校長室だより

2022年9月の記事一覧

挑戦することの楽しさ・楽しみ方

令和4年9月26日

挑戦することの楽しさ・楽しみ方

  全校朝会で、2回に分けて、「挑戦することの楽しさ」と「楽しみ方」について、子供たちに話しました。

 2学期に入り、「働く消防写生会」で入賞した子供、「夏休み 自由研究発表会『はっけん!』」で発表に取り組んだ子供、日野市の水泳大会で優勝や上位入賞を果たした子供など、学校の内外で様々なことに挑戦している子供たちの姿を目にします。

 「挑戦してみよう!」と一歩踏み出し、やり遂げたとき、挑戦した人だけが味わえる様々な心の動きを体験することができます。願いがなかったうれしさ、努力が実を結ぶ喜び…。一方で、挑戦してみたけれど力が発揮できなかった悔しさ、願いをかなえることができなかった悲しさ…。いろいろな気持ちを味わいます。このどちらも、挑戦したからこそ味わうことができる心の動きです。この心の動きが、次の目標設定や、新たな挑戦への意欲、挑戦の仕方の工夫や改善へと子供たちを導き、その繰り返しの中で、自分の成長への手応えを感じていくことができるのだと思います。子供たちが、このような「挑戦」を、自分の興味や関心、これまでの経験に合わせて、数多く積み重ねていけるようにしたいと考えています。そのための、環境や条件を整備することが、大人の役割だと思います。

このような考えのもと、「挑戦することの楽しさ」や「楽しみ方」について、子供たちに話しました。

 挑戦することには、以下の二つの楽しみ方があり、楽しさがあると考えています。

 ① 今できること、得意なことに挑戦し、もっと上手に、もっと得意になること
 ② まだできないこと、苦手なことに取り組み、少しずつ上手になっていくこと、

  一歩前進すること


 2学期は、日常の学習をはじめ、運動会、学習発表会など、子供たちが挑戦できる場面や行事が数多くあります。これらを生かして、子供たちが、自分が一番やってみたいと思ったことに、力いっぱい挑戦していけるようにしたいと考えています。

 全校朝会では、このような話をし、挑戦しようとする子供たちに、エールを送りました。