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【JDTA】学校体験プログラムによる「1日先生」来校!
東京都教育委員会は、令和5年度から、教員採用選考に合格された方などに対して、任用前に小学校を見学する機会を提供する 「学校体験プログラム」を開始しています。
本校は、特色ある教育活動である「Jyuntoku Dream Teacher’s Academy」(略称:JDTA)の取組を進めており、多くの教職志望者に教員のやりがいを感じてほしいと考えていますので、本事業は本校の方向性に合致するものです。
そこで、日野市教育委員会を通じて、本事業の実施が可能と回答していたところ、本日、3名の対象者の方が本校を訪問しました。
東京都教職員研修センターの教授の方と一緒に8時20分過ぎに来校された3人の方々。
校長「それじゃあ、全校児童に挨拶をお願いしますね。」
ほとんど考える間もないまま、リモート臨時朝会に臨みます。
無茶振りにも動じず、しっかり挨拶する対象者の方々。
「潤徳流」に慣れてもらわないといけません。
1時間目は、校長から学校経営方針等の話をしました。「子供たちがつくる学校プロジェクト」の説明のため、9/27(金)の「新!MJコンサート」の動画もご覧いただき、ちょっと宣伝してしまいました(笑)
「1日先生」ですが、所属学級を決める必要があります。
4-1、5-1、1-3を所属学級にしましたので、2時間目は各学級で挨拶し、授業に参加しました。
当然、休み時間は、子供たちに連れ回されます。
子供たちとの全力の鬼ごっこ・・・。
小学校教員の厳しさを感じる瞬間です(苦笑)
3時間目からは、フリーで他の学年の授業を見学する時間もつくりました。
低学年と高学年の発達段階の違いも肌で感じたことでしょう。
給食の時間も所属学級で子供たちも一緒に食事をします。
早くも打ち解ける対象者の方々と子供たちです。
6時間目は運動会の係活動が行われたので、様々な係の様子を参観しました。
放課後は、本校の初任者の教員と一緒に懇話会を開きました。
身近な「先輩」になるので、有意義な意見交換ができたようです。
1日とはいえ、本校の教員になったわけですから、最後に本校の教職員に挨拶をしました。
対象者の方々にとって、本校の教員や子供たちとの触れ合いは、実際に教壇に立つイメージを高めることにつながったようです。
一方、今日は、9月に教育実習を頑張ってきた実習生の最終日でもありました。
子供たちとお別れの日です。
中には、淋しくて泣きだしてしまう子も・・・。
教育の原点がここにあります。
最後に本校の教職員に挨拶しましたが、最初のときに比べて堂々としていて、実習での成長を感じました。
この経験が、将来の基礎となるはずです。
本校を「ふるさと」にしてほしいと感じました。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)