学年・学級だより

2021年5月の記事一覧

モンシロチョウがかえりました!

4月下旬、年長組の担任は幼稚園の畑で育てていたノラボウ菜に幼虫がいることを発見しました。「何の幼虫かな・・・?」園長先生に見てもらうとこれは”モンシロチョウの幼虫”かも!さっそく保育室で育てることにしました。
その後、子ども達も葉っぱをじーっと見ながら(裏側も!)幼虫を発見!計3匹を育てることに挑戦です。はっぱをむしゃむしゃ よく食べます。

あおむしは、上に進み始めました。子ども達からは「がんばれーがんばれー」の声が聞かれました。そして、そして・・・数日でさなぎになりました!子ども達は「形が変わってる!」とその変化にビックリです。

ゴールデンウィーク明け、3匹とも見事羽化に成功!「全部ちょうちょになってる!」「かわいい~。」子ども達は大喜びです。

さて、このちょうちょをどうするか、子ども達と話し合いです。
「逃がしてあげたほうがいいよ。この中じゃ狭いもん。」
「逃がしたくないな・・・」「カラスにやられちゃうかも・・・」
いろいろな思いが出されましたが、「やっぱり広い空を飛びたいよ。」「花の蜜を吸うんだよね」「見つけた畑に逃がしてあげようよ。」ということになりました!

みんなで畑に集まり、いよいよ放します。元気に飛んでいくかな?
子ども達からは「がんばれー!」の声援です。

飛びました!2匹が同時に飛び立ち、追いかけっこをするように飛んでいきました。
もう1匹は目の前の菜の花に止まりました。

「蜜、吸ってるね」「生まれて初めてのごはんだね」
子ども達はしばらくじっと見守っていました。
幼虫からさなぎへ、そしてちょうちょへと羽化する貴重な流れを目の当たりにすることができた子ども達。きっとちょうちょが生まれた喜びや変化への驚きを感じたり、親しみの気持ちが深まったりしたことでしょう。これからも自然との関わりを大切にしていきます。ちょうちょさん、また幼稚園に遊びに来てね!