校長室だより

2023年10月の記事一覧

運動会から音楽会へ

令和5年10月23日(月)全校朝会の話

運動会から音楽会へ

ー 人の心を動かすもの ー

 運動会について、保護者や地域の皆様から、数多くの感想をいただきました。「感動した。」「涙が出た。」などの八小の子供たちへのあたたかい言葉をいただき、とても嬉しく感じています。保護者や地域の皆さんは、八小のみんなのどのような姿を見て、このような気持ちになってくださったのでしょう。

 いただいた感想を読むと、「一生懸命に頑張る姿」「力いっぱい頑張る姿」「自分の役割を一生懸命に果たす姿」に、「感動した。」「涙が出た。」と書いてくださっていることが分かります。

 八小の一人一人の「一生懸命な姿」が、運動会を見に来てくださった皆さんの心を動かしたのです。こう考えると「一生懸命な姿には、人の心動かす力がある」ということができます。

 先週、廊下を歩ていると、「先生たちのねがい…いっしょうけんめい」と書いてある掲示物がありました。「なんだろう…?」と思って見てみると、その掲示物の隣に、2年生の音楽会に向けた練習計画が貼ってありました。さらによく見ると、こんなことが書いてありました。

…… 2年生のよいところは、「いっしょうけんめい」なところです。「いっしょうけんめい」は、見ている人にパワーを与えます。感動を与えます。音楽会は、みんなのよいところを伝えるチャンスです。いっしょうけんめいにがんばりましょう。

 でも、いっしょうけんめいにがんばると、苦しいことにぶつかるかもしれません。その時に必要なのが、「助け合うこと」です。助け合うことで、一人ではできなかったことが、ほんの少しできるようになるかもしれません。108人の「いっしょうけんめい」が合わさったら、どんな音楽会になるだろう…と、今から楽しみです。みんなで、いっしょうけんめいがんばろう! ……

 一生懸命な姿には、人の心を動かす力があります。そして、仲間と助け合うことで、苦しいことがあっても一生懸命に歩み続けることができます。

 運動会が終わり、音楽会に向けた練習が始まります。仲間と助け合いながら、八小の一人一人が、今できる「自分の一生懸命」を発揮して、音楽会に向けて、みんなで歩んでいきましょう。

 

 

運動会に向けて

市制60周年記念 令和5年度運動会 スローガン

みんながえがお 本気でチャレンジ

 これは、各クラスから「スローガンに入れてほしい言葉」を募集し、代表委員会で話し合いを重ねて決まったスローガンです。子供たちと教職員が共有している学校づくりの目標「今より もっと楽しい学校をつくる!」を達成するために、子供たちが、今回の運動会を「一人一人が、自分の持っている力を発揮して、本気でチャレンジできるようにしたい」。そして、「みんなが、笑顔になれる運動会にしたい」と考えていることが、このスローガンから伝わってきます。

 このスローガンの実現を目指し、八小のリーダーである6年生と、サブリーダーである5年生が、次の10の係を担当します。

 ①司会 ②応援 ③放送 ④審判 ⑤全校競技 ⑥得点 ⑦用具準備 ⑧ライン

 ⑨準備・整理運動 ⑩スローガン・プログラム

 リーダー・サブリーダとして、一人一人が自分の役割を果たし、全校の子供たちが、自分たちの競技や演技に本気でチャレンジし、笑顔になれるように支えます。

 さて、運動会に向けた5・6年生の役割は明確ですが、1年生から4年生までの役割は、何でしょう。1年生から4年生までの子供たちには、「自分たちを支えてくれる5・6年生に感謝しつつ、自分たちの演技や競技に全力を尽くすことが、きみたちの役割です。」と話しました。そして、自分たちの演技や競技に全力を尽くすことは、5・6年生の役割でもあります。

 運動会当日は、「みんながえがお 本気のチャレンジ」の実現に向けて力を尽くす子供たちの姿を是非ご覧いただき、大きな拍手と励ましの声をいただければ幸いです。