文字
背景
行間
学年・学級だより
2,3月のひまわり学級
2、3月の活動を以下に紹介します。
<ワークタイム>
・ステップを踏もう
音楽に合わせて前後左右にルールに従ってステップを踏みました。一定の速さでルール通りに足を運ぶことが難しい子どももいましたが、周りのペースに追い付けるよう懸命に努力する姿が立派でした。
・落ちない飛行機
発泡スチロールペーパーをハサミで丁寧に切り抜いて飛行機を作りました。先端に重り用のシールを貼りつけきれいに飛ぶよう調節をしました。基本的に後ろから厚紙を斜めにして追いかけるとずっと飛び続ける飛行機です。微妙な角度や位置に追いかけ方のコツもあり難しいようでしたが、何回も挑戦し、少し落ちずに暫くの間、飛ばすことができたときは嬉しそうでした。
・メッセージカード作り
今年1年間、同じ曜日で一緒に活動をした友だち全員にメッセージを書いて冊子に貼りました。一緒に遊んだり活動したりして楽しかったことを振り返り、感謝の言葉を書きました。シールでの装飾もきれいにできました。
<運動>
・集まれゲーム
蹴ったボールに守備チームが集まる様子を見ながら、ベース(得点が記されたコーン)まで走る活動(キックベースの変型版)を行いました。相手チームの動きなど、周りの様子を見ながら走ることが難しい子もいましたが、2回、3回と回数を重ねるごとに、守備を良く見てアウトにならないよう頑張っていました。これまであまり関係をもってこなかった同じチームの友だちに「がんばれ!」と応援する姿に成長を感じました。
<ひまわりタイム>
・ジェスチャーゲーム
友だちとチームを組み、引いたお題の職業のジェスチャーを行いました。残りのチームが相談して答えを導きますが、すぐその職業と分かるように、チームで協力しながらジェスチャーをしました。お題によっては、職業の特徴等を想起することが難しい場面もありましたが意見を出し合って答えていました。
・みんなでアクション
ジェスチャーゲームからレベルアップした活動です。前回は決められたお題のカードを引きましたが、今回はチームで話し合って「何かできるか」確認しながらお題を決めていました。分かりやすいお題を想起することが難しいチームには、指導者側から提示されたヒントカードを見て決め、ジェスチャーをしました。「こんな動きはどう?」等とジェスチャーゲームのときよりも良い話し合いをする場面が見られました。
・事前学習 / 買い物学習
会食の際の飲み物やお楽しみ会でやる活動を決めました。1、2学期にも同様な話し合いをしていたので、今学期は、自分たちの意見を出し合ってスムーズに話し合い活動を進めることができました。買い物学習では、いつもの「約束」を守って、お店まで歩くことができました。
・調理学習(ほうとう)
今回は薄力粉から「ほうとう」を作りました。2学期の「ピザ」の生地よりも硬かったのですが、一生懸命こねて伸ばし、コシのある麺を作ることができました。作った「ほうとう」は意外においしかったようで、みんな満足の笑顔で会食していました。
これで、今年度の通級の活動は終わりです。
一年を通して見ると、子どもたちはそれぞれの課題に向き合い、それらを少しずつ解決していく過程で、達成感・成就感から成功体験を積み重ねてきました。
その結果、自尊感情の向上につながったと思います。
27年度の「ひまわり」の活動を無事に終えることができたのも、皆様方のご理解、ご支援、そしてご協力のお蔭であると、心から感謝いたしております。
一年間どうもありがとうございました。
来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
コミュニケーションの教室「ひまわり」職員一同
4学年『授業納め・算数(面積マジック)』
明日は修了式や来年度に向けての学級の時間があるので、落ち着いて授業ができるのは今日まで。
今日は授業納めです。
四角形を使ってパズルをします。
縦8cm、横8cmの正方形を、下のような線に沿って4つのピースに切り分けましょう。
これを並び替えて、長方形を作りましょう。
しばらく考えてから・・・
子供達:「できたー!」
縦5cm、横13cmの長方形ができました。
先生 :
「ところで、みんな2学期に面積って勉強したよね?面積は、どうなった?」
子供達:
「同じだよー!」
「そうそう、もともと64平方cmの正方形を並び替えただけなんだから、面積は変わるわけないよー!」
先生:
「だよねー。変わるわけないよねえ。」
子供達:
「えっ、でも待って。変わってる・・・。」
「本当だ。長方形の面積は5×13=65だから、1平方cm増えてる。」
「なんでー!!??」
不思議ですねぇ、並び替えたら面積が増えてしまいました。
「どうして?」
「わけを知りたい!」
そんな学びの意欲を大切に、私たち4年担任はこの1年、授業づくりをしてきました。
これからも、子供達には『なぜ』を追求する姿勢を大切に、学習を進めていってほしいと願っています。
ちなみに教材のこの種明かしは、長方形に並び替えた写真をよく見ると分かります。
対角線で分けてできる2つの直角三角形の斜辺は、実は直線になっていないので、真ん中に少し空間ができています。この微妙な空間の面積が、ちょうど1平方cmになるということなんですね。
〔参考:『朝日新聞 坪田耕三の切ってはって算数力』〕
4学年『フラッグフットボール』
チームで作戦を工夫して、活動に取り組んでいます。
チーム練習の時間では、円になってパスの練習をしたり、攻めと守りに分かれて作戦を立てたりしています。
4学年『「くじ引きゲーム」「じゃんけんゲーム」で分数』
算数の学習も、4年生最後の単元「分数」です。
1時間目は、真分数・仮分数について学習しました。
「真分数は、分子が分母より小さい分数。仮分数は、分子が分母と同じか、分子が分母より大きい分数。」
ただこれだけのことですが、子供達が夢中になれるように一工夫。
『くじ引きゲーム』
分数のくじの裏には、あたりとはずれが書いてあります。
運よく、あたりを引くことができるでしょうか!?
はじめは、勘で引いていた子供達。「やったー!」「だめだったー!」と盛り上がります。
しばらくたってから、あたりのくじを見て、何かに気付く人が出てきました。
児童:「もう当たりがすぐに分かるよ!」
児童:「はずれのくじは、分子の方が小さくて、分母の方が大きいんだよ!」
児童:「あたりのくじは、分母の方が小さくて、分子の方が大きいか同じなんだよ!」
一生懸命説明します。大事なことは子供達に説明させたい。
そして、最後に一言。
教師:「それを、真分数、仮分数と言うんだよ。」
2時間目は帯分数。
『じゃんけんゲーム』
パターンブロックを使って、じゃんけんゲームです。
パーで勝ったら赤、チョキで勝ったら青、グーで勝ったら緑のピースがもらえます。
ゲームが終わったら、得点を比べます。
さあ、どうやって比べる?
児童:「このブロックは、組み合わせると六角形になるので、六角形の数で比べればわかりやすいと思います。」
教師:「なるほど。じゃあ、この余った緑のピースはどうする?」
児童:「これは、6つ合わせると六角形1つになります。だから、6個のうちの1つ分です。」
児童:「だから、6分の1ということだよ!」
教師:「そうすると、これは何点ということ?」
児童:「3と6分の1点です。」
大事なことは子供に言わせたい。
そして最後に一言。
教師:「こういう分数を、帯分数と言うんだよ。」
物事を理解する際には、いくつか具体的なものから理解する場合(外延的理解)と、理屈や定義から理解する場合(内包的理解)があります。
学習内容や教材に応じて、理解のさせ方を工夫していきたいと思います。
4学年『6年生を送る会』
4年生は、東光寺小クイズをやります。
6年生を送る会実行委員の児童を中心に、クイズを考えたり、6年生の担任の先生にインタビューをしたり、6年生にアンケートをしたりしながら準備を進めてきました。
今日の給食は、6年生と一緒食べるお別れ給食です。
6年生と過ごせる時間もあとわずか。
楽しい思い出がたくさんできるとよいですね。
ありがとうの会
東光寺小では、毎年3年生が1年間お世話になった農家の方をお招きして、ささやかな会を開いています。東光寺地区では、給食で地元の野菜を食材としてたくさん提供していただいています。また、3年生は特になし園の見学や東光寺大根の収穫などで農家の皆様には大変お世話になりました。たくさんお世話になった農家の方々へ、お礼の気持ちを込めて「ありがとうの会」を開き、その後一緒に給食を食べました。
4学年『明日は2分の1成人式』
1月からの総合学習で、自分の生まれた時からこれまでのことを振り返り、 まとめてきました。家族の思いを知り、感じたことを自分の言葉で発表します。
また、10年後を見据え、どのような大人になりたいのか、どのような事に 挑戦したいのかを発表します。
2分の1成人式は、5時間目に体育館で行います。5時間目の開始時刻は、13時35分になります。準備ができ次第始めますので、ゆとりをもってお越し下さい。
(その後の保護者会は、延期になりました。詳細は別紙でお知らせしてあります。)
また、この時期の体育館は、かなり冷えます。当日お越しの際は、防寒をしっかりして、ご参観頂きますよう、よろしくお願い致します。
図工室より
廊下の展示は、パズルの作品ですが、4年生の図工では、別に「学校の妖精」という題材も行っています。
「子どもたちがいなくなった真夜中の学校では、小さい妖精たちが、楽しく暮らしているんだよ…」という設定で、自分の考える妖精を紙粘土で作りました。前回の図工の時間に、その妖精たちを校庭に連れ出して、グループで写真を撮りました。子どもたちはまさに自分の分身のごとく妖精たちに気持ちを込めて、楽しそうな写真をいっぱい撮っていました。
4学年『「なぜ」を考える』
「小数のわり算は、小数点を動かして商に付ける」と、機械的に覚えれば簡単です。
しかし、ただ計算の方法を覚えるのではなく、なぜそのアルゴリズムが成り立つのかを、授業でしっかりと考えさせたいものです。
授業では、7.2÷3の筆算の方法を考えました。
教師:「7.2÷3はいくつになりますか?」
児童:「2.4です。」
教師:「なぜ、2.4になりますか?」
・・・と聞いても、なかなか手が上がりません。
そうですよね、正しい事を説明するのは、なかなか難しいものです。
反対に、正しい事を説明するよりも、間違っていることを説明する方が、説明しやすいかもしれません。
そこで、こんな問いかけをしてみます。
教師:「7.2÷3、できた?
これさぁ、みんなが一番間違えやすいのって、どんな数だと思う?」
児童:「24だと思うよ。」
教師:「なんで24が間違いなの?」
児童:「だって、小数点を付けるのを忘れているから。」
「3で割っているのに、割られる数の7.2よりも、大きい数になっているのは変だよ。」
「割る数×商=割られる数 になるはずなのに、24だとならないよ。」
「72÷3の計算をした時には、7.2を10倍して考えているはずだから、商を10分の1にしなくてはいけない。」
出てきてほしい説明がたくさん出てきました。
また、「みんなが一番間違えやすい」と、「不特定の誰かさん」が間違えた考え方をみんなで検討しているので、誰も嫌な思いをしません。
(そのうち、教室のどこからか「あー!」「そっかぁ!」という声が聞こえてきます。みんなの話し合いを聞いて、機械的に筆算をしていた人が、なぜ小数点が付くのか理解できたようです。)
間違えた答えをそのままにするのではなく、それがなぜ間違いなのかを考えることも、大切だと考えています。
4学年『豆腐作り』
百草食品の小田さんをゲストティーチャーに迎え、豆腐の作り方を教えて頂きました。
学校給食で食べている豆腐は、百草食品さんで作っている豆腐です。
これから給食で豆腐が出てきたときには、一つの豆腐を作るのにこれだけ手間がかかることを考えながら、感謝の気持ちをもって頂きたいですね。
2組は、来週の火曜日に行います。
楽しみにしていてください。
(2016年4月から2018年3月まで)