学校の様子

学校の様子

修了式

 令和3年度の修了式を迎えることができました。本年度も新型コロナウイルス感染症対策を講じながらの一年間でしたが、保護者や地域の皆様のご理解とご協力をいただき、児童は充実した学校生活を過ごすことができました。改めて、感謝申し上げます。

 修了式では、6年生とわかくさ学級の代表児童に修了証を授与し、1年生とわかくさ学級の代表児童が立派に1年間の振り返りを発表しました。

【校長講話】

 皆さん、おはようございます。今日は、学校での1年間の学習を終える修了式です。

 まん延防止等重点措置が解除になったので、久しぶりに全校の皆さんが校庭に集まることができました。1年間の学校の終わりの節目の儀式を全校の皆さんが集まって行うことができることをうれしく思います。

 今年も新型コロナウイルス感染症予防のため、様々な制限があった学校生活となりました。しかし、このような状況でも今できることを前向きに過ごしてきました。この前の6年生を送る会はオンラインならではの素敵な会になりました。そして、2年生以上の皆さんにはchromebookが配られ、オンラインでの学習が今まで以上にできるようになりました。1年前には想像できなかったことができるようになりました。解決困難なことでも、みんなで知恵を出し合い、一歩ずつ進んでいくことによりしだいに解決に向かっていくことができると思います。新型コロナウイルス感染症の感染予防の取組はこれからも必要になると思いますが、皆さんもできることをしっかりと行っていきましょう。

 さて、先ほど、6年生とわかくさ学級の代表の人に修了証を渡しました。修了証は、皆さん一人一人が1年間よく努力して、その学年を立派に学んだことを証明するものです。校長先生は、一人一人の修了証に平山小学校長の印を「よく頑張ったね」という気持ちを込めて押しました。お家に帰ったら、家族の人に自信をもって修了証を見せてください。そして、「1年間ありがとうございました。」とお礼を言ってほしいと思います。

 明日は、6年生が卒業式を迎えます。今までたくさんお世話になった6年生と一緒にいられる最後の日です。改めて、6年生の皆さんに「ありがとう」の気持ちを伝えましょう。

 1年生から5年生の皆さんは、明日から春休みです。4月になり新しい学年としての生活が始まります。春休み中も少しずつ勉強したり運動したりして、規則正しい生活をして、新しい学年への準備をしましょう。4月の始業式には元気な姿で登校してきてください。そして、6年生の皆さんは入学する中学校での新たな一歩を踏み出してください。

 

【”いのち”・学び・地域】東日本大震災の体験者から学ぶ

 3月11日(金)の朝の時間に本校学校運営協議会の根津会長から東日本大震災のことについてお話をしていただきました。根津さんが現地にてボランティア支援をされ、ご自身が見聞きされたことを話してくださいました。大きな地震や津波で街並みが変わったしまったことを写真を交えて教えてくださいました。また、南相馬市の子供たちからも平山小学校のみんなに向けてメッセージも頂きました。

 現地の様子、子供たちの復興へむけたメッセージを聞き、平山小の子供たちは「大きな地震が起きたことを忘れていけないと思いました。」「南相馬の子供たちの言葉を聞いて、私ができることをしたいと思いました。」「地震はいつおきるか分からないから、避難訓練をもっと真剣に取り組みたいと思った。」などそれぞれの心に残ったことを教えてくれました

 

【“いのち”・まなび・地域】昇降口に素敵な作品

3月24日(木)は修了式です。

1年間のまとめの大切な式です。

全員に修了書が担任より手渡されます。

修了式では、代表で修了書を受け取る子、代表で言葉を述べる子がいます。

張り切って迎えていきましょう。

さて、翌日の3月25日は平山小学校の卒業式です。

昇降口には現在、6年生が卒業アルバムの表紙になっている漢字のデザイン画が

飾られてます。これは、平山小の伝統。6年生の卒業アルバムの表紙になるものです。

自分の好きな漢字、中学へ出発の意味を込めた漢字、将来を思い描いた漢字…

それぞれの思いが込められています。素敵な気持ちになりました。紹介します。

 

わかくさ【“いのち”・学び】道徳

わかくさ学級の道徳では、身近な題材を扱い、体験的に理解を深め、生活の中で実践できるようにしています。

わかくさ1・2組「基本的な生活習慣を身に付けよう」

ウィルスから自分の体を守るためにどうしたらよいかを考えました。映像や音楽を使って、正しい手洗いの仕方やマスクの付け方を確認しました。学習のあとには、石けんで手をしっかり洗う様子が見られました。これからも健康に気を付けて生活できるといいですね。

わかくさ3・4組「個性について考えよう」

絵本をもとに、自分自身のことを考える学習をしました。自分の絵本や人形を作ることで、楽しみながら自分のことを見つめ直しました。一人一人違う考えをもっていること、自分だけのすてきなところがあることに気付き、自分や周りの人を大切にできるようにと願っています。

全校【“いのち”・地域】6年生を送る会

 3月10日(木)「6年生を送る会」を行いました。感染拡大防止の観点から密を避け、オンライン形式での開催となりました。

 子供たちは、いつもの年と異なるため最初は戸惑っていましたが、「今できることを、工夫してやろう!」を合言葉に、前向きに取り組んでいました。代表委員児童による運営も、とても素晴らしかったです!

 

▢1年生:ダンス、呼び掛け、プレゼント

▢2年生:呼び掛け、ボディーパーカッション

▢3年生:クイズ、ダンス

▢4年生:動画上映(エピソードドラマ風)、呼び掛け

▢5年生:劇、呼び掛け、大きな手紙(卒業証書)

 

 全校児童が心を込めて準備をしてきた出し物に、6年生全員、感動していました!

 6年生は、「感謝の気持ちでいっぱいである!」「とてもうれしかった!」「思いが伝わってきた!」「メッセージに感動した!」「泣きそうになった!」「平山小って素敵だなと思った。」「平山小がもっともっと好きになった。」「中学校へ行っても頑張れる!と思った。」「いよいよ卒業してしまうという実感が沸いた!」等、振り返っていました。

 5年生からの卒業証書、大切にしますね(6年生児童談)

 最後に、6年生全員から、在校生への感謝の気持ち、5年生へ最高学年を引き継ぐ思い、地域の方々、先生、保護者の方々への感謝の気持ちを呼び掛け形式で伝えました。最高学年らしく、しっかりと、気持ちを込めて伝えることができました。かっこよかったです!

 そして、代表委員児童が作ってくれた花道をくぐり、会終えました。この時の6年生の笑顔、本当に素敵でした!

 会が終わった後、代表委員会の5年生がこのような話をしてくれました。
・6年生が涙している姿にぐっときた。
・6年生が感動してくれてよかった。
・頑張って準備したかいがあった。
・いよいよ僕たちが最高学年になるんだと実感した。
・僕たちが最高学年になると思うと震える。

 とても素敵な会でした!