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2020年10月の記事一覧

4年【学び】教育実習が終了しました

 9月28日から4年生に配属されていた3名の教育実習生の研究授業が終わりました。

 1組の宮川瑞紀さんは道徳、2組の田川健太さんは理科、3組の鶴田智美さんは算数で、10月22日(木)に研究授業を実施しました。配属された学級で研究授業を行うために、それぞれの実習生が4年生全ての学級で授業実習に取り組んできました。そのため、この4週間は、様々な実習生や教員が入れ替わって各学級に入り、子供たちは多くの先生から学びを深めてきました。

 最終日1023日(金)の6時間目には、お世話になった3名にサプライズの「ありがとうを伝える会」を行いました。事前に、第1部の「学年全体の会」担当、第2部の「学級の会」担当、そして「贈り物」担当を募集し、希望者が実行委員となって、それぞれの会で何をするのかや、実習生に何をプレゼントをするのかなどを話し合い、実習生に気付かれないようにこっそりと準備を進めてきました。

 実習生に見つからないように、時間割は「総合」としておいたので、第1部の「学年全体の会」は「今日はSDGsの学習をしていきます。SDGsとは何でしょうか。」という問いからスタートしました。その問いの答えとは、「S…さようなら」「D…大好きな」「Gs…がんばった実習生」。この寸劇開始3分で、実習生も感動してくれました。続いて行ったジェスチャーゲームでは、答えの頭文字を並べ替えると「ありがとう」になるという凝った演出をしました。第1部だけでも、実習生はとても喜んでくれました。

 場所を教室に移動しての第2部「学級の会」では、それぞれクラスごとに考えた催し物を行いました。実習生の涙を見て、「泣かせたかったから、大成功だ。」という声が。子供たちが会に向けて一生懸命に準備をする姿や、お別れの時に人に見られないようにこっそり泣いている姿に、実習生にとっても、子供たちにとっても充実した4週間となったことが伝わりました。3名は学生ボランティアとしてこれからも平山小学校に関わってくれます。
 以下、実習生からいただいたメッセージです。

 4週間お世話になりました明星大学4年の宮川瑞紀です。

 みなさんとは2年前のインターンシップの時からの付き合いでしたが、実習前は「忘れられていたらどうしよう。」と考えていて少し不安でした。しかし当時と変わらず明るく、元気に接してくれたおかげで、先生は4週間頑張ることが出来ました。
 学年のお別れ会では開始30秒で泣いてしまい自分自身でもびっくりしました。先生にとって一生忘れられない思い出になりました。4週間本当にありがとうございました!
                                                宮川瑞紀


 教育実習で4週間お世話になりました。明星大学の田川健太です。みなさんといっしょに勉強した4週間はとても楽しく、あっという間でした。いつも元気いっぱいのあいさつをしてくれたり、休み時間にたくさん話をしたりしたことがすごくうれしかったです。授業をしている時には一生けん命話を聞いてくれている姿が、印象に残っています。短い間でしたが、ありがとうございました。田川健太

 
 教育実習生としての4週間は、あっという間に過ぎていきました。何気ない話をしたことや、休み時間に遊んだこと、給食の時間を一緒に過ごしたこと、そして、私の授業を一生けん命に聞いてくれたことが、すごくうれしかったです。平山小で過ごした日々は、私の心を温めてくれる、大切な思い出として、きっといつまでも残るでしょう。4週間という短い期間でしたが、仲良くしてくれて、ありがとうございました。     鶴田智美