校長室だより

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新しい学級名は「つばめ学級」

全校朝会の話                                    令和6年12月9日

新しい学級名

― つばめ学級 ―

1 代表委員会の子供たちからの発表

 代表委員会からのお知らせです。来年度から八小に誕生する「新しい学級」の名前が決まりました。皆さんへのアンケートを基に、話し合って決まった名前を紹介します。

 学級名は「つ・ば・め」、「つばめ学級」です。

 この名前に決定した理由の一つ目は、毎年、春になると八小に来る鳥だからです。

 理由の二つ目は、つばめは「幸せを呼ぶ鳥」と言われているからです。

 全校の皆さん、アンケートへのご協力、ありがとうございました。来年度は、つばめ学級のみんなと一緒に、学校を盛り上げていましょう。これで、代表委員からのお知らせを終わります。

 

2 代表委員会の子供たちの発表を受けての校長の話

 代表委員会の皆さんから、大切な発表がありました。新しい学級名は「つばめ学級」です。この名前に決まった二つの理由について紹介がありました。この理由をさらに詳しくみていきましょう。

 理由の一つ目は「毎年、春に来る親しみのある鳥だから…」でした。

 私たちの八小には、とてもたくさんのつばめの巣があります。毎年、春から夏にかけて、つばめたちがやってきて巣をつくり、雛をかえします。親つばめは、一生懸命にえさを運んで、その雛たちを育てます。そして、雛たちは、すくすくと大きくなって、八小の軒下から大きな空へと巣立っていきます。この光景を、私たちは、目の前で、毎年毎年、繰り返し見ることができます。

 さて、それではなぜ、つばめたちは、毎年、私たちの八小に来るでしょうか?それは、この八小が、つばめたちにとって「安心できる場所」だからです。もし、ここが危険な場所であれば、自分の命や雛の命を守るために、ここへはやって来ないはずです。私たちの八小が、子供たちが安全にすくすくと育つ安心できる場所だからこそ、こうして毎年、つばめたちがやって来て、巣立っていくのだと思います。「つばめ学級」という名前には、つばめ学級のみんなが、「この八小で安心して過ごし、どんどん成長していってほしい」という願いが込められています。

 理由の二つ目は、つばめが「幸せを運ぶ鳥」だと言われているから…」でした。

 つばめが毎年やって来る…ということは、巣立っていったつばめたちが、また、八小に帰ってくる…ということです。巣立って行ったつばめたちが大人になって帰って来ます。そして、帰ってくるときには、「幸せ」を一緒に運んできてくれます。

 「つばめ学級」という名前には、八小に新しくできる特別支援学級のみんなが「幸せになれるように…」という願いが込められています。同時に、「つばめ学級のみんなと一緒に過ごす八小のみんなが、幸せになれるように…」との願いが込められています。

 みんなで知恵を出し合い、話し合って新しい学級の名前が決まりました。こうして決まった「つばめ学級」という名前を、この名前に込めた意味と一緒に大切にしていましょう。令和7年度は、つばめ学級のみんなと一緒に八小を盛り上げ、「今より もっと楽しい学校」をつくっていきましょう。