学校日記
今年も田植えが始まりました
本校では、開校4年目から地域の方々の支援を受けながら続いている
米づくりの取り組みがあります。
初代校長の「子供が共に汗を流し働く喜びを実感する勤労体験を味わわせたい」
という願いから始まり、現在まで脈々と受け継がれています。
南平は古来より有数の穀倉地帯であることも加わり、
地域の方の協力を得て誕生した教育活動です。
現在は主に4年生が中心となって、米づくりの一部始終を体験し、
食の大切さや米づくりを続ける地域の方々の思いや願い、
先人の知恵などを学んでいます。
この日は、地域コーディネーターやボランティアの方々に教わりながら
田植えの作業に挑戦しました。
・田んぼの中では思ったように動けない。
・一つ一つ手で植えるのが大変だと分かった。
・一度にたくさん植えてもうまく実らないということを教えてもらった。
実際にやってみて気付くことが多くありました。
地域の方々のお米作りに対する思いを直接感じとれたようです。
これから稲の生長を見守っていく子供たち。
何を感じ、何を発信してくれるか楽しみです。
避難訓練のひとこま
を考える時間としました。
訓練に設定したのは掃除の時間帯です。
人によっては、担任のそばを離れて掃除をする人もたくさんいます。
この訓練をする前に
「君たちがよく使う教室をイメージしてごらん。」
「そこにもし先生がいなかったら、どういう道順で避難すればいいか考えてみよう」
といった事前確認をしているクラスがありました。
このクラスの子供たちからは
・事前に避難ルートを確認しておいたので、スムーズに避難できました。
・今日は先生がそばにいたから安心したけど、周りに大人がいないこともあるから
周りを見てどこが安全か考えて行動したい。
・学校中で一番早く避難ができてよかった。自信がついた。
・階段のすみに掃除道具が固められていた。考えていると思う。
といった感想が出されました。
南平小学校の基本的な避難の仕方を学んだうえで、
更に「自分で考える」訓練に挑戦中です。
異学年のかかわり
(今年度は、児童同士の接触がない種目に限定して行います。)
低学年の児童の記録は、高学年が担当しています。
(この日は2年生の記録を5年生が、
1年生の記録を6年生が、それぞれサポートしました)
日頃は自分のことに一生懸命な子供たちも
面倒をみる相手がいることで一気に大人らしく見えるようになります。
改めて異学年のかかわりあいが、高学年児童を育てるのだということを実感します。
高学年担任も児童の成長をほほえましく見つめています。
1年生 授業風景
体力テストのソフトボール投げの練習を行いました。
先生のお手本を見て、遠くに投げられるようにフォームを覚えました。
算数の授業
0~10までの数字を書く練習が終わり、足して10になる計算を学習しています。
図工授業『ちょきちょきかざり』
折り紙を折ったまま一部をはさみで切ると
予想していなかった形が浮かび上がります。
子供たちは、歓声をあげて新しい形を作ろうとしていました。
なんの形に見えるかな。そんなことを友達と伝え合っています。
下校時の校長室
『校長先生さようなら!』
『じゃんけんポン!』
『やった!』じゃんけんに勝って喜んでいる様子。
『校長先生さようなら!』
3年生の元気な声が職員室に聞こえてきます。
『さようなら、気を付けてね。』
『最初はグー じゃんけんポン!』
校長先生とじゃんけんをして下校する児童もいます。
校長室の西側にある3年生が毎日校長室の前を通って下校します。
南平小学校の校長室は大切なお話があるとき以外はドアが開いています。
今年度も誰かが教えたのではなく、自然に挨拶できる姿がとても立派です。
離任式
元1年1組担任 仙北先生
図工専科 菊池先生
ステップ教室 斎藤先生
ステップ教室 佐藤先生
学校管理員 戸丸さん
今年度の離任式はコロナ禍で緊急事態宣言を受けリモートで行いました。
昨年度までお世話になった先生方へ子供たちから様々な思い出や
感謝の気持ちを伝える作文と花束が贈られました。
先生方からも南平小学校での思い出などのお言葉をいただきました。
2年生で離任式を視聴している様子です。
画面に映る先生方のお話を静かに真剣な眼差しで聞いていました。
旧職員の皆さま、
本校児童のための教育活動にご尽力いただきありがとうございました。
2年生 学校探検
これから学校探検という学習活動が始まります。
これは新2年生が新1年生を引き連れて
校内を案内するという活動です。
この日は、来る日に備えて、2年生の児童が校内を回り
説明をする内容を整理していました。
どのような人がどんな目的でそれぞれの部屋を使っているのか
先生の説明や、去年の体験をもとにして
真剣にメモにまとめていました。
1年生中休み 初めての校庭
1年生にとって校庭での初めての中休みでした。
晴天の元、元気に校庭に駆け出す姿、
高学年のお兄さん、お姉さんやお友達と遊ぶ姿、
タイヤに乗って楽しんでいる姿等、様々な様子が見られました。
『一緒にあそぼう!』と誘う声も聞こえてきました。
体をたくさん動かして、友達と仲良く元気いっぱいに過ごしてほしいです。
第1回避難訓練
(放送後、静かに廊下に並んでいます。)
避難訓練の放送が流れました。
1年生は入学して初めての避難訓練です。
校長先生から避難訓練について大切なお話がありました。
本日第1回の避難訓練で1年生は身を守ることを覚えます。
2年生以上は新しい教室から避難する道を覚えます。
命は一つしかありません。
物のように壊れても、買うことも交換することもできません。
『お・か・し・も』の約束を守って命を守るための行動をします。
1年前の避難訓練は5分44秒でした。
今回は1分以上も早い4分21秒でした。
校長先生から『素晴らしかった』と言葉がありました。
教室でその様子を見ていた1年生がきっと次回、
同じように行動することと思います。
ご入学おめでとうございます
本日94名の一年生を迎え、全校児童526名で
令和3年度がスタートしました。
ご入学・ご進級おめでとうございます。
子供たちはそれぞれの思いをもって登校をしました。
その思いに寄り添いながら教育活動を進めていきます。
本校の教育活動のキーワードは「かつやく」です。
学習の場面でも、行事の場面でも、どんな場面でもよいので
小さな活躍場面の積み重ねを体験させたいと考えています。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました
これで本年度の教育活動も幕を閉じることとなります。
今年度は、昨年度以上に「新型コロナウイルス感染症」という脅威と
どう向き合うかということが大きな課題となる一年でした。
年度当初の臨時休校からはじまり、
当たり前のことが当たり前にできないスタートでした。
しかし、だからこそ、当たり前であることの幸せを感じたり
今できる範囲で新しいことを生み出そうとする風土が生まれたり・・
といった副産物もありました。
そんな中で見られた子供たちの活躍に大きな拍手を送りたいと思います。
子供たちは新しい年度・新しい学年への期待を胸に
4月6日、再び登校してくることと思います。
そんな子供たちがいきいきと活躍できる学校を今後も目指していきます。
令和2年度の教育活動へのご支援・ご協力をありがとうございました。
委員会活動の取組
コロナ禍で例年どおりの活動がしにくい「委員会活動」ですが、
そんな中、掲示板や学校放送を使って
全校児童に啓発活動をしようという動きが生まれました。
いつもの「当たり前の活動」から
「よりよい学校づくりのために今できること」を考えた
高学年の子供たちの工夫が、ここに凝縮しています。
代表委員会(ふわふわ言葉キャンペーン)
本校の生活指導の重点の1つが挨拶です。
挨拶と言っても「おはようございます」「さようなら」だけでなく
人とのかかわりを円滑にするための「言葉の使い方」を大切にしています。
代表委員会では「ふわふわことば」「ちくちくことば」
に関するアンケートを実施し、その結果と考察をまとめました。
給食の時間では代表児童から全校児童に向けて情報を発信しました。
保健委員会(健康に関する情報発信)
保健委員会では、健康生活に関する豆知識を新聞形式にして発信をしています。
換気のこと・手洗いのこと・けがの手当て・生活習慣の見直し等
日を追うごとに情報量が豊かになっています。
この掲示板が作られた当初は、発信される情報も少なかったのですが
ある委員会の活動が、別の委員会の刺激となって
新しい活動を生み出しているように思います。
職員室のマイクから、全校児童に呼び掛ける高学年児童の姿は頼もしく
「自分たちがよりよい学校づくりに貢献している」という思いを感じます。
放送委員会 1年生にインタビュー!
放送委員『どんな2年生になりたいですか?』
1年生『挨拶ができる2年生になりたいです。』
『漢字が書けるようになりたいです。』
『算数、国語ですぐに答えられるようになりたいです。』
放送委員『1年生に何をおしえたいですか?』
1年生『分からないことをおしえてあげたいです。』
『やさしく昔遊びをおしえてあげたいです。』
『なわとびの2重跳びをおしえてあげたいです。』
放送委員『2年生で頑張りたいことは何ですか?』
1年生『先生の話をきちんと聞きたいです。』
『給食を残さずに食べられるようになりたいです。』
『漢字が書ける2年生になりたいです。』
入学してから上級生のお兄さん、お姉さんにたくさん教えてもらった経験から、
次は自分が1年生におしえたい!と成長した言葉を聞くことができ、
とても頼もしく思えました。
一人一人が、確実に大きく育っていることを感じます。
図書委員会からの発表!
コロナ禍の中、いつも通りの活動ができない委員会活動ですが
5年生・6年生の子供たちは「今できること」をモットーに
それぞれが活動内容を工夫して取り組んでいます。
この日は図書委員会の出番。
図書委員より各クラスの本を借りた数ランキング1位の発表がありました。
発表の瞬間『おおっ!』『すごい!』等の歓声が職員室まで届きました。
図書委員会の試みで読書に対するわくわくの気持ちがわきました。
学校全体で読書へのモチベーションが上がったことと思います。
コロナ禍で図書室の本を借りられない、読めない時期もありましたが、
委員会の人たちのおかげで、本校の読書活動が支えられていることを感じました。
それにしても、アナウンスをする児童の上手なこと。
これを聞いていた職員室の教職員も、
思わず拍手でほめたたえたくなるほどの上手さでした。
3年点字授業
でも何が書かれているのかわからない人が多いと思います。
今日は中央図書館の講師の先生方に点字について教えて頂きました。
そして視聴覚障害者の方々とコミュニケーションをとる時に
『声で伝える』大切さも学びました。
例えば、物を置くときに黙って置くとどこに置いたのか分かりません。
『ここに置きます。』
と声に出して伝えることが大切と教えていただきました。
子供たちは、点字を学ぶということだけではなく、
コミュニケーションの大切さも学んでいます。
予告なしの避難訓練2
緊迫した様子で緊急放送が校内に流れました。
明らかにいつもとは異なる雰囲気をみんなが感じ取ったと思います。
この日は、児童はもちろん、教職員にも予告なし
しかもお決まりの「訓練!訓練!」から始まるものとは異なるものでした。
『自分の命を守る行動をとりなさい。』
『正しいと思う行動をとってみなさい。先生は指示を出さず見守るように。』
『助けてくれる先生や大人の人がいつもそばにいるとは限りません。』
『自分の命は自分で守るのです。』
『命は失ってしまったら二度と元には戻りません。命は宝物です。』
と一人一人の心に強く響く言葉が校長からありました。
もし災害が起こった時にパニックにならずに
自分の命を守るためにどのような行動をとればよいか、
自分自身で真剣に考えることができる避難訓練でした。
この訓練のあと、いくつかのクラスから感想が届きました。
一部を紹介します。
【一年生】
・本をよみたかったけど、こうちょうせんせいのはなしをきいて
いのちとひなんくんれんがだいじだとおもった。
・みんなとじぶんのいのちがたすかってよかった。
・まえのくんれんをおもいだして、早くハンカチとぼうさいずきんをよういした。
【三年生】
・はじめは本当にじしんが来たんじゃないかと思いました。
本当に来たら、くんれんを思い出してその行動を生かしたいです。
・ぼくたちはまだ大きな災害をけいけんしたことがないけれど
自分の命は自分で守れるようにしっかりやっていきたいです。
・失った命はもうもどってこないことも分かりました。
【六年生】
・避難訓練はこうである、と普通に思っていたことが違っていた。
先生の言うことを聞き、校庭に出ることだけが訓練と思っていた。
自分の命は自分で守るという言葉は、自分が考えて避難をするということ。
これからも先生の指示に、自分でも考えを加えて行動していきたい。
・自然災害はいつどこで起こるか分からない。けれども、いつどこで起ころうと
避難訓練が役に立つことがわかり、より真剣に取り組もうと考えた。
実際に起きた場合、冷静に対処し、災害の特性に合った判断が
できるようになりたいと思った。
子供たちの心に何かが残った気がします。
5年生茶道教室
茶道の講師の先生方をお迎えし、茶道教室を行いました。
茶道の歴史をはじめ、茶道の基礎となる作法を教えていただきました。
新型コロナウィルスを鑑み、今回は自分が立てたお抹茶を飲むこと、
お菓子をいただくことはできませんでしたが、
お抹茶を立てているときに『すごくいい薫りがする!』
『きれいなお菓子』と、日本の伝統文化を体験することができました。
講師の皆様 いつもありがとうございます。
今年度は制限も多く、運営が難しかったと思いますが
子供たちにとって貴重な経験となりました。
ある日の校長室
担任の先生も児童も、ニコニコとうれしそうです。
来室の目的を担任に尋ねると
「校長先生、とっても素敵な詩を書いたので見せに来ました」
と教えてくれました。
どれどれと作品が書かれたノートをのぞき込むと
*********************
はじめて雪
陳 新錚
雪を見て
100点とった気分
と同じ
(今日はとても楽しい日、雪を見てうれしいよ)
*********************
と書いてありました。(先日の雪のことですね)
また、別のノートには
*********************
今日はうれしすぎて 夜寝る時 いい夢を見ました。
校長先生にもらった宇宙船とおやつをもって
ぼくは 宇宙船に乗って 宇宙に行きました。
宇宙に行ったら ぼくは 羽が生えたようにとびました。
それから 何日かたったら 土星につきました。
おはよう。
お母さんの声がきこえました。
*********************
と書いてありました。
読んだ私は心があたたかくなりました。
3年生の時に転入してきた彼は、日本語の指導を受けながら、
日々新しい言葉をどんどん獲得してきました。
今ではしっかりとコミュニケーションがとれるほど成長しています。
私がうれしいのは、担任がその成長を自分のことのように喜び
満面の笑みで報告に来てくれたことです。
仕事だから、担任だから・・・ではなく
一人の人間として、子供の成長を喜べる・・・。
だから子供たちももっと頑張ろうとするのだろう・・そう思いました。
1年生凧上げ
ほどよい風が吹いてくる日だったので、
多くの凧が気持ちよさそうにしていました。
【せせらぎ】吃音理解授業を行いました。
今日は、1学級に向けてせせらぎの理解授業を行いました。
南平小学校のほとんどの児童は、普段せせらぎの教室まで来ることはありませんが
「せせらぎって聞いたことある!」「見たことある先生だ!」と興味をもって
最後まで静かに話を聞いていました。
まず、せせらぎとはどんな場所かを知ってもらうために、写真を映しながら説明しました。
一人一人に合わせていろんな勉強をしている教室だということが伝わったと思います。
その次に、吃音とはどんなことかを勉強しました。
教員が吃音の人の話し方の例を見せた後、「でもわざとやっているわけじゃないんだよ。」と話すと、「話し方を真似されたら傷つく。」「(もしからかわれたら)かなしい。」といった声が聞かれました。
最後に、「吃音の人の真似をしたり、からかったりしないでください。そして、話し終わるまで待ってあげてください。」という先生のお願いを真剣に聞いていました。
少しの時間でしたが、充実した学習ができました。
校内書初め展高学年
6年生『夢の実現』
校内書初め展中学年
4年生『元気な子』
校内書初め展 低学年
校内書初め展を開催しました。
雰囲気だけでもお伝えできたらと思います。
1年生 硬筆と半紙で作ったお花飾りです。
2年生 硬筆とお正月の塗り絵です。
☆令和2年度 ひのっ子作品展中止のお知らせ(1月14日更新分)
これまで児童の活躍の機会を大切にしたいという思いでひのっ子作品展の実施に向けて検討を重ねてきましたが、緊急事態宣言が発令されたことを踏まえて、作品展の中止を決定しました。
今回の中止によりイオンホールへの出展や鑑賞はできなくなりますが、校内において出展予定であった児童の励みとなるような取り組みを考えてまいります。ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。(1月14日更新)
ごみゼロ大作戦応募ポスター
2階職員室の廊下にごみゼロ大作戦のポスターが掲示してあります。
『物は最後まで大事に使おう』『マイバッグを持ち歩こう』『ゴミを減らそう』
『いりませんからはじめよう』のメッセージをはじめ、
リサイクルや分別について10の作品にそれぞれのメッセージが込められています。
一人一人が心がけてゴミを減らすことから始めてみましょう。
なわとび月間
なわとび月間が始まりました。
今週は短なわ月間になります。
調整力と持久力をつけて体力を向上を目指してほしいです。
中休み後半にリズムなわとびの曲『ポップコーン』に合わせてなわとびをします。
オレンジ色のゼッケンを着けた体育委員会の児童が1年生にお手本を示しました。
ここでも高学年の児童がかつやくしています。
3年生席書会
日本古来の正月行事である書初め席書会を体育館で行いました。
南平小学校では3年生から6年生まで体育館で席書会をします。
お手本を見て何度も練習し、納得が行くまで真剣に書くことに集中していました。
完成した作品は校内書写展として校内に掲示し、
子供同士で鑑賞できるように準備をする予定です。
3学期が始まりました。
3学期が始まりました。
始業式は放送で行いました。
【校長講話抜粋】
3学期が始まりました。
冬休み中に大きな事故がなく、本日皆さんが元気に遊ぶ姿に安心しました。
今の生活が当たり前ではなく、多くの人達が支えられていることを忘れず
一人一人が健康に気を付けて生活していきましょう。
中国から伝わった十二支ですが、それぞれに意味があります。
丑には「草の芽が種の中で力をためている様子」という意味があるそうです。
また、動物の牛は農作業を支える力になり、まじめによく働くため、
縁起の良い生き物と言われています。
3学期は約50日です。一歩一歩力をためながら
一日一日の積み重ねを大切に、そして、春に美しい花が咲くように
準備をしてほしいと思います。
始業式では4年生代表の3人が
3学期に頑張りたいことを放送で発表しました。
「放送はとても緊張した」と言っていましたが、
これまでの振り返りと今年の抱負を堂々と述べていたと思います。
来年度は高学年の仲間入りです。
4年生の子供たちもじっくり力を蓄えてきている、そんなことを感じました。
3学期が始まります
本校の教育活動は、これまでの感染症対策を継続しながら
予定通り実施いたします。
変更等がある場合は、学校だより・学校webページ等でお知らせします。
【1月8日(金)始業式 通常通りの登校です。】
展覧会コンシェルジュ
(29日:児童鑑賞 30日:保護者鑑賞)
新型コロナ感染症対策を講じながら実施に向けた準備をしています。
展覧会に向けて行う準備の一つに「展覧会コンシェルジュ」の活動があります。
これは、6年生の児童が、来場された方に対して
作品紹介・作品が完成するまでの過程等を
本人に代わって説明するという取り組みです。
他者の作品を紹介するためには、念入りな情報収集が欠かせません。
この日6年生の児童たちは、低学年の先生の所にインタビューをしに行きました。
インタビュー内容
「子供たちに制作で気をつけること、注意することはどう伝えましたか」
「苦労した点は何ですか」
「どのような工夫をされましたか」
「どのように作られていますか」
「制作中の子供たちの様子を教えてください。」
「テーマはありますか」
見ただけでは分からない、作品に込められたエピソードを
しっかり書き留めていました。
低学年の児童にとってははじめての展覧会となります。
それぞれ自由に表現した作品は、どれも唯一無二の力作になることでしょう。
予想以上の反響があったそうです。
作品を完成させて終わりとするのなく、
運動会と同じように展覧会でも6年生を活躍させたいと思っていました。
そんな中で生まれた展覧会コンシェルジュの取組。
どんな活躍が見られるか楽しみです。
校長先生ごめんなさい
【ある日の校長講話を紹介します】
今日は先週あったとてもうれしい出来事についてお話をします。
私が朝、挨拶運動をするために校門に向かって歩いていた時のことです。
一人の男の子が私に近づいてきました。
私は朝、多くの子供たちとじゃんけんをしていますから、
「この子も私とじゃんけんをするために近づいてきたのかな」と思いました。
でも違いました。
この子は私の目の前に立つと同時に「校長先生 ごめんなさい」と言い出したのです。
「どうしてあやまるのかな?」と聞くと、その子は
「入っちゃいけない所に入ってしまいました。ごめんなさい」というのです。
私はさらに「入っちゃいけないって分かっていたのに、
なぜ入ってしまったのかな?」と聞くと、
「お友達が入っていたから、ぼくもつい入っちゃったんです」
と言いながらポロリと涙をこぼしました。
校長先生ね、この子のことを叱るなんてできないなあって思いました。
確かに、この子は、南平小学校の約束を守れませんでした。
普通なら叱られるところでしょう。
でも、校長先生は叱れなかった。
叱ることよりももっと大切なことがあると思ったからです。
さあ、なんだと思いますか。少し考えてみてください。
正解は「この子をほめること」です。
いけないことをしたのにほめるっておかしいって思ったでしょうか。
でもね。この子は、自分がやったことを自分で反省し、
自分からごめんなさいと素直に言えたのです。
こんな立派なことができる子を、校長先生は叱れないと思ったのです。
むしろほめてあげたいって思ったのです。
誰にでも失敗はあります。でも、失敗をしたあとが大事なのです。
この子は失敗をした後、逃げませんでした。
嘘をついてごまかしませんでした。
自分が悪いと認め、そして自分から謝りました。
大人でも逃げたくなることがあります。言い訳したくなることがあります。
ごまかそうと思ってしまうことがあります。校長先生だって同じです。
でもこの子はしなかった。
入ってはいけないところに入ったのは困るけど、
その後の行動が素晴らしいのです。
だからほめてあげたいと思いました。
私は思わず「えらい。素敵な心が育っているね」と叫んでしまいました。
心は、頭や体と同じで育てるものです。
この子はきっと素敵な心をもった大人に育つだろうなとうれしくなりました。
そして、南平小学校のあちこちにかくれている、
さらにたくさんの素敵な心を見付けたいなと思いました。
一人の男の子の素敵な心に癒されたというお話、これでおわります。
********************************
本校が大切にしていることの一部分をお伝えできたらうれしいです。
2年生松ぼっくりツリー作り
主に1~3年生の児童が地域の自然を生かした学習に取り組んでいます。
この日は、松ぼっくり、どんぐり、木の実など
たくさんの種類から好きな物を選び
松ぼっくりツリーを作りました。
ツリーという既成概念にとらわれることなく、
子供の感性が光った素敵なツリーができました。
どんぐりクラブの皆様、いつもありがとうございます。
1年生授業風景
12月に入り、低学年の体育授業ではなわとびをしています。
この日は長縄とびにも挑戦しました。
はじめは入ることが難しく、戸惑う様子も見られましたが
先生がタイミングを教えることで、だんだんと掴めるようになりました。
練習を重ねるごとに、連続で飛べる回数が増えていきます。
それが更なる子供たちのやる気につながっていきます。
音楽の授業です。
この日はかえるの合唱を元気な声で歌いました。
今年はコロナ禍の影響もあって、今までのような歌の学習ができません。
それでも音楽の先生が、工夫をこらして授業づくりをしています。
嬉しいお便りが届きました
保護者の方々に活動の様子をお伝えしてきました。
今年度はコロナ禍の影響もあり、PTA活動も多くの制限を受けました。
そんな中でも、PTAの活動に関心をもっていただくために
この秋「すずかけ2号」を発行しました。
この広報誌は、本校の教育活動の様子をお伝えするひとつの手段として、
本校の学校運営連絡協議員の皆様にもお届けしています。
ちょうどこの日、連絡協議員の委員長から、一通のお手紙が届きました。
内容は、この広報誌に対する温かいメッセージでした。
ここに紹介させていただきます。
********
過日、PTA広報誌をいただきました。
市内でもPTAの広報誌を発行している学校がいくつかあります。
その多くは、会員向けに活動報告をお知らせする内容が中心です。
ところが、広報誌「すずかけ」は一味違う印象をもちました。
【運動会について】
コロナ禍の下、「子供たちの力を発揮し、今できることを最大限工夫しよう」
とプロジェクトを立ち上げて実施した学校の熱意を、
感動をもって受け止めた内容になっています。
紙面構成にも工夫がありますが、それ以上に編集者の心温まる文章に
学校への信頼感を感じます。
【マコトーク!】
今、PTAの在り方が問題になっています。
生涯学習の今日、今更研修の機会や学習会は必要ない、とか
女性活躍社会の下、保護者自身が仕事に精一杯でゆとりがない、とか
そもそも全員加入が必要なのか、役員のたらい回しがPTAの姿なのかなど
様々な指摘があります。
校長と会長・前会長3人の鼎談は、その内容を読んだ多くの会員が
改めて「在り方」を考える機会になったと思います。
できればこれを発展させて、「校長と語り合う会」を継続的に行うと
南平小学校の更なる充実・発展につながるのではないでしょうか。
この広報誌をいただいて思い出したことがあります。
本校が40周年を挙行した際、役員は一生懸命準備しているにいるにもかかわらず
会員の多くは当事者意識に欠け、盛り上がりに乏しい状況がありました。
そのことを憂い、なんとかしたいという話題が出され、
広報誌を発行しようということになりました。
結果的には4号まで発行されましたが、その内容が素人ばなれした素晴らしいものでした。
地域には、改めて豊かな才能や能力に恵まれた方がいるのだなと驚いた経験があります。
今回の発行に携わった執行部の方は、これまでにも多くの経験をなさったと思われます。
予算がかかりますが、是非継続していただきたいですね。
********
本校は、児童はもちろん、教職員も「かつやく」する
保護者も地域の方々も「かつやく」できる学校を目指しています。
PTAの活動を価値付けしていただき深く感謝申しあげます。
コロナ禍だってできることはある!
令和2年度渾身の広報誌「すずかけ2号」です!
予告なしの避難訓練
中休みにサイレンが鳴り、『訓練、訓練』と避難訓練の放送が入りました。
今回は事前に訓練があることを知らせていません。
この写真は放送直後の子供たちの様子です。
校庭の子供たちは遊びを中断し、腰を降ろして待機している様子が見られました。
先生が近くにいない時には私語がありましたが、集合した時はきちんとできていました。
教員がいない時でも自分の居る場所が安全かどうか判断し、自分の身を守れるようにこれからもこのような避難訓練は続けていきます。
6年生家庭科の授業から
その積み重ねが自己肯定感を醸成させることにつながるからです。
家庭科のある授業で、このような実践がありました。
「快適な住まい方や着方をしよう」という授業で、
服の着方を工夫することで、快適な生活が送れることを理解する学習です。
教科書やワークシートには、ポイントが書かれていますが
それを読むだけでは実感が乏しいと考えたこの先生は
自ら作った教具で、そのことを実感させたいと考えました。
(身の周りにある道具で作った簡易実験装置です)
左から
①「服を着ていない状態」
③「シャツ+セーター+上着の状態」
②「シャツのみの状態」
④「シャツ+セーターの状態」を再現しています。
容器の中にはお湯が入っており、
30分後の水温がどのように変化するか考えさせました。
結果は
①服なし 55度→35度
②シャツのみ 55度→39度
③シャツ+セーター 55度→40度
④シャツ+セーター+上着 55度→43度 となりました。
教科書の内容をただ確認するのではなく、
実感を伴った理解ができるようにしたいと教材研究に力を入れる・・。
このような先生たちに子供たちは支えられています。
3年生しょう油出前授業
日本人にとってとても身近な調味料です。
『しょう油のもの知り博士』の横山先生からしょう油について、香りの成分は約300種類あること、その中にバニラの香りもあることなど、様々なことを教えていただきました。
「みたらし団子」「焼きおにぎり」と教室に漂ういい匂いをかぎながら食べ物の名前を挙げていました。
3種類の発酵別のみその味くらべも気をつけながらすることができました。
ハードル走教室
中央大学陸上部のコーチよりご指導いただきました。
説明をしっかり聞き、回数を重ねるごとに上達していました。
2年生体育授業
2年生の体育の授業で、ボールを使った的あてゲーム『ボンバーシューティング』を行いました。
ボールを投げて、的に当てて得点を競い合います。
しかし、投げる場所まで行く間に、相手チームが投げてくる柔らかいボールに当たると投げられません。その場合は、スタート位置に戻って再スタートです。
ボールを使ってたくさん運動し、真剣に楽しく活動している様子が見られました。
1年生持久走
持久走の大会に向けて練習を頑張っています。
この日は1年生が男女に分かれて練習をしました。
「がんばれ~!」の声援に乗り、一生懸命にトラックを走っていました。
自分のペースで、走り続けることを大切にしています。
好きな本のアンケート
図書委員会ではグループに分かれて様々な取り組みをしています。
今日は図書委員より好きな本のアンケートについて放送でお知らせがありました。
最近、このような場面を見かけることが多くなりました。
コロナ禍でいつも通りの活動ができないデメリットを逆手に取り
各委員会から主体的なメッセージが発信されるようになりました。
とても望ましいことだと感じています。
4年生社会科見学
天候に恵まれ、羽村取水堰と羽村市郷土博物館へ社会科見学に行きました。
出発前の校長先生からの説明の様子です。みんな真剣にお話を聞いていました。
いろいろなことを学んできてもらいたいと思います。
ベースボール指導
11月12日(木)
読売巨人軍アカデミーのコーチによるベースボール型ゲームの指導が4年生を対象に行われました。ルールを守って楽しく活動していました。
ユニセフ募金
11月10日(火)~12日(木)に代表委員会でユニセフ募金を行いました。
朝の登校時とお昼休みに募金活動を行い、多くのご協力をいただきました。
本当にありがとうございました。
持久走週間はじまりました
今年は密を避けるため、1組グループ、2組グループなど児童を分散して走ります。
今年も体力作りのきっかけになると良いと思います。
不審者対応訓練
不審者対応訓練を実施しました。
今年度は夏と秋の2回、基礎編と応用編に分けて行いました。
保護者であることを示す名札のない男が、学校安全員の指示に従わず
校内に入ろうとしたという想定で訓練を行いました。
日野警察の方から、訓練の改善点について助言をいただきました。
訓練を通して、来校者であることを証明する名札の大切さを学びました。
名札を着用していない来校者には、積極的に声をかけることについて
改めて共通理解を図りました。
※ご来校の際は「カラー名札の着用の徹底」をお願いいたします。
走り方教室
今年度も全学年がコーチの指導を受けました。
走る時のひざの動きに意識をはたらかせるよう
アドバイスをもらいました。
令和2年度運動会
令和2年度の運動会は、10月2日(金)と10月3日(土)に行いました。
6年生は「6年生プロジェクト」として、応援団や係活動など、運動会を支えてくれました。
また、今の思いをメッセージとして、掲示する活動なども考えてくれました。
中学年は、「南平ソーラン2020」と題して、ソーラン節を踊りました。
力強く網を引く漁師の様子を体いっぱいに表現していました。
真剣な眼差しが光っていました。
低学年は、「祭り!~Festivo~」と題して、祭りをテーマに元気と明るさを届けようと表現していました。1年生も初めての運動会でしたが練習も本番も頑張りました。
高学年は、「虹~明るい未来に向かって~」と題して、集団行動に挑戦しました。
周りや自分の位置を確認しながら、全員で呼吸を合わせて動く表現は、とてもきれいでした。
子供たちは、この運動会で、あきらめない心や勇気をもって取り組むことなどを経験を通して学んでいました。また、皆でやり遂げる嬉しさを味わっているようでした。
今後の学校生活などに活かしていってもらえればと考えています。
【せせらぎ】きこえグループを行いました。
きこえとことばの教室「せせらぎ」には、
聞こえと言葉の勉強をしている児童が通級しています。
本日は、聞こえにくさのある児童4名が集まって、
今年度第3回「きこえグループ」の学習を行いました。
本日の活動で一番盛り上がりを見せたのは、「ことばあつめゲーム」です。
それぞれの50音が頭に付く言葉を探し、みんなで模造紙に貼っていきました。
5年生の児童は「ぎ」や「ぷ」等の、半濁点が付く言葉を担当してくれました。
数も少なく難しいにもかかわらず、たくさんの言葉を見付けてくれました。
せせらぎには、聞こえやすい音を届ける対話支援機器「コミューン」があります。
発言をする教員や児童の声をマイクに通すと、聞き取りやすいクリアな音となって
スピーカーから聞こえてきます。
グループのめあての一つに「目と耳でよく聞こう」というものがあります。
コミューンの助けもあって、全員が互いの声に耳を澄ませながら活動することができました。
卒業アルバムの撮影はじまっています
ちらほらと見え始めてきます。
今日はクラブ活動のアルバム撮影をしました。
アルバムのページを埋めていく思い出を
ひとつひとつ増やしていけたらよいと思っています。