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2020年5月の記事一覧

6年【学び】立体をくわしく調べよう~学校編~

立体をくわしく調べよう~学校編~

5月28日(木)の登校可能日に家庭での学習「立体をくわしく調べよう」の学校版に取り組みました。6年生のブース内、教室から玄関までの道のりにある立体(三角柱・直方体・立方体・六角柱・円柱)をみんなで探しました。まずは、それぞれがどんな特徴をもった形をしているのか確認をしました。「直方体は多そうだよね!」「三角柱なんてあるのかな?」とそれぞれが校内にある物を思い浮かべ、とても楽しそうに考えている姿がうかがえました。

校内での探すことにあたり、

「6年生らしく、他のクラスの学びの妨げにならないように探してくること。」

「時間を守ること。」

この二つを確認して、10分間、それぞれ立体探しの旅に出掛けました。
「先生!学級文庫の本は直方体ですかね!これだけで50はあるじゃないですか!」
「六角柱の鉛筆もある!」
「丸いシールも薄い円柱ですかね?」
と、普段と視点を変えてみるだけで新たな発見がたくさんありました。その様子は、目がとてもキラキラと楽しそうな様子でした。たった10分ではありますが、多くの立体を探し出してくれました。

 ブースや廊下に出ても、大きな声を出さずにいたり、10分経つと自然とみんなが教室に戻ってきたりとみんながマナーを守って学習に取り組んでいました。さすが最高学年だと感心しました。
 立方体が一番見付けにくかったようです。多い子は短時間で50個以上の立体を見付けていました。

 探した立体の数を基にして、棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフ・帯グラフに表す学びに取り掛かりました。与えられた数値を扱うのではなく、自分が探した立体の数を扱うからでしょうか。どの子も課題に真剣に取り組んでいました。割合の求め方を確認したり、円グラフの表記の仕方を確認したり、5年生までに学んだことを復習しながら一緒に取り組みました。気付いたら1時間があっという間に終わっていました。主体性をもって取り組むことの大切さを感じた学びの時間でした。