日誌

2024年9月の記事一覧

【JDTA】教育実習月間!

週が明けても、熱帯低気圧に変わった台風10号の影響が心配されましたが、今朝は、久し振りの青空が広がりました。

9月に入り、暦の上では秋になりましたが、今日も猛暑が予想されています。

しかし、空の高さは、少しずつ季節が進んできていることを感じさせます。

朝のパトロールをしながら学区内を回りましたが、浅川の水量がまだまだ多いことを除けば、危険箇所はなかったようです。

先週は、台風10号に振り回されましたが、今週は、穏やかな天気になってほしいものです。

さて、今週から、教員を目指している大学生1名の教育実習が始まりました。

本校では、東京教師養成塾の特別教育実習を行っている大学生が1名おり、来週からは、さらに1名の教育実習生、栄養士を目指す1名の大学生を受け入れる予定です。

そのため、9月は、校内に多くの実習生が活動することになります。

これまでも繰り返しお伝えしていますが、本校は、「令和6年度日野市教育委員会特色ある学校づくり支援事業」で、教職を志す多くの学生に本校で多様な経験を積んでもらい、夢と希望をもって、将来の教育を担ってもらうことを目的とした「Jyuntoku Dream Teacher’s Academy」(略称:JDTA)の取組を進めていますので、多くの実習生を迎えることは、この取組の充実につながることになります。

まずは、職員室にて職員向けの挨拶をすることから実習スタートです。

実習生は「3年生付」として、4週間の教育実習に臨みます。(給食、清掃などの所属は3-1になります。)

朝の時間に、3年生の各教室で挨拶をしました。

今回の実習生は、本校の「学力向上支援者」として、2年前から活動しています。

そのため、3年生は、1年生のときからよく関わっていますので、自然に実習生を受け入れています。

今日は天気はよいものの、暑さ指数(WBGT)の数値が高く、外遊びができません。

そのため、休み時間、実習生は教室内で3年生と仲良く過ごしています。

「学力向上支援者」として、児童のサポートをするのではなく、自分が授業をしていかなければならないので、子供たちとの関わり方も違ってきます。今日は、児童理解を進めるため、細かくメモをとりながら過ごしていました。

給食の時間には、全校向けにビデオ放送による挨拶を行いました。

同じく、先週から「4年生付」として特別教育実習を行っている東京教師養成塾生(詳しくは、こちら)とペアになり、撮影者を互いに交代して生中継を行いました。

これも、立派なICT機器活用に関する実習ということになります。

実習生が校内にいることは、教員にとっても刺激になるものです。

「教師になりたい」という意欲が高まる実習になってほしいと期待しています。【校長】

児童虐待はダメ!

今日の2時間目は、日野市子ども家庭支援センターの職員による、4年生を対象とした児童虐待に関する出前授業が行われました。

子ども家庭支援センター職員「『児童虐待』って言葉、聞いたことありますか?」

半分程度の子の手が挙がります。

報道等で目にすることも多くなり、認知度は上がっているようです。

最初に、子ども家庭支援センター職員自身が撮影、出演しているビデオを視聴します。

ゲームをしていて父親から叩かれる想定の場面が流れます。

一部の子供たちは「あるある」といった表情をしていますが、実際に暴力・暴言まで至ると児童虐待ということになります。

ビデオの後は、スライドで説明が続きます。

児童虐待には「身体的虐待」、「心理的虐待」、「ネグレクト(育児放棄)」、「性的虐待」があることを学びます。

日野市は、「身体的虐待」の割合が一番高いことが大きな特徴だということです。(他の自治体は「心理的虐待」の割合が高いそうです。)

子ども家庭支援センター職員「子供の前で夫婦喧嘩をすることも、心理的虐待になるんですよ。」

4年生A「うちだよ、うち!」

これまで静かだった子供たちがここでちょっとざわつきます・・・。

親などによる体罰の禁止を盛り込んだ改正児童虐待防止法と改正児童福祉法が2020年4月に施行されました。

「しつけ」と称した暴力を受けた末、命を落とす子が増えてきている現状を踏まえた法改正となります。

幼少期に虐待を受けた子は、自分が親になったとき、同じことを繰り返しやすいということもあります。

子供に対する暴力のない社会を実現していかなければなりません。

子供たちが困ったときに相談しやすいのは、学校の教職員ですが、子ども家庭支援センターをはじめ、児童相談所、警察など、相談できる場所が多くあるので、窓口の紹介がありました。

子供たち一人一人に相談窓口のカードが配られました。

学校でも、家庭でも、子供たちが悩みを抱えずに生活できる環境にしたいものです。

子ども家庭支援センター職員「最近、地域の方から『あのうちの夫婦喧嘩の声がうるさい』って通報を受けることが多くなっているんですよ。」

皆様、気を付けましょう。。。【校長】