日誌

2022年5月の記事一覧

幼保小連携教育推進委員会開催

昨日(5月26日)、潤徳小と連携して様々な活動を行っている「子どもの森あさかわ保育園」「日野市立あらい保育園」「たかはた北保育園」「むこうじま保育園」の4園の皆様と日野市校長会の役員の皆様をお迎えして、「幼保小連携教育推進委員会」を開催いたしました。

 

ご来校された皆様には、1年生(4学級)の授業を参観していただきました。ご参観いただいたのは、国語「ぶんをつくろう」の学習です。授業は、「だるまさんの一日ゲーム」をすることから始まりました。「だるまさんがわらう。」「だるまさんがたつ。」「だるまさんがスキップする。」などいう言葉に合わせて、子供たちは体を動かします。動作化を伴う楽しいゲームです。

学習への意欲を高めたところで、本時の課題「~がー。」の文作りに取り組みます。ゲームのときとは、教室の空気が一変。教室は静寂に包まれました。

 子供たちは、作った文を発表しました。聞いている子供たちは、友達が考えた文を基に、「だるまさんの一日ゲーム」を行いました。

授業の終末には、絵本の読み聞かせがありました。子供たちは、お話に出てきた人や物で、「~がー。」の文を作り、発表をしました。

 

また、国語の公開授業の後には、1年生の教室で協議会を行いました。

 小学校に入学した子供が、新しい学校生活に円滑に移行していくための「スタートカリキュラム」について、意見交換を行いました。教育の連続性は、子供たちにとって効果的な教育効果を生み出します。今後も、近隣の保育園と連携を図り、子供たちの「笑顔」のために、よりよい教育活動を推進してまいります。

 

ご参会いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 

はじめての毛筆

3年生の教室の前を通ると、子供たちがいつになく、緊張した表情になっています。

中に入ってみると、毛筆の授業のようです。

今日は、初めて、筆に墨をつけて字を書くとのこと。(前回の授業では、道具の準備、片付けのみを学習しています。)

真新しい半紙を前にして、緊張している子供たち。

しかし、毛筆に臨む際は、こうした緊張感をもつのは大事なことです。

太筆に墨をつけ、ゆっくりと半紙に線を書いていきます。

筆の使い方により、鉛筆とは違い、太さを変えられることなどを学んでいました。

日本の伝統文化にも触れる学習になります。

しっかりと取り組んでほしいと思います。【校長】

児童集会

朝の時間、オンラインで「児童集会」が開催されました。

 

今日の集会は、静止画と動画の間違い探しでした。5・6年生の「集会委員会」の子供たちは、この日のために、5月中旬から休み時間を使って毎日準備を進めてくれました。

 

今日の遊びのルール説明の様子です。教室では、子供たちが興味深そうにモニターを見つめていました。

 

 

第1問は、静止画による間違い探しです。2枚の写真を見比べて、違うところを探します。

思わずクスっと「笑顔」になる問題場面でした。

 

 

第2問は、動画による間違い探しです。2つの映像を見比べて、違うところを探します。

こちらの動画もユニークな仕上がりで、教室の子供たちは大盛り上がり。

 

 

これら2問の場面設定は、集会委員会の子供たちが話し合いで決めました。「一堂に会して遊ぶ」という従来型の児童集会の開催が難しい中、各教室で今まで以上に楽しめるように工夫してくれたことが伝わってきます。

 

コロナ禍においてでも「密にならない児童集会が開催できないか」と集会委員会の担当教員と子供たちが対話を繰り返し、実現したこの企画。「できない」ではなく、「できるためにはどうするか」の思考で取り組んできました。

 

集会委員会のみなさん、今日にいたるまで撮影などの準備を進めてくれて本当にありがとう!

児童集会の終わりには、各教室から大きな拍手が聞こえてきました!

次回も期待しています!!

 

先生も学び合う【研究推進委員会より】

本日は第2回の校内研究会を行いました。

 

潤徳小学校では、

「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」

~Chromebookの効果的な活用法の研究~

を研究テーマに、授業改善を行っています。

 

はじめに学校長から、

「2050年、今の子供たちが大人になった時にどんな力が必要なのか、それを見据えて研究を進めていただきたい。」

との話がありました。

 

 

次に、研究推進委員長を中心に、今年度の研究の進め方を確認しました。

 

「今年度の研究は、まず根本である研究主題をどのように捉えているのか、低学年・中学年・高学年・専科ブロックごとに考えていただきたいです。その上で、どのような手立てが有効なのか、どの単元でそれを実現するのか、具体的な話に移っていきます。授業研究をしていくとはどういうことなのか、授業者だけでなく、若手にも学んでもらいやすいよう、ブロックのメンバー全員で指導案を練っていきましょう。」

 

校内研究は、全国の学校で行われているものですが、指導案の作成や事前授業など、代表で授業をする教員への負担が大きいといわれています。そこで、今年度は負担が一部に集中しないよう、教職員が協力して授業の指導案を作っていけるように、校内研究の計画を見直しました。

 

子供たちへの【質の高い教育をみんなに】を実現しながら、同時に職員の持続可能な働き方を進めていけるようにしていきたいと思っています。

 

 

低学年ブロック 

中学年ブロック

 

高学年ブロックの様子(教職員の話し合いにも、Google Jamboardを活用しています)

専科ブロック

  

「主体的に考えを表現するって、どんな姿をいうんだろう」

「なぜ、それを大切にしたいんだろう」

「これからの子供たちに必要な力ってなんだろう」

「学び合うってどういうことだろう」

 

など、普段はなかなか話し合うことのない【教育の根本】的な話をすることができ、今までの自分の授業のあり方や、これからのあり方に思いを馳せることができました。

 

今年度より潤徳小に着任した初任者の教職員の

「学び合いって、こういうことをいうんですね」

という感慨深い表情に、研究推進委員会としては嬉しい思いでいっぱいになりました。

 

次回の校内研究は6月15日です。

八ヶ岳移動教室(5年)ライブ中継24

無事、学校に到着し、帰校式が行われました。

子供たちの成長のスピードは一定ではないと、私は考えています。

今回の移動教室のような、自分のもっているものを全て出さないと、高い目標を達成できないようなときに、大きく成長するものだと思います。

5年生は、コロナ禍の影響で、3年生、4年生のときに、校外に出て活動することがあまりできませんでした。

今回、自分たちの力で、移動教室を成功させた自信は、これから高学年としての生活を送っていくうえで、大変貴重なものになるでしょう。

この2日間で、大きく成長した子供たちを見て、大変うれしく感じています。

109名の5年生全員が、移動教室に参加できたことは、事前の健康管理を含め、保護者の皆様の献身的なご協力があったからこそだと思います。

この場を借りて、御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。【校長】