学校日記

学校日記

3学期が始まります

    本年もどうぞよろしくお願いします。
 本校の教育活動は、これまでの感染症対策を継続しながら
 予定通り実施いたします。
 変更等がある場合は、学校だより・学校webページ等でお知らせします。
  【1月8日(金)始業式 通常通りの登校です。】 

展覧会コンシェルジュ

1月29日(金)・30日(土)は本校の2年に一度の展覧会です。
(29日:児童鑑賞 30日:保護者鑑賞)
新型コロナ感染症対策を講じながら実施に向けた準備をしています。

展覧会に向けて行う準備の一つに「展覧会コンシェルジュ」の活動があります。
これは、6年生の児童が、来場された方に対して
作品紹介・作品が完成するまでの過程等を
本人に代わって説明するという取り組みです。

他者の作品を紹介するためには、念入りな情報収集が欠かせません。
この日6年生の児童たちは、低学年の先生の所にインタビューをしに行きました。

インタビュー内容

「子供たちに制作で気をつけること、注意することはどう伝えましたか」

「苦労した点は何ですか」

「どのような工夫をされましたか」

「どのように作られていますか」

「制作中の子供たちの様子を教えてください。」
「テーマはありますか」

見ただけでは分からない、作品に込められたエピソードを
しっかり書き留めていました。

低学年の児童にとってははじめての展覧会となります。
それぞれ自由に表現した作品は、どれも唯一無二の力作になることでしょう。

★6年生の担任が、展覧会コンシェルジュの取組を児童に話したところ
 予想以上の反響があったそうです。
 作品を完成させて終わりとするのなく、
 運動会と同じように展覧会でも6年生を活躍させたいと思っていました。
 そんな中で生まれた展覧会コンシェルジュの取組。
 どんな活躍が見られるか楽しみです。

校長先生ごめんなさい

【ある日の校長講話を紹介します】

 

今日は先週あったとてもうれしい出来事についてお話をします。

私が朝、挨拶運動をするために校門に向かって歩いていた時のことです。

一人の男の子が私に近づいてきました。

私は朝、多くの子供たちとじゃんけんをしていますから、

「この子も私とじゃんけんをするために近づいてきたのかな」と思いました。

でも違いました。

この子は私の目の前に立つと同時に「校長先生 ごめんなさい」と言い出したのです。

「どうしてあやまるのかな?」と聞くと、その子は

「入っちゃいけない所に入ってしまいました。ごめんなさい」というのです。

私はさらに「入っちゃいけないって分かっていたのに、

なぜ入ってしまったのかな?」と聞くと、

「お友達が入っていたから、ぼくもつい入っちゃったんです」

と言いながらポロリと涙をこぼしました。

 

校長先生ね、この子のことを叱るなんてできないなあって思いました。

確かに、この子は、南平小学校の約束を守れませんでした。

普通なら叱られるところでしょう。

でも、校長先生は叱れなかった。

叱ることよりももっと大切なことがあると思ったからです。

さあ、なんだと思いますか。少し考えてみてください。

 

正解は「この子をほめること」です。

いけないことをしたのにほめるっておかしいって思ったでしょうか。

でもね。この子は、自分がやったことを自分で反省し、

自分からごめんなさいと素直に言えたのです。

こんな立派なことができる子を、校長先生は叱れないと思ったのです。

むしろほめてあげたいって思ったのです。

 

誰にでも失敗はあります。でも、失敗をしたあとが大事なのです。

この子は失敗をした後、逃げませんでした。

嘘をついてごまかしませんでした。
自分が悪いと認め、そして自分から謝りました。

大人でも逃げたくなることがあります。言い訳したくなることがあります。

ごまかそうと思ってしまうことがあります。校長先生だって同じです。

でもこの子はしなかった。

入ってはいけないところに入ったのは困るけど、
その後の行動が素晴らしいのです。

だからほめてあげたいと思いました。

私は思わず「えらい。素敵な心が育っているね」と叫んでしまいました。

 

心は、頭や体と同じで育てるものです。

この子はきっと素敵な心をもった大人に育つだろうなとうれしくなりました。

そして、南平小学校のあちこちにかくれている、

さらにたくさんの素敵な心を見付けたいなと思いました。

 

一人の男の子の素敵な心に癒されたというお話、これでおわります。

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本校が大切にしていることの一部分をお伝えできたらうれしいです

2年生松ぼっくりツリー作り

本校では「どんぐりクラブ」の皆さんたちに力をお借りして
主に1~3年生の児童が地域の自然を生かした学習に取り組んでいます。

この日は、松ぼっくり、どんぐり、木の実など
たくさんの種類から好きな物を選び
松ぼっくりツリーを作りました。

ツリーという既成概念にとらわれることなく、
子供の感性が光った素敵なツリーができました。



















どんぐりクラブの皆様、いつもありがとうございます。

1年生授業風景



12月に入り、低学年の体育授業ではなわとびをしています。
この日は長縄とびにも挑戦しました。
はじめは入ることが難しく、戸惑う様子も見られましたが
先生がタイミングを教えることで、だんだんと掴めるようになりました。

練習を重ねるごとに、連続で飛べる回数が増えていきます。
それが更なる子供たちのやる気につながっていきます。




音楽の授業です。
この日はかえるの合唱を元気な声で歌いました。

今年はコロナ禍の影響もあって、今までのような歌の学習ができません。
それでも音楽の先生が、工夫をこらして授業づくりをしています。