文字
背景
行間
2024年3月の記事一覧
東西潤徳小学校コラボレーション〜グランドフィナーレ 教職員お別れ会編〜
今日は、教職員の今年度最後の出勤日です。
閉校ギリギリまで片付けなどの作業に追われている山都町立潤徳小学校ですが(詳しくは、こちら)、作業等の合間に少し時間をつくっていただいて、両校の教職員同士による最後の「東西コラボ」を実施しました。
校長の私も、「山都潤徳Tシャツ」を着て、正装で臨みます。
片付け等でお忙しい中、山都・潤徳小の多くの教職員の皆様にもお集まりいただきました。
本校教職員から、東西コラボの思い出などを一人ずつ伝えました。
山都・潤徳小の教職員の皆様からも一人ずつお別れのあいさつをいただきました。
両校の教職員が本当に仲良くなったことを実感します。
同時に、淋しさもこみ上げます。
最後は、池部校長先生から、恒例の「こ・ん・に・ち・は~」をいただきました。
両校の教職員も元気に応えます。
山都・潤徳小からいただいた、閉校ののぼりや「友情の旗」などをこれからも大切にし、両校の絆を歴史に残していきます。
山都町立潤徳小学校の関係者の皆様のこれからのご活躍を祈念するとともに、「潤徳小」の名を引き継ぐ本校の教育活動の一層の充実を誓っていまいります。
本日をもちまして、一昨年11月から行ってきました「東西潤徳小学校コラボレーション」(詳しくは、こちら)を終了いたします。
また、開校150周年という記念すべき年度を無事に終えることができました。
皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
校庭の桜もようやく咲きはじめ、4/8の令和6年度始業式・入学式は、満開の桜の下で迎えることができそうです!【校長】
(山都側の「教職員お別れ会」の様子は、こちら)
日野市市制60周年 開校150周年記念卒業式挙行
本日(3月25日)の9時から、本校の体育館で「日野市市制60周年 開校150周年記念卒業式」を執り行いました。
緊張しながら入場してくる卒業生。
卒業への決意が伝わってきます。
卒業証書授与の様子です。
卒業生は、きちんとした態度で証書を受け取っていました。
校長式辞では、日々の「小さな幸せ」を感じることが「宇宙一の幸せ」に結び付くとの趣旨の話がありました。
卒業生による門出の歌は、6年生の年間を通じたテーマである「宇宙一」という言葉に相応しいものでした。
退場していく卒業生。
あふれる涙をこらえきれない姿も見られます。
今日は、あいにくの雨。
門送りは校庭で行えず、体育館内となりましたが、いつもまでも会場内で写真を撮り合うなど名残り惜しそうな卒業生たちでした。
卒業式後、6年生の教室を見回ると、担任による温かいメッセージが教室の黒板に残されていました。
卒業生の皆さん。潤徳小学校で学んだ誇りを胸に、それぞれの新しい生活に進んでほしいと思います。卒業生の活躍を心より祈念いたします。
あとは、卒業式を残すのみ!
今日は、1年生から6年生が登校する最後の日です。
修了式が終わった後の様子を少しお伝えします。
色画用紙を一生懸命切っている1年生たち。
校長「何してるの?」
1年生A「来年の1年生のために、教室の飾りを作ってるの。」
校長「そうだよね~、1年前、教室が飾られていたこと、覚えてる?」
1年生B「うーん、忘れちゃったなぁ。」
でも、一生懸命、準備を進めている1年生たちです。
国語で「お話のさくしゃになろう」の学習を進めてきた2年生。
端末を使って「デジタル絵本」を作った子も多く、最後にデータを共有して、読み合っていました。
2年生の技能も飛躍的に向上しました。
総合的な学習の時間に「バリアフリーについて考えよう」の学習を進めてきた4年生。
今日は、隣の学級に行って、調べたことを発表していました。
ちょっと緊張する中で発表することにより、プレゼンテーション力も向上します。
通知表を担任から受け取る5年生。
いよいよ小学校生活もあと1年。
今年度よかったところを伸ばすのも、課題を改善するのも、残された期間は1年間しかありません。
担任からの評価をしっかりと聞いています。
6年生は、ギリギリまで卒業式練習です。
よりレベルの高い卒業式を目指し、妥協のない練習を行います。
3/25は、最高の門出の日になることでしょう。
3年生では、3学期の後半から、担任が産休に入った学級があります。
他の学級は、最後の日を担任と迎えていますが、この学級はちょっと寂しい思いをしていると考えた校長、超サプライズで、「さようなら」をする直前に、産休中の担任とオンラインで結んでみました。
突然、モニターに担任が映り、びっくりした子供たち。
思わず、モニターの前に駆け寄っていきます。
「東西潤徳小学校コラボレーション」で蓄積してきたオンラインのノウハウがこうした場面でも生かされます。
うれしそうな子供たちの様子を見て、技術の進歩は「笑顔招福」にも結び付くと感じました。
「校長先生、またね~!」
と手を振って帰っていく1年生たち。
次に登校するときは2年生。
黄色い帽子の姿を見るのも見納めになりそうです。
1年生から5年生の保護者等の皆様、今年度も大変お世話になりました。
そして、6年生の保護者等の皆様、一緒に「宇宙一」の卒業式を見届けましょう。【校長】
日野市市制60周年 開校150周年記念修了式
本日(3月22日)の朝、オンラインで「日野市市制60周年 開校150周年記念修了式」を開催しました。
まず、学年の代表児童に修了証を授与しました。
次に、校長先生のお話です。日野市市制60周年、そして開校150周年の記念すべき1年の本校のあゆみを画像と動画で振り返りました。
そして、1年生の学級代表児童によるスピーチです。1年間取り組んだことや成長したことなどを堂々と話しました。
最後は、校歌斉唱です。
修了式の後、生活指導部の先生から「春休みの過ごし方」について、情報主任の先生から「Chromebookの使い方」についてお話がありました。
また、19日の朝実施した「お別れの会」に参加できなかった今年度で学校を去られる先生方から、児童に挨拶をいただきました。
皆さんにとって、笑顔招福な春休みとなりますよう祈念しています。
1年間、本校の教育活動に温かいご支援とご協力を賜りました全ての皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
本当に、ありがとうございました。
東西潤徳小学校コラボレーション〜「お別れの会」編〜
今日は、本校も山都町立潤徳小学校も修了式の日です。
両校の子供たち同士が交流できるのも最後の日になります。
そこで、修了式の前にオンラインによる「お別れの会」を開きました。
昨日、6年生が卒業した、山都・潤徳小。在校生は1年生から4年生だけとなりました。
そこで、「お別れの会」は、本校の6年生の代表委員が最後の仕事として、自らすすんで司会をしてくれました。
代表委員A「これから、日野市立潤徳小学校と山都町立潤徳小学校の『お別れの会』を始めます。」
代表委員B「まず、日野市立潤徳小学校の代表児童のあいさつをお願いします。」
本校代表は、集会委員会の委員長、副委員長の6年生の2名です。
集会委員たちは、両校合同の全校児童集会を開催するため、何回もオンライン会議を重ねてきました。(詳しくは、こちら①、こちら②、こちら③、こちら④、こちら⑤)
間違いなく、一番、山都・潤徳小と交流した子たちですので、代表児童として話をすることを依頼したところ、二つ返事で引き受けてくれました。
山都側からは、「友情の旗」が映ったことで、子供たちや教職員の方々から「あ、旗だ!」とか、「おぉ~!」といったどよめきが上がっているのが聞こえます。
スピーチ内容は、集会委員が自分たちだけで考えたものです。大変素晴らしいので、全文ご紹介します。
集会委員A「おはようございます。集会委員会委員長の○○です。私が印象に残っているのは、東西潤徳小コラボの集会です。特に忘れられないのは、ビンゴ大会です。同点になったことは運命だなと感じました。それと、校長室でリモートの打合せをしたことです。この1年間、たくさんの交流ができて、とても楽しかったです。山都町立潤徳小学校のみなさん、本当にありがとうございました。」
集会委員B「そして、潤徳の名は永遠に不滅です!山都・潤徳小のみなさんの思いは、私たちが永遠に引き継いでいきます!」(「友情の旗」を大きく振る)
集会委員A「山都町立潤徳小学校で過ごした日々を忘れずに、矢部小学校でも頑張ってください!」
山都側から拍手が聞こえます。
続いて、山都・潤徳小からの代表児童のあいさつがありました。
本校4年生の児童と一緒に算数の授業をしたこと(詳しくは、こちら)、私と本校教員3名が山都・潤徳小の閉校記念式典に参加し、一緒に給食を食べて交流したこと(詳しくは、こちら)などの思い出が語られました。やはり、直接交流の印象が強いようです。
ここで、再び、代表委員が登場。
代表委員A「ここで、『お別れの会』は終わり・・・ですが、最後と言えば、やっぱり『アレ』ですよねぇ!」
代表委員AB「池部校長先生、お願いしま~す!」
百戦錬磨の代表委員たち、最後まで、アドリブの進行が冴えわたります。
この1年半弱の間に、池部校長先生と何百回も繰り返されてきた「こ・ん・に・ち・は~!」のあいさつ。
「さようなら」ではなく、やはり、「こ・ん・に・ち・は~!」が両校の締めにはふさわしいのです。
本校の全学級、そして、山都・潤徳小から、池部校長先生の発声に合わせ、渾身の「こ・ん・に・ち・は~!」が聞こえてきます。
そして、山都・潤徳小が退室するまで、大きく手を振り続けました。
日本全国、修了式を迎えている学校は多くあると思いますが、こうした「お別れの会」をしているのは、両潤徳小だけでしょう。
最初は、「日本唯一、最先端の取組」を目指し、意気込んで取り組みました。
確かにそのとおりなのですが、こうして、最後を迎えると、残った印象は「日常化」ということでした。
子供たちにとって、両校がつながることは当たり前で、もう、普段の出来事になりました。
「日本唯一、最先端の取組」なのですが、いつもどおりの取組。
このコラボの最大の成果は、こういうことなのでしょう。
潤徳の名を引き継ぐことも、日野・潤徳小の子供たちにとっては当然のこと。
両校の絆は、ずっと子供たちの心に残り続けることでしょう。
山都・潤徳小の皆様、今まで、本当にありがとうございました。【校長】
(山都側から見た、最後のお別れの様子は、こちら)
(2016年4月から2018年3月まで)