日誌

2025年9月の記事一覧

【子供たちがつくる学校プロジェクト】展覧会実行委員会スタート!

本校では、10月に運動会、11月に展覧会が開催されます。

展覧会は、図工や家庭科の作品を体育館に展示する行事です。

作品は、個人のものですから、基本的には「子供たちがつくる学校プロジェクト」にはなじまない行事ですが、本校の大きな柱ですから、そこにはとことんこだわります。

そこで、昨日から、「展覧会実行委員会」が組織され、話し合いを開始しました。

子供たちが持参している資料や紙ファイルを見ると・・・

「展覧会実行委員会(たてわりリーダー)」

と書かれています。

そうです。展覧会実行委員として、各たて割り班のリーダーの6年生たちが集まっているのです。

展覧会とたて割り班に何の関係が?

リーダーたちは、昨日開催された第1回の会議で出された「宿題」について、たて割り班内で相談した内容を次々発表しています。

展覧会の案内は、まだ、保護者等の皆様にもお出ししていない段階なので、もどかしいですが、展覧会実行委員たちが何を話し合っているのかはお伝えできません。

ヒントは、黒板に書いてある内容なのですが。(それでも、全然分かりませんね・・・。すみません。)

展覧会まであと2か月以上あります。

もちろん、各個人で作る作品を仕上げることも大事なのですが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を絡めるためには、こうして、相当前から準備を進めていくことになります。

また、1つ進化していく今回の展覧会、ご期待ください!【校長】

「幸せ」って、何だろう?

4年生はこれから、総合的な学習の時間に「福祉」について調べ、考えを深めていきます。

今日は、日野市社会福祉協議会のお二人の方に講師としておいでいただき、これからの学習のオリエンテーションを行いました。

「福祉」という言葉を聞いたことがあっても、どんな意味なのか理解してる子は少ない4年生たち。

講師の先生が問いかけます。

「『福祉』って、どんなイメージかな?」

4年生A「障害のある人に支援をしていくこと。」

4年生B「みんなが幸せになれるよう援助していくこと。」

どうやら「幸せ」という言葉がキーワードになりそうです。

そこで、各自の作業として、ワークシートに「自分の幸せ」、「友達の幸せ」、「みんなの幸せ」ということを考えて書き入れていきます。

「自分の幸せ」は、自分のことですから、当然分かります。

おいしいものを食べること、家族と一緒に過ごすこと、友達と遊ぶこと・・・

しかし、「友達の幸せ」になると、必ず当たるとは限りません。

4年生C「Dさんの幸せは『友達とおしゃべりをすること』だと思います。」

4年生D「うん、当たってます!」

4年生E「Fさんの幸せは『ゲームをすること』だと思います。」

4年生F「え~、違うよ!」

「幸せ」の価値基準はそれぞれの人によって違うのです。

講師の先生「それじゃあ、『担任の先生の幸せ』について考えてみようか?」

4年生G「みんなと一緒にいるとき!」

4年生H「海を見ているとき!」

4年生I「彼女といるとき!」

当たっているかは、担任しか分かりません。(笑)

さらに「みんなの幸せ」になると、もっと難しくなります。

一人一人が考える「みんな」の範囲が違うからです。

4年生J「潤徳小のみんながイベントに取り組んでいるとき!」

4年生K「地球上のみんなが誕生日を迎えたとき!」

「幸せ」という概念が意外に難しいことに気付いていきます。

ある人にとって幸せなことが、別の人にとっては、幸せとは言えない場合もあります。

そのために、「平等」と「公正」の視点が必要なことを学びます。

総合的な学習の時間は、「教えてもらう」のではなく、自ら調べ、考えることで学びを深めることが大事です。

これからの福祉の学習を通して、4年生たちは様々な立場の方の「幸せ」を考えていくことになりそうです。【校長】

【潤ファミ】6年生家庭科ミシン学習支援

突然ですが、皆様のご家庭にミシンはおありでしょうか?

この問いに対して、昭和の時代なら、多くのご家庭が「ある」と回答されたでしょう。

しかし、令和の時代、「1家庭に1ミシン」という状況ではなくなりました。

子供たちにとっては、身近にミシンを見たり、作業したりする機会は大きく減っています。

ところが、家庭科ではミシンを使う学習があります。

指導する教員も、子供たちもミシンに触れることが少なくなっているので、学習が進めにくい単元になります。

そこで、裁縫がお好きな「潤徳ファン」の方々にミシンの学習にご協力いただく企画を「潤ファミ」で立て、募集をさせていただいたところ、たくさんの方々のご協力をいただくことができました。

子供たちが作製を進めていくのは「お弁当袋」です。

完成品を見ながら、縫う場所などを確認していきます。

作業がスタートです。

針を扱うので、「怖い」と感じている子が多いミシンの学習。

しょっぱなから「潤ファミ先生」の力をお借りすることが多くなっています。

今日は、1・2時間目が6-1、3・4時間目が6-3がミシンの学習に取り組みました。

「潤ファミ先生」も支援される方が入れ替わりながら、つきっきりで子供たちに付き添ってくださいました。

 

実は、「潤ファミ先生」の方々のミシン学習支援は、先週の金曜日の6-4の授業から始まっています。

ところが、その日は台風15号の対応に追われ、十分な取材ができず、ご紹介が遅れてしまいました。

再来週にかけて、ミシンの学習は続いていきます。

子供たちも「分かりやすい!」、「助かりました!」など、「潤ファミ先生」の方々に感謝の気持ちを表していました。

皆様、これからもよろしくお願いいたします。【校長】

5年生 社会科見学④

学校に到着しました。

横浜を出発するときが1番雨がひどかったように感じます。(私を含め先生方の携帯電話の緊急速報メールが鳴り続きました。)

朝、送りだすときにはご心配いただいた保護者の方もいらっしゃると思いますが、無事に帰校することができました。

お弁当などご準備いただき、ありがとうございました。

5年生 社会科見学③

ニュースパークでは、新聞の歴史を知ることができます。

新聞が必要か否か考える時代になっています。自分にとって、日本にとって、世界にとって新聞はどんな役割があるかを知る時間となりました。

 

グループで行動します。

記者のようにメモをとっています。

 時代の流れによって情報量の違いが映像として流れています。

2人が立っているところが現在

奥が紀元前…

情報にのみ込まれるという言葉を感じることができます。

 SNSの上手な使い方も教えてくれます。

 東日本大震災のときには、新聞は避難所に避難している人を知らせる手段になっていたことも知ることができました。

 「スマホ使えないときは、紙と鉛筆がやっぱり必要だね。」と話しているグループもありました。

その中でもひときわ人気だったスペースは、自転車で行う新聞配達を体験できるスペースです。

「自転車〜??なんで〜!?」「サザエさんそうじゃない??」と、自転車での新聞配達が漫画の中でしか知らないお年の5年生です。

ニュースパークを後にして

潤徳小に向かっています。