日誌

2015年12月の記事一覧

4学年『ミスコンセプションを生かす』

2学期が終わりました。
いろいろな行事や学習活動を通して、みんな大きく成長した2学期でした。

2学期最後の算数は、『面積』の学習。

面積って、いったい何なのか?
なぜ、縦×横で求められるのか?
そもそも、縦×横とは、どういうことなのか?

いろいろな教材を使って考えました。

たとえば、

20cmの紐で正方形を作ります。それを、グッと広げて、長方形を作りました。

広さ(面積)は、変わったかな?同じかな?
クラスの全員が、「面積は変わらない。」と答えました。
しかし、実際に調べてみると、広さ(面積)は変わっていることに、みんなびっくり!


また、こんな問題も考えました。
担任:「今日は、この面積を考えます。」

児童:「分かったー!どうせその黒い部分の面積を求めるんでしょー!」
児童:「やり方知ってるよー!」
担任:「そっか、もうみんな知っているのか。じゃあ、これをこうしてしまおう・・・」 
ジョキジョキジョキ・・・・はさみで図形を切ります。

担任:「黒い部分の面積と、残った部分の面積は、どっちが広いと思う?」
児童:「えー!?なんとなく、残った部分のような気がするなぁ。」
児童:「でも、やっぱり黒い部分かなぁ!?」
意見が分かれました。
でも、実際に確かめてみると・・・どちらも同じ面積であることが分かります。

見た目で予想したことと、実際に求めた結果が異なると、授業は盛り上がります。盛り上がるというのは、ただ単にうるさくなるという事ではありません。
「え!?」「なんで!?」と、子供達が真剣に考えようと、課題に対して前のめりになる事を言います。
それは、子供達に「なぜ?」という問いが生まれるからです。

見た目(直観)で感じたことと、実際に調べた結果(事実)に差が生まれた時は、大人でもその理由を考えたくなるものです。

そのような、ミスコンセプション(誤概念)を生かした、考えることが楽しくなるような授業を、3学期もいろいろ準備をしておきます。
また、元気に3学期会いましょう!

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4学年『書き初め』

明日から冬休み。

4年生の冬休みの宿題は計算ドリル、漢字プリント、書き初めの3点です。

冬休みの課題でもある書き初めの練習を今週やりました。

4年生は今年度、『美しい山』を書きます。

空書き、なぞり書きで練習をしてから、清書をしました。







4年生は1クラスの人数が多いので、理科室で行いました。
ゆとりのあるスペースで、落ち着いた気持ちで書くことができました。

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4学年『点字体験』

今週の水曜日、点字体験を行いました。

中央図書館の方をゲストティーチャーに招き、点字についていろいろな話を聞きました。

点字で書かれた本に触れたり、点字を実際に打ってみたりする体験は、みんな初めてです。

はじめの方は、点字のルールを理解するのに時間が掛かりましたが、慣れてくれば、みんな楽しそうに点字を打っていました。

何も見なくても点字を打てるようになったり、点字で長文をつくれるようになった人もいて、点字がとても身近なものになったようです。



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