滝合だより

2022年2月の記事一覧

春の気配

立春を過ぎましたがまだまだ厳しい寒さが続きます。

早朝の校庭では、芝生一面に真っ白な霜が降り、畑の水たまりでは、分厚い氷が張っていました。厚さ5cmほどの氷を手に、かわせみ学級の子供たちは、大喜びでした。

午後には、草野心平の詩『春のうた』を読んで、校庭にオオイヌノフグリを探しに行きました。ビオトープでは、小魚や、ザリガニの姿がたくさん見られました。

春を探そう

校庭のあちこちに草木の明るい色が見え始めました。

気付いた子どもたちが、毎日報告に来てくれます。

   

「桃の花、見ましたか?」「どこで見られるの?」「こっちこっち!こっちに咲いてるよ!」

「この花、なんだろう?菜の花かな?」「黄色い綺麗な花だね。」「写真に撮っておこう!」

 

 chromebookを片手に校庭を探検している子どもたち。きれいだな、気になるな、好きだな、と思ったものは、その場で写真に残しています。写真を振り返ったときに、「こんなことがあったな。」「あのとき○○さんとこんな話をしたな。」と今日の思い出がよみがえるといいなと思っています。

春の訪れも…

 氷作りをして冬をめいいっぱい楽しんでいる2年生ですが、その隣ではこんな発見もありました。

「かたつむりの殻があった!」「見せて!どこにあったの?」

「ここにあったんだよ!ここ、ここ。」「えっ、中身はどこに行ったの?」

「もう(冬眠から)起きちゃったのかな。」「校庭はあったかいもんね。」

「確かに暑い!僕、上着脱ぐ!」「走ったら暑くなるね。」

 

 冬の中に、少しずつ春の訪れを感じている今日この頃です。

冬ならではの楽しみ

 冬といえば…鍋?こたつ?温かい布団?

 いえいえ、滝合小の2年生は寒い日でも元気いっぱい!今は「氷作り」に夢中です。

 作り方は簡単。氷の完成形をイメージし、家から持って来た容器に水を張って楽しみに待ちます。

 翌日様子を見に行くと…!!

 

 こんなに素敵な氷ができるのです。

「見て!氷になってた!」

「見せて見せて、本当だ。私のはまだ水だった…ねえ、どこに置いていたの?」

「もっと寒くないとだめなのかな?」

「朝来たらすぐに見てみる?氷になっているかも!」

 氷になっていないものもありましたが、みんな諦めることなく工夫をし続けています。

 目指せ、氷作り名人!

コロナ感染予防、そして差別や偏見をなくすために

  2/1児童オンライン朝会における校長講話をここに掲載させていただきます。保護者の方にもぜひお読みいただき、動画もご視聴いただければと存じます。校長

************************

 皆さんおはようございます。今日は火曜日ですが、大切な連絡があり、児童オンライン朝会を開いています。東京都では、昨日1月31日、新たに1万1,751人の新型コロナウィルスへの感染が確認されました。全国では6万人以上の人が新たな感染者として確認されています。

 そこで今日は、「感染しないようにするにはどうしたらいいの?」ということをまず確認しましょう。

■人と接するときには、お互いにマスクをすること

 もしも感染している人も、マスクをしていると、ウィルスが飛び散ることを防ぐことができます。ですから、マスクを外した給食の時は、特におしゃべりがダメなのですよね。また、お熱やせきがなくても感染している人がいるという報告があることから、マスクをつけて行動することが、お互いの安心を生むのです。

■頻繁に手を洗うことも大切であること

 ウィルスは目に見えないので、どこにいるのかわからない。何か手に触ったら、ウィルスがついているかも知れないと思い、その手で、口や目を絶対に触らないようにしましょう。そして手を洗う、アルコール消毒です。

■三密<密閉・密集・密接>を避けること

 このことについて、今日はこのあとみんなでビデオを見て確認しましょう。(※1)

 次に「差別や偏見をなくすために」というお話をします。

■差別や偏見をなくすために

 新型コロナウィルスには、誰もが感染する可能性がある、ということです。もちろん、感染した人が悪いということではありません。注意していても、感染することは実際にあるのです。そこで大事なのは、学校やクラスの中で、感染することは悪いことだ、という雰囲気ができてしまうと、新型コロナウィルスに感染したと誰かに疑われることを恐れて、たとえ具合が悪くなっても、その後は言い出しにくくなったり、病院に行き検査を受けたりするのが遅くなったりしてしまいますね。そうすると、学校やクラス、家族同士、地域などで、感染がどんどん広がってしまうかも知れません。

 ですから、感染した人や症状のある人を責めたり、あの人はコロナに感染しているかも知れないと疑ったり、うわさ話をしたりするのではなく、思いやりの気持ちをもつことがとても大切です。感染したり具合の悪くなったりした人が、1日も早く治るよう励まし、あるいは静かに見守ってあげてほしいです。もしも自分が感染したり症状があったりしたら、、、皆さんは周りの人にどうしてほしいですか?そう、自分がしてほしいように、周りの人にも優しく大きな心で接してあげることです。

 すでに感染した人たちの中には、後遺症などで苦しんでいる方もいらっしゃいます。さらにその上に心無い言葉をかけられたりしている事例も起きているのです。こうしたことが私たちの周りでは決して起きないように、皆さんにも協力してほしいのです。実際に日野市内でも学級閉鎖が起きています。「誰が一番最初にかかったのか?あの人が感染したから、自分は学校に行けなくなったんだ」など、そうなりたくてなったのではない人を差別や偏見の目で見ないこと。もしもそうなっても、思いやりをもって、みんなが1日も早く学校に戻れるよう、祈ってあげましょう。

 この後、そうした差別や偏見をなくすためのもう一つのビデオを見てお勉強しましょう。(※2)

 

<参考動画>

※1「教えて! 新型コロナウィルス 第2話 ~感染予防」理化学研究所

※2「ウィルスの次にやってくるもの」日本赤十字

冬晴れの休み時間

 中休みの様子です。冷たい風にも負けず、元気いっぱいに外遊びをしています。「パス!」「こっちこっち!」と楽しそうでした。手洗い・うがいを忘れずに心掛けていきましょう。

☆かわせみ学級5・6年☆ 都道府県調べ

 

かわせみ学級の5・6年生は、日本のことを知ろう!…ということで、総合的な学習の時間に都道府県調べをしています。

 

 

ローマ字入力にも慣れ、自分たちの好きな、興味のある都道府県について調べてワークシートにまとめ、パワーポイントを使ってみんなに発表しようと準備しています。

「この県とこの県は、県の花が同じだね。」

「〇〇県は、そばが有名なんだね。」など、気付きを言葉にしながら学習しています。