学校の様子

学校の様子

4年【"いのち”・地域・学び】社会科見学に行ってきました

 16日(火)には府中郷土の森博物館に社会科見学に行ってきました。久々の校外学習ということもあり、前日から子供たちのワクワクが止まらない姿が見られました。現地では、館内見学をした後、プラネタリウムで月の満ち欠けや動き、星や星座の名前、星の動きなどをとてもわかりやすく教えていただきました。その後は、昔の建物を巡る園内オリエンテーリングを行いました。グループで協力をして建物の周辺に隠されているヒントを探しながら、9問のクイズに挑戦しました。「思い出に残ったことはプラネタリウムの星の数です。いつも夜空を見上げたら数十個しか見えないけど、一万個以上同時に見たのは初めてでとてもびっくりしました。」「みんなでお昼ご飯を食べたことが思い出です。みんなで間隔をあけてピクニック気分で食べられたからです。」などの感想が聞こえてきました。ぜひ、「社会科見学はどうだった?」の問いから対話をしてみてください。保護者の皆様、お弁当のご用意をありがとうございました!




代表委員会 【“いのち”・地域】 募金活動

代表委員会の活動の一つとして、募金活動を行いました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の最前線で働いている医療従事者の方々に募金を届けたいと、代表委員会の児童が中心になって全校児童に呼びかけました。
1月21日、22日の2日間で、57,179円の寄付が集まりました。
代表委員会の児童が書いたメッセージと一緒に日野市立病院に届けました。



4年【”いのち”・地域・学び】東京染小紋オンライン交流

 社会科「染小紋のさかんな新宿区」の単元で、江戸小紋について学びました。「未来EYES未来に残す江戸小紋」という番組を活用し、学習を進めていきました。

 学習の最後には、番組に登場する染小紋職人の廣瀬さんとオンラインコミュニケーションツールを活用した交流会を行いました。

 交流に向け、4年生が考えた「伝統文化を未来に残すための提案」や、事前に送った質問について丁寧に教えていただきました。
 染小紋の歴史・染小紋工房の案内・江戸時代からずっと残っている柄を付けるための型などを紹介していただきました。子供たちが交流前に送った染小紋を未来に残すためのアイディアにも全部目を通していただき、質問に対しても丁寧に答えていただきました。染小紋に柄を付ける実際の作業も、実演してくださり、とても貴重で充実した時間となりました。




 交流を終えると、児童からは「メモをたくさん取ってとても疲れたよ!!」「学習感想がいつもよりたくさん書けた。」と満足そうにしていました。その道をずっと極めていく「ほんもの」と触れ合う機会となり、子供たちにとってよい学びとなったことが交流後の様子からも伝わってきました。

3年【”いのち”・地域・学び】特別な日の記憶


10年前の今日、2011年3月11日2時46分、「東日本大震災」が発生しました。今、8~9歳の3年生の子供たちはまだ生まれていません。

今日は、当時震災を体験し、現在は大学に勤務している防災士の齋藤元気先生とzoomをつなぎ、当時の記憶や感じたことについてお話して頂きました。
(元気先生は元平山小の教員なので、ご存知の方もいらっしゃると思います。)

元気先生が撮影し穴の開いた道路や崩れたブロック塀の写真が表示されると、
「映画みたい…」「やばすぎるよ…」と子供たちは言葉を失います。
避難所の写真を見た際は、先日まで学習していた『「もしも」のためにできること』で想像した避難所での生活よりも、現実はずっと厳しいということを知りました。

  

元気先生の言葉で心に残った言葉があります。
「よく3.11は特別な日、と言われますが、わたしにとって特別な日は3.12なんです。どうしてか分かりますか? 3.11の夜、自分の住む町がまるで全然違う町みたいに真っ暗で、本当に明日はやってくるのだろうか、と初めての感覚を味わいました。それでも朝になり、だんだん明るくなって明日は来た。それが3.12.だから特別なんです。」

この言葉を聞き、震災に限らずどのようなことにでも言えるんじゃないかと思いました。
今、当たり前の生活はもしかしたら明日変わるかもしれない。だから今を大切にしていく…。子供たちもしっかりと耳を傾け、言葉の意味を考えながら話を聞いていました。

その後は、3年生から出た質問にも丁寧に答えてもらい、子供たちにとっては大変有意義な時間になりました。

【子供たちの感想】
・実際に地震を体験した元気先生のお話を聞いてとても勉強になった。いつくるか分からない地震にいまできる備えをしていきたいと思った。
・今の生活が当たり前と思っていたけれど、「明日は特別じゃない」とおいう話を聞いたから今の生活を精一杯大切にしたいと思った。

・明日が地震の起こる日かもしれない、そういう気持ちをもって備えをすることが大切だと思った。それと、日頃から「地震になったら危ないな」という場所を見付けておきたい。


また、今日の給食には「アルファ米」が出ました。

2:46には授業を中断し、学校全体で黙とうを行いました。これからも、特別な日の記憶として風化させないようにしていこうと感じました。

【“いのち”】東日本大震災から10年

 東日本大震災が発生してから10年を迎えました。
 3月8日の児童朝会では、校長が東日本大震災発生時の様子とその後の復興について話をしました。校長が平成26年度から始まった日野市の代表中学生が宮城県の気仙沼市立気仙沼中学校の生徒会と交流する「被災地に学ぶ生きる力プロジェクト」に参加していたことから、当時の交流の様子や当時の日野市代表中学生がプロジェクトをとおして考えた目指す社会について紹介しました。
 当時の日野市代表の生徒が考えた目指す社会は「①災害に対する意識が高い②人や地域のつながりが強い③思いやりをもって過ごせる」でした。今でも大切なことだと思います。(中学校生徒会が「震災10年目に寄せるメッセージ」を作成しました。この思いは連綿と受け継がれてきています。重要なお知らせに掲載していますのでご覧ください。)
 児童には自分の“いのち”は自分で守ること、もし災害が起こって困難な状況が生まれたとしても”いのち”を大切に、前向きに行動して、次へとつなげていくことが大切だということを伝えました。


 そして、3月11日には、備蓄アルファ米と備蓄水で炊いたわかめご飯と豚汁を給食として出し、地震発生時刻の14時46分には黙とうを捧げました。
 避難されている方もまだいらっしゃる中、これからも東日本大震災のことを忘れずに”いのち”を輝かせる取組を進めていきます。