日野第八小学校を すべての子供の活躍の舞台に…
―各学年の役割と期待―
校長 船山 徹
4月から毎週月曜日に行われてきた全校朝会では、私から子供たちに、1年生から6年生の各学年への期待とともに、学校生活の中で各学年が担う役割について話をしてきました。毎週、ひと学年ずつ取り上げて話を進め、その学年の子供たちは勿論、全校の子供たちへのメッセージとして伝えてきました。
子供たちに話した内容は、次の表の中の一部についてです。私は、学校生活の中で、各学年が発達の段階に応じて担う役割があると考えています。子供たちが、この役割を意識し、それを果たそうと活動する時、学校全体に一体感が生まれます。そして、その役割が、次の学年へ、また次の学年へと引き継がれ、学校が継続的に発展していくと考えています。
なかよし班集会、行事、学年や学級での活動、クラブや委員会活動などなど…。子供たちがこの役割を果たす場を日常の学校生活の中に意図的・計画的につくり、仲間と協働し、自分たちの力で役割を果たしていけるよう、全教職員で見守り、励ましてまいります。
<各学年の役割と期待>
学年
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役割
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期待すること
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6年生
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リーダー
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○最高学年として、日野第八小学校を、全校の子供たちにとって「もっと楽しい学校」にするために力を尽くす。
○最高学年としての1年を、自分たちの力で、自分たちにとってかけがえのないものにつくりあげる。
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5年生
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サブリーダー
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○6年生がリーダーとして活躍できるよう、6年生を支え、6年生の動きをフォローする。
○最高学年になったらやってみたいことを、はっきりと描く。
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4年生
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リーダーへの入門
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○日野八小の上学年の一員として、5年生と6年生の動きをよく見る。 ○次のサブリーダー、リーダーとしての力を身に付けるため、学年・学級をよりよくするための取り組みを、自分たちの力で積極的に進める。
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3年生
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下学年の最高学年
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○下の学年のリーダーとして、2年生・1年生を見守り、頑張っている姿を見付け、声をかける。
○学級をよりよくするための取り組みを、自分たちの力で進めていく。
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2年生
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1年生を見守る
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○1年生を見守り、助け、1年生のお手本になる。
○1年生と一緒に過ごしながら、学校の楽しさを伝える。
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1年生
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自分でできることは自分でする
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○自分でできることは自分でしようとチャレンジする中で、できることをひとつずつ増やしていく。
○次の1年生が困っていたら助けることができるようになる。
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