令和6年度・7年度 東京都教育委員会体育健康教育推進校
令和6年度・7年度 日野市教育委員会研究奨励校
研究主題「たくましい子供の育成 ~体育・食育・健康な生活をとおして~」
「平山小からだ健やかプロジェクト ~体育健康教育~」
「一人一人を大切にする魅力ある楽しい学校」「自分とあ・な・たを大切に」
平山小学校合唱団 第91回NHK全国学校音楽コンクール 東京都予選及び本選及び関東甲信越ブロックコンクール金賞受賞
全国コンクール金賞受賞日本一
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令和6年度・7年度 東京都教育委員会体育健康教育推進校
令和6年度・7年度 日野市教育委員会研究奨励校
研究主題「たくましい子供の育成 ~体育・食育・健康な生活をとおして~」
「平山小からだ健やかプロジェクト ~体育健康教育~」
「一人一人を大切にする魅力ある楽しい学校」「自分とあ・な・たを大切に」
平山小学校合唱団 第91回NHK全国学校音楽コンクール 東京都予選及び本選及び関東甲信越ブロックコンクール金賞受賞
全国コンクール金賞受賞日本一
『命の重さはみな同じ』という教材を使い<かけがえのない生命>について学習を行いました。この学習では、「人間や動物の生きることの尊さを知ることから、自他の生命を尊重し、力強く生き抜こうとする態度を育てる。」というねらいがあります。
まず、そもそも「命の重さ」とは何かについて話し合いました。「命の大切さ」「命の価値」「命を大切にする心」「お金より大事なもの」「権利より大事なもの」等様々な意見がでました。
続いて、「命の重さはみな同じ」を読み、「主人公は動物の命をどのように考えていたのか」について話し合い、その後、「自分だったら、子犬の命をどうするか」について話し合いました。
「自分だったら」という問いに真剣に向き合い、友達と話す中で自分の考えをまとめていきました。「動物の命はお金には替えられない。主人公と同じように子犬を助けてあげる!」「子犬が苦しんでいる様子を見てられない。楽にしてやりたい。これも助けることの一種では?」「まずは、市役所等の公的機関に相談すべきではないか。」等、様々な角度から意見が出ました。
最後に、「自分が命の重さについて考えた経験」について話し合い、授業を終えました。
「一度動物愛護センターに行ったことがあり、そこに保護されている動物を見てとても悲しくなった経験がある」等の振り返りがありました。
「ふるさといいとこさがし」
「ふるさといいとこさがし」という教材を通して、郷土のよさについて考えました。
自分達のまちのよさについて「何もない。」と考えていた主人公のみわさんが、町の人達との交流を通して、自分たちのまちにはいいところがたくさんあることに気付くお話です。
はじめに、平山のよさについて質問しました。
「自然がいっぱいある。」「公園がたくさんある。」「新鮮な野菜がたくさんある。」など意見が出ましたが。
よさがなかなか思いつかない友達もいました。
教材を読み、「みわは、まちのいいところ探しをしてどのような気持ちの変化があっただろう?」と聞くと、
「まちのよさを知って嬉しかったと思う。素敵なまちをもっと自慢したくなったんじゃないかな。」
「まちにたくさんのよさがあってよかった!よさをもっと知って、色々な人に伝えたくなったと思う。」
と、まちのよさを見付けることで、故郷を誇りに思えることに気付くことができました。
3年生では、社会科で平山のまちの様子を学び、社会科見学で日野市巡りを行いました。また、総合的な学習の時間を通して、浅川に何度も足を運び、魅力を伝えようと学習してきました。
学習の最後には、今年1年間で学んだり、感じたりした日野市のよいところをたくさん見付け、発表してくれました。
ふだんは「当たり前」だと思って流していることも、こうして「テーマ」を立て、改めて振り返ることでその「意味」や「価値」に気付くことができます。子供たちの振り返りには、
「こんなに日野に魅力があるなんてとってもうれしくなりました。」
「もっともっと日野のよさを見付けていきたいです。」
「どんな場所にも見つけようとすれば良さがあるんだな。」
とありました。
こうした新たな思いや、新しい見方・考え方をもてるのが道徳の良さだと考えています。
今回の道徳の授業を通して子供たちは、今まで学んできたことと結び付けて日野市のよさに改めて気付き、自分たちの故郷を大切にしようと考えることができました。
もう少しで春休みです。ご家庭でも、家族みんなで日野のよさを探してみてください!
2年生は道徳の授業で「命の尊さ」について考える「ゆきひょうのライナ」を学び合いました。この学習では「生きていることのすばらしさを知り、生命を大切にしようとする態度を育てる。」というねらいがあります。
最後の振り返りでは『「一つしかない命」を大切しているか、「命がある、生きている」と思うのはどんなときか。』みんなで考え道徳ノートに書き、学級で伝え合いました。
・「ママとパパとさんぽをしているとき生きていると思う。」
・「ころんだときに、いたみをかんじる。生きていると思える。」
・「ごはんを食べておいしいと思った時生きていてよかったと思う。」
・「車がおおいところは走らないなど気をつけていのちを大切にしている。」
・「おやつやくだもの、やさいを食べる時にいのちをかんじます。」
・「楽しい時、うれしい時、どきどきしている時。」
・「生きもののいのちも大切だけど魚とか食べ物を食べないとしんじゃう。せっかくのいの
ちをうばって食べているからあまりのこさないようにする。」
・「うれしいことがあった時やすきなことをしている時やごはんを食べられてしあわせと思った時が生きているとかんじます。」
・「ほめられた時や、うれしかった時にいのちがあったとかんじられます。」
・「ねている時に、しんぞうが動いている音がきこえた時に、自分のいのちをかんじました。」
・「うんどうしているときとか体をうごかすといのちがあるんだと思います。」
子供たちは「ライナ」の気持ちや行動の移り変わりを通して生命はかけがえのなさ、生きることなど自分なりの言葉で振り返ることができました。
「31 いのちがあってよかった」という教材を通して、たった一つのかけがえのない命を大切にしようとする態度を育みたいと考えました。
今回取り上げた「いのちがあってよかった」という教材は、主人公・ちあきの1年前の話のことです。ちあきが祖母の家に泊まりに行った時、道を渡ろうとして飛び出し、交通事故に遭い、救急車で病院に運ばれて入院することになってしまったという内容です。
1年生という発達段階から、日々の生活経験の中で生きていることのすばらしさを感じ取ることができるようになればと、当たり前のことで見過ごしがちな「生きている証」を実感させたいと思い学習計画を立てました。
授業冒頭では、まず「『いのち』と聞いて どんなことが思い浮かびますか。」と尋ねてみました。
子どもたちから
・しんじゃうのかな
・大せつなもの
・こころといっしょ
・じぶんのからだに1つしかない
・ないと生きられない
などの反応が返ってきました。普段なかなか「いのち」について考えることも少ないと思うので、意見が出にくい印象がありました。
教師による教材文の範読の後、挿絵を基に、この物語の主人公であるちあきさんの気持ちについて子どもたちと考えていきました。
◇病院のベッドでお母さん、お父さんの顔を見た時のちあきさんの気持ち」について
・なにがおこったんだろう。
・なんでおとうさんやおかあさんがかなしんでいるんだろう。
・かなしい気もちといたい気もち。
・あたまとかうって いやな気もちになった。
・生きていてよかった。
・ちゃんと左右をかくにんすればよかった、とび出してしまって(かぞくにたいして)ごめんね。
・もしかして しんでしまっていたかもしれない。
本文の中盤、主人公のちあきさんが右手にギブスを付けることになり、日常生活が送れない様子が描かれています。
◇「ギブスをして生活をしている時のちあきさんの気持ち」について
・生活がしづらいな。
・かなしい、つらいなあ。
・自分をサポートしてくれている人に申し訳ない。
・わたしのためにありがとう。
・かんしゃするくらいうれしい。
・かぞくがいてよかった。
・生きていてよかった。
そして、教材文のクライマックスである、登場人物の父親からさらに主題について考えを深めていきました。
◇「『なまえをよんでもおきないときは、しぬんじゃないかとおもったよ。ちあき、よくがんばったね。』という父親の言葉を聞いた時のちあきの気持ち」について
・おとうさんにたいして「ありがとう。」という気もちになった。
・おとうさんにびっくりさせちゃって ごめんね。
・わたしのこと、そんなに たいせつだったのか。
物語の最後、十日間入院して退院することになったちあきさんを家族総出で退院のお迎えに来てくれたシーンが出てきます。
◇「その時のちあきさんの気持ち」について
・しんぱいをしてくれて ありがとう。
・こんなにしんぱいをしてくれたんだ。
・いままでめんどうを見てくれてありがとう。
・しんぱいをかけてごめんね。
・入いんしているときにいろいろしてくれてありがとう。
・大人になってじぶんの子どももこんな目にあわなければいいな。
学習のまとめとして、教師の体験談や子どもたちへの思いを伝え、「てのひらを太陽に」の曲を聞きながら学習を終えました。学習後の子どもたちの振り返りには、
・いのちってこんなにも大せつで大じだなとおもった。
・いのちを大せつにしないといけないなとおもった。
・いのちは一つしかないから大せつにしていきます。
・いのちが一ばん大せつとおもった。
・いのちは大せつな人のためにあるとおもった。
・じこにはあったことはないけれど、わたしもびょういんに入いんしたことがあります。ママやパパにごはんをたべさせてもらったり、本をよんでもらったりしてうれしかったです。
・じこにあうとこんなにおうちの人がしんぱいするんだなとおもいました。
・みんなのいのちもまもれたらいいです。
・(ちあきさんのかぞくは)かぞくをうしなわなくてよかったです。
・ちあきさんが『いのちがあってよかった。』と気づけたなら、わたしは まんぞくです。ちあきさんは、いのちがたすかってよかったです。
・うたをきいて、生きてるってたいせつなんだなあ とおもいました。
・「手のひらをたいように」のうたはいのちにかかわるきょくでとてもいいきょくだとおもいました。
・いのちは、せかい一たいせつなものであるということが、わかりました。いのちは、虫にもさかなにも、どうぶつにもあるんだなとおもいました。
子どもたちが少しでも命の大切さを実感し、自分の命も友達の命も家族の命も大切に感じてくれたらと思います。
ぜひご家庭でも生命の尊さのお話などをして対話をしていただけたら幸いです。子どもたちから「こんな話をしたよ。」という報告を楽しみにしています。
『クマのあたりまえ』という教材を使い<生命の尊さ>について学習を行いました。この学習では、「生きていることの素晴らしさや喜びを感じ、かけがえのない生命を尊重し大切にしようとする心情を育てる。」というねらいがあります。
学習の最後では、児童に「命とは?」という問いを投げかけホワイトボードに書きました。
「人が自由に生きること」「自由と充実、そして、限られた時間である」「人生を楽しむこと」「欲を満たすこと」「一本の長い物語をつくっていくこと」「失敗をすること」「物を知ること」「心があること」「自分の意志を行動に出し、力の限り精一杯生きること」「人に出会い、人を信じ、人にやぶれて、・・・また、人を知る」「冒険」「楽しむことだ」「経験」「生死を覚ごすること」「死ぬまでに自由に生きること」「その人自身の目標を一つ一つ達成する事」「修行」「感情などをもって生きていくこと」「自分の理想の人生をつくるための過程」「親が産んでくれた命を責任もって生きること」
と、一人一人「命」について多様な考えを出しました。
学習の最後には「命とは一度きりのもの。その一度きりを楽しむために、今を頑張って生きている。」「命があるからこそ、いろいろなものを感じることができる。」「命とは幸せさに生きて、命の大切さをしるためにある。」「私は生きることは楽しいことだと思いました。理由は石だったら動けないし、友達も作れないけど、人だと楽しいことがいっぱいあるからです。」「感情をもって生きていくからこそ、学ぶこともある。だから『生きる』とは感情をもつことだと思いました。」という感想も見られました。
・令和5年度の日野市立平山小学校PTA規約です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
・令和6年度のPTAニュースです。