文字
背景
行間
2024年3月の記事一覧
玉を入れて、はらって・・・
3・4年生は、算数で「そろばん」を学習します。
今日と明日は、東京都珠算教育団体連合会の方においでいただき、3年生を対象としたそろばんの授業が行われます。
そろばんを使うことが初めての子も多いので、講師の先生は大きなそろばんを準備してくださっています。
これを見ながら、どの玉を動かしていくか確認します。
まずは、御破算から。
御破算とは、そろばんの盤面をゼロクリアする操作のことです。
具体的には、すべての5だまと1だまを梁から離れている状態にすることになります。
そろばん独特の音が教室に響きます。
その後、「8」、「45」などの数字を置く練習をします。
使う指が決まっていますから、ちょっと戸惑っている子もいます。
基本的にはテキストに従って、進んでいきます。
3年生A「あ、2+1だって。簡単だ!」
1年生の問題ですから、暗算でできるものも多いですが、ここで、基本的な玉の動かし方をマスターします。
明日は、くり上がりやくり下がりのある計算も入ってくるのではないかと思います。
「簡単です!」と言っている3年生たち。ついてこられるかなぁ・・・。【校長】
卒業式に向けて・・・+α
3/25の卒業式まであとわずか。
関係する5・6年生の練習も本格化しています。
1 5年生
今日の1時間目には、5年生の単独練習が行われました。
規模の大きな本校は、卒業式当日、卒業生と保護者等の皆様が参列するだけで、会場の体育館がいっぱいになってしまいます。
そのため、5年生は、3/19の予行には参加しますが、卒業式当日には参加できません。
5年生の大きな役割は、卒業生の入退場時にピアノとリコーダーの演奏をすることです。
予行は「生演奏」で、当日は録音した演奏を流します。
今日は、そのレコーディングです。
失敗は許されませんから、最終練習に熱が入ります。
入場曲は「威風堂々」です。
録音は一発録り。「THE FIRST TAKE」です。体育館はスタジオと化し、緊張感と静寂に包まれます。
素晴らしい演奏で、ミスなく録音終了!
5年生、頑張りました。
と思ったら、今度は、退場曲「カノン」の最終練習と録音です。
卒業生を支える5年生たち。
こうして、最高学年に向けた準備を進めていきます。
2 6年生
そして、5・6時間目は、6年生の単独練習が行われました。
今日は、3回目の卒業式練習。
集中力も高まってきています。
特に、今日の練習では、呼びかけと歌に多くの時間が割かれました。
でも、あまり紹介しすぎると、当日の楽しみが薄れてしまうので・・・
公開は、このくらいにさせてください。
3 ???
この卒業式練習の合間の3時間目に1年生が体育館に集まっています。
どうやら、4/8の入学式に関することのようですが・・・
「子供たちがつくる学校プロジェクト」進行中の本校は、「極秘事項」が多くなり、何をしているのかは現段階では明かせません。
体育館から退場してきた1年生たちに校長が熱く語りかけていますが・・・
これも、ナイショです。
新年度のオープニングは、ドキドキワクワクなものになりそうです!
卒業と言えば、今日は、「東西潤徳小学校コラボレーション~グランドフィナーレ編~」の最終日。
こちらの「卒業」も迫っており、新しい年度への期待とお別れの淋しさが交錯する複雑な雰囲気が校内に漂っています。【校長】
(この「東西潤徳小学校コラボレーション~グランドフィナーレ編~」の影響もあってか、ほのぼのとした交流も行われています。詳しくは、こちら)
代替わりのたて割り班活動
今日の昼休みの時間は、今年度最後のたて割り班活動が行われました。
これまでと大きく違うのは、計画、進行を5年生が中心になって行うことです。
6年生からバトンを引き継ぎました。
今まで、5年生にお迎えに来てもらい、手をつないで活動場所まで連れていってもらっていた1年生たちも、今日は、自分だけで活動場所に集合します。
緊張して進行している5年生を6年生が最後方で見守る形になります。
校長「5年生が進行で詰まったら、ツッコんでもいいんだよ。」
6年生A「了解です!」
6年生にとっても、5年生の進行が気になるようです。
新しいゲームも開発しています。
写真は、「文字数しりとり」ですが・・・
6年生B「ちょっと、ルールが難しいかな。やる気は認めるけど。」
ここでも、先輩として、5年生のことをハラハラしながらも温かく見守っています。
教室でも校庭でも、楽しく遊ぶことができました。
大事なのは、終了後の振り返りです。
今日は、必ず6年生が感想を言うようになっています。
6年生C「みんなをまとめるのは大変だと思うけど、頑張ってください。」
6年生D「今日の遊びはとてもおもしろかったので、これなら安心して任せられると思いました。」
順調に5年生への代替わりが進んでいるようです。【校長】
ありがとう、6年生!
小学校生活のファイナルカウントダウンの時期になった6年生。
巣立つ前に、「愛する潤徳小」のために何ができるか考えて行動しています。
昨日は、校庭の側溝の泥や落ち葉を取っていた6年生たち。
今朝は、校内の各所に散り、黙々と作業をしています。
どうやら、流し、鏡、窓などをピカピカに磨いているようです。
まだまだ、水道の水も冷たいですが、しっかりと作業している6年生たち。
本当にありがたいです。
教室移動のために出てきた2年生たちも、そんな先輩たちの作業の様子をじっと見つめます。
本校の教育目標は「敬愛 自由 勤労」です。
教育目標の精神は、こうして、代々受け継がれていきます。
トイレなどの汚れやすいところも、一生懸命きれいにしていました。
6年生の教室をのぞくと、何やら作業をしている子たちがいます。
自分たちで考え、後輩たちに「形あるもの」を残したいのだとか。
最後まで「子供たちがつくる学校プロジェクト」を貫き続けます。【校長】
東西潤徳小学校コラボレーション〜グランドフィナーレ編〜
しばらく前から、池部校長先生と、どのような形で「東西潤徳小学校コラボレーション」のフィナーレを迎えるのがよいか断続的に相談を重ねてきました。
結論は、「自由交流」でした。
これまで、授業、集会などのイベントで数えきれないほどの交流を重ねてきましたが、もう、互いの絆は揺るぎないものになっていることから、個人レベルで交流し、お別れするのが一番よいのではないかということになりました。
午前8時前から、両校をつなぎましたが、登校するなり、殺到する子供たち。
池部校長先生とは、朝であっても、「こ・ん・に・ち・は~」のあいさつをすることは、両校の常識となりました。
教職員もうれしそうに交流しています。
朝の時間に全校放送を入れて、校長から児童に話しました。
校長「昨日、池部校長先生からお別れのあいさつをいただきましたが、子供たち同士ではお別れできていません。そこで、今日から3日間、山都町立潤徳小学校とオンラインでつなぎ、東昇降口のモニターを通じて、自由にお話ができるようにします。特に山都の6年生の卒業式は3/21ですから、この3日間しか話すことはできないと思います。積極的に声をかけてください。」
このこともあり、授業の合間や休み時間には、多くの子たちがモニターの前に集まってきます。
今日は、6年生が卒業前の奉仕活動として、校庭の側溝の泥や落ち葉を取り除く作業に一生懸命取り組んでくれていました。
作業が終わった6年生たちもモニターの前に集まり、お別れをしています。
質問をしている子もいました。
3/11の山都・潤徳小の学校だより(山都町立潤徳小学校学校だより(NO.46).pdf)に本校3年生の特集を組んでくださったこともあり、池部校長先生と山都・潤徳小の3年生が、図書室から教室に戻る3年2組の子供たちに声をかけてくださいました。先日、訃報のあった、漫画家の鳥山 明さんのファンだという池部校長先生、ドラゴンボールの悟空のフィギュアを握りしめながら、「かめはめ波」のポーズを繰り返しています(笑)
というわけで、モニター前は1日中大盛況の状態で、校長室には、何百回も「こ・ん・に・ち・は~」のあいさつが聞こえます。
おかげで、全く仕事になりません(苦笑)
恒例の両校長の打合せも、今日はモニター越しです。
こうした打合せも、もうできるのはわずかだと思うと、淋しい限りです。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)