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2020年6月の記事一覧

6年【“いのち”・学び】人権に関する授業

 今日は昨年度まで人権擁護委員を務められていた吉野美智子先生にご来校いただき、人権に関する授業を行いました。
 吉野先生には10年以上前から、毎年6年生に向けて、様々な人権課題に対する授業を行ってもらっています。
 今回は聴覚障害の6年生が書いた作文を読み、障碍者の人権について考えました。
「自分たちより苦しんでいる人はたくさんいるんだな。」
「自分たちが普通に生活していることは当たり前じゃないんだ。」
「感謝の気持ちって大切だな。」
 など、多くの感想をもつことができました。
 授業の最後、「今日学んだことからどのように生きていきたいですか?」という吉野先生からの質問に、「周りの人に支えられているのは当たり前じゃないと思って生きていく。」「周りの人に感謝して生きていきたい。」「みんな個性があってよい。みんなが手を取り合っていける世界にしたい。」と、一人一人の平等にもっている人権を大切にしていこうという気持ちをもつことができました。
 人権は、「誰でももっているもの」「みんなが安心して暮らせる権利」です。このことは、教室、学年、学校とあらゆる場面で言えることです。誰もが安心して暮らせるように、今日学んだことを日常生活で活かしていけるといいです。