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2022年7月の記事一覧

C4th Home&Schoolでの検温報告について

 1学期末からC4th Home&Schoolでの検温報告にご協力いただき、ありがとうございました。夏休み中は、学校で、検温の確認はいたしません。履歴には残りますので、体温測定を本アプリで管理される場合は、ご活用ください。
 なお、8月22日(月)~8月24日(水)の夏季教室期間中は、8時45分までに入力を完了してください。よろしくお願いいたします。

本校の「ひのっ子エコアクション」の取り組みについて②

「ひのっ子エコアクション」担当からご報告です。

 

「ひのっ子エコアクション」とは、「児童生徒及び教職員等が学校生活において、環境問題に触れ、考え、実践することにより、環境意識を高め、環境にやさしい学校づくりを行うこと」を目的として行われている、日野市独自の環境保全・改善に関する取組です。

 

東京都教育委員会でも、現在「HTTアクション」という、節電をテーマにした取組をしています。

児童・生徒向けて、取り組んでほしい内容がポスターになっていますので紹介します。

 

 

潤徳小学校では、HTTアクションのポスターを校内に掲示したり、HTTアクションについて授業で扱ったりして、節電への意識向上に取り組んでいます。

 

 

今後も、児童教員共に節電への意識を高めていき、SDGsの目標の一つである「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」を達成していきたいと思っています。

 

夏休みには、ぜひご家庭でも節電に意識して取り組んでみてください。

 

 

みんな、元気でね!!

今日で1学期もおしまいです。

昔は、学期の最終日は、終業式の後に通知表を渡してほぼ終了という感じでしたが、今は、最終日まで盛りだくさん。

ちょっと教室をのぞいてみました。

最終日の朝ということで、1年生の担任が黒板にメッセージを書いていました。

これに気付いた校長が1年生たちに、「みんな、『校長先生との3つの約束』守れたかな?」と聞くと、

「うん、守れたよ!」と自信満々の様子です。

入学式で校長と交わした約束、ちゃんと守って、成長した1年生たちです。

別の1年生の学級では「東京マイ・タイムライン」の説明が行われていました。

「東京マイ・タイムライン」は、風水害からの避難に必要な知識を習得しながら、家族で話し合って、マイ・タイムラインシートを作成するものです。

現在も、全国各地で大雨の情報が出されています。夏休み中にご家族で相談をされるとよいでしょう。

2年生では、お楽しみ会で盛り上がる学級がありました。

夏休み前に友情を深めます。

3年生の教室に行くと、夏休みの宿題の説明を受けていました。

中をちょっとのぞいて、「わぁ、ちょっと難しそうだな・・・。」とつぶやく子も。

4年生は大掃除中です。

1か月以上も、教室が使われませんから、ピカピカにして、2学期に備えます。

5年生の教室では、子供たちが「SOSの出し方に関する教育」に関するDVDを真剣に視聴していました。

「SOSの出し方に関する教育」は、子供が悩みを抱えたときに、身近にいる信頼できる大人に助け(SOS)を求めることができるようにする取組です。

昨日の臨時全校朝会でも子供たちに話しましたが、困ったことや悩みがあったときに自分だけで抱え込まないことが大切です。

 6年生では、自分で決めたテーマに沿って紹介したい本について、ブックトークをしている学級がありました。

夏休みは、読書に取り組むチャンスです。大いに読書に親しんでほしいものです。

今年の夏休みは、2年生以上は、各自のChromebookの端末を持ち帰ります。

各学級で、スライドを見ながら持ち帰り時の約束を確認しました。

ご家庭でも、ルールを守って使用するよう、ご協力をお願いいたします。

そして、学期の最終日と言えば、通知表の配布です。

2年生の教室では、担任が一人一人の頑張ったところを誉めながら通知表を渡していました。

聞いている子供たちからも自然に拍手が起き、とても温かい雰囲気でした。

「校長先生、またね〜!」

「2学期もよろしくお願いします!」

などと、手を振りながら下校していく子供たち。

この笑顔もしばらく見られないかと思うと、ちょっと寂しく感じる校長です。

保護者の皆様、地域の皆様、1学期間、大変お世話になりました。

楽しく、「笑顔招福」な夏休みをお送りください。【校長】

1学期終業式

本日(7月20日)の朝の時間、久しぶりに全校児童が校庭に集まりました。これまで、本校では、新型コロナウイルス感染症や熱中症の予防のために、全校児童で集まることや校庭での活動の機会を設定することについて、極力控えるようにしてきました。全校児童が一堂に会するのは、5月2日に行った「離任式」ぶりとなります。暑さ指数(WBGT)を計測し、新型コロナウイルス感染症や熱中症対策を講じた上で、「終業式」を行いました。

 

校長と全校児童が朝の挨拶をした後、優秀な成績を収めたチーム「ガルーダ」の表彰を行いました。

 校長からの「短い」話です。夏休みの間も、「校長先生との3つの約束」の1番目、「何でも一生懸命頑張ること」を忘れず、目標をもって頑張るようにとの趣旨の話でした。

3年生の代表児童4人によるスピーチがありました。

生活指導主任から、夏休みの生活について話がありました。詳しい話は、各学級で行いました。

校歌斉唱です。全校児童で、久しぶりに口ずさみました。

保護者や地域の皆様には、この一学期の間、様々な機会で本校の教育活動へのご理解とご協力をいただき心より感謝申し上げます。児童にとって待ちに待った「夏休み」が、明日から始まります。本校の職員一同、児童一人一人にとって有意義な夏休みになるようにと願っています。

夏休み前の、お・た・の・し・み

明日は終業式。1学期も大詰めです。

校長と「何でも一生懸命頑張ること」との約束を守り続けてきた子供たち。

今日から明日にかけては、自分たちへのご褒美を兼ねて、「お楽しみ会」を企画する学級が見られます。

1年生にとっては、初めての学期末のお楽しみ会。

ちゃんと式次第に則って進行することを学びます。

係の指示に従って、「オオカミが来たぞ!」のゲームで楽しく遊んでいる学級もあります。

「宝探し」の宝が隠されるのを待っている1年生の子供たち。

校長も、いくつか宝を隠すのに協力しました。

5年生でも、校庭で思いっきり鬼ごっこです。

3年生は、「震源地」ゲームで大盛り上がり。

4年生では、本格的に自作のスライドで「英語ゲーム」に取り組むクラスも。 

思いっきり、「水風船」を投げつける1年生たち。

1年生なりに、ストレスのたまった1学期間だったのでしょう。

「お楽しみ会」は特別活動の学習です。

学年が上がるほど、自分たちで企画を考え、進行も自分たちだけで行うようになります。

全員で協力して楽しい時間を創り上げることは、学級の質を1段高めます。【校長】

臨時全校朝会

本日(7月19日)、朝の時間に「臨時全校朝会」をリモートで開催し、校長が、「学校生活を楽しく過ごすために大切なこと」について話をいたしました。

 

そして、児童の皆さんが、先生や友達などから「いやだな」「困ったな」と感じることをされたときの対処方法について詳しく説明をいたしました。

 

本日、この臨時全校朝会で話した内容に関わるお便りを児童に配布しました。

これは、令和4年4月1日に施行された「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」の趣旨及び目的等を踏まえ、東京都の全ての公立学校において、児童・生徒向けの相談窓口を周知するものです。

 

これまで、学校は、保護者の皆様のご協力を得て、安心して学校生活が送れるよう教育活動に取り組んで参りました。ご家庭におきまして、お子様の声に耳を傾けたり、学校生活における出来事などについて話し合う機会をもったりする中で、何かお子様に心配なことがあれば、遠慮なく学校にご相談ください。また、本日配布したお便りにも相談窓口についての案内がございますのでお読みください。

 子供たちが、笑顔招福な夏休みを過ごすことができるようにと願いを込めた臨時全校朝会でした。

激闘!微生物VS6年生

6年生が、理科室で「生物どうしの関わり」の学習に取り組んでいました。

主に「食物連鎖」について学びます。

今回は、食物連鎖の底辺を構成する微生物を探す授業です。

本校の教育活動でよく利用する「とんぼ池」から汲んできた水から微生物を見付け、顕微鏡で観察します。

文章にすると簡単そうですが、実際にはかなり難しい観察です。

まず、ビーカーの中の水をよく見て、動いているミジンコやゾウリムシなどの動物性プランクトンがいないか探します。

相手は1mm あるかないかの大きさ。完全に透明できれいな水でもないので、動いているように見えた物も小さなゴミだったりします。

仮に動いている微生物を見付けたとしても、それをスポイトで吸いとり、プレパラートを作り、顕微鏡で観察する手順が必要です。

そもそも老眼の校長にとっては、動物性プランクトンを見付けるだけでギブアップ。

6年生たちも、「いないよ〜!」、「あ、逃げた!」など、愚痴のオンパレード。

動物性プランクトンにとっても自分の生命がかかりますから、必死で逃げているのでしょう。6年生との攻防戦が続きます。

うまくプレパラートができたとしても、顕微鏡でピントを合わせ、実際に観察するのはさらに至難の業です。

「あ、いた!」と見付けても、どうやら、すぐに動いて、見えなくなってしまうようなのです。

ですから、校長が、「どこか、見付けた班、ある?」と聞いても、なかなか反応がありません。

そんな中、校長に反応する班があります。

6年生A「『ワリバシ』を見付けました。」

校長「え・・・?」

半信半疑で、その班の顕微鏡をのぞいてみます。

すると、確かに緑色の細長い、割りばしのようなものが見えます。

ただし、動いていないので、何らかの植物プランクトンのようです。

校長と理科の講師とで顔を見合わせ、ちょっと苦笑いです。

とは言っても、教科書に載っている微生物でもありません。

ひょっとしたら、「とんぼ池」で、「ワリバシ」という新種の大発見、ノーベル賞クラスの偉業かもしれません。

それにしても、先日は、2年生が「とんぼ池」のザリガニたちに、そして、今日は6年生が微生物に大苦戦です。

(2年生の記事については、こちら

さすがに、たびたび本校の小学生に「侵略」を受けている「とんぼ池」の生き物たち、一筋縄ではいきません。

「とんぼ池」、なかなか難攻不落です。【校長】

押忍!空手道体験教室

日野市の小学校では、今年度、「空手道体験教室」を実施することとなっており、本校では、本日、5年生が体験をしました。

日野市空手道連盟の皆様をはじめとした講師の先生方が道着を着て体育館にずらりと並びます。

独特の緊張感に子供たちの背筋も伸びます。

昨年の東京オリンピック・パラリンピックで正式種目となった空手、注目度もUPしているところです。

「空手は相手を傷つけるものではなく、自分自身を守るためのものです。」

空手道の心構え、歴史などを教わります。

そして、武道で重要なのが礼法。

座礼、立礼の仕方を教わり、気持ちを引き締めます。

型、組手などの模範演武も見せていただき、気持ちが高まります。

いよいよ、子供たちも、実技の練習です。

上段、中段、下段の突きと、それに対する「受け」、組手、型と盛りだくさんの内容で、子供たちが突き出す拳にも力が入ります。

体験の終わる頃には、子供たちの顔の表情も引き締まった感じがしました。

最後は、当然、座礼。

礼に始まり、礼で終わるのが武道の心です。【校長】

第2回たて割り班活動

今朝は、たて割り班で遊ぶ日です。

天候が不安定のため、全班室内遊びになりました。

第1回のたて割り班活動では、自己紹介や計画作りなどを行っていたので、実際に遊ぶのは今回からです。

こちらは、「よつかど(やつかど)」の遊びです。

こちらは「伝言ゲーム」

こちらは、「ボール落とし(ハンカチ落とし)」

こちらは、「フルーツバスケット(何でもバスケット)」です。

子供たちの室内遊びは、昭和の頃とあまり変わっていませんし、喜ぶ反応も同じです。

6年生は、1年生から5年生までが楽しめるように企画を立てていました。

たて割り班は、第2の学級です。異年齢のつながりを大切にしてほしいと思います。【校長】

【研究推進委員会より】1学期最後の研究会です

 本日の放課後は、研究全体会でした。今年度潤徳小学校では、

「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」

~Chromebookの効果的な活用法の研究~

というテーマのもと、授業研究を行っています。

 

 校長からは、教職員に対して、日常的なChromebookの活用について話がありました。

「今日の授業で、5年生が八ヶ岳についてのプレゼンテーションを4年生にしていました。

 5年生の子供たちが作ったスライドを見ながら、4年生からは活発な質問がされていました。

 こうしたたて割りの何気ない活動の中にも、今年度の研究テーマである【Chromebookの効果的な活用法】が生かされています。

 たて割りでの、学び合いの場面が見られているのはよいことです。

 こうした皆さんの積み重ねが、研究につながっているんですね。それをうれしく思います。」

 

 研究主任からは【情報活用能力#東京モデル】に関する話がありました。


【情報活用能力 #東京モデル】とは、東京都教育委員会が作成した、発達段階ごとに育成したい情報活用能力のステップが示されたものです。


出典:【情報活用能力 #東京モデル】「基本的操作分野のステップ図」東京都教育委員会(https://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/tokyo_model.html

 東京都との方針と本校の方針を一致させ、必要な資質能力を児童が身に付けられるよう、指導に生かしていきます。


 全体会のあとは、各ブロックに分かれての授業案検討をしました。児童役と教師役に分かれてChromebookのオクリンクを使った模擬授業をしてみたり、1単元の学びの在り方を検討したりしました。

 授業のどの段階でChromebookを活用すると、子供たちの思考が活発になるのか、2学期の研究授業に向けて、深めてまいります。

伝統を引き継ぐ

5年生が八ヶ岳移動教室から帰ってきて、およそ2か月が経ちます。

この1学期間、5年生は、総合的な学習の時間で「八ヶ岳ガイドブックを作ろう」の学習に取り組んできました。

今日は、この学習の集大成とも言える、5年生が4年生に八ヶ岳移動教室のことを伝える、「八ヶ岳プレゼンテーション」が行われました。

4年生、5年生の全部の教室を使って活動します。

基本的な活動は、同じたて割り班の5年生が4年生に対し、各自の端末を使い、スライドで説明するというものです。

ですから、各教室には、4年生と5年生が混在していることになります。

まず、5年生の担任が趣旨や活動内容についてリモートで説明します。

その後、5年生が、4年生に対して自作のスライドで説明していきます。

5年生A「滝沢牧場では、乳搾り体験や乗馬体験などをします。」

5年生B「美し森からのハイキングは2時間以上も歩くので、結構疲れます。」

5年生と一緒に出かけた校長も、懐かしく思い出しながら聞いています。

5年生C「ほうとう作りでは、校長先生の分も作りました。」

余計な情報は、あまり4年生に教えなくても構いません。。。

ひととおり説明を終えた後は、4年生からの質問タイムです。

4年生A「滝沢牧場では、動物にさわれるんですか?」

5年生D「牛や馬にさわれます。放し飼いの猫にもさわれますよ。」

4年生B「ハイキングでは、いっぱい登るんですか?」

5年生E「登るところもあるけど、牧場の中を歩いたり、川を歩いたりして楽しいです。」

来年度、八ヶ岳移動教室に行く後輩の4年生に対して、先輩の5年生がレクチャーをしていく・・・まさに、「潤徳の伝統」が引き継がれていく瞬間です。

先輩から後輩への「バトンパス」に目を細めていたところ、こんな声も聞こえてきました。

4年生C「お小遣いってどうやって持っていくの?」

5年生F「まず、担任の先生が預かって、みやげ物屋さんに着く前に、バスで渡されて・・・」

4年生D「おすすめのおみやげの値段は?」

5年生G「◯◯チーズケーキが△△円で、◇◇コーラが✕✕円で・・・」

いや・・・そんなことを引き継ぐ必要はありません。。。【校長】

I'm great!

小学校では、3・4年生が外国語活動、5・6年生が外国語で、英語を通じて、コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を育みます。

その上で、本校では、特色ある教育活動として、1・2年生にも「外国語に親しむ活動」を年間6時間程度実施しています。

英語が堪能な、本校のリソースルームティーチャー(RRT)が担任と協力しながら指導を行います。

今日は、1年生が「外国語に親しむ活動」を行っていたので、様子を見てみました。

1年生がすごいなぁと思うことは、言語に対して「空気を読む」ということです。

「stand up!」と言われれば、何となく流れを察知して起立しますし、「sit down」と言われれば、雰囲気で座ります。

英語の歌が流れれば、体を動かしながら、発音をまねして歌っています。

大人になってしまうと、間違えることが恥ずかしくなったり、理屈で納得しないと先に進めなくなったりしてしまうものですが、言語の習得については、理屈より感覚が大事であることを1年生を見て教えられます。

ウォーミングアップの後は、あいさつを学びます。

「How are you?」に対して、

とても元気なときは「I’m great!」

元気なときは「I'm fine.」

まぁまぁなときは「I'm so so.」

という説明があります。

RRT「じゃあ、校長先生に聞いてみようか。『How are you?』」

最近、このパターンが多いわけですが、答えないわけにはいきません。

(今日は天気が悪いし、コロナ再拡大しているし、日本中、喪に服してる感じだし・・・「I'm so so.」かなぁ。)

と思いつつも、1年生の前で本音を出すわけにいかず、マスク越しの満面の笑みと派手なガッツポーズで、

「I’m great!」

と大きな声で答えます。

「あはは・・・」

元気な校長の様子を見て、安心顔の1年生たちです。

数字についても学びます。

音楽の時間に「Seven Steps」という歌で、日頃から数字を英語で言い慣れている子供たち。

流暢な発音で、「one,two,three・・・」と数えていきます。

英語の絵本の読み聞かせも聞きます。

日本語版でストーリーを知っている子も多く、集中しながら英語を聞いていました。

こうした活動は、あくまで「外国語に親しむ」ことが目的です。

まだまだ日本語自体も学習中の1年生ですが、今日の授業で刺激を受けて、言語感覚を磨いてほしいと思います。【校長】

Wake up time,What time is it?

2年生の教室に行くと、算数の「時こくと時間」の学習が行われていました。

担任「1日は、『午前』と『午後』に分かれていて、それぞれ、12時間ずつに・・・」

低学年にとって、この学習は難しいところ。10進法ではないので、時計をしっかりイメージして考える必要があります。

時刻や時間は、子供たちの身近な生活と関連付けることが大事です。

担任が、起きる時刻、学校に着く時刻、家に帰る時刻、晩ごはんの時刻、寝る時刻などを聞き、子供たちはプリントにまとめていきます。

2年生A「私は、午後7時には寝て、午前5時くらいには起きるの。」

早寝早起き、よいことです。

2年生B「ぼくは、ときどき、寝るのが午後11時30分くらいになっちゃうことがあるなぁ。」

校長「ダメ!2年生はもっと早く寝なきゃ!!」

2年生C「校長先生は、何時に学校から帰るの?」

2年生D「何時に起きるの?」

これは、いけません。子供たちが一斉に校長のプライバシーを暴きにきました。

校長は、少し、神秘のベールに包まれていた方がよいのです。

校長「校長先生は、プリントが配られてないから、書けないなぁ。」

と、子供たちを煙に巻き、教室を後にします。

その足で、英語ルームに行ってみました。

4年生が外国語活動の学習に取り組んでいます。

内容は、「What time is it?」

身近な時刻を英語で答える学習です。

何と、偶然にも、2年生が行っている学習の英語版を4年生が行っているわけです。

外国語専科「Dinner time,What time is it?」

4年生A「うーん、7PMかな」

校長のことを見付けた外国語専科が、こんなことを聞いてきます。

外国語専科「じゃあ、校長先生にも聞いてみようか? Wake up time,What time is it?」

え・・・直前まで、2年生には秘密にしていたのに・・・

校長「I get up about 6AM.」

しかし、英語で聞かれると、とっさに答えてしまいます。不思議なものです。

外国語専科「じゃあ、ほかの子にも聞いてみようかな。Wake up time,What time is it?」

4年生B「だいたい、7:50AMかな」

校長「そりゃ、遅すぎるでしょ?遅刻しちゃうよ!」

4年生C「大丈夫だよ、あの子が住んでるのは学校の隣だから。」

そういう問題じゃないでしょ・・・。もう少し、早く起きましょう。

先ほどの2年生の教室に戻ってみました。

それぞれの端末を使って、時刻と時間の自主学習に取り組んでいました。

昔は、時計の模型で学習していたものですが・・・。

便利な世の中になったものです。【校長】

鎌倉殿の131人

校長は、日曜日に、ちょっとした楽しみがあります。

大河ドラマの「鎌倉殿の13人」を見ることです。

さて、6年生の社会科の授業が、平安時代から鎌倉時代にかけての歴史の学習に差し掛かっています。

校長としても、ちょっと気になるところです。

担任「源義経の活躍により、平家が滅亡した後、源頼朝が武士による政治の体制を整えていきました・・・」

黙って見ていましたが、我慢できなくなってしまいました。

校長「誰か、大河ドラマって見てないの?前回、源頼朝が亡くなったんだよね。」

6年生A「見てる人もいるみたいですよ。」

担任「どうも、見てる子は、クラスで3人くらいしかいないんですよね。」

え・・・もうちょっとメジャーだと思ったのに。

校長「源義経は、俳優の◯◯さんで、源頼朝は✕✕さんなんだよね。」

6年生B「あ、◯◯さんなら知ってる。」

ちょっと、脱線しかかってきたので撤収です。

「鎌倉殿の13人」の「13人」は、源頼朝の死後に発足した集団指導体制を指す、「13人の合議制」を構成する御家人のことです。

6年生は、歴史の学習をする中で、様々な政治体制を学んでいきます。

現在も、先週、痛ましい事件があり、参議院選挙の結果も出て、歴史が動こうとしている時なのかもしれません。

本校の6年生131名も歴史の学習を深めることで、国の在り方についても思いを巡らせてほしいと思います。【校長】

見えないものの性質をつかむには?

3年生の教室の前を通りかかると、「トン トン トン」と小太鼓の音が聞こえてきます。

何だろうと思って入ってみました。

小太鼓の周りに子供たちが集まっています。

真ん中にビーズを入れたカップが置かれていて、担任が小太鼓を叩きます。

すると、カップの中のビーズが揺れます。強く叩くと、揺れ方が大きくなります。

理科の「音のふしぎ」の実験のようです。

見えない「音波」を見えるようにしているわけです。

校長「楽しそうな音楽の授業だねぇ。」

3年生たち「違うよ!理科の実験だよ!!」

と、真剣に言い返す子供たちです。

続いて、4年生の教室に行くと、同じように、子供たちが集まって何かしています。

黒板を見ると、理科の「とじこめた空気や水」の学習のようです。

実験セットの「注射器」に水を入れ、水が出ないようにしてピストンを押します。

その押しごたえを試しているようです。

子供たちが顔を真っ赤にしても、ピストンは動きません。

「校長先生もやってみて!」と声がかかります。

やってみると、確かにびくともしません。

4年生A「空気の時には、ピストンが動いたのに・・・」

こうした気付きが大事です。

見えない「圧力」を感じることができたわけです。

先ほどの、3年生の教室に戻ってみました。

今度は、トライアングルを鳴らしています。

トライアングルを鳴らした直後に触ってみると、振動が伝わってきます。

音の性質を体感的に学びます。

見えないものも、工夫することによって、性質を調べることができるのです。

自慢げに校長の目の前でトライアングルを鳴らしてくる子供たち。

校長「やっぱり、楽しそうな音楽の授業だねぇ。」

3年生たち「だから、理科の実験だってば・・・」

さすがに、子供たちも呆れ顔です。【校長】

Let's"HTT"!!

東京都は、2010年温室効果ガス排出実質ゼロであるカーボンニュートラルに向けて、2030年までに2000年比で温室効果ガス排出量を半分にする「カーボンハーフ」を推進し、脱炭素化の取組を進めています。

また、日野市では、令和4年4月1日に「第4次日野市地球温暖化対策実行計画(ゼロカーボンHINO)」を発表し、令和32年度までにCO2排出量実質ゼロを目指し、温室効果ガスやエネルギー使用量の削減により、地球温暖化の防止、気候変動の緩和につながるまちの実現を目指しています。

今般、エネルギーの安定調達を確保できないリスクが高まっていることや、最近の猛暑で電力需給が非常に厳しい状況であることから、東京都では、気候危機だけでなく、夏の電力ひっ迫に備え、「HTT」の取組を呼び掛けています。

「HTT」とは何か?

4年生の教室で「HTT」に関する授業が行われていたので、中に入ってみました。

担任「この『HTT』は、ある言葉の頭文字からとったものなんだけど、分かるかな?」

4年生「H・・・はたち?」

ノーヒントでは、4年生も首をかしげるばかりです。

東京都では、太陽光や風力などの「自然エネルギー」は、全体の17%しかなく、残りの83%は、石油、石炭、天然ガスなどの外国からの輸入に頼る資源を「燃やして」発電しています。

そのため、「電気を大切に使う」ことがとても重要になります。その取組こそ、

H・・・へらす

T・・・つくる

T・・・ためる

なのです。

担任の説明を「ふーん」という感じで聞いている4年生たち。

潤徳小の電気料金は、日野市民の皆様の貴重な税金からいただいているものです。

子供たちも日野市民ですから、自分自身の問題として考えていかなければなりません。

そこで、担任から少し時間をもらって、校長の特別授業です。

校長「潤徳小とみなさんの家庭で使う電気の量は、どちらが多いと思う?」

4年生は、そんなことを考えることもなかったでしょう。「潤徳小かな?」「自分の家かな?」などとつぶやいています。

潤徳小の方が電気使用量が多いことを告げた上で3択クイズです。

校長「それでは、潤徳小で使う電気の量は、みなさんの家庭のおよそ何軒分に当たると思いますか?」

「①・・・約10軒分」

「②・・・このクラスの人数と同じくらいの約30軒分」

「③・・・隣のクラスの人数を合わせたくらいの約60軒分」

子供たちの意見は、①から③まで、同じくらいに分かれました。

一般家庭(4人家族を想定)での平均電気使用量は、1か月、約400 kWh とのことです。

6月の潤徳小の電気使用量は、約23,400 kWh でした。

つまり、一般家庭の約60倍、約60軒分を使っているのです。

校長の説明を「へぇ〜」という表情で聞いている子供たち。

校長「ですから、みなさん一人一人が、学校の電気を大切に使うことで、大きな『H(へらす)』になるのです。」

4年生たちは、大きくうなずいていました。

本校の6月の電気使用量は、猛暑の影響もあり、昨年度比20%増の状況です。

日野市の説明によると、市内全校の電気料金は、最近の値上げの影響もあり、昨年度の2倍近くになっているとのことです。

本校でも、校内の各所に「HTT」に関する掲示を行い、節電の啓発を行っているところです。

児童も教職員も、こまめな消灯など、できる取組を確実に行い、「HTT」に協力していきたいと考えています。【校長】

「潤徳温泉」開業!

校庭を1年生が「ほほえみの丘」の方に歩いていくのが見えました。

「これは、きっと、面白いことがあるに違いない・・・」

校長の「第六感」が察知します。

行ってみると、「ほほえみの丘」の下にある砂場で、生活科の「みずであそぼう」、図工の「すなとつちでなかよし」の学習に取り組んでいました。

まぁ、簡単に言うと、みんなで砂遊びです。

今日に備えて、ミニスコップ、バケツ、熊手などの「お砂場グッズ」に加え、着替えまで準備し、砂まみれになる気まんまんの1年生たち。(いつもながら、保護者の皆様、ご協力ありがとうございます。)

手慣れたもので、砂場の大工事に取り組んでいきます。

トンネルを掘る子、周りを固める子、橋を架ける子、水を流す子など、相談もしていないのに、見事な分業体制で難工事を完成させていきます。

将来は、建設業を目指してみてもよいかもしれません。

あるグループは、「足湯」を作りたいとのこと。

日光移動教室で温泉のよさに改めてハマってしまった校長、これは、手伝わないわけにはいきません。

子供たちのミニスコップでは、掘り進めるのが難しいため、担任と校長で協力し、大人用のスコップで穴掘りです。

残念ながら、源泉まで掘り当てることができず、天然温泉とまではいきませんでしたが、穴に水を入れ、足湯の完成です。

もともとの砂が、この気温で熱くなっていますので、すぐにいい湯加減になります。

今日は、2時間目にプールに入ったばかりなのに、さらに「潤徳スパ」でリラクゼーション三昧の1年生たち。

セレブな1日です。

ただ、残念なことに、せっかく開業した「潤徳温泉」も、浴槽が砂のため、すぐに「お湯」が染み込んでしまい、数分で閉館です。。。【校長】

七夕百景

今日は七夕。織姫と彦星が1年に1回会えるロマンチックな日です。

子供たちにとっては、「星に願い」をかける日です。

今どきの子供たちの願いをちょっとのぞいてみましょう。

1年生のところには、折り紙で飾られた七夕の掲示がありました。

ステップ教室のところには、本物の笹に短冊が飾られています。

さてさて、子供たちはどんなことを願っているのでしょう。

「プロ野球選手になりたいです。」

「サッカーで有名な選手になりたいです。」

昭和も今も、このあたりの願いは大きくは変わりません。

「ペットショップの店員さんになれますように。」

「イラストレーターになりたいです。」

特に女子に多い願い事です。横文字仕事が人気のようですね。

「家族が楽しく過ごせますように。」

「妹と仲良くしたいです。」

家族への思いが強い子も多く見られます。

「新型コロナウイルスがおさまりますように。」

まさに、今どきの願い事でしょう。今日の東京都の新規感染者数は8529人と急増傾向。すぐに叶ってほしい願い事です。

子供たちの願い事にほっこりしながら、2年生のところに行ってみると、国語の「あったらいいな、こんなもの」の学習に取り組んでいる学級があったので、入ってみました。

厳密には七夕の取組とは違いますが、子供たちの願い事という点においては近いでしょう。

「人の心が読めるめがね」

「頭につけたらお金持ちになれる王冠」

「ランドセルを持ってくれるマシン」

最近は「重すぎるランドセル問題」が話題になることがあります。2年生にとっても切実なのでしょう。

「(担任の)先生の結婚相手が調べられるマシン」

これが完成したら、教員のプライバシーはなくなります・・・。

校長室に戻り、「子供たちの願いが叶うといいな」と考えながら、「七夕メニュー」の給食をおいしくいただきました。

(「七夕メニュー」の詳細は、こちら

校長の願い事は、言うまでもありません。

「このホームページをご覧いただいている皆様が『笑顔招福』になりますように。」です。【校長】

【5年生家庭科】ミライシードを使って作品鑑賞会

5年生が裁縫を始めて、3ヶ月が経ちました。

製作していたフェルトブックカバーが完成し、ついに鑑賞会を実施しました!

 

家庭科専科から、

「ミライシードを使って鑑賞会をするよ!」と伝えると、

「えー!ミライシードでどうやってやるの!?」「やったー!」

と、明るい声が聞こえてきてきました。

 

自分のフェルトブックカバーの写真を撮影し、がんばったところと、工夫したところをまとめます。

 

 

まとめ終わった人は、ミライシードのオクリンク機能の提出ボックスに入れます。

提出ボックスに入れた作品は、お互いに鑑賞することができます。

 

 

 

「◯◯さんのアップリケがすごい!」「◯◯さんのアイディアがすごい!」

など、聞いていて嬉しくなる声が聞こえてきます。

 

2学期の家庭科も、子どもたちの笑顔と成長が見られるように、力を尽くしていきます!

潤徳てんでんこ

今朝も、自転車で学区域を回ってみました。

最近は、熱中症予防を目的に登校中の子供たちに声掛けをしながら回っているのですが、今日はちょっと違います。

台風4号から変わった低気圧の影響で、浅川の状況がどうなっているか様子を見ることも目的に加えました。

すると、早速、様子が激変しています。

校舎裏の「とんぼ池」が「涸れ池」になっています。

昨日、2年生に「生き物捕り」でさんざん池を荒らされ、そして、水が干上がり・・・。

ザリガニをはじめとした「とんぼ池」の生き物たちの気持ちを思うと、気の毒で仕方ありません。。。

その原因は、浅川から向島用水路への取水口が閉じられたからです。

近隣住民の方の安全のために、雨の中、水門を閉じる作業を行ってくださった方々のご苦労には、頭の下がる思いです。

幸い、予報より雨量が少なかったせいか、浅川の様子はいつもと変わっていませんでした。

ふれあい橋で出会った子供たちは、「校長先生、川を見て何してるの?」と不思議そうでしたが、校長としては一安心です。

今日は、たまたま、7月の避難訓練の日です。

登校直後、暴風雨により、浅川決壊・洪水の可能性があることを想定した、浅川に隣接する本校ならではの訓練です。

本校の敷地は、浅川が氾濫すると、0.7m浸水する可能性があるのです。

2階の教室にいる児童が、直上の3階の教室に避難します。

3階の教室では、2学級分の児童が避難することになるわけです。

日頃から、「おさない、かけない、しゃべらない、もどらない」の「お・か・し・も」の約束を徹底しているため、異学年の子供たちが集まっていても、静かに待つことができています。

さすが、潤徳小の児童。合格です。

私は、訓練の講評として、台風4号の状況次第では、訓練ではなく、いきなり本番になった可能性があったことやとにかく、洪水などの危険が迫った場合は、少しでも高いところに避難することを全校放送で児童に伝えました。

今日は、訓練のため、整列して、2階から3階に避難しましたが、実際には、そんなゆとりはなく、すぐに3階に避難しなければならないことも想定されます。

東日本大震災の際、とにかく津波が起きたら「てんでんこ(「てんでんばらばら」で高いところに逃げて身を守ること)」で行動することが教訓となりました。

本校の場合も、とにかく、身を守るために、「高いところに逃げる」ことが反射的にできるよう、訓練を続けていきます。

それにしても、子供たちの命を守ることが学校の責務であることは十分分かっていますが・・・、コロナ再拡大、熱中症予防、台風と、気の休まる時がありません。【校長】