学校日記

学校日記

ちょっと残念な事

 毎日校門の前で立っています。多くの子供たちが大きな声であいさつをしてくれるのは、1か月が過ぎても相変わらずです。気持ちの良いかかわりが深まっていく、そんな気がします。

 残念なのは、校門から少し離れているところで、子供たちが車から降りてくる姿です。つまり、大人が車で学校まで送っているわけで、毎日4~8台ほど、見かけます。

 様々な事情があって、車での送り迎えが必要になることは当然あります。しかし、子供を乗せている車の多くは、こちらへのあいさつはなく、さっと過ぎ去っていきます。とてもさみしい気がしています。ある子が「遅刻しそうになったので、送ってもらった。」とわざわざ声を掛けてきた時もありました。目を合わせないように門を入っていく子もいます。とても悲しいです。子供たちの何を育てたいのか、もう一度考えてほしいと思っているところです。ぜひ何が大切な事かを各家庭で話題にしていただけると幸いです。

廊下の荷物

 学校経営方針としては、今年度あえて挙げていませんが、きれいで落ち着いた教室は、学習環境の最低条件だと考えています。カラフルで夢のある装飾も見ている分にはいいのですが、真剣に学ぶ場としては、気持ちが散ることにもつながる恐れがあります。シンプルで、整った環境をつくることは、学習する面では大切な要素です。

 同じように、学校の廊下や階段は、集団が生活する場としては、まず安全が確保されていなければいけません。必要でないものは、出来るだけ置いておかない、というのが基本になります。

 新学期が始まって1か月。とても素晴らしいと思うのは、廊下に壁につるしてある体育着や音楽袋などがいつも整然と並んでいることです。授業中や休み時間に校舎を歩いていても、これまでほとんでそういった袋類が落ちているのを見掛けません。先生方の指導はもちろんのこと、子供たちもいつも整理整頓を意識していることの現れではないかと思っています。これからも、継続させたいことの1つです。
 
 

離任式 その2

 子供たちも離任された皆様も、名残惜しい気持ちがあふれていました。離任式にいらした保護者の方々や卒業生も含めて、学校中が感謝の気持ちでいっぱいな雰囲気でした。

 離任された皆様方におかれましては、ご来校いただき、子供たち、教職員との思い出深い時間をつくっていただき、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 

離任式 その1

 今日の5校時に、この3月まで本校で勤務されていた教職員の皆様方をお招きして、離任式を開きました。今年度は、異動された方が多かったため、少し時間が長くなってしまいましたが、子供たちは、懐かしさとともに、南平小学校を去られた方々への感謝の気持ちを歌やことば、態度などで表していました。暑い中ではありましたが、子供たちは最後までしっかりと移動された方々の言葉を聞いていました。

 離任式が終わった後も、教室や廊下で、子供たちが列をなして異動された方々からサインをもらっていました。子供たちも、異動された方々も、しばし1か月前に戻って以前の生活を振り返ってみる素敵な時間を過ごせたようでした。
 
 
 
 
 
 

暑いくらいの陽気

 朝からどこかむっとするような空気でしたが、中休みには、爽やかな風の中で子供たちはたくさん校庭に出て遊んでいました。

 学級によっては、外に出ない子が何人もいるところもあるので、今後は、学校全体で声掛けをしながら、子供たちが楽しく体を使いながら遊べる工夫をしていきたいと考えています。

 

 朝の澄みきった空と、中休みの校庭から
 
 
 

地区班編成

 今日の朝、地区班ごとの顔合わせの時間を取りました。

 本校では、不審者の出没や児童の下校時の雷や台風等の自然災害等、緊急事態が起きた時の1つの対応策として、居住地ごとにまとまって下校をする地区班を平成しています。今年度から地区割り等の変更をした部分があるので、実質今日が初めての顔合わせということになります。担当の先生の名前と顔、自分の地区の集合する教室、同じ地区のメンバーなど、覚えることがいくつかありましたが、短時間の中で一通り予定されていたことは出来ました。

 緊急時に誰がどのような連絡方法を取るべきか、本部の役割は、保護者や地域への連絡方法は、といった緊急事態に応じた体制がまだ不十分なところがあるので、今後もより安全に子供たちを下校するための方法を改善していきたいと考えています。

 

 今日の様子から

 
 

1・2年生 学校たんけん

 今日の3校時に、1・2年生が生活科の授業として学校の校舎内を『たんけん』しました。2、3人組になって、2年生が1年生を引率する形であちこちの部屋を見学して回りました。

 校長室にも見学に来て、部屋の様子を観察したり、質問をしたりして1時間元気な声があふれていました。2年生が張り切っている姿や1年生がおとなしく話を聞いている姿を見ることができて、こちらも楽しく時間が過ぎました。
 
 
 

今日の朝会から

 月曜日の朝会、今日はこのような話をしました。

 この3週間でいろいろな立場の方々に本校の子供たちについてお褒めの言葉をいただいています。皆さんに紹介します。

 1つ目は、図書室の先生からのお話です。たくさんの子が図書の授業以外にも本を借りに来てくれること、あいさつがしっかりと出来ていること、図書委員の子が自分から仕事を見つけて活動していること。

 2つ目は、保健室で内科検診を受けた際に、校医の福岡先生から2年生の態度がとてもよかったと褒められたこと。

 3つ目は、1年生の保護者から、6年生が毎日1年生の面倒を見てくれるので、学校に行くのが楽しいと言っていること。

 4つ目は、先週金曜日の演劇鑑賞教室にご来校いただいた『劇団め組』の皆さんから、子供たちの鑑賞する態度がとてもよかったので、演じていてもやりがいがあったこと。

 5つ目は、今朝校門であいさつに立っていた時に通りかかった近隣の方から、声を掛けられたこと。あいさつが皆よくできている、校長の髪の毛が短くなったことを校長本人に気づいたこととして伝えているのはいいことだと褒められたこと。

 ただし、先生が残念に思っていることもあります。廊下や階段を走っている子を見かける事があります。特に、中休みには始まりも終わりも走っている子を見かけます。もう一度自分の行動を考え直してみてください。

 

 こんな話をしました。さて、これからの子供たちの行動に変化が出るのか、楽しみにしています。

玄関の兜

 本校の学校評議員、ひのっちコーディネーターでもある野沢様が、職員玄関に兜を飾り付けてくださいました。子供たちも興味津々の様子です。ありがたいことです。

演劇鑑賞教室 その2

『走れメロス』から
 
 
 
 

 劇のあり方や演じ方など、学芸会の参考になることがたくさん得られたように思います。今日の劇の感想をぜひ子供たちに聞いていただけると幸いです。

 また、劇の内容についてもご家族で話し合ってみるといいのではないかと思います。

 『劇団め組』の皆様方には、本校の子供たち、保護者のために熱い演技を見せていただきまして、ありがとうございました。