学校の様子

学校の様子

【”いのち”・学び・地域】東日本大震災の体験者から学ぶ

 3月11日(金)の朝の時間に本校学校運営協議会の根津会長から東日本大震災のことについてお話をしていただきました。根津さんが現地にてボランティア支援をされ、ご自身が見聞きされたことを話してくださいました。大きな地震や津波で街並みが変わったしまったことを写真を交えて教えてくださいました。また、南相馬市の子供たちからも平山小学校のみんなに向けてメッセージも頂きました。

 現地の様子、子供たちの復興へむけたメッセージを聞き、平山小の子供たちは「大きな地震が起きたことを忘れていけないと思いました。」「南相馬の子供たちの言葉を聞いて、私ができることをしたいと思いました。」「地震はいつおきるか分からないから、避難訓練をもっと真剣に取り組みたいと思った。」などそれぞれの心に残ったことを教えてくれました

 

【“いのち”・まなび・地域】昇降口に素敵な作品

3月24日(木)は修了式です。

1年間のまとめの大切な式です。

全員に修了書が担任より手渡されます。

修了式では、代表で修了書を受け取る子、代表で言葉を述べる子がいます。

張り切って迎えていきましょう。

さて、翌日の3月25日は平山小学校の卒業式です。

昇降口には現在、6年生が卒業アルバムの表紙になっている漢字のデザイン画が

飾られてます。これは、平山小の伝統。6年生の卒業アルバムの表紙になるものです。

自分の好きな漢字、中学へ出発の意味を込めた漢字、将来を思い描いた漢字…

それぞれの思いが込められています。素敵な気持ちになりました。紹介します。

 

わかくさ【“いのち”・学び】道徳

わかくさ学級の道徳では、身近な題材を扱い、体験的に理解を深め、生活の中で実践できるようにしています。

わかくさ1・2組「基本的な生活習慣を身に付けよう」

ウィルスから自分の体を守るためにどうしたらよいかを考えました。映像や音楽を使って、正しい手洗いの仕方やマスクの付け方を確認しました。学習のあとには、石けんで手をしっかり洗う様子が見られました。これからも健康に気を付けて生活できるといいですね。

わかくさ3・4組「個性について考えよう」

絵本をもとに、自分自身のことを考える学習をしました。自分の絵本や人形を作ることで、楽しみながら自分のことを見つめ直しました。一人一人違う考えをもっていること、自分だけのすてきなところがあることに気付き、自分や周りの人を大切にできるようにと願っています。

全校【“いのち”・地域】6年生を送る会

 3月10日(木)「6年生を送る会」を行いました。感染拡大防止の観点から密を避け、オンライン形式での開催となりました。

 子供たちは、いつもの年と異なるため最初は戸惑っていましたが、「今できることを、工夫してやろう!」を合言葉に、前向きに取り組んでいました。代表委員児童による運営も、とても素晴らしかったです!

 

▢1年生:ダンス、呼び掛け、プレゼント

▢2年生:呼び掛け、ボディーパーカッション

▢3年生:クイズ、ダンス

▢4年生:動画上映(エピソードドラマ風)、呼び掛け

▢5年生:劇、呼び掛け、大きな手紙(卒業証書)

 

 全校児童が心を込めて準備をしてきた出し物に、6年生全員、感動していました!

 6年生は、「感謝の気持ちでいっぱいである!」「とてもうれしかった!」「思いが伝わってきた!」「メッセージに感動した!」「泣きそうになった!」「平山小って素敵だなと思った。」「平山小がもっともっと好きになった。」「中学校へ行っても頑張れる!と思った。」「いよいよ卒業してしまうという実感が沸いた!」等、振り返っていました。

 5年生からの卒業証書、大切にしますね(6年生児童談)

 最後に、6年生全員から、在校生への感謝の気持ち、5年生へ最高学年を引き継ぐ思い、地域の方々、先生、保護者の方々への感謝の気持ちを呼び掛け形式で伝えました。最高学年らしく、しっかりと、気持ちを込めて伝えることができました。かっこよかったです!

 そして、代表委員児童が作ってくれた花道をくぐり、会終えました。この時の6年生の笑顔、本当に素敵でした!

 会が終わった後、代表委員会の5年生がこのような話をしてくれました。
・6年生が涙している姿にぐっときた。
・6年生が感動してくれてよかった。
・頑張って準備したかいがあった。
・いよいよ僕たちが最高学年になるんだと実感した。
・僕たちが最高学年になると思うと震える。

 とても素敵な会でした!

6年【“いのち”・学び】道徳「命の重さはみな同じ」 

『命の重さはみな同じ』という教材を使い<かけがえのない生命>について学習を行いました。この学習では、「人間や動物の生きることの尊さを知ることから、自他の生命を尊重し、力強く生き抜こうとする態度を育てる。」というねらいがあります。

まず、そもそも「命の重さ」とは何かについて話し合いました。「命の大切さ」「命の価値」「命を大切にする心」「お金より大事なもの」「権利より大事なもの」等様々な意見がでました。

続いて、「命の重さはみな同じ」を読み、「主人公は動物の命をどのように考えていたのか」について話し合い、その後、「自分だったら、子犬の命をどうするか」について話し合いました。

「自分だったら」という問いに真剣に向き合い、友達と話す中で自分の考えをまとめていきました。「動物の命はお金には替えられない。主人公と同じように子犬を助けてあげる!」「子犬が苦しんでいる様子を見てられない。楽にしてやりたい。これも助けることの一種では?」「まずは、市役所等の公的機関に相談すべきではないか。」等、様々な角度から意見が出ました。

最後に、「自分が命の重さについて考えた経験」について話し合い、授業を終えました。

「一度動物愛護センターに行ったことがあり、そこに保護されている動物を見てとても悲しくなった経験がある」等の振り返りがありました。

 

 

3年【地域・学び】道徳「ふるさといいとこさがし」

「ふるさといいとこさがし」

「ふるさといいとこさがし」という教材を通して、郷土のよさについて考えました。

自分達のまちのよさについて「何もない。」と考えていた主人公のみわさんが、町の人達との交流を通して、自分たちのまちにはいいところがたくさんあることに気付くお話です。

 

はじめに、平山のよさについて質問しました。

「自然がいっぱいある。」「公園がたくさんある。」「新鮮な野菜がたくさんある。」など意見が出ましたが。

よさがなかなか思いつかない友達もいました。

 

教材を読み、「みわは、まちのいいところ探しをしてどのような気持ちの変化があっただろう?」と聞くと、

「まちのよさを知って嬉しかったと思う。素敵なまちをもっと自慢したくなったんじゃないかな。」

「まちにたくさんのよさがあってよかった!よさをもっと知って、色々な人に伝えたくなったと思う。」

と、まちのよさを見付けることで、故郷を誇りに思えることに気付くことができました。

 

3年生では、社会科で平山のまちの様子を学び、社会科見学で日野市巡りを行いました。また、総合的な学習の時間を通して、浅川に何度も足を運び、魅力を伝えようと学習してきました。

学習の最後には、今年1年間で学んだり、感じたりした日野市のよいところをたくさん見付け、発表してくれました。

 

ふだんは「当たり前」だと思って流していることも、こうして「テーマ」を立て、改めて振り返ることでその「意味」や「価値」に気付くことができます。子供たちの振り返りには、

「こんなに日野に魅力があるなんてとってもうれしくなりました。」

「もっともっと日野のよさを見付けていきたいです。」

「どんな場所にも見つけようとすれば良さがあるんだな。」

とありました。

こうした新たな思いや、新しい見方・考え方をもてるのが道徳の良さだと考えています。

今回の道徳の授業を通して子供たちは、今まで学んできたことと結び付けて日野市のよさに改めて気付き、自分たちの故郷を大切にしようと考えることができました。

もう少しで春休みです。ご家庭でも、家族みんなで日野のよさを探してみてください!

 

2年生【”いのち”・学び】道徳「ゆきひょうのライナ」

2年生は道徳の授業で「命の尊さ」について考える「ゆきひょうのライナ」を学び合いました。この学習では「生きていることのすばらしさを知り、生命を大切にしようとする態度を育てる。」というねらいがあります。

最後の振り返りでは『「一つしかない命」を大切しているか、「命がある、生きている」と思うのはどんなときか。』みんなで考え道徳ノートに書き、学級で伝え合いました。

・「ママとパパとさんぽをしているとき生きていると思う。」

・「ころんだときに、いたみをかんじる。生きていると思える。」

・「ごはんを食べておいしいと思った時生きていてよかったと思う。」

・「車がおおいところは走らないなど気をつけていのちを大切にしている。」

・「おやつやくだもの、やさいを食べる時にいのちをかんじます。」

・「楽しい時、うれしい時、どきどきしている時。」

・「生きもののいのちも大切だけど魚とか食べ物を食べないとしんじゃう。せっかくのいの

ちをうばって食べているからあまりのこさないようにする。」

・「うれしいことがあった時やすきなことをしている時やごはんを食べられてしあわせと思った時が生きているとかんじます。」

・「ほめられた時や、うれしかった時にいのちがあったとかんじられます。」

・「ねている時に、しんぞうが動いている音がきこえた時に、自分のいのちをかんじました。」

・「うんどうしているときとか体をうごかすといのちがあるんだと思います。」

子供たちは「ライナ」の気持ちや行動の移り変わりを通して生命はかけがえのなさ、生きることなど自分なりの言葉で振り返ることができました。

 

1年生その19 【“いのち”・学び】道徳「いのちがあってよかった」の学習を終えて

 「31 いのちがあってよかった」という教材を通して、たった一つのかけがえのない命を大切にしようとする態度を育みたいと考えました。

 今回取り上げた「いのちがあってよかった」という教材は、主人公・ちあきの1年前の話のことです。ちあきが祖母の家に泊まりに行った時、道を渡ろうとして飛び出し、交通事故に遭い、救急車で病院に運ばれて入院することになってしまったという内容です。

 1年生という発達段階から、日々の生活経験の中で生きていることのすばらしさを感じ取ることができるようになればと、当たり前のことで見過ごしがちな「生きている証」を実感させたいと思い学習計画を立てました。

 

 授業冒頭では、まず「『いのち』と聞いて どんなことが思い浮かびますか。」と尋ねてみました。

子どもたちから

・しんじゃうのかな 

・大せつなもの 

・こころといっしょ 

・じぶんのからだに1つしかない

・ないと生きられない

などの反応が返ってきました。普段なかなか「いのち」について考えることも少ないと思うので、意見が出にくい印象がありました。

 

 教師による教材文の範読の後、挿絵を基に、この物語の主人公であるちあきさんの気持ちについて子どもたちと考えていきました。

◇病院のベッドでお母さん、お父さんの顔を見た時のちあきさんの気持ち」について

・なにがおこったんだろう。

・なんでおとうさんやおかあさんがかなしんでいるんだろう。

・かなしい気もちといたい気もち。 

・あたまとかうって いやな気もちになった。

・生きていてよかった。

・ちゃんと左右をかくにんすればよかった、とび出してしまって(かぞくにたいして)ごめんね。

・もしかして しんでしまっていたかもしれない。

 

本文の中盤、主人公のちあきさんが右手にギブスを付けることになり、日常生活が送れない様子が描かれています。

◇「ギブスをして生活をしている時のちあきさんの気持ち」について

・生活がしづらいな。

・かなしい、つらいなあ。

・自分をサポートしてくれている人に申し訳ない。

・わたしのためにありがとう。

・かんしゃするくらいうれしい。

・かぞくがいてよかった。

・生きていてよかった。

 

そして、教材文のクライマックスである、登場人物の父親からさらに主題について考えを深めていきました。

◇「『なまえをよんでもおきないときは、しぬんじゃないかとおもったよ。ちあき、よくがんばったね。』という父親の言葉を聞いた時のちあきの気持ち」について

・おとうさんにたいして「ありがとう。」という気もちになった。

・おとうさんにびっくりさせちゃって ごめんね。

・わたしのこと、そんなに たいせつだったのか。

 

物語の最後、十日間入院して退院することになったちあきさんを家族総出で退院のお迎えに来てくれたシーンが出てきます。

◇「その時のちあきさんの気持ち」について

・しんぱいをしてくれて ありがとう。

・こんなにしんぱいをしてくれたんだ。

・いままでめんどうを見てくれてありがとう。

・しんぱいをかけてごめんね。

・入いんしているときにいろいろしてくれてありがとう。

・大人になってじぶんの子どももこんな目にあわなければいいな。

  

学習のまとめとして、教師の体験談や子どもたちへの思いを伝え、「てのひらを太陽に」の曲を聞きながら学習を終えました。学習後の子どもたちの振り返りには、

・いのちってこんなにも大せつで大じだなとおもった。

・いのちを大せつにしないといけないなとおもった。

・いのちは一つしかないから大せつにしていきます。

・いのちが一ばん大せつとおもった。

・いのちは大せつな人のためにあるとおもった。

・じこにはあったことはないけれど、わたしもびょういんに入いんしたことがあります。ママやパパにごはんをたべさせてもらったり、本をよんでもらったりしてうれしかったです。

・じこにあうとこんなにおうちの人がしんぱいするんだなとおもいました。

・みんなのいのちもまもれたらいいです。

・(ちあきさんのかぞくは)かぞくをうしなわなくてよかったです。

・ちあきさんが『いのちがあってよかった。』と気づけたなら、わたしは まんぞくです。ちあきさんは、いのちがたすかってよかったです。

・うたをきいて、生きてるってたいせつなんだなあ とおもいました。

・「手のひらをたいように」のうたはいのちにかかわるきょくでとてもいいきょくだとおもいました。

・いのちは、せかい一たいせつなものであるということが、わかりました。いのちは、虫にもさかなにも、どうぶつにもあるんだなとおもいました。

 

 子どもたちが少しでも命の大切さを実感し、自分の命も友達の命も家族の命も大切に感じてくれたらと思います。

 ぜひご家庭でも生命の尊さのお話などをして対話をしていただけたら幸いです。子どもたちから「こんな話をしたよ。」という報告を楽しみにしています。

  

 

 

5年【“いのち”・学び】道徳「クマのあたりまえ」 

『クマのあたりまえ』という教材を使い<生命の尊さ>について学習を行いました。この学習では、「生きていることの素晴らしさや喜びを感じ、かけがえのない生命を尊重し大切にしようとする心情を育てる。」というねらいがあります。

学習の最後では、児童に「命とは?」という問いを投げかけホワイトボードに書きました。

 

「人が自由に生きること」「自由と充実、そして、限られた時間である」「人生を楽しむこと」「欲を満たすこと」「一本の長い物語をつくっていくこと」「失敗をすること」「物を知ること」「心があること」「自分の意志を行動に出し、力の限り精一杯生きること」「人に出会い、人を信じ、人にやぶれて、・・・また、人を知る」「冒険」「楽しむことだ」「経験」「生死を覚ごすること」「死ぬまでに自由に生きること」「その人自身の目標を一つ一つ達成する事」「修行」「感情などをもって生きていくこと」「自分の理想の人生をつくるための過程」「親が産んでくれた命を責任もって生きること」

 

 

 

 

と、一人一人「命」について多様な考えを出しました。

学習の最後には「命とは一度きりのもの。その一度きりを楽しむために、今を頑張って生きている。」「命があるからこそ、いろいろなものを感じることができる。」「命とは幸せさに生きて、命の大切さをしるためにある。」「私は生きることは楽しいことだと思いました。理由は石だったら動けないし、友達も作れないけど、人だと楽しいことがいっぱいあるからです。」「感情をもって生きていくからこそ、学ぶこともある。だから『生きる』とは感情をもつことだと思いました。」という感想も見られました。

 

 

4年【”いのち”・学び】 道徳授業 ~「生命の尊さ」について~

本校の道徳授業における重点内容項目として「生命の尊さ」、「伝統と文化の尊重・郷土を愛する態度」があります。  4年生では「生命の尊さ」について、3つの教材を用いて児童と共に考えていきました。

 

【わたしの見つけた小さな幸せ】教科書P42

 最初に、自分が「幸せ」を感じる瞬間を子供たちに尋ねました。「プレゼントをもらう時」、「テストでいい点を取った時」、「試合に勝った時」…など、特別だと思える時にこそ、幸せを感じるという児童が多くいました。

「では、題名にある「小さな」幸せって何だろうね?」子供たちにまた尋ねてみると、「う~ん?なんだろう?」という声。物語を読み、子供たちと話し合っていきました。

【児童の感想】

・「小さな幸せ」は、自分が生きている間のことを少し思い出せばたくさんあることに気付けた。

・自分がどのような状態でも、小さな幸せを見つけていきたい。そして、その幸せを大切にしたい。

・生きていることそのものが幸せだから、「生きる」ことを大切にしていきたい。

 

【バルバオの木】教科書P78

「普段自分たちが生きるためにしていることって何だろう?」

子供たちからは「寝る!遊ぶ!食べる!飲む!」どんどん意見が出てきます。「この写真を見てください。」と、大量の給食の残飯の写真を見せました。

子供たちからは「もったいない!ひどい!」そんな言葉が聞こえてきます。

「『食べること』は生きる上で大切なことなのに、どうして残してしまうんだろう?食べることと生きることってどう繋がっているのかな?」

子供たちからは「う~~~ん…。」この学習の最後には栄養士の端山さんにも来ていただき、「食」と「命」について話をしていただきました。

【児童の感想】

・何気なく言っている「いただきます。」生かせて「いただきます」。命を「いただきます」。そんな素敵な意味があることをはじめて知れた。

・僕たちはいろいろな命をいただいて生きている。だからその命を大切にする。もちろん自分も友達の命も。

・命をくれた動物や植物に「ありがとう」の気持ちをもちたい。給食を食べる時にも、しっかりうといただきますをして、残さず食べたい。

 

その日の給食は…もちろん完食!ピカピカの食缶でした。

 

【走れ江ノ電 光の中へ】教科書P130

お話を読んだ直後の子供たちの感想は、「悲しい、辛い、寂しい」など…。しかし、お話に出てくるお父さんの言った「とも君は、とも君のままでいい。」という言葉に込められた意味を全員でじっくり考えると、子供たちの考えも少しずつ変化していったようです。

【児童の感想】

・この話を聞いた時、最初は悲しかったけれど、最後にはとも君が笑顔だったから幸せな気持ちをもっていたのだと思った。

・生まれてきたことが奇跡のようなもので、大切なものだから、今生きている時間を大切にしなければいけないと感じた。

 

道徳の学習は「教わる」ものではなく、みんなで「考える」ものです。

これからもみんなでたくさん話し合い、たくさんの意見に触れ、自分の考えを広げていきたいですね。

 

3年【”いのち”・地域・学び】避難生活について考える

2月18日(金)の6時間目に東京都立大学 ボランティアセンターボランティアコーディネーターの齋藤元気先生にお話を聞きました。元気先生は5年前まで平山小学校の先生として勉強を教えていました。

元気先生は高校生の頃、東日本大震災で被災しました。その時の経験をたくさんの人に伝えるために大学で学び、様々な活動を行ってきました。

今回は、平山小学校の3年生に災害への備えの大切さを伝えるために、オンラインでお話をしてくださいました。

元気先生の話では、被災した時の状況や、避難所生活で大変だったことなど、写真を交えて紹介してくれました。

 

      

 

 

 

子供たちからは、「避難所で、電気・ガス・水道が使えないのが大変そうだと思った。」や

「日頃からの備えも大切だと思った。」など、たくさんの感想が出ました。

 

このお話をきっかけに、これから総合の学習で「もしものためにできること」と題して、防災バックづくりに取り組んでいく予定です。

 

1年生 その18【”いのち”・地域・学び】学習発表会に向けて

3学期が始まり、学習発表会に向けて準備を進めてきました。1年生は、自分たちが「発表したい。」と思うテーマごとにグループを作り、クラス混合の全18グループに分かれて学習に取り組んでいます。授業時間を中心に、休み時間、放課後の時間等を活用して、発表に向けて台本やポスター等を作り、発表に向けて練習に取り組んできました。

 20日には、4年生をお客さんとして招待し、学習発表会本番の1回目を行いました。発表を見てもらい4年生から、「良かった点」や「もっと上手に発表するためのポイント」を付箋に書いてもらいました。

・きんちょうしていたとおもうけど、いっしょうけんめいに大きなこえではっぴょうしていてすごいとおもいました。おりがみのやりかたもわかりやすかったです。

・はきはきといっていてすごかったです。たしざんのおしえかたなど、くわしくおしえてくれてよかった。

・みんないっしょうけんめいよんでいたのでよかったとおもいました。がんばったね。

・きんちょうしていたとおもうのに、たのしそうにやっていて、きいているほうもたのしくなってきました。

・みんないきがそろっていたけど、すこしいうスピードがはやいこがいてゆっくりにするといいとおもう。

・みんな先生みたいでかっこよかったです。元気でいいですね。あとみんなのほうを見れるともっとよくなるよ。

・かみしばいがわかりやすかったです。だい本からかおをあげてはなすといいです。

・ペープサートがあって分かりやすかったです。

 さすが4年生ですね。4年生を招待した翌日の学習発表会の前日練習では、「4年生にお客さんの方を向いてセリフをいったほうがよいといわれたから、だい本を見ないでいうことにチャレンジしたよ。」とか「こえを大きくしたほうがよいとかいてあったから、もっと大きいこえが出るようにれんしゅうをしたよ。」などと、本番に向けて発表のしかたを改善する姿がたくさんありました。

4年生との交流後に子どもたちに感想を聞いてみました。

・4ねん生からアドバイスをもらってうれしかったです。

・ほめられたからもっとがんばろうという気もちになりました。

・4ねん生からいっぱいふせんをもらってゆう気が出たからもっとれんしゅうをしたいです。

・4ねん生にもっと見てほしかったです。もう一ど見てほしかったです。

・きんちょうしたけど、みんながいたからぜんぜんきんちょうしなかったです。

・4ねん生に「大きいこえを出して」とおしえてもらった。

・「もうちょっとこえをあわせたほうがいいよ。」とアドバイスをもらった。

・おにいさん、おねえさんに「はっぴょうがすごくよかったよ。」「もうちょっとこえを大きくするとかんぺきだよ。」とアドバイスをかいてもらってうれしかった。

・「ゆっくりいって」といわれたので、ゆっくりせつめいしたいです。

・おかあさん、おとうさんに見せるから4ねん生よりきんちょうするとおもいます。でも、本ばんもじしんがあります。

・本ばんの学しゅうはっぴょうかいは4ねん生のアドバイスどおりにやりたい。

・本ばんになったら、人を見てはなしたい。

・ぜったいに せいこうさせたい。

・もっとかっこよくはっぴょうするほうほうがわかった。

・4年生からいいことばをもらって。あたたかい気もちになりました。

  

 いかがでしょうか。4年生との交流を経てより学習発表会に向けて意欲を高めることができたと思います。

 学校公開が中止となり、保護者の皆様の前での発表はかないませんでしたが、動画という形で是非子どもたちの頑張りを見て頂ければと思います。

 

 

 

 

3学期始業式

 1月11日(火)に始業式を行いました。いつもより少し長い冬休みが終わり、子供たちの元気な声が学校に戻ってきました。5年生の児童代表が3学期の決意の言葉を立派に発表しました。新型コロナウイルス感染症への心配が再び高まっていますが、感染症対策を十分に行い、充実したまとめの3学期にしていきたいです。

【校長講話】

 皆さん、おはようございます。

 改めて、新年あけましておめでとうございます。今日から3学期が始まります。

 2学期の終業式に「1年の計は元旦にあり」ということわざがあることを話しましたが、みなさんは今年、1年間にどんなことをがんばるか決めましたか。まだ決めていないという人は、学校でも3学期の目標を書く時間があると思うので、3学期も含めて、今年1年間何をがんばるか決めておきましょう。

 さて、3学期は、今の学年のまとめの大切な時期ですが、あっという間に終わってしまいます。よく「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言われます。学校に登校する日は、1月は今日を入れて16日、2月は18日、3月は17日で51日しかありません。6年生は卒業式を入れて52日しかありません。一日一日を大切にして、楽しく充実した学校生活を送り、6年生は中学校へ、ほかの皆さんは次の学年へ進級するための準備にしっかり取り組んでいきましょう。

 冬休みの間に新型コロナウイルス感染症の感染が変異種の影響で、また急に広がってしまい、心配な状況になっています。感染を予防するために、今までと同じように手洗いやマスク着用、寒いけれども換気をしっかりしていきましょう。また、ウイルスに勝つためには、もともと体がもっている抵抗力が大切です。抵抗力を高めるためには、十分な睡眠、栄養バランスのとれた食事、適度な運動が大切です。今日から学校が始まったので、冬休み中に夜遅くまで起きていた人は、規則正しい生活に戻して、抵抗力を高めていきましょう。

【アンパンマンの話から「正義」と「勇気」と「覚悟」について話しました】

 

1年生 その17【"いのち"・地域・学び】今年もよろしくお願いします

 2022年が始まりました。冬休みはいかがお過ごしですか。

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 2学期最後の生活科「かぞくにこにこ大作戦」の学習で、「いえの人が していること」「いえの人に してもらっていること」を予想して、実際に家族がしてくれていることを観察するというミッションを行いました。学習後に子供たちからこんな感想が出てきました。

 

・学校にいっているあいだにたくさんのしごとが あるんだなとわかりました。

・おうちの人はいろいろなしごとをしてくれるんだなとおもいました。

・おかあさん、おとうさんがしているしごとはいっぱいあるんだなとおもった。

・おうちの人はわたしたちのためにいえのことをしてくれているとおもった。

・ママはいつもりょうりやせんたくをしてくれているとおもった。

・おかあさんっていそがしい

・おかあさんってたいへんだとおもった。

・こどもができないことをやってくれている。りょうりとかせんたくとかおそうじをしてもらわないといきられない。

・ほんとうにちちとははがいてたすかる。

 

 いかがでしょうか。家族のありがたみを大変実感した活動になったようです。

 冬休み中に家族がにこにこするようなお手伝いに取り組む宿題を出しました。進捗状況はいかがですか。お手伝い大作戦の感想が聞けるのを楽しみにしています。

 

 いよいよ来週火曜日1月11日から3学期が始まります。

 また元気な笑顔が戻ってくるのを楽しみに担任一同お待ちしております。

 

 

 みんなのうえきばちにも ゆきがふりつもりました☆

 

2学期終業式

 12月24日に無事に2学期の終業式を行いました。3年生の児童代表が2学期に頑張ったことを立派に発表しました。行事に学習に充実した2学期を過ごすことができました。冬休み中は家庭での時間を大切にしていただき、3学期に元気な姿で登校することを願っています。

【校長講話】

 皆さん、おはようございます。長い2学期が終わり、明日から冬休みです。2学期は、新型コロナウイルス感染症の影響により、分散登校でのスタートでした。それから、感染状況は落ち着き、全校遠足や運動会、社会科見学、移動教室を無事に行うことができました。2学期は行事が多かったですが、皆さんがどの行事にもめあてをしっかりともって取り組む姿が見られてうれしく思います。学習についても、多くのことを学んだことと思います。

 キャリアパスポートに2学期の振り返りを書いたときに、目標に対して、何ができるようになったのか、これから何を頑張ればよいのか考え、確かめたことと思います。今日は担任の先生から通知表を渡されます。通知表を見て、自分の振り返りと通知表の内容に違いがあるか確かめてみてください。自分が思っていることと同じであれば、自分と他の人が見ていることと一致している証です。もし、違っていれば、自分が思っていることと他の人の見方が違っていたことになります。他の人が見ている自分はどのように映っているのか確認して、自分への理解を深めてください。

 日本には「1年の計は元旦にあり」ということわざがあります。今年1年間を振り返りながら、新しい年には何を目標にするか考え、目標を達成するために計画を立ててみましょう。

 しばらく、新型コロナウイルス感染症の感染者数は少ない状況でしたが、最近感染者数が増え始めています。冬休み中も手洗い、マスクの着用、人混みには行かないなどの予防をしっかりして、楽しい冬休みを過ごしてください。それでは、3学期の始業式にみなさんに会えるのを楽しみにしています。

3年生の代表児童が言葉を発表しました。

大変、立派に発表することができました。生活指導担当より冬休みの生活について指導がありました。

 

3年生【“いのち”・地域・学び】総合的な学習の時間 ポスタープロジェクト③

最後に3年3組です

(3年ポスタープ口ジェクトからです) 「浅川のみりょく」

浅川には、いろいろな魚がいます。たとえば、オイカワや、アブラハヤという魚以外にもたくさん魚がいます。 あと、自然がとても豊で、絶滅危惧種がいます。 他にも、水がきれいなところにしかいない、トビケラという虫の幼虫が、水にある石にくっついています。でも、そんな、浅川にもにも浅川にいる魚を食べる外来種がいます。外来種は、浅川のせいたいを壊されるかもしれません。だから、絶滅危惧種を大切に、外来種の駆除をお願いします。そして、浅川は、たのしい場所なので、遊んでください。

 

3年生【“いのち”・地域・学び】総合的な学習の時間 ポスタープロジェクト②

次は3年2組です。

 

 

☆平山小学校 3年☆         


✬ポスターを見てくれたみなさんへ✬

みんなに浅川を大切にしてほしいから、ポスターを作りました。

僕たちが、浅川に行ったとき、とてもたくさんのゴミがあって、悲しくなりました。

そして、浅川にごみをすてないでほしいと思いました。浅川にごみをすてると、魚がどんどん減ります。みなさんは、浅川に悪いことをしてないか振り返ってみてください。

ゴミを捨てないで

ください!

このポスターを通してみんなが浅川を大切にしてくれたら、日野市のみんなも、魚も、地球も、よろこびます。

ご協力お願いします。 

平山小学校3年2組ポスタープロジェクトより

6年【“いのち”・地域・学び】日光移動教室 翌日

【日光移動教室⑱】1年生から 素敵なサプライズ

6年生は13日(月)から15日(水)まで、日光移動教室に行ってきました。

その余韻も大切に、今日も一日が始まりました。

教室に入ってみると…

6年生、全ての学級の黒板に1年生からの素敵なサプライズ。

そういえば、出発の朝も、1年生の担任の先生がお手製の横断幕をもって

見送ってくれていました。

平山小学校って、本当、素敵な学校だなって思います。

今日の黒板のメッセージ 素敵なサプライズ

出発式のとき お手製横断幕で「いってらっしゃい」

6年【“いのち”・地域・学び】日光移動教室・帰校式

【日光移動教室⑰】学校到着 帰校式

「ただいま!」「楽しかった!」

バスから降りて来た6年生が元気に話してくれました。

子どもたちからは、日光の温泉の香りがほんのり感じられました。

代表児童より「6年生の団結力を見付けた」「感謝の行動ができた」

と2泊3日で見付けた宝物の紹介がありました。

日光移動教室のテーマ

「fresh up」気持ちを新たに!中学へつなげよう!

また、明日からの成長が楽しみです。

1年その16【"いのち"・学び】歯科指導

12月8日(水)3校時に東邦歯科医療専門学校の方による歯科指導がありました。最初に虫歯予防のための劇をしていただきました。劇を通して、歯ブラシの使い方、どんなものを食べすぎると虫歯になりやすいのか、なぜ歯磨きをしなければならないのかなど学ぶことができました。

劇を見終わった後には、グループに分かれ歯磨きをするときのポイントなどを教えていただきました。その際、以前ご家庭で取り組んでいただいた「歯磨きチェックシート」を見ながらアドバイスを貰いました。子供たちからも「歯」についてたくさんの質問をしていたり、今の自分の歯のことを伝えたりと、興味深く学習に取り組む姿が見られました。

学習後、子供たちに感想を聞いてみました。

・はをみがくことがだいじだとおもいました。

・はみがきのポイントをはじめてしった。

・いつもちゃんとはみがきをする気になりました。ママにちゃんとはみがきをしてもらうようにするね。

・チョコレートがすきなので むしばにならないように 気をつけます。

・ちゃんとみがけてなかったから、ちゃんときれいにみがいてむしばにならないようにする。

・さとうが見えないものにも さとうってつかわれていたんだなあ。

・おはなしをきいて、むしばになりやすいえいきょうがよくわかりました。

 

 ぜひ、ご家庭でもお子さまと振り返り、これからの歯磨きに生かしていただけたらと思います。また、定期的に保護者の方による磨きチェックや磨き直しもよろしくお願いします。

 

2学期もあと1週間です。気温も低くなってきましたので、体調に気をつけてお過ごしください。