学校日記
演劇鑑賞教室 その1
今日の午前中に、プロの劇団の方をお招きして、演劇鑑賞教室が行われました。
昨年度に引き続き、『劇団め組』の皆さんが1・2・3年生を対象とした劇『泣いた赤おに』を、4・5・6年生を対象にした劇『走れメロス』をそれぞれ公演していただきました。子供たちにとっては、とても素晴らしい刺激をいただいたのではないかと思います。
『泣いた赤おに』では、劇の途中で悲しさのあまり泣き出す子が何人も出ていましたし、『走れメロス』では、暗転の時にも会場がシーンとしていたりして、学年に応じて劇中の役に気持ちが入り込んでいるのを感じました。
劇団の方々に聞いたところ、笑うところは笑い、見てほしいところは真剣に見る、拍手もたくさんいただいて、演じている側も一緒に劇をつくっている感じがした、といった感想をいただきました。60分の劇をこんなに集中してみていただき、ありがたかったという言葉もいただきました。
いい時間を過ごせた、そんなふうに感じた今日の演劇鑑賞教室でした。
『泣いた赤おに』から
体調管理とけがに注意
今週は心配していた子供たちの体調不良がやはり出てしまいました。
連日欠席者が10数名おり、保健室に体調不良を訴えて来室する子もたくさんいました。それだけでなく、けがをする子も先週に比べると多数いました。新学期が始まって3週目の疲れが出ている気がします。
この週末はゆっくりと休養を取らせるなどして、来週に活動に備えるようにご配慮をいただけると幸いです。
校内研究会
本校は、平成26・27年度日野市教育委員会の研究奨励校の指定を受けています。来年の1月22日(金)には、研究発表会を予定しています。
昨日は、今年度の校内研究会の第1回目として、帝京大学客員教授でいらっしゃる廣田 敬一先生と千葉大学教授でいらっしゃる島田 和昭先生を講師にお招きして、本校の研究の方向性の確認と各学年の研究授業についてのご指導をいただきました。
昨年度から積み重ねてきた研究の成果と課題を明確にし、各学年の提案授業を6回実施し検討を加えた2年間の成果を、1月の発表会につなげるため、全教員でお二人の講師の先生からご講演をいただきました。その後は、分科会に分かれて、お二人の先生から提案授業と1月の発表会での授業についてご意見をいただきました。盛りだくさんの内容ではありましたが、やるべきことがたくさんあるだけに、本校の先生方も真剣にお話を聞いたり、質問をしたりしていました。
今後もこうした研究を進めながら、その成果を子供たちへの授業に活かし、子供たちだけでなく、本校の先生方自身が学んだ実感を得られるような1年にしたいと思っています。
ご来校いただき、ご指導をいただきました廣田先生、島田先生、そして研究会にご参加いただきました日野市教育委員会 指導主事の下里 鮎乃先生におかれましては、感謝申し上げます。
昨日の研究会の様子から
朝のあいさつ
今週の月曜日は、午後から学校に来たため、朝のあいさつに立てませんでした。昨日は、来客があったため、いつもより少し遅くに玄関の前に立ってあいさつをしていました。
ですから、今日は土日も合わせて5日ぶりに正門の前に立っていたことになります。2人の子供から、「なんで月曜日と火曜日はいなかったの?」と聞かれました。訳を話すと、校長からよりも先に「おはようございます。」と言いたかったらしく、いなかったのが残念だったということでした。
ありがたいことです。いろんな状況の中で、あいさつに立てないことも起きるわけですが、こうしてあいさつを楽しみにしている子がいることは、これからも頑張らなければ、と気合が入ります。
正門前の竹林からは、今日も鶯の鳴き声が聞こえていました。今朝の気持ちの良い空と八重桜の様子です。
第1回目の避難訓練
雨のために延期になっていました4月の避難訓練を本日実施いたしました。
地震が発生したという想定での訓練でしたが、1回目としては、とてもしっかりと行動できていました。
まず、校舎から避難するときに長い列にならなかったこと、歩きながらのおしゃべりがほとんどなかったこと、整列をして全学級がそろうまでの間、静かに待っていられたこと、どれもとても素晴らしい姿勢を見せてくれました。緊張感があり、訓練とは思えないほどでした。
校長からは、とてもしっかりとした態度で校できたことを賞賛し、『自分の命は自分で守る』ことを確認しました。災害の状況を知り、自分で判断し、落ち着いた行動がとてるように今後も意味のある訓練を続けていきたいと思います。
次回からは、1年生も一緒に訓練に参加します。今日の訓練の様子は、教室から見ていたので、きっと上学年を見習ってしっかりとした態度で訓練に参加することでしょう。