行事、学年や学級での活動、クラブや委員会活動などなど…。子供たちがこの役割を果たす場を日常の学校生活の中に意図的・計画的につくり、仲間と協働し、自分たちの力で役割を果たしていけるよう、全教職員で見守り、励ましてまいります。

 

<各学年の役割と期待>

学年

役割

期待すること

6年生

リーダー

○最高学年として、日野第八小学校を、全校の子供たちにとって「もっと楽しい学校」にするために力を尽くす。

○最高学年としての1年を、自分たちの力で、自分たちにとってかけがえのないものにつくりあげる。

5年生

サブリーダー

○6年生がリーダーとして活躍できるよう、6年生を支え、6年生の動きをフォローする。

○最高学年になったらやってみたいことを、はっきりと描く。

4年生

リーダーへの入門

○日野八小の上学年の一員として、5年生と6年生の動きをよく見る。
○次のサブリーダー、リーダーとしての力を身に付けるため、学年・学級をよりよくするための取り組みを、自分たちの力で積極的に進める。

3年生

下学年の最高学年

○下の学年のリーダーとして、2年生・1年生を見守り、頑張っている姿を見付け、声をかける。

○学級をよりよくするための取り組みを、自分たちの力で進めていく。

2年生

1年生を見守る

○1年生を見守り、助け、1年生のお手本になる。

○1年生と一緒に過ごしながら、学校の楽しさを伝える。

1年生

自分でできることは自分でする

○自分でできることは自分でしようとチャレンジする中で、できることをひとつずつ増やしていく。

○次の1年生が困っていたら助けることができるようになる。