学校日記
図書委員会からの発表!
コロナ禍の中、いつも通りの活動ができない委員会活動ですが
5年生・6年生の子供たちは「今できること」をモットーに
それぞれが活動内容を工夫して取り組んでいます。
この日は図書委員会の出番。
図書委員より各クラスの本を借りた数ランキング1位の発表がありました。
発表の瞬間『おおっ!』『すごい!』等の歓声が職員室まで届きました。
図書委員会の試みで読書に対するわくわくの気持ちがわきました。
学校全体で読書へのモチベーションが上がったことと思います。
コロナ禍で図書室の本を借りられない、読めない時期もありましたが、
委員会の人たちのおかげで、本校の読書活動が支えられていることを感じました。
それにしても、アナウンスをする児童の上手なこと。
これを聞いていた職員室の教職員も、
思わず拍手でほめたたえたくなるほどの上手さでした。
3年点字授業
でも何が書かれているのかわからない人が多いと思います。
今日は中央図書館の講師の先生方に点字について教えて頂きました。
そして視聴覚障害者の方々とコミュニケーションをとる時に
『声で伝える』大切さも学びました。
例えば、物を置くときに黙って置くとどこに置いたのか分かりません。
『ここに置きます。』
と声に出して伝えることが大切と教えていただきました。
子供たちは、点字を学ぶということだけではなく、
コミュニケーションの大切さも学んでいます。
予告なしの避難訓練2
緊迫した様子で緊急放送が校内に流れました。
明らかにいつもとは異なる雰囲気をみんなが感じ取ったと思います。
この日は、児童はもちろん、教職員にも予告なし
しかもお決まりの「訓練!訓練!」から始まるものとは異なるものでした。
『自分の命を守る行動をとりなさい。』
『正しいと思う行動をとってみなさい。先生は指示を出さず見守るように。』
『助けてくれる先生や大人の人がいつもそばにいるとは限りません。』
『自分の命は自分で守るのです。』
『命は失ってしまったら二度と元には戻りません。命は宝物です。』
と一人一人の心に強く響く言葉が校長からありました。
もし災害が起こった時にパニックにならずに
自分の命を守るためにどのような行動をとればよいか、
自分自身で真剣に考えることができる避難訓練でした。
この訓練のあと、いくつかのクラスから感想が届きました。
一部を紹介します。
【一年生】
・本をよみたかったけど、こうちょうせんせいのはなしをきいて
いのちとひなんくんれんがだいじだとおもった。
・みんなとじぶんのいのちがたすかってよかった。
・まえのくんれんをおもいだして、早くハンカチとぼうさいずきんをよういした。
【三年生】
・はじめは本当にじしんが来たんじゃないかと思いました。
本当に来たら、くんれんを思い出してその行動を生かしたいです。
・ぼくたちはまだ大きな災害をけいけんしたことがないけれど
自分の命は自分で守れるようにしっかりやっていきたいです。
・失った命はもうもどってこないことも分かりました。
【六年生】
・避難訓練はこうである、と普通に思っていたことが違っていた。
先生の言うことを聞き、校庭に出ることだけが訓練と思っていた。
自分の命は自分で守るという言葉は、自分が考えて避難をするということ。
これからも先生の指示に、自分でも考えを加えて行動していきたい。
・自然災害はいつどこで起こるか分からない。けれども、いつどこで起ころうと
避難訓練が役に立つことがわかり、より真剣に取り組もうと考えた。
実際に起きた場合、冷静に対処し、災害の特性に合った判断が
できるようになりたいと思った。
子供たちの心に何かが残った気がします。
5年生茶道教室
茶道の講師の先生方をお迎えし、茶道教室を行いました。
茶道の歴史をはじめ、茶道の基礎となる作法を教えていただきました。
新型コロナウィルスを鑑み、今回は自分が立てたお抹茶を飲むこと、
お菓子をいただくことはできませんでしたが、
お抹茶を立てているときに『すごくいい薫りがする!』
『きれいなお菓子』と、日本の伝統文化を体験することができました。
講師の皆様 いつもありがとうございます。
今年度は制限も多く、運営が難しかったと思いますが
子供たちにとって貴重な経験となりました。
ある日の校長室
担任の先生も児童も、ニコニコとうれしそうです。
来室の目的を担任に尋ねると
「校長先生、とっても素敵な詩を書いたので見せに来ました」
と教えてくれました。
どれどれと作品が書かれたノートをのぞき込むと
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はじめて雪
陳 新錚
雪を見て
100点とった気分
と同じ
(今日はとても楽しい日、雪を見てうれしいよ)
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と書いてありました。(先日の雪のことですね)
また、別のノートには
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今日はうれしすぎて 夜寝る時 いい夢を見ました。
校長先生にもらった宇宙船とおやつをもって
ぼくは 宇宙船に乗って 宇宙に行きました。
宇宙に行ったら ぼくは 羽が生えたようにとびました。
それから 何日かたったら 土星につきました。
おはよう。
お母さんの声がきこえました。
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と書いてありました。
読んだ私は心があたたかくなりました。
3年生の時に転入してきた彼は、日本語の指導を受けながら、
日々新しい言葉をどんどん獲得してきました。
今ではしっかりとコミュニケーションがとれるほど成長しています。
私がうれしいのは、担任がその成長を自分のことのように喜び
満面の笑みで報告に来てくれたことです。
仕事だから、担任だから・・・ではなく
一人の人間として、子供の成長を喜べる・・・。
だから子供たちももっと頑張ろうとするのだろう・・そう思いました。
1年生凧上げ
ほどよい風が吹いてくる日だったので、
多くの凧が気持ちよさそうにしていました。
【せせらぎ】吃音理解授業を行いました。
今日は、1学級に向けてせせらぎの理解授業を行いました。
南平小学校のほとんどの児童は、普段せせらぎの教室まで来ることはありませんが
「せせらぎって聞いたことある!」「見たことある先生だ!」と興味をもって
最後まで静かに話を聞いていました。
まず、せせらぎとはどんな場所かを知ってもらうために、写真を映しながら説明しました。
一人一人に合わせていろんな勉強をしている教室だということが伝わったと思います。
その次に、吃音とはどんなことかを勉強しました。
教員が吃音の人の話し方の例を見せた後、「でもわざとやっているわけじゃないんだよ。」と話すと、「話し方を真似されたら傷つく。」「(もしからかわれたら)かなしい。」といった声が聞かれました。
最後に、「吃音の人の真似をしたり、からかったりしないでください。そして、話し終わるまで待ってあげてください。」という先生のお願いを真剣に聞いていました。
少しの時間でしたが、充実した学習ができました。
校内書初め展高学年
6年生『夢の実現』
校内書初め展中学年
4年生『元気な子』
校内書初め展 低学年
校内書初め展を開催しました。
雰囲気だけでもお伝えできたらと思います。
1年生 硬筆と半紙で作ったお花飾りです。
2年生 硬筆とお正月の塗り絵です。
☆令和2年度 ひのっ子作品展中止のお知らせ(1月14日更新分)
これまで児童の活躍の機会を大切にしたいという思いでひのっ子作品展の実施に向けて検討を重ねてきましたが、緊急事態宣言が発令されたことを踏まえて、作品展の中止を決定しました。
今回の中止によりイオンホールへの出展や鑑賞はできなくなりますが、校内において出展予定であった児童の励みとなるような取り組みを考えてまいります。ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。(1月14日更新)
ごみゼロ大作戦応募ポスター
2階職員室の廊下にごみゼロ大作戦のポスターが掲示してあります。
『物は最後まで大事に使おう』『マイバッグを持ち歩こう』『ゴミを減らそう』
『いりませんからはじめよう』のメッセージをはじめ、
リサイクルや分別について10の作品にそれぞれのメッセージが込められています。
一人一人が心がけてゴミを減らすことから始めてみましょう。
なわとび月間
なわとび月間が始まりました。
今週は短なわ月間になります。
調整力と持久力をつけて体力を向上を目指してほしいです。
中休み後半にリズムなわとびの曲『ポップコーン』に合わせてなわとびをします。
オレンジ色のゼッケンを着けた体育委員会の児童が1年生にお手本を示しました。
ここでも高学年の児童がかつやくしています。
3年生席書会
日本古来の正月行事である書初め席書会を体育館で行いました。
南平小学校では3年生から6年生まで体育館で席書会をします。
お手本を見て何度も練習し、納得が行くまで真剣に書くことに集中していました。
完成した作品は校内書写展として校内に掲示し、
子供同士で鑑賞できるように準備をする予定です。
3学期が始まりました。
3学期が始まりました。
始業式は放送で行いました。
【校長講話抜粋】
3学期が始まりました。
冬休み中に大きな事故がなく、本日皆さんが元気に遊ぶ姿に安心しました。
今の生活が当たり前ではなく、多くの人達が支えられていることを忘れず
一人一人が健康に気を付けて生活していきましょう。
中国から伝わった十二支ですが、それぞれに意味があります。
丑には「草の芽が種の中で力をためている様子」という意味があるそうです。
また、動物の牛は農作業を支える力になり、まじめによく働くため、
縁起の良い生き物と言われています。
3学期は約50日です。一歩一歩力をためながら
一日一日の積み重ねを大切に、そして、春に美しい花が咲くように
準備をしてほしいと思います。
始業式では4年生代表の3人が
3学期に頑張りたいことを放送で発表しました。
「放送はとても緊張した」と言っていましたが、
これまでの振り返りと今年の抱負を堂々と述べていたと思います。
来年度は高学年の仲間入りです。
4年生の子供たちもじっくり力を蓄えてきている、そんなことを感じました。
3学期が始まります
本校の教育活動は、これまでの感染症対策を継続しながら
予定通り実施いたします。
変更等がある場合は、学校だより・学校webページ等でお知らせします。
【1月8日(金)始業式 通常通りの登校です。】
展覧会コンシェルジュ
(29日:児童鑑賞 30日:保護者鑑賞)
新型コロナ感染症対策を講じながら実施に向けた準備をしています。
展覧会に向けて行う準備の一つに「展覧会コンシェルジュ」の活動があります。
これは、6年生の児童が、来場された方に対して
作品紹介・作品が完成するまでの過程等を
本人に代わって説明するという取り組みです。
他者の作品を紹介するためには、念入りな情報収集が欠かせません。
この日6年生の児童たちは、低学年の先生の所にインタビューをしに行きました。
インタビュー内容
「子供たちに制作で気をつけること、注意することはどう伝えましたか」
「苦労した点は何ですか」
「どのような工夫をされましたか」
「どのように作られていますか」
「制作中の子供たちの様子を教えてください。」
「テーマはありますか」
見ただけでは分からない、作品に込められたエピソードを
しっかり書き留めていました。
低学年の児童にとってははじめての展覧会となります。
それぞれ自由に表現した作品は、どれも唯一無二の力作になることでしょう。
予想以上の反響があったそうです。
作品を完成させて終わりとするのなく、
運動会と同じように展覧会でも6年生を活躍させたいと思っていました。
そんな中で生まれた展覧会コンシェルジュの取組。
どんな活躍が見られるか楽しみです。
校長先生ごめんなさい
【ある日の校長講話を紹介します】
今日は先週あったとてもうれしい出来事についてお話をします。
私が朝、挨拶運動をするために校門に向かって歩いていた時のことです。
一人の男の子が私に近づいてきました。
私は朝、多くの子供たちとじゃんけんをしていますから、
「この子も私とじゃんけんをするために近づいてきたのかな」と思いました。
でも違いました。
この子は私の目の前に立つと同時に「校長先生 ごめんなさい」と言い出したのです。
「どうしてあやまるのかな?」と聞くと、その子は
「入っちゃいけない所に入ってしまいました。ごめんなさい」というのです。
私はさらに「入っちゃいけないって分かっていたのに、
なぜ入ってしまったのかな?」と聞くと、
「お友達が入っていたから、ぼくもつい入っちゃったんです」
と言いながらポロリと涙をこぼしました。
校長先生ね、この子のことを叱るなんてできないなあって思いました。
確かに、この子は、南平小学校の約束を守れませんでした。
普通なら叱られるところでしょう。
でも、校長先生は叱れなかった。
叱ることよりももっと大切なことがあると思ったからです。
さあ、なんだと思いますか。少し考えてみてください。
正解は「この子をほめること」です。
いけないことをしたのにほめるっておかしいって思ったでしょうか。
でもね。この子は、自分がやったことを自分で反省し、
自分からごめんなさいと素直に言えたのです。
こんな立派なことができる子を、校長先生は叱れないと思ったのです。
むしろほめてあげたいって思ったのです。
誰にでも失敗はあります。でも、失敗をしたあとが大事なのです。
この子は失敗をした後、逃げませんでした。
嘘をついてごまかしませんでした。
自分が悪いと認め、そして自分から謝りました。
大人でも逃げたくなることがあります。言い訳したくなることがあります。
ごまかそうと思ってしまうことがあります。校長先生だって同じです。
でもこの子はしなかった。
入ってはいけないところに入ったのは困るけど、
その後の行動が素晴らしいのです。
だからほめてあげたいと思いました。
私は思わず「えらい。素敵な心が育っているね」と叫んでしまいました。
心は、頭や体と同じで育てるものです。
この子はきっと素敵な心をもった大人に育つだろうなとうれしくなりました。
そして、南平小学校のあちこちにかくれている、
さらにたくさんの素敵な心を見付けたいなと思いました。
一人の男の子の素敵な心に癒されたというお話、これでおわります。
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本校が大切にしていることの一部分をお伝えできたらうれしいです。
2年生松ぼっくりツリー作り
主に1~3年生の児童が地域の自然を生かした学習に取り組んでいます。
この日は、松ぼっくり、どんぐり、木の実など
たくさんの種類から好きな物を選び
松ぼっくりツリーを作りました。
ツリーという既成概念にとらわれることなく、
子供の感性が光った素敵なツリーができました。
どんぐりクラブの皆様、いつもありがとうございます。
1年生授業風景
12月に入り、低学年の体育授業ではなわとびをしています。
この日は長縄とびにも挑戦しました。
はじめは入ることが難しく、戸惑う様子も見られましたが
先生がタイミングを教えることで、だんだんと掴めるようになりました。
練習を重ねるごとに、連続で飛べる回数が増えていきます。
それが更なる子供たちのやる気につながっていきます。
音楽の授業です。
この日はかえるの合唱を元気な声で歌いました。
今年はコロナ禍の影響もあって、今までのような歌の学習ができません。
それでも音楽の先生が、工夫をこらして授業づくりをしています。