日誌

2023年2月の記事一覧

高幡不動尊見学

高幡山明王院金剛寺は、関東三大不動の一つに挙げられ、高幡不動尊として親しまれている名刹です。

3年生は、社会科で日野市のことを調べ、3学期は特に昔の生活について学んでいます。

開山が今から1,000年以上前という、歴史のある高幡不動尊が本校の学区域にあるのは、大きな特色でもあります。

3年生は「高幡不動尊博士になろう」とめあてを立て、社会科見学に出かけました。

五重塔が子供たちを迎えます。

土方歳三の菩提寺でもある高幡不動尊。立派な銅像の前で説明を聞きます。

奥殿(寺宝殿)の見学です。

中には、重要文化財や土方歳三をはじめ新選組に関する貴重な資料等が展示されています。

大日堂の見学です。

内部には「鳴り龍」があります。

手を叩くと反響した音が聞こえます。

内部は写真撮影できないところも多く、詳しくご紹介できないのですが、子供たちは、目で見て、メモなどをとってきましたので、学校に戻ってしっかりまとめるはずです。

学習を通して、地域を大切にする意識を高めてほしいと思います。

貴重な資料等を公開してくださった関係者の皆様に御礼申し上げます。【校長】

全校朝会 ~ユニセフ募金へのご協力~

本日(2月21日)の朝の時間、オンラインで全校朝会を開催しました。

 

斉藤校長から、トルコやシリアで発生した地震の被害状況についての話がありました。

現在交流を行っている山都町立潤徳小学校付近で2016年に発生した「熊本地震」や2011年に発生した「東日本大震災」やについての話もありました。

 

トルコやシリアの地震に関係する動画を、全校児童で視聴しました。

 地震、戦争、気候変動など様々な要因で生活に困っている子供たちがおり、支援の必要性について話をすることで、代表委員の話につなげました。

 

続いて、代表委員会の児童からは、「ユニセフ募金」の開催と協力依頼についての話がありました。

 

 

潤徳小での「ユニセフ募金」は、次の要領で実施いたします。

日程:2月27日(月)・28日(火)

場所:西玄関及び東玄関前

時間:8時10分~8時20分

 

 

「持久走月間」最終日

本日は、学校公開の2日目。

穏やかで暖かい「学校公開日和」となりました。

多くの保護者等の皆様にご来校いただき、大変うれしく感じております。

どうも、ありがとうございました。

 

さて、学校公開日であっても、日常的な取組は継続して行われます。

これまで、体力向上の一環として取り組んできた「持久走月間」が今日で最終日となりました。

私自身も強い決意で臨んできた「持久走月間」。(詳しくは、こちら

最終日も、ジャージに着替え、校庭に向かいます。

2年生と一緒にスタートラインに立ち、子供たちと一緒に意味なく最終日の雄叫びを上げる校長。

毎回のことながら、スタートした瞬間に子供たちに置いていかれるのですが、もう慣れてしまい、マイペースを貫き続けます。

ところが、今日は学校公開。

通常の授業は人数制限ありの公開になっていますが、持久走の練習の様子はフリーでご覧いただけるようにしたため、予想以上に多くの保護者等の方が校庭の周りを囲む状況に。

トロトロ走る校長の様子を見て、複数の保護者等の方から「校長先生、頑張って!」と声をかけられる始末。

恥ずかしいのなんのって・・・。

子供たちは、期間中よく頑張り、「100周を超えたよ!」などと言っている子もたくさんいました。

強化月間としては終了しますが、今後も、外に出て運動することは続けてほしいと思います。

 

私も、出張等の日を除き、毎回、子供たちと一緒に走ることを続けてきました。

しかし、取組を終え、1つ分かったことがあります。

朝、起きて、今日は頑張ろう→一生懸命走る→おなかが空く→本校の給食はおいしい→おかわりの誘惑に負ける→帰宅後、反省する→朝、起きて、今日は頑張ろう→・・・

この無限ループを繰り返していることに気付きました。

結局、ダイエットの効果は?

ご想像にお任せします。。。【校長】

学校公開2日目・道徳授業地区公開講座

昨日(2月17日)は、平日にも関わらず多くの皆様に学校公開にお越しいただき、誠にありがとうございます。

 

さて、学校公開2日目を迎えました。

本日(2月18日)の学校公開は、道徳授業地区公開講座を兼ねて実施いたします。

1~3校時に、「自他ともに大切にする児童の育成」をテーマに、各学級で道徳の授業を実施いたします。

4校時(11:15~12:00)は、体育館にて保護者の皆様と意見交換会を行います。4校時に開催する意見交換会は、1~3校時の割り当てに関係なく参加することができますので、体育館にお越しいただければ幸いです。

なお、4校時の各学級の参観はご遠慮いただいています。

 

ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

 

バリアフリーについて考えよう

本日は、学校公開1日目。

平日にも関わらず、多くの保護者等の皆様にご来校いただき、感謝申し上げます。

 

さて、障害や福祉に関することを総合的な学習の時間を中心に学習してきた4年生。

これまでの学習のまとめとして、関心のあるテーマでグループを組み、学年内で発表し合うことになりました。

学年末が近付いてきた4年生。

5年生への進級を見据え、学級の枠を超え、テーマごとにグループを組みます。

テーマは、「盲導犬」、「手話」、「パラリンピック」・・・など、細かく分かれています。

校長「どうやってグループが決まったの?」

4年生A「自分の調べたいテーマを第1〜第3希望まで決めて、それを基に先生たちが学級がバラバラになるようにグループにしています。」

校長「いきなり、他の学級の子と一緒になって、作業が難しくないの?」

4年生B「大丈夫。低学年のときに一緒の子もいるし、だいたい学年のことは分かるから。」

教室だけでなく、廊下まで使って発表準備をする子供たち。

作業の早いグループは、リハーサルを動画にとって、確認をしています。

グループで進行状況を確認しながら、3/7の発表本番まで準備が続きます。

 

「スーパー5年生」を目指す4年生たち。

学級だけでなく、学年で同じ目標に向かって取り組むことで、高学年としての基礎が培われることでしょう。

ただ、今日は学校公開日。

ご来校いただいた保護者等の方の中には、我が子がどこに行ったか分からず、かなり探されたうえ、ようやく廊下などで作業しているところを見付けた方もいらっしゃったようです。

分かりづらく、ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。【校長】

学校公開

本日(2月17日)と明日の2日間、本校在学児童の保護者を対象とした学校公開を開催いたします。

保護者の皆様には、1月26日付で担任より「学校公開参観に関するお知らせ」を紙で配布させていただきました。

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じての公開ということで、各家庭1名のみで1日1回、計2回ご参観いただけるように計画をさせていただきました。ご参観できる日程は、各学級で割り振りをさせていただき、1月26日付の文書にてお知らせいたしました。一枠約10名の参観となっています。ご確認いただきますようお願いいたします。

 

なお、中休みに実施している「体力向上月間(持久走)」は、割り当てに関係なく校庭から参観することができます。本日(2月17日)は1・3・5年生、明日(2月18日)は2・4・6年生が持久走に取り組みます。

 

ご理解とご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。

マイラケットで腕を磨く

校庭で楽しそうな歓声が聞こえるので行ってみました。

5年生の体育のようです。遠くから見ると、羽子板のようなことをしています。

校長「何しているの?」

5年生たち「『ダンテニ』です。」

よくよく聞いてみると、「段ボールテニス」に取り組んでいるとのこと。

自分たちで、ダンボールを使って手作りラケットを作成し、「テニスもどき」のゲームをするのです。

面白いところは、子供たちがそれぞれがバラバラなラケットをつくること。

ラケットが大きい子も、小さい子も、持ち手(グリップ)がある子もない子も・・・

とにかく、独創的なものばかりです。

腕に「装着」するラケットにしている子も多くいます。

一見するとまるでロボットの腕のようです。

正式なテニスのルールではラケットの大きさは決まっています。

ただし、卓球(テーブルテニス)では、ラケットの大きさは決まっていないので、自由に作ることもありと言えそうです。

いつものとおり、我慢できなくなったので、子供たちに混ぜてもらいました。

先日引退された国枝選手の華麗なプレーをイメージしましたが、雪の影響の残る少し荒れた校庭のコンディションということもあり、1球目は見事空振り。

2球目からは、何回かつなげることができるようになりました。

大きいけど重いラケットでミート率を上げるか、小さく軽いラケットでスピードを重視するか・・・。

子供たちの試行錯誤がしばらく続きそうです。【校長】

謎の泡はどこから?

理科室に行くと、4年生が実験の準備をしていました。

黒板には、「すがたを変える水」と書いてあります。

氷・水・水蒸気の「三態」を学習しているようです。

ビーカーに水を入れ、ガスコンロで温めます。

温度が高くなってくると、泡が出てくるので、その泡を袋に集めて、正体を探るという実験です。

温まる様子をじっと観察している子供たち。

4年生A「あ、泡が出てきた!」

ビーカーの底の方に小さい泡が出はじめます。

ここは、子供たちに考えさせるチャンスです。

校長「何で、水の中から泡が出てくるの?ビーカーの外から空気がガラスを通り抜けて、泡になるのかなぁ?」

4年生B「さすがに、ガラスは通り抜けないんじゃないかな。水の中の空気が泡になるのかも。」

校長「じゃあ、プールに入ったときは、泡を吸えば、息継ぎしなくてもいいね。」

4年生C「水の中に『あわあわ星人』がいて、熱くなって出てくるのかも。」

校長「きっと、そうだよ!地球を侵略しようとしているのかもしれない!」

4年生D「そうだ、そうだ!」

校長「ただし、理科のテストで『あわあわ星人』って答えを書いても、どうなるかは知らないよ(笑)」

他愛もない会話を楽しんでいる間に、泡はどんどん大きく、激しく出てくるようになり、かぶせていた袋が膨らみはじめます。

しかし、膨らんだ袋の内側には、水滴もつきはじめます。気体となった水蒸気が冷やされ、水の形態に戻るのです。

校長「誰?袋の中を濡らしたのは?ちゃんと乾いた袋を使わないと!」

4年生E「私じゃありません!でも、どうして濡れてるんだろう・・・?」

謎を解くことが理科の楽しさにつながります。【校長】

初めての研究授業

昨年の11月から本校で1年間の特別教育実習を行っている大学3年生の「東京教師養成塾生」が、本日の2校時、2年1組にて、初めての研究授業を行いました。

内容は、これまで、2年2組、3組でも事前授業を行ってきた、算数の「図を使って考えよう」です。

多くの子が苦手意識をもっている文章問題。

2年生では、具体物から、だんだんと抽象的に考えられるように「テープ図」を扱います。

数量の関係を図に表すことにより、2年生の段階では、「たし算なのか、ひき算なのか」を考えやすくします。

塾生の授業であっても、本校の授業の基本は学習者用端末の効果的な活用です。

2年生は、この1年間で日常的に使えるようになってきているので、端末で「テープ図」を基に考え、自分の考え方を書き入れていきます。

互いの考えを交流しながら、「テープ図」を使って考えるよさについて学んでいきました。

授業終了後は、塾生の大学の教授の先生、東京都教職員研修センターの教授や指導主事の先生方と一緒に協議会を行い、様々な角度からご指導をいただきました。

実習は、これからも続き、何回も研究授業を行っていくことになります。

一つ一つ吸収しながら成長していってほしいと思います。【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション〜専科等教員交流編〜

山都町立潤徳小学校との児童同士の交流が進みつつありますが、本校の専科等の教員は、担任ではないため、直接、山都・潤徳小の児童とかかわることが少なくなりがちです。

そこで、今朝は、交流の特別版として、本校の専科等の教員と山都・潤徳小の全校児童との交流会を行いました。

参加した教員は、音楽、家庭科、図工、算数少人数担当、養護教諭です。

都合で参加できなかった外国語専科は録画したビデオで参加。

先日降った、雪の様子を英語でリポートです。

今回の交流のメインは、「ダウトゲーム」。

それぞれの専科が、自分の得意分野をアピールしますが、そのうちの2人が自分の専門外を紹介するので、それを見破るというものです。

 本校の児童や保護者の方はお分かりかと思いますが、音楽と家庭科の専科教員が専門外の紹介をしています。

特に家庭科の教員は「ねこふんじゃった」のピアノ生演奏を披露しましたが、めったに見ることのない、貴重なワンショットになりました。

正解発表です。たぶん、山都・潤徳小の子は、家庭科の作品も「ねこふんじゃった」も上手だと思っていて、見分けがつかなかったのでは・・・?

音楽専科は、あらためて、ピアノで、本校の校歌の一部を演奏です。

家庭科専科も作品紹介です。

このあとは、山都・潤徳小の子供たちからの質問タイムです。

その様子は、山都・潤徳小のホームページに詳しく紹介されているので、「働き方改革モード」で、そちらをご覧ください。(その①その②

質問タイムで回答している本校の教員を見ながら、熊本と東京の教員配置の違いに気付かされます。

山都・潤徳小が小規模校なことはありますが、そもそも、他県では、専科教員の配置がないか、あっても、少ないことがほとんどです。

東京の子供たちが、専科教員から専門的な授業を受けることができるのは、大きなメリットです。

特に、規模の大きい本校には、東京でもそれほど多くない、「外国語専科」の配置があります。

山都・潤徳小の子供たちもイメージできていなかったと思いますが、外国語専科に加えて、ALTも配置され、英語の学習がとても手厚いことが本校の特色でもあります。

それにしても、いつもながら最初から最後まで体育座りでお行儀よく話を聞き続ける山都・潤徳小の子供たちの態度には感心させられます。

とてもよい子たちと交流できて、うれしい限りです。【校長】