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2学期終業式

 12月25日(木)は2学期の終業式でした。体育館に全校児童が集まっての終業式を行いました。

【2学期終業式 校長講話】

七生緑小学校の皆さん、おはようございます。

(ここからパワーポイントを見せながら)今日は2学期の終業式です。

まずはこうやって今日の終業式を迎えられたことに感謝です。皆さん一人一人のがんばりもありますが、おうちの方、クラスや学年の先生、専科の先生、保健室の先生、栄養士の先生、用務主事、事務室の先生、介助員の先生、給食の調理員さん、校舎管理員さんなど、様々な人のおかげでこの2学期も過ごすことができたこと。その感謝の気持ちをもって今日の1日を過ごしてみてください。

さてその2学期を少し振り返っていきます。

まだ暑い夏、8月25日の始業式では、「2学期も楽しい学校に」、そしてそのためには「そうぞうする力を高めよう」という話をしました。

9月、なのはな学級になってはじめての校外学習・宿泊学習を行いました。一人一人が自分だけが楽しいのではなく、友達も楽しめるようにとすべての場面で協力をし、とても素敵な2日間となりました。

10月、運動会でした。天気が心配されましたが、みんなの気持ちが通じて全種目を行うことができました。私は皆さんが本番までに一人一人が”そうぞう”力を働かせながら一生懸命に練習に取り組んでいる姿をたくさん見ました。それが本番での堂々とした姿につながりました。また6年生が運動会を盛り上げることを”そうぞう”して考え実現したリレーも大変に盛り上がりました。6年生、ありがとう。

11月、まだつい1か月前、この体育館は『七生緑アートの森』でした。皆さんの”そうぞう”力あふれる世界にたった1つの作品が見事に展示されました。保護者、地域の方からも、本当に素敵な作品ばかりだと、感動の声をたくさん聞きました。

その他にも、6年生が連合音楽会、なのはな学級が合同学習発表会をひの煉瓦ホールで行いました。6年生の発表も、なのはな学級の発表も会場全体が見入る、聞き入る素敵な発表でした。

普段の学校生活では、どの学級も学級会にしっかり取り組んでいました。特に素晴らしいのは、様々な意見が出てくる中で、どのようにしていくとよりよいものになっていくだろうかと深く話し合っていました。こういった積み重ねが楽しい学校につながっていきます。これからも学級会に取り組んでいってください。

2年生から6年生には、今年1月の3学期の始業式で今年は『巳年』だという話をしました。蛇は脱皮を繰り返し成長することから、皆さんも今の自分から少しでも脱皮をし、大きく成長してほしいということでした。どうだったでしょうか。

来年令和8年は干支は『午年』です。『丙午』とも言われるそうです。『午年』とはどんな年になると言われているかでしょうか。そのことを冬休みに調べてきてくれる人がいるとうれしいです。3学期の始業式にみんなで確認したいと思います。

さあ、次にこうやって皆さんと会うのは1月8日です。安全に楽しい冬休みを過ごしてください。

【児童代表の言葉】

 3年生の2名がこの2学期に特にがんばったことや、その経験を今後どのような生かしていきたいかを堂々と発表しました。発表内容(抜粋)を紹介します。
「2学期にがんばったことは運動会と自転車の練習です。運動会の『なるこおどり』ではチームリーダーだったので、間違えたらどうしようと緊張していました。でも他のチームリーダーから勇気をもらってがんばろうと思いました。家でもむずかしいところ練習しました。本番はとても緊張しましたが、踊ると何だかその緊張を忘れて、今までにない楽しさでした。・・・運動会はチームワークを大切にしたので、体育でもチームワークを大切にしたいと思います。」

「2学期にがんばったことは運動会の実行委員をしたことです。三年生全員で楽しく踊りたかったことと、実行委員に挑戦してみたかったからです。実際に練習をしたら上手に伝えることができず、どうやったら上手に伝えられるかを考えました。絵と言葉で説明したプリントを配ったり、みんなの意見を聞いて先生とも一緒に踊ったりしました。みんなで協力したら本番では楽しく踊ることができました。・・・実行委員で学んだ、みんなの意見と聞いたり、伝え方の工夫をして班活動や係活動をしていきたいと思います。」

【12月23日】学校の様子

 子供たちは楽しい冬休みに向け、最後のまとめをしています。

 多くの学級で冬休みに取り組む書初めの練習に取り組んでいます。この日だけでも3年生やなのはな学級で取り組んでました。なのはな学級は低学年は硬筆、3年生以上は毛筆での練習をし、筆に付ける墨の量や、文字の書き始めからどのように筆を動かしていけばよいのかなどを確認しながら、集中してかき上げていきました。

 この日は、2学期最後の給食ということで、デザートにはチョコレートケーキがあり、子供たちはうれしいそうに食べていました。2学期も残り2日です。体調に気を付けながら、楽しい冬休みをむかえてほしいと思います。

【1年生】音楽「みんなでうたおう」の合奏

 12月19日(金)、1年生は2教室分の広さがある「生活科室」で音楽の合奏に取り組みました。曲目は「みんなでうたおう」です。大太鼓、小太鼓、鍵盤ハーモニカ、トライアングル、カスタネットの5つの担当に分かれ、合奏しました。

 必ずしも自分の希望が叶ったわけではありませんが、自分の担当する楽器で「ミ・ド・ミ・ド・ミ・ソ・ソー・・・」と一生懸命に演奏をしていました。

 楽器ごとの練習も協力をしながら練習をし、いよいよ本番です。5つの楽器の音がしっかり重なり合い、合奏は大成功でした!子供たちも大喜びの素敵な時間となりました。

2学期最後の避難訓練

 12月18日(木)の2校時に、2学期最後の避難訓練を行いました。想定は「火災」です。今回の訓練では、実際に防火扉がしまっている状況の中の訓練でした。

 子供たちと常に確認している避難訓練のポイントは、「まずは自分の命は自分で守ることを考えて訓練に臨んだか。」「本気で訓練に参加したか。」の2点です。自分の命は自分で守る行動ができることで、結果としてみんなの命が守られるということも確認しています。

 今回の訓練では、子供たちは足元に気を付けながら防火扉をとおり、校庭へ避難をする様子が見られました。火災発生時には、「煙をすわないこと。そのための手段としてハンカチで口元を押さえる。」ことも指導も常にしています。そのあたりの意識をさらに高めるために、ハンカチ1枚が自分の命を守ることにつながることを最後に確認して訓練は終わりました。

 3学期も地震や火災を想定した訓練を行っていきます。いつも本気で取り組む訓練をとおし、いざというときに対応できる力を高めていきます。

【6年生】書初めの練習

 6年生も書初めの練習に取り組でいます。今年の6年生は「夢の実現」をかき上げていきます。

 前の時間に「夢の」の2文字を練習し、廊下に掲示をしました。この日の時間は残りの「実現」の練習でした。今回は特に「実」の書き順最後の払うところの筆の使い方と文字のバランスを確認し、下の写真のように教室の中がシーンとした雰囲気で集中して取り組んでいました。

【4年生】書初めの練習

 4年生は毛筆による書初めの練習に取り組みました。

 今年は「生きる力」の4文字を力強くかけるよう、ポイントを一つ一つ確認しながらの練習でした。特に「る」では、最後の”まる”の部分は、”まる”ではなく、”さんかく”をかくように意識するとよいことを知りました。毛筆による書初めも2回目と会って、子供たちは見本を見ながら集中しながらかき上げることができました。冬休みの課題にもありますので、ご家庭でのご協力もお願いします。

【全校集会】音楽集会

 12月15日(月)の朝は、音楽集会を行いました。毎年この時期は、ベートーベン作曲の「よろこびのうた」を全校で歌います。

 まずは1番のみを、3,4年生→1,2年生→5,6年生の順に歌い、互いの合唱の感想を伝えました。そして最後に全校で3番まで歌い、ドイツ語の歌詞も流暢に歌うことができました。

 月曜日の朝から子供たちの素敵な歌声が響いた一時でした。

【なのはな学級】合同学習発表会

 12月12日(金)は今年度の日野市立小中特別支援学級・都立特別支援学校「合同学習発表会」がひの煉瓦ホールにて行われました。なのはな学級が開級してからはじめての合同学習発表会です。

 舞台発表をした全8校のうち、なのはな学級は7番目の発表だったので、他の学校の発表を十分に鑑賞しながら本番に臨みました。

 本番では、「なのはな~にじいろの仲間たち~」と題した音楽劇を発表しました。なのはな学級の開級を祝うハッピーバースデーからはじまり、なのはな学級での生活の様子、なのはな学級という学級名に込められた思いを発表し、最後には体育の時間を中心に取りくんできたパラバルーンを使った動きから、なのはな学級の仲間の絆を表現していきました。会場全体が音楽やせりふを聞き入り、動きを見入る大変素晴らしい発表となりました。

 帰りのバスの中では、子供たちは緊張をしながらも達成感を感じた様子が見られ、大成功とこれからもさらにみんなで過ごしていこうと大きな拍手で締めくくりました。

 今回の発表会の終わりの言葉は、全校を代表してなのはな学級の6年生がつとめました。なのはな学級になってはじめての発表ができてうれしかったことや、来年は中学生としてまたここに集まったみんなと会いたいということを堂々と発表しました。

たてわり班活動ロング

 2学期最後のたてわり班活動は、普段の活動時間より長く活動を行いました。今回はロングということで主に2つの遊びをとおし、異学年交流をしました。

 多くの班は、ドッジボール+何かの遊びを企画していました。最近の流行なのか、「だるまさんの1日」という遊びを取り入れている班が多くありました。この遊びは、鬼役の子が「だるまさんが〇〇した。」というとそのポーズで待つというルールです。1年生から6年生までが楽しむ姿はとても微笑ましいです。

【2年生】七生特別支援学校との交流会

 2年生は小学校に入ってからはじめての七生特別支援学校との交流会を行いました。1年生の3学期に、七生特別支援学校の先生に来ていただき、七生特別支援学校の様々な紹介をしてもらいました。その時のことを子供たちはよく覚えていて、今回の交流を楽しみにしていました。

 出発前に、同じ七生の仲間として、さらに仲間を増やすことを確認し、七生特別支援学校に向かいました。

 到着後はまず、学校の教室の様子を見学し、七生緑小の教室との違いをたくさん発見しました。中には天井の様子の違いにも着目するなど、よく比較し、観察していました。

 その後体育館にて、七生特別支援学校2年生との交流会です。みんなで「ちいさなせかい」を手話をつけて歌い、気持ちを1つにしました。そして七生緑小からは、2年生に関するクイズ(選択制)を3つ出題し、答えてもらいました。

【第1問】2年生の好きな給食は? ①カレーライス ②あげぱん ③シャークバーガー

【第2問】好きな遊びは? ①おにごっこ ②鉄棒 ③サッカー

【第3問】好きな勉強は? ①体育 ②図工 ③生活

 七生特別支援学校の友達は、どれか悩みながら選択し、答えが発表されると「そうなんだ」という表情を浮かべていました。

 七生特別支援学校の友達からは、学習発表会で披露した「あさがおダンス」を踊ってもらい、子供たちもその動きを見ながら踊りました。

 最後は4チームに分かれてのフラフープリレーです。3人一組でフラフープをもち、先にあるコーンを回って戻ってくるというリレーでした。はじめて会う仲間なので、どのくらいのスピードで走っていけばいいのか分からない中でしたが、気持ちを合わせ、4チームともゴールにたどり着きました。

 学校に戻ってきた後、子供たちからは
 「楽しかった。」「仲間がふえてうれしかった。」「また七生特別支援学校の友達に会いたい。」という感想が聞かれ、有意義な交流会になりました。

 これからも同じ七生の仲間として、交流を続けていきます。