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日誌
救急救命講習会
今日は5月の最終登校日。
来週からは6月です。
6月になると水泳指導が始まります。
楽しい水泳ですが、一歩間違うと、子供たちの生命にも関わる内容でもあります。
本校では、6/12から水泳指導を開始する予定ですが、指導する教員が万が一の場合でも冷静に対処できるよう、今日の放課後、救急救命講習会を受講しました。
この時期は、どの学校でも水泳指導開始直前になります。
そこで、本校と日野市の他の小学校2校合同で、日野消防署の方の講義をオンラインで受けました。
まずは、スライドで基本をおさらいします。
毎年受講している内容ですが、一つ一つ丁寧に確認します。
実際に模型を使い、心肺蘇生の方法を確認します。
リモートの画面上で、日野消防署の方々からのアドバイスもいただきます。
誰が指導にあたっても、確実に対応ができるよう、真剣に受講をしました。
今年度も安全な水泳指導ができるよう、事前準備をしっかり行ってまいります。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】八ヶ岳移動教室直前!
いよいよ、来週の6/2、3に5年生が八ヶ岳移動教室に出かけます。
今日は、事前準備ができる最後の日です。
今回の移動教室の学年スローガンは、
「みんなで楽しくチーム5年生 や(さしく)つ(よく)が(んばる)た(のしい)け(んがく)」
です。
八ヶ岳実行委員の子供たちが描いたスローガンの紙の前で朝からハイテンションの子供たち。
移動教室近し!ということを感じさせます。
今日の大きなめあては、宿泊先と同じリズムをつくること。
そこで、朝のうちに「健康カード」を提出します。
朝起きたら検温をし、体調を確認するという流れを今のうちから徹底します。
今日は各自が提出しますが、宿泊先では保健係が回収して提出します。
朝からしおりを熱心に眺める子たちもいます。
2日間の行程は、行く前から頭に叩き込んでおきたいものです。
1時間目は多目的室で学年集会です。
校長からは、この週末の健康管理に気を付けること、個人の行動より団体行動を優先することについて話しました。
そして、校長と5年生との「お約束」でもある、スローガンの「チーム5年!」を全員で連呼しました。(「お約束」について、詳しくは、こちら)
さらに、各係の仕事分担、内容を再確認しました。
午後は、校医の先生に来ていただいて、事前検診が行われました。
校長「この検診でOKをもらえないと、残念ながら、移動教室中は学校に残って、4年生と一緒に勉強することになっちゃうねぇ・・・」
5年生たち「えぇ~!」
幸いなことに、全員健康とのお墨付きをいただきました。
6時間目の後半は、体育館に集まって、再度、学年集会です。
これまで、全体に関わる計画等を進めてきた「八ヶ岳実行委員」の子たちが一言ずつ決意を述べます。
すると、実行委員以外の児童も前に出てきて、「いかに移動教室に向けて頑張ってきたか」ということについてアピールしていました。
全体のために、陰で頑張って努力することが「子供たちがつくる学校プロジェクト」の成功のためには欠かせません。
5年生の多くの子たちがこの意識をもっており、きっと素晴らしい移動教室になることと思います。
あとは天気ですが・・・
人事を尽くして「天候」を待つといったところでしょうか。【校長】
マッスルジムの成果は?
今日、明日と本校で「体力テスト」が実施されます。
昨日まで、各学年ごとに「体力アップマッスルジム」で基礎練習を繰り返してきたので、その成果を発揮する場です。
1年生にとって初めての体力テスト。
「マッスルジム」ではリレーのバトンを投げる練習でしたが、本番はソフトボールです。
1年生は6年生とペアになります。
「上体起こし」を頑張る1年生に、6年生が声を掛け続けます。
待ち時間は楽しくおしゃべり。
もう、6年生と1年生は友達です。
2年生は5年生とペアになって記録をとります。
そして、3年生は4年生とペアです。
記録をインターンシップ生にも教えて仲良くなります。
反復横跳び、長座体前屈、立ち幅跳びの記録もペア学年でとり合います。
明日は雨の予報なので、校庭のソフトボール投げを最優先で行いました。
シャトルランは別途、時間をとって記録をとります。
1年生A「マッスルジムで練習したから、ボールを遠くまで投げられたよ!」
多くの子がこうした感想をもってくれると、企画した体育委員会の子供たちも喜ぶことでしょう。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】1年生とのなかよしの会
一昨日のホームページで、2年生が1年生と一緒に遊ぶ「1年生とのなかよしの会」を計画していることをお伝えしました。(詳しくは、こちら)
今日の2時間目は「1年生とのなかよしの会」の本番です。
4年生が「浅川博士になろう」の活動を行っているところでしたが、校長もいったん浅川を離れて、校庭に戻ってきました。
今日は、2年2組と1年4組の交流です。
先に校庭に出ていて、1年生のことを迎える2年生たち。
ホストがお客様をお迎えするのは当然なことです。
どこに行っていいか分からない1年生たちを手を挙げながら呼んで、班ごとに振り分けます。
この取組に向けて準備してきた「計画書」を見ながら、2年生はやることを確認します。
2年担任「『たのしく、なかよく、あんぜん』に遊んでくださいね。」
めあての確認です。
2年担任「遊び場所を移動するときは、2年生は1年生が迷子にならないように手をつなぐんですよ。」
説明のある前からすでに手をつないで話を聞いている2年生と1年生。(笑)
早速、事前に計画した7か所の遊び場所に移動します。
もちろん、手をつなぎながらです。
1・2年生たち「校長先生、ヤッホー!」
ジャングルジムの「登頂」に成功した1・2年生たち。
2年生A「『地獄回り』、やってあげようか?」
2年生B「あなたじゃない!1年生を遊ばせてあげるの!」
「遊ばせ役」に徹する2年生たち。
ブランコでは、自分たちよりも先に1年生を遊ばせる2年生たち。
ちゃんと我慢できています。
2年生C「自分だけでこげる?」
優しく声を掛けています。
全部我慢しているわけではありません。
この時間は、4年生が浅川に行ってるせいか、校庭で体育の授業をしている学級がありません。
校庭全面を使ったぜいたくな鬼ごっこをしている班もあります。
登り棒はさすがに個人で一生懸命取り組んでいる感じです。
雲梯は、一人一人取り組むたびに、1年生、2年生関係なく、「頑張れ~!」と声を掛け合っています。
そして、本校のシンボル「ほほえみの丘」では、1・2年生入り乱れて遊んでいます。
こうして、7か所をローテーションして、一緒に遊び続けました。
振り返りです。
1年生、2年生、それぞれ感想を伝え合います。
1年生A「一緒に遊べて楽しかったです。」
1年生B「仲良くなれてうれしかったです。」
1年生C「また、一緒に遊びたいと思いました。」
2年生A「1年生が楽しんでくれてよかったです。」
2年生B「安全にできたのでよかったと思いました。」
2年生C「みんなが笑顔で遊んでいたので、ぼくも楽しい気分になりました。」
「笑顔招福」です。
握手をして別れる1年生と2年生。
2年生は「かっこいい先輩」として、ちゃんと1年生のお世話ができたようです。
4年後、この子たちが高学年として潤徳小を引っ張っているはずです。
固くつながれた絆はこれからも続いていきます。【校長】
【潤ファミ】だいすき浅川~浅川博士になろう~
総合的な学習の時間で浅川のことを調べている4年生。
5月になってから「どんぐりクラブ」の皆様のご協力を得ながら、調べ活動を始めています。(詳しくは、こちら)
今日は、特に川の中の生き物に絞り、実際に浅川に入って調査を行います。
というわけで、今回も子供たちの安全確保のため、さらに、子供たちと一緒に浅川の自然に親しみ楽しんでいただくため、「潤ファミ」企画としてご協力いただける方を募集させていただいたところ、朝から多くの皆様にお集まりいただきました。
4年生の子供たちからも「よろしくお願いします」の声が掛かります。
河川敷に移動し、「どんぐりクラブ」の方々から、生き物の捕獲方法等のレクチャーを受けます。
その間、ご参加いただいた潤徳ファンの方々は、荷物置き場のブルーシートを敷いたり、役割分担等の打合せを行い、準備を進めます。
4年担任は、川の中のマップを作っていて、危険箇所が分かるようにしています。
それに基づいて、配置場所等を決めています。
そして配置場所へ!
体を張って浅川の中に入っていかれる潤徳ファンの皆様。
子供たちの身支度のお手伝いなども行ってくださいました。
予報以上に天候がよくなり、快晴となりました。
わずかな隙間からも日光を入れないよう「完全装備」の潤ファミ店員です。(笑)
そして、いよいよ子供たちが入水!
流れの速いところなどを子供たちが通るとき、一人一人に声を掛けてくださっています。
「陸番」で、全体を見渡すポジションを担当する潤徳ファンの方もいらっしゃいます。
捕獲した生き物を観察するためのバットを準備してくださっている潤徳ファンの方々もいらっしゃいます。
バットの中は、子供たちが捕獲したヤゴや小魚、川エビなどでいっぱいになっていきます。
虫かごの中には「アブラハヤ」などが泳いでいました。
浅川の様々な場所に立って、子供たちが危険な場所に行かないように声掛けをしてくださったおかげで、安全に活動することができました。
捕獲した生き物を全体で確認し、キャッチ&リリースをして活動は終了です。
今回はアウトドアの潤ファミ企画でしたが、潤徳ファンの方々に積極的にサポートしていただき、楽しい活動になりました。
潤徳ファンA「私、川が大好きなので、とても楽しかったです!」
潤徳ファンB「浅川には、こんなにたくさん生き物がいるんですね~!」
潤徳ファンC「子供たちが楽しんでいる姿を見るだけでも幸せな気落ちになりました。」
潤ファミ店長「みなさんに楽しんでもらえたようで、よかったです!」
校長「とても天気がよかったので、次回はお弁当持参で『ランチ潤ファミ』にしましょうか?」
潤徳ファンの方々「あはは・・・」
和気あいあいな時間になりました。
浅川の生態系をはじめ、生息する生き物について詳しく教えてくださった「どんぐりクラブ」の皆様、虫かご、網、水着などの準備にご協力いただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】委員会紹介集会②
今朝は、今年度2回目の委員会紹介集会がリモートで行われました。
これまでは、司会を児童会本部役員が行っていましたが、各委員会の6年生たちのさらなる自立を促すべく、今回からは、司会進行も発表する委員会の担当の6年生自身で行います。
まずは、体育委員会からの発表です。
体育委員会の常時活動の紹介、体育倉庫や体育用具の片付け方に関するクイズなどが行われました。
続いて、エコ委員会からの発表です。
エコ委員会からは、ベルマーク回収日に関するクイズが出されていました。
発表を見ている1年生たちも回収日を覚え、協力してほしいものです。
最後は、整美委員会の発表です。
クイズの第1問で、年間10回、各学級の掃除ロッカーの点検を行っていること問題にしていましたが、第2問では、具体的な片付け方に関する問題が出されていました。
それだけ、きちんと整理整頓されていないケースがあるということですから気を付けたいものです。
6年生の学級では、同じ学級の仲間が発表者になっている場合もありますから、発表が終わった後は、自然に拍手が起きていました。
「次は自分の発表の番」と考えている6年生も多いはずです。【校長】
【潤ファミ】自転車安全教室見守り
今日の3・4時間目は、3年生を対象とした自転車安全教室が開催されました。
例年行われる自転車安全教室ですが、自転車の管理やコースの見守りにはそれなりの人員が必要で、学校からお手伝いの募集をさせていただいていました。
しかし、今年度から、本校がコミュニティ・スクールとなり、「潤ファミ」としての活動がスタートしたことから、今回は、募集の時点から「潤ファミ企画」として、ご協力いただける方の参加を広く募りました。
すると、多くの潤徳ファンの応募をいただくことができました。
いつもなら、3年生の活動を中心に記載するところですが、今回は、潤徳ファンの方々の奮闘ぶりを中心にレポートしてみたいと思います。
自転車安全教室の概要ですが、まず、3年生は2つのグループに分かれます。
こちらは、体育館で実技を行うグループです。
警察の方から講義を受け、実際に体育館に作られたコースを試走します。
こちらは、多目的室で学科講習を受けるグループです。
3時間目と4時間目で実技と学科のコースを入れ替えるので、どちらも体験します。
自転車安全教室では、実技、学科をクリアすると自転車免許証を交付していただけます。
自動車の運転免許証と同様、交付のハードルは高いのです。
自転車やヘルメットは、ご協力いただける家庭からお借りしたものですから、実技の試走の際、必ずしも自分の物が使えるとは限りません。
そこで、潤徳ファンの方々の出番です。
まだまだ甘えん坊の多い3年生たち。
ヘルメットの着脱の際、潤徳ファンの方々に身を委ねてしまっている子もたくさんいます。(苦笑)
さらに、背丈にあった自転車を貸し出したり、試走が終わった子の自転車を回収したりする自転車の管理は大変です。
休む間もなく、次々と自転車の入れ替えを行っていきます。
そして、試走コース内の安全管理にもお手伝いいただきます。
カーブを曲がるところの補助、「右・左・右・右後方」の安全確認など、一人一人に声を掛けていきます。
体育館での実技が進むころ、多目的室の学科コースの子供たちは「自転車交通安全テスト」を受けます。
校長「このテストに受からないと、2年生からやり直しだね。」
3年生たち「それって、留年じゃん!(怒)」
真剣にテストを受ける子供たち。
こうして、無事、実技、学科をクリアし、代表児童が自転車免許証を受け取りました。
晴れて公道を走ることができるようになりました。(笑)
大役を終え、校長の求めに応じ、ポーズをキメる潤徳ファンの方々。
笑顔がステキです。
ちょっと、感想を聞いてみました。
潤徳ファンA「子供たちの様子や先生方の関わりを見ることができて、とてもよかったです。」
潤徳ファンB「子供たちと一緒にできて、とても楽しかったです。」
潤ファミ店員A「これからも、ぜひ、潤ファミの企画に参加してください!」
自転車教室の実施にあたりましては、日野市の防災安全課、日野警察署、日野市地域交通安全活動推進委員の皆様のご協力をいただきました。
自転車やヘルメットの貸出にご協力いただきましたご家庭にも感謝申し上げます。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】2年生だって頑張ってます!
「子供たちがつくる学校プロジェクト」は、高学年が進めるものというイメージがありますがそうではありません。全校児童で進めるものです。
もちろん、全校に関わる企画は「中央委員会」を中心とした高学年が主役となりますが、各学年でも「子供たちがつくる学校プロジェクト」を意識した取組は確実に進んでいます。
2年生は、「1年生とのなかよしの会」を企画しました。
校庭でも遊べるようになってきた1年生たち。
先輩の2年生として、1年生に正しい遊具の使い方と、楽しい遊び方を教え、さらに一緒に遊ぶことを通して仲良くなろうということです。
無計画では、「子供たちがつくる学校プロジェクト」にはなりません。
2年生は、1年生が知らないうちに会の成功に向けた話し合いを進めています。
まずは、どんな会になれば成功になるのか、互いに相談しながらイメージを共有します。
2年生A「1年生に優しくできたら成功」
2年生B「いつもよりかっこいい2年生になれたら成功」
2年生C「また、1年生が2年生と遊びたいと思ったら成功」
こうした意見を踏まえ、「かっこよく、優しい2年生が『たのしく、なかよく、あんぜん』な遊びをして、1年生が『また遊びたい』と思うような会にする」ことを共有します。
どんなプロジェクトでも「成功する理想の姿」を最初に明確にしておくことが大事なのです。
この2年生の学級では、7つの班に分かれて1年生と遊びます。
授業時間は45分間ですから、準備や説明などの時間を除き、「7つの場所で5分間ずつ遊ぶ」計画を班ごとに立てます。
決まったことをワークシートにまとめ、それぞれの遊びのリーダーを決め、全員が「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進めるようにしていきます。
班で決まったことを全体で確認しながら、「1年生とのなかよしの会」の当日まで準備を進めます。
「段取り八分」と言います。
事前準備をしっかりとしておけばイベントの八割は完成としているということです。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」の真骨頂は、「段取り八分」を徹底すること。
この積み上げを低学年から重ねることで、高学年になった際に全校を動かす企画の充実を図ることができるようになります。
「子供たちがつくる学校プロジェクト」は一朝一夕にはできないのです。
この学級では、明後日、「1年生とのなかよしの会」を実施するようです。
「かっこいい先輩」になれるかどうか、2年生の力が試されます。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】企画書を稟議にかける
今日は、個人面談のため午前授業です。
児童の下校が始まったころ、職員室のドアをノックする音が聞こえます。
本部役員A「児童会本部役員で6年○組の●●です。校長先生、いらっしゃいますか。」
入室を許可します。
本部役員A「中央委員会で話し合った新しい集会について企画書を作ったんですけど、校長先生にも見ていただけますか。」
写真は、5/13に行われた「子供たちがつくる学校プロジェクト」の中枢である「中央委員会」の様子ですが、ここでは、新たな集会の企画が出され、全員で協議していたのです。
担当教員からは、新しい企画を始めるのであれば、ちゃんと企画書を準備し、関係の教員の許可を得なければならないとの指導がありました。
そこで、最終的に校長の決裁を得に来たようです。
学校の責任者である校長は、1日数十もの文書に決裁印を押します。
児童会本部役員であってもチェックを緩めることはありません。
企画書は、ねらい、日時、実施方法、手順、担当児童等が記載された本格的なものです、
校長「実施日は、日光移動教室の直後のようだけど、準備は大丈夫なの?」
本部役員A「はい、大丈夫です。」
校長「6年生だけでなく、5年生のアイデアも生かせるといいけど、どうかな。」
本部役員「はい、分かりました。」
こうしたやり取りを経て、校長も決裁印を押します。
(ネタバレ防止のため、一部、削除箇所があります)
企画書には、校長を含め、9つのサインや印鑑があります。
それぞれの教員が加筆した修正箇所等も多く残っています。
こうして、1つの企画書を稟議にかけ(学校現場では「起案を回す」という言い方が多く使われます)、ようやく校長の決裁を得ることができたのです。
校長までたどり着くのに、担当教員とのやり取りを何回も繰り返したことでしょう。
校長「実際に企画書を作ってみて、どう?」
本部役員A「『仕事をしてる』って感じがして、とてもやりがいを感じました。」
思い付きではなく、きちんと手順を踏んで企画を実行することで、より充実したイベントになります。
関係部署に稟議を諮るという、社会の常識を学ぶ場にもなるとよいと思います。
ただし、起案が通ることは、まだスタートラインに立っただけです。
本企画が実行されるのは、まだ1か月以上先のこと。
計画的な準備を進め、ぜひ、全校が盛り上がるオリジナルイベントにつなげてほしいと期待しています!【校長】
水道キャラバン2025
4年生は社会科で、「水はどこから」の学習を進めています。
今日は、東京都水道局が実施している「水道キャラバン」の出前授業を活用し、学びを深めました。
水道水は、水源林から蛇口までの長い旅を経て届きます。
この過程について、丁寧に説明していただきます。
特に浄水の仕組みについては、実験を交えて、詳しく教えていただきました。
大きなビーカーの中にはきれいな水が入っていますが・・・
「にごりの素」を入れると、あっという間に汚れた水になってしまいます。
子供たちからは悲鳴が上がりました。
そこに「凝集剤」を入れてかき回すと、汚れが固まって下に沈み、きれいな上澄み液が残りました。
これが「沈殿池」の役割です。
子供たちも、汚れが沈殿している様子を驚きながら見ています。
しかし、このままでは、細かいちりなどが残っているため、細かい砂の層を通してさらにきれいにします。
これが「ろか池」の役割です。
見た目はほとんど水道水と変わらなくなりましたが、さらに塩素などを加えて殺菌処理をするという説明があります。
東京都では、1日に680万㎥(プール23000杯分)の水道水を供給しているとのことです。
さらに、最新式の水道管は地震があっても伸縮するタイプに置き換わってきているというお話もいただきました。
最後には、各グループで振り返りを行いました。
4年生A「ごみを沈めただけでは、まだ、飲むことができないのを知りました。」
4年生B「地震に強い水道管を作って、工夫されていることが分かりました。」
4年生C「水道水は24時間、365日作られているので、大切に使わないといけないと思いました。」
水道水が届くまで、たくさんの工程があることを学ぶとともに、多くの方々の努力があることにも気付いてほしいと思います。
「水道キャラバン」の皆様、貴重な学習の機会をいただき、ありがとうございました。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】体力アップマッスルジム
一昨日の全校朝会のときに、体育委員会委員長から発表のあった「体力アップマッスルジム」。
昨日から、体育館を「ジム」として、取組が始まっています。
このことは、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の推進役である「中央委員会」で体育委員会委員長から提案され、全員で協議して決定した取組です。
「体力アップマッスルジム」とは、毎年行われている「体力テスト」を楽しみながら取り組むことができないかと体育委員会の子供たちがネーミングも含め企画したものです。
「体力テスト」は子供たちにとって、「やらされている」感じがあり、シャトルランなど、苦しさを伴う種目もあります。
また、いきなり「体力テスト」当日を迎えると、テストの方法に気をとられて、ベストパフォーマンスができないこともあります。
事前に体力テストの種目を練習し、体育委員会の児童がアドバイスを送ることで、記録向上にも結び付けようというわけです。
写真は昨日の1年生の「体力アップマッスルジム」の様子です。
特に1年生は初めてですから、各種目に慣れておくことはとても有効です。
今日は2年生の「体力アップマッスルジム」の日です。
中休みになると、2年生たちが続々と体育館に集まってきます。
練習できる種目は4つ。
こちらは立ち幅跳びです。
体育委員会の子たちに声を掛けてもらいながら、思いっきりジャンプします。
こちらは、反復横跳びのコーナーです。
本番同様、30秒を計り、回数をチェックします。
こちらは、長座体前屈のコーナーです。
体育委員会の子たちが「もっと伸ばして~!」などと応援の声を掛けています。
こちらは、ソフトボール投げの練習コーナーです。
体育館で本当のソフトボールを投げるわけにはいきませんので、スズランテープとリレーのバトンを使った特別な練習場所を作っています。
それぞれのコーナーを回ると、体育委員会の子からスタンプをもらえます。
このことも、体育委員会のアイデアです。
体力テスト本番まで、学年を変えて「体力アップマッスルジム」が日々開かれます。
その効果はいかに?【校長】
♪ 煮えたかどうだか食べてみよう!
新しく家庭科の学習が始まった5年生たち。
何と言っても関心が高いのが調理実習です。
4月に家庭科室に慣れること含め、お茶を入れる実習を行っていますが、包丁等を使う本格的な調理実習は初めてです。
まずは、全体で、実習の流れを確認します。
身支度を整えます。
校長の「ファッションショーポーズ、お願い」という無茶振りにも気軽に応える5年生たちです。
しっかりと手を洗い、衛生面にも気を付けます。
今回作るのは、さつまいもの「ゆでいも」とほうれん草の「おひたし」です。
ゆでる調理が今回のポイントです。
包丁を使うのが初めてということもあり、ちょっと硬めなさつまいもを切るところを家庭科専科が実演します。
「ねこの手」を意識しながら、さつまいもを輪切りにしていきます。
初めて包丁を扱う子は、かなり緊張しながら作業をしています。
切ったいもは、あく抜きのため、5分ほど水につけます。
キッチンタイマーで、きちんと計っています。
さつまいもとほうれん草をゆでていきます。
ほうれん草はゆでているうちに、だんだんとしんなりしていきます。
いよいよ試食タイム!
5年生たち「おいしい~!」
自分たちで作った料理の味は格別なようです。
校長の試食分を作ってくれた班もあります。
おひたしには、ちゃんとかつおぶしもかけられています。
ゆでいもも、おひたしもちゃんと柔らかくなっていて、とてもおいしくいただくことができました。
片付けの直後はすぐに給食になるので、あわただしくなりましたが、約束を守って、きちんと実習に取り組むことができました。
あと10日あまりで八ヶ岳移動教室に出かける5年生たち。
ほうとう作りも行うので、事前によい実習になったようです。【校長】
【潤ファミ】「第2回潤徳ファンミーティング」開催
今年度、本校はコミュニティ・スクールに移行しました。
その中心となる9名の潤ファミ店員(コミュニティ・スクール委員)の会議、「第2回潤徳ファンミーティング(日野市立潤徳小学校コミュニティ・スクール委員会)」が本日開催されました。
(第1回は、今年度の初日、4/1に開催しています。)
最初に、市教委からの「任命書」をお一人ずつお渡ししました。
会議は、ペーパーレスとし、学校貸与のタブレット上でデータを確認しながら進行します。
今日は店員の方全員にお集まりいただきましたが、会議に参加できない方がおられる場合や、会議の記録も兼ねることも考え、Google Meetによる録画も行います。
会議では、今年度の「学校プロジェクトシート」、「学校経営重点計画シート」(それぞれ、本校ホームぺージの「各種お便り」、「学校評価」に掲載しています。)の協議を行い、「潤ファミ」の基本コンセプトの確認、今後の具体的な企画等について検討を行いました。
店員の方々が大変熱心で、予定していた会議時間を大幅に超えるほど、活発な意見交換が行われました。
「大人がつくる学校プロジェクト」も順調です!【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】全校朝会(5月20日)・「体力アップマッスルジム」紹介
今朝は、リモートによる全校朝会が行われました。
最初は、校長からの話です。
まず、1年生を迎える会などを例に、「子供たちがつくる学校プロジェクト」に基づいた潤徳小オリジナルの様々な取組が行われているのは、「中央委員会」の子供たちが先を見通して話し合いをしてくれているおかげであることを改めて説明しました。
次に、代表に選ばれた「潤徳アナウンサー」(詳しくは、こちら)の録音の様子を紹介するとともに、実際に「ひの新選組まつり」の宣伝放送が多摩都市モノレールの高幡不動駅で流れているところの動画を流しました。
さらに、「Juntoku English Week」の活動の様子を振り返りました。
最後は、5/12の開校記念日で潤徳小が152歳になったことに触れ、歴史を簡単に紹介しました。
子供たちも、教室でしっかりと話を聞いていました。
さて、「Juntoku English Week」が終わった本校の次のターゲットは、5月末に実施予定の体力テストです。
「中央委員会」で様々な企画を考え始めている子供たち。
体育委員会では、まず、体力テストを盛り上げる「子供たちがつくる学校プロジェクト」の企画を実行に移します。
「キン肉マン」の主題歌をバックに具体的なプランを体育委員会委員長の6年生が全校に説明です。
その名も「体力アップマッスルジム」!
詳しくは、明日以降、別記事でご紹介することになりそうです。
全校に向け、マッスルポーズを披露する担当教員と体育委員会委員長。
5月後半は、ハッスルマッスルな期間になりそうです。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】令和7年度学校説明会
今日は、学校公開終了後、正午から来年度本校への入学を検討されている保護者等の方を対象とした学校説明会を行いました。
まずは、校長から、本校の学校経営方針等について説明しました。
・本校のキャッチフレーズ「笑顔招福」
・「潤徳ファンミーティング」(潤ファミ)
・「子供たちがつくる学校プロジェクト」
本校の今年度の重点である3点について、概略をお話ししました。
「潤ファミ」は潤徳ファンの皆様のご協力で成り立つことから、
校長「本校の学校説明会においでいただいているということは、潤徳小に関心があるということですから、皆様はすでに『潤徳ファン』であるということになります!」
と力説しました。
また、「子供たちがつくる学校プロジェクト」の実例として、児童がすべて企画・運営している「1年生を迎える会」のダイジェストビデオをご覧いただきました。
校長「というように、本校では『子供たちがつくる学校プロジェクト』を進めており・・・」
侵入者たち「ちょっと待った~!」
校長「うわああああ、なに、なに~?」
突然の侵入者に後ずさりする校長。
何事が起きたか分からず、会場内に緊張した雰囲気が流れます。
よく見ると、本校の児童会本部役員会の会長、副会長、書記の6年生たちではありませんか。
本部役員A「校長先生、学校紹介は私たちに任せてください!」
校長「うーん、でもなぁ・・・」
本部役員B「もう6年生ですから。私たちが責任をもって潤徳小のよさを伝えます!」
校長「じゃあ、3人に任せるよ・・・」
本部役員C「やったー!それでは学校紹介スタート!」
いきなりのハプニングのように見えますが、実はそうではありません。
こちらは、昨日の写真です。
綿密なリハーサルをこれまで重ねてきたのです。
昨年度まで、学校説明会は教員が中心に行ってきました。
(日本中、どこでもそうだと思いますが・・・)
しかし、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を進める本校ですから、この学校説明会も子供たちに任せてみてはどうかと考え、児童会本部役員に持ち掛けたところ、「ぜひ、やりたい!」という返事があり、一大プロジェクトがスタートしたわけです。
担当する3人は、スライドや原稿作成、動画編集などを自分たちで行いました。
ですから、昨年度までと比べ、説明内容が一新されました。
説明の中では、1年生、2年生の有志数名が6年生のインタビューに答えるところがあります。
本部役員A「潤徳小のいいところはどんなところですか?」
2年生A「みんなが笑顔でいるところです。」
本部役員B「潤徳小のどんなところが楽しいですか?」
1年生A「給食当番ができるときです。」
など、生の声が流されます。
これは、児童会本部役員の子供たちが、「これから入学してくる子の保護者の方は、きっと、今いる潤徳小の子が何を考えているか知りたいはず」と考え、自分たちで取材、動画撮影、編集などを行ったものです。
さらに、児童会本部役員として、自分の言葉で「潤徳小のよいところ、楽しいところ」を入学予定の保護者等の方々に伝えていました。
また、本校の沿革、学校生活、学校行事等についてもスライドにまとめ、分かりやすく説明していました。
本部役員たち「ご清聴ありがとうございました!それでは、潤徳小に入学予定のお子様の保護者のみなさん、See You!」
ちゃんと「Juntoku English Week」を意識して話をまとめた児童会本部役員たちに大きな拍手が送られました。
本人たちは相当緊張したようですが、やりきった満足感のある表情を浮かべていました。
Thank you!
もちろん、学校側からも、生活指導や特別支援教育など、児童には話しにくい内容の説明を行いました。
例年、教員からの説明がたくさんあり、保護者等の方と一緒に来ている年長児たちが飽きてしまうことが多いのですが、今回は、年長児たちの多くは食い入るように画面を見つめていました。
やはり、子供のことは子供に任せるのがよいのかもしれませんね。
本校への入学を検討されている保護者等の皆様、来年の4月、お待ちしております!
また、昨日、今日の学校公開日には、たくさんの保護者、潤徳ファンの皆様にお越しいただき、感謝申し上げます。
保護者の方は、来週から個人面談をお願いすることになりますが、よろしくお願いいたします。【校長】
薬物乱用は、「ダメ。ゼッタイ。」
今日は学校公開の2日目です。
1時間目は、6年生を対象とした「薬物乱用防止教室」が開催されました。
昨日は1~5年生の「セーフティ教室」が行われましたが、「薬物乱用防止教室」も自分の身を守るための学習です。
今回は、ライオンズクラブ国際協会の方を講師にお迎えしました。
大麻、ヘロイン、コカイン・・・
子供たちが聞いても、危なそうに感じる薬物が次々と紹介されます。
しかしながら、例えば、鎮痛のための薬物には麻薬と同じ成分が使われていることを学びます。
違法薬物とは紙一重の差である場合があるのです。
市販薬であっても、中毒性が見られる場合があります。
いわゆる「オーバードーズ」の問題です。
心の安定を得るため、市販薬を100錠摂取するという高校生の実話の紹介もありました。
「くすり」には「リスク」があるのです。
高校の教室で大麻の売買がされていたという実際の事件についても紹介がありました。
講師の先生「大麻がいくらで売られていたと思う?」
6年生A「200万円!」
6年生B「1億円!」
違法薬物を遠い存在と考えている6年生にとっては、非常に高額な物と捉えているようです。
講師の先生「9000円で売買されていたようです。これならお年玉でも買えてしまいますね。」
まず、敷居を低くし、中毒性が見られるようになると次々購入するようになってしまうとの話がありました。
甘い誘惑に負けない強い心をもつことが大事です。
誘われてもきっぱりと断る強い意志をもってほしいと思います。
講師の先生から最後に「薬物に関わって幸せになった人はいない。後悔あるのみ。」というまとめのお話がありました。
しっかりと心に留めてほしいと思います。
会場の体育館を出る際に、違法薬物のサンプルをじっと眺める子供たち。
「ダメ。ゼッタイ。」です。【校長】
セーフティ教室
東京都の公立学校では、非行や犯罪被害を防止することを目的として、セーフティ教室を開催しています。
本校では、こうした取組を保護者等の方にも知っていただき、家庭内での話題にしていただきたいと考え、学校公開の期間に合わせて実施しています。
2時間目は、3・4年生のセーフティ教室です。
講師として、日野警察署の方々においでいただき、お話をいただきました。
今回のテーマは「考えよう、やってはいけないこと」として、犯罪防止について理解を深めます。
DVDでは、万引き、自転車泥棒、いじめを例に、こうしたことは犯罪になることについて説明がありました。
犯罪から身を守ることも大事ですが、自分が犯罪をしないことも大切です。
「自分がされて嫌なことは相手にもしない」ということが社会生活を送るうえで必要であることを学びました。
3時間目は、1・2年生のセーフティ教室です。
「Juntoku English Week」ですから、英語の挨拶でスタートです。
校長「Hello!」
1・2年生、保護者等の方々「Hello!」
校長からは、「セーフティ」は英語で「安全」という意味があり、自分の身を自分で守るための大切な学習であることを伝えました。
また、先日、立川市の小学校で起こった事件を例に、いつ、自分の身に危険なことが起きるか分からないので、「セーフティ教室」で学んだことをとっさの場合でも生かせるようにしてほしいと話しました。
今回は、不審者対応「いかのおすし」について、詳しくお話を伺いました。
知らない人について「いか」ない、車に「の」らない、「お」おごえを出す、「す」ぐ逃げる、大人の人に「し」らせるという基本を日野警察署の方から具体的に教えていただきました。
特に低学年の安全は、周りの大人が守ることが大事です。
多くの保護者等の方々にも聞いていただきましたので、家庭内でも話題にしていただけるとありがたく思います。
2時間目、3時間目には、5年生が「情報ネットワークのもつ危険」について教室でビデオ教材を視聴し、話し合いを行いました。
高学年になると、スマホ等の個人端末を所持する割合が高くなってきます。
家庭内でのルールを守ることが基本ですが、SNSを通じて、犯罪に巻き込まれたり、相手を傷つけたりすることについて考えました。
明日は、6年生が「薬物乱用防止教室」で学習する予定です。【校長】
令和7年度教育インターンシップ、スタート
本校は、昨年度、「Jyuntoku Dream Teacher’s Academy」(略称:JDTA)として、市教委から「令和6年度日野市教育委員会特色ある学校づくり支援事業」の対象校として認めていただき、将来の教職を目指す学生の育成に積極的に取り組んでまいりました。
今年度、事業としては継続していませんが、学生の育成を積極的に行うという姿勢は変わっていません。
そこで、本校では、今年度も明星大学教育学部の3名の学生を教育インターンシップ生として受け入れ、様々な教育活動の体験を通して、教員への憧れを感じてもらいたいと考えています。
今日から活動が始まりますので、最初に本校の教職員に対して挨拶です。
1時間目、校長から学校経営等に関する講義や校内の各所の案内を受けた後は、低・中・高学年に分かれて、担任の指示の下、授業に入って、様々な支援を行います。
休み時間、子供たちに校庭に連れ出されることは言うまでもありません。
そして、給食の時間には、全校へのリモート放送で自己紹介を行います。
校長からの無茶振りで、自己紹介だけでなく、特技を披露せざるを得なくなったインターンシップ生たち。
豪快なテニスのサーブの素振りを披露です。
続いてのインターンシップ生は、高校のときに励んでいたボクシングを披露。
短時間の打合せで、ノックアウトの相手役も引き受けています。
3人目のインターンシップ生はストリートダンスを披露。
他の2人も乱入です。
ノリのよい3人。本校のインターンシップ生として合格です。
子供たちも、興味津々で映像を見ていました。
インターンシップ生の自己紹介の後は、本校の養護教諭が明日から産休に入るため、しばしのお別れの挨拶です。
子供たちからもずいぶんおなかを触られ、「安産祈願」を受けたようです。(苦笑)
教室からもたくさんの拍手や手を振る姿が見られました。
無事な出産を祈っています。
半年以上の長丁場となる教育インターンシップ。
本校の「教職員扱い」で、大学では経験できない様々な活動に挑戦してほしいと期待しています。【校長】
【潤ファミ】読み聞かせ、スタート!
コロナ禍の間、自粛を余儀なくされていた、保護者等の皆様による読み聞かせ活動が昨年度復活しました。
今年度、本校がコミュニティ・スクール(潤徳ファンミーティング 略称:潤ファミ)に移行したことを受け、この読み聞かせ活動をより充実させたいと考え、新たに「潤ファミ企画」として募集させていただいたtころ、多くの「潤徳ファン」の方々の応募をいただきました。
今週は、「Juntoku English Week」とともに「読書週間」でもあるので、早速、「潤徳ファン」の方々の読み聞かせが始まりました。
初回は、潤ファミ店員(コミュニティ・スクール委員)2名の方が自ら参加していただき、「潤ファミ企画」への意気込みを示してくださいました。
1年生にとっては、小学校での初めての読み聞かせ。
話し手の方のそばに自然に寄っていきます。
何と、赤ちゃんを抱えながらの読み聞かせ!
「潤徳ファン」の鑑です!
それにしても、それを当たり前のように聞いている1年生たちもすごい・・・。
モニターを使い、絵本を拡大した読み聞かせです。
今日は、1年生と、3-1、3-2での読み聞かせでしたが、どの学級も集中してお話を聞くことができました。
今年度も計画的に読み聞かせを進めていく予定です。
「潤徳ファン」の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
本日おいでいただいた皆様、どうもありがとうございました。【校長】
校長の学校経営について深掘り!
昨日のこと。
給食の準備時間に校長室をノックする音が聞こえます。
ドアを開けると、6年生の子供たちがいます。
「Juntoku English Week」ですから互いに「Hello!」と言って入室してくる6年生たち。
6年生A「6年3組です。私たちは、国語で『聞いて考えを深めよう』の学習をしています。校長先生にインタビューしたくて、予定を聞きに来ました。」
校長「え、たくさん来るの?」
6年生B「3グループくらい、校長先生の取材をしたいようです。なので、今週と来週の予定を教えてほしいのです。」
先週は、6年1組のグループの取材を受けたので、各学級がこの内容の学習に入っているようです。
正式なアポ取りですので、校長も予定を見て回答します。
ということで、今日の中休みに早速インタビューの約束が入っていたので、4年生の浅川調査の様子を確認したら、校長室に戻ってきて、6年3組の児童を迎えます。
校長「Hello!」
6年生たち「Hello!」
校長「How are you,today?」
6年生たち「もう、ムリ!日本語で!」
6年生は、英語を習うのはもう4年目に入っていますが・・・
我が国の外国語教育の大きな壁を感じます。(苦笑)
早速、インタビューに入ります。
Q1「どうやって、学校行事を決めているのですか?」
6年生は本校のホームページを見ている子も多く、ここで書いてしまうとネタバレになってしまうので、正確には書けませんが、教員だけでなく、「子供たちがつくる学校プロジェクト」に基づいて、中央委員会の考えなども行事に反映させているのが潤徳小の大きな特徴であることを丁寧に説明しました。
Q2「学校行事を行う上で大変なことは何ですか?」
これも、ネタバレになってしまうので、校長自身が行事に臨む際、大切にしていることと、学校全体に関わることで気を付けていることについて話しました。
Q3「一番楽しみにしている行事は何ですか?」
ここでは、「6年生に関わる行事」を2つ挙げました。特に「6年生の最後の日の行事」は校長にとって、とても大切なものであり、「最後の授業」にあたる式辞の内容は、今からいろいろ考え始めてることについて話しました。
イマドキの子たちですので、メモは全てCromebookで行っています。
緊張するインタビューが終わり、ホッとする子供たち。
校長「公式のインタビュー以外に聞きたいことはないの?」
6年生C「好きな給食のメニューは何ですか?」
校長「そりゃあ、『潤徳カレー』でしょ!でも、揚げパンも捨てがたいな・・・。」
6年生D「私も!」
6年生E「わかる、わかる!」
非公式インタビューの方がいきいきする6年生たち。
校長「Thank you!」
6年生たち「Thank you.goodbye!」
6年生の国語では、単にインタビューをするだけでなく、それに対して自分なりの考察をしていくことが学習のねらいになります。
校長の話を聞いて、どのような考えを6年生たちがもったのか、ちょっと気になるところです。
先週、6年1組の子供たちのインタビューを受けたときには、
「『笑顔招福』の学校は、どうしたらつくれると思いますか?」
「担任から校長先生になったのはなぜですか?」
など、校長の生き様や学校経営の姿勢を問うような質問もありました。
6年生は、学校経営を行う上での重要なパートナーですから、質問にも真剣に答えるように心掛けています。
そんなことを書いていたら、校長室のドアをノックする音が聞こえます。
6年生たち「6年4組です。校長先生にインタビューしたいんですけど、明日、空いていますか?」
忙しい休み時間がしばらく続きそうです。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)