活動日誌

2023年1月の記事一覧

【インクルーシブ教育】 講演会

1月27日(金)に、ブラインドサッカー日本代表の黒田智成先生をお迎えして、インクルーシブ教育の授業を5年生にしていただきました。黒田先生は、子供の頃、がんが見つかって、目が見えなくなってしまったそうです。現在、八王子盲学校の社会科の先生であり、東京オリンピック・パラリンピックでは、5位入賞に大きく貢献されました。また、昨年11月に行われたワールドグランプリ アジア・オセアニア選手権でも大活躍されました。

 

インクルーシブ教育は、障害のある人と障害のない人が触れ合い、交流していくという機会をもち、人々の多様性の尊重、相互に人格と個性を尊重し、支え合うことの大切さを学び、共生社会の基礎を培うことをねらいとしています。

 2校時が5年1組、3校時が5年2組に授業をしていただきました。

白杖を見せていただき、白杖のおかげで、自分がぶつかる前に白杖が物にぶつかってくれて先に障害物があることが分かったり、白杖が不自由な方がここにいると知らせる手段になると話してくださいました。また、ブラインドサッカーは、コミュニケーションがとても大切であることを教えてくださいました。実際に、見ないで指示だけでポーズを作ってみたり、ボールを蹴ったりも体験しました。ブラインドサッカーのボールは、少し重たくて、中で鈴が鳴りました。

大変貴重なお話をうかがい、素晴らしい体験をさせていただきました。

黒田先生、ありがとうございました。