これまで様々な作物づくりに挑戦してきた子どもたちですが、
四年生では陸稲(おかぼ)づくりに挑戦していきます。
☆ここで陸稲豆知識☆そもそも陸稲とは…その昔、平山に住んでいた林 丈太郎さんが開発したお米のことです。
我々が普段食しているお米はほとんどが水稲(すいとう)です。
水稲は水田でしか育てることができないので
水が少ない地域や、水を引くのに不便な土地では育てることが困難でした。
そこで、畑でも栽培することのできる陸稲は大変重宝されました。
陸稲は品種改良の歴史が浅く、水稲に比べて収穫量や味が劣るのが普通でした。
しかし、林 丈太郎さんの開発した丈太陸稲(後の平山陸稲)は
干ばつなどに強く、たくさん収穫でき、その上美味しい品種として
この平山の地から全国に伝えられたのです。
本日、その陸稲の種もみを撒きました。
地域の農家の
小林 和男さんをお呼びして、
陸稲についてたくさんのことを教えていただきました。

子どもたちも真剣なまなざしでお話を聞いていました。

一生懸命水やりを行います。

平らにならしているこの土もただの土ではなく、
キメの粗い大粒の土です。

籾を撒いているところです。
籾同士が重ならないように慎重に作業をしています。

秋には美味しいお米が食べられるのを
子供も担任も楽しみにしています。