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子供たちがつくる授業『家庭科 持続可能なお金の使い方』ー研究推進委員会
今年度、最初の研究授業を行いました。
潤徳小学校では、第4次日野市学校教育基本構想を受け、「子供たちがつくる」教育活動の具現化を図っています。日々の授業の中でも「子供たちが能動的に学び、他者の考えを認め合い、交流する」場面をつくり出すことができるよう、今年度は以下の研究テーマのもと、授業改善を推進しています。
ファシリテーターとしての教師の役割
~子供たちがつたえ、つなぎ、つくりあげる授業~
第1弾として、9月10日に第5学年家庭科「持続可能な社会への物やお金の使い方」の授業が行われました。
子供たちは授業の中で、商品選択で重視する視点について、積極的に意見交流をしていました。
授業の様子をお伝えします。ぜひご一読ください。
授業の様子はこちら⇓
避難訓練(9月)
今日は、近隣のマンションから出火した場合を想定した避難訓練を実施しました。
副校長から、学校の近隣で火災が発生したことを知らせる全校放送が流れます。
今回は予告があったこともあり、落ち着いて避難の準備を始める子供たち。
学校の西方で火災が発生した想定なので、東側の非常階段から避難していきます。
集合場所も、いつもの鉄棒側でなく、プール前とし、火災現場から遠い場所としました。
校長の講評です。
・本来、9/2に実施する予定だったが、あまりにも暑すぎて、校庭に避難すると体調を悪くする子が出てしまうかもしれないと考え、今日に延期して実施した。
・延期した今日も暑い日が続いている。しかしながら、暑いからと言って地震や火事が起きないとは限らない。
・どんなに暑くても寒くても避難をしなければならない場合があることは覚えていてほしい。
暑さを考慮し、短い講評です。
最近は、一番気を付けなければならないのは、地震や火事ではなく、熱中症のように感じますが、こればかりはどこにも避難できません。。。【校長】
【潤ファミ】スーパーマーケットの秘密を探せ!
社会科で「店ではたらく人と仕事」の学習を進めている3年生たち。
今日は、実地学習として、実際にスーパーマーケットを見学し、そこで働いている方々の仕事の様子や売り場の工夫などについて学びます。
4学級の子供たちが一斉に動きますので、行き帰りの交通安全や、店内の児童管理など、ちょっと心配なところもあります。
そこで、「潤ファミ先生」の皆様にご協力いただき、見学を実施することになりました。
まずは、支援内容について学年の教員と打合せを行います。
子供たちと顔合せです。
3年生たち「よろしくお願いします!」
歩道があるものの、自転車などもよく通ります。
また、大きな交差点を渡る箇所などもありますので、「潤ファミ先生」の方々は子供たちに細かく声を掛けてくださっていました。
本日、お世話になるのは、「いなげや日野万願寺駅前店」です。
まずは、副店長の方から、見学の概要について説明していただきます。
ふと見ると、各所にこのような掲示がされています。
関係者の皆様のご配慮が心に染みます。
実際に開店直後の店内を見学させていただきます。
家族で買い物に来ているときと違い、学習ですから、どんな工夫があるか調べます。
3年生A「ショーケースのところに鏡がついてる。鏡に映って、商品がたくさんあるように見えるんでしょ?」
3年生B「10%引きとか、20%引きとかのシールが貼ってあって、賞味期限が近いものが売れるようにしている。」
校長の大好きな「半額」のシールも見られます。
子供たちから離れて、こっそり買おうかなぁ・・・(笑)
3年生C「この中の商品、全部98円なんでしょ?安いなぁ。」
校長「どうして98円なんだと思う?ぴったり100円でもいいのに。」
3年生D「うーん、何でかなぁ。」
校長「100円玉1つを出したら、おつりが出るでしょ。そうすると、安く感じるんだよ。」
3年生たち「あぁ、そうだね!」
様々なお店の工夫をノートに書き留めていく子供たち。
ふと見ると、「潤ファミ先生」の方々も子供たちに話しかけています。
日ごろから買い物をしている「プロ」の皆様ですから、「主婦の技」を惜しみなく伝授されているようです。
学級ごとに肉や魚コーナーのバックヤードも見せていただきました。
カットする前の大きな牛肉のブロックや、捌く前のブリなどを見て、子供たちからは驚きの声が上がっていました。
「潤ファミ先生」の皆様のご協力により、無事に学校に帰ってくることができました。
暑い中ですが、子供たちのことをよく見守っていただき、心より感謝申しげます。
また、「いなげや日野万願寺駅前店」の関係者の皆様、子供たちに丁寧に説明してくださったり、店内放送で他のお客様のご理解をお願いしてくださったりするなど、見学に全面的にご協力いただき、ありがとうございました。
3年生E「今日、お母さんといなげやに買い物に行こうかなぁ・・・。」
少しでも売り上げに貢献できれば幸いです。(笑)【校長】
ほっとひと息
昨日の午後は、「ゲリラ雷雨」に見舞われました。
ちょうど、低学年が下校し始めたときに土砂降りとなってしまい、大変な思いをしながら帰った子もいたことでしょう。
先週の台風15号といい、急変する天候への対応はとても難しいと感じます。
しかし、この豪雨は、今までの蒸し暑さが少し軽減されることにつながりました。
1時間目、2年生たちが校庭に出てきましたが、ちょっとだけ秋を感じる過ごしやすい気温です。
校長「何するの?」
2年生A「走るの!」
2年生B「50mのタイムを計るんだよ。」
運動会まで1か月を切り、来週あたりから、運動会の取組が本格化していきます。
涼しい間に、できる準備を進めておこうというわけです。
今日の予想最高気温は、昨日より8℃ほど下がるようです。
でも、これで平年並みなのだそうです。
もう、毎日が暑すぎて、「平年並み」を忘れてしまいそうです。
このまま、本格的な秋を迎えられるとよいのですが、週末はまた猛暑がやってきそうです・・・。
さて、今日も6年生のミシン学習に「潤ファミ先生」の方々が駆け付けてくださいました。
展覧会に出品予定の「お弁当袋」。
「潤ファミ先生」の皆様の献身的なご支援で、もはや、子供たちとの「共作」という雰囲気が漂っています。(笑)【校長】
すすんで、おしごとがんばります!
1年生は、この夏休み、「なつやすみ ちゃれんじ10」に取り組んでいました。
・かぞくの すうぷとごはんを よそってみよう
・おにぎりを つくって、たべてみよう
・そうきんしぼりを してみよう
・おうちのひとと ほしぞらを ながめてみよう
など、できそうなことに挑戦する課題です。
今日の道徳の時間、1年生たちは、「なつやすみ ちゃれんじ10」でできたことを色で塗って、夏休みの振り返りをしていました。
この作業の目的は、色を全部塗ることではなく、「なつやすみ ちゃれんじ10」の中には「自分のために頑張るもの」と「周り(家族)のために頑張るもの」が含まれていることに気付くことです。
1年生A「げんかんをそうじしたら、『きれいになったね』って言ってもらった。」
1年生B「家で、お母さんのあしにのると、『マッサージ屋さんに行くより気持ちいいね』って言ってた。」
自然に1年生たちからつぶやきの声が上がります。
1年生の場合、まずは、自分のことが自分でできるようになることが大事ですが、だんだんと、周りの人のためにも役立つ行動ができるようになっていくことも必要です。
道徳の教科書の「ぼくのしごと」を読みながら、自分の考えを深めていきます。
「ぼくのしごと」は、母親に一緒にお風呂掃除をしようと誘われた「ひろき」が、仕事を頑張る中で、家族から褒められ、認められていき、やがて家庭内の仕事として任されるようになったという話です。
夏休みで、学校で、自分の仕事を頑張った経験、また、頑張ったときにどんなことを感じたかなどを互いに教え合い、仕事がきちんとできたときの充実感や褒められたときのうれしさなどについて思い返していました。
学校は社会の縮図です。一人一人が自分の担当となる仕事をしっかりとこなすことにより、過ごしやすい環境が維持されていくことになります。
1年生も潤徳小の一員として自分の役割を果たしてほしいと思います。【校長】
【子供たちがつくる学校プロジェクト】展覧会実行委員会スタート!
本校では、10月に運動会、11月に展覧会が開催されます。
展覧会は、図工や家庭科の作品を体育館に展示する行事です。
作品は、個人のものですから、基本的には「子供たちがつくる学校プロジェクト」にはなじまない行事ですが、本校の大きな柱ですから、そこにはとことんこだわります。
そこで、昨日から、「展覧会実行委員会」が組織され、話し合いを開始しました。
子供たちが持参している資料や紙ファイルを見ると・・・
「展覧会実行委員会(たてわりリーダー)」
と書かれています。
そうです。展覧会実行委員として、各たて割り班のリーダーの6年生たちが集まっているのです。
展覧会とたて割り班に何の関係が?
リーダーたちは、昨日開催された第1回の会議で出された「宿題」について、たて割り班内で相談した内容を次々発表しています。
展覧会の案内は、まだ、保護者等の皆様にもお出ししていない段階なので、もどかしいですが、展覧会実行委員たちが何を話し合っているのかはお伝えできません。
ヒントは、黒板に書いてある内容なのですが。(それでも、全然分かりませんね・・・。すみません。)
展覧会まであと2か月以上あります。
もちろん、各個人で作る作品を仕上げることも大事なのですが、「子供たちがつくる学校プロジェクト」を絡めるためには、こうして、相当前から準備を進めていくことになります。
また、1つ進化していく今回の展覧会、ご期待ください!【校長】
「幸せ」って、何だろう?
4年生はこれから、総合的な学習の時間に「福祉」について調べ、考えを深めていきます。
今日は、日野市社会福祉協議会のお二人の方に講師としておいでいただき、これからの学習のオリエンテーションを行いました。
「福祉」という言葉を聞いたことがあっても、どんな意味なのか理解してる子は少ない4年生たち。
講師の先生が問いかけます。
「『福祉』って、どんなイメージかな?」
4年生A「障害のある人に支援をしていくこと。」
4年生B「みんなが幸せになれるよう援助していくこと。」
どうやら「幸せ」という言葉がキーワードになりそうです。
そこで、各自の作業として、ワークシートに「自分の幸せ」、「友達の幸せ」、「みんなの幸せ」ということを考えて書き入れていきます。
「自分の幸せ」は、自分のことですから、当然分かります。
おいしいものを食べること、家族と一緒に過ごすこと、友達と遊ぶこと・・・
しかし、「友達の幸せ」になると、必ず当たるとは限りません。
4年生C「Dさんの幸せは『友達とおしゃべりをすること』だと思います。」
4年生D「うん、当たってます!」
4年生E「Fさんの幸せは『ゲームをすること』だと思います。」
4年生F「え~、違うよ!」
「幸せ」の価値基準はそれぞれの人によって違うのです。
講師の先生「それじゃあ、『担任の先生の幸せ』について考えてみようか?」
4年生G「みんなと一緒にいるとき!」
4年生H「海を見ているとき!」
4年生I「彼女といるとき!」
当たっているかは、担任しか分かりません。(笑)
さらに「みんなの幸せ」になると、もっと難しくなります。
一人一人が考える「みんな」の範囲が違うからです。
4年生J「潤徳小のみんながイベントに取り組んでいるとき!」
4年生K「地球上のみんなが誕生日を迎えたとき!」
「幸せ」という概念が意外に難しいことに気付いていきます。
ある人にとって幸せなことが、別の人にとっては、幸せとは言えない場合もあります。
そのために、「平等」と「公正」の視点が必要なことを学びます。
総合的な学習の時間は、「教えてもらう」のではなく、自ら調べ、考えることで学びを深めることが大事です。
これからの福祉の学習を通して、4年生たちは様々な立場の方の「幸せ」を考えていくことになりそうです。【校長】
【潤ファミ】6年生家庭科ミシン学習支援
突然ですが、皆様のご家庭にミシンはおありでしょうか?
この問いに対して、昭和の時代なら、多くのご家庭が「ある」と回答されたでしょう。
しかし、令和の時代、「1家庭に1ミシン」という状況ではなくなりました。
子供たちにとっては、身近にミシンを見たり、作業したりする機会は大きく減っています。
ところが、家庭科ではミシンを使う学習があります。
指導する教員も、子供たちもミシンに触れることが少なくなっているので、学習が進めにくい単元になります。
そこで、裁縫がお好きな「潤徳ファン」の方々にミシンの学習にご協力いただく企画を「潤ファミ」で立て、募集をさせていただいたところ、たくさんの方々のご協力をいただくことができました。
子供たちが作製を進めていくのは「お弁当袋」です。
完成品を見ながら、縫う場所などを確認していきます。
作業がスタートです。
針を扱うので、「怖い」と感じている子が多いミシンの学習。
しょっぱなから「潤ファミ先生」の力をお借りすることが多くなっています。
今日は、1・2時間目が6-1、3・4時間目が6-3がミシンの学習に取り組みました。
「潤ファミ先生」も支援される方が入れ替わりながら、つきっきりで子供たちに付き添ってくださいました。
実は、「潤ファミ先生」の方々のミシン学習支援は、先週の金曜日の6-4の授業から始まっています。
ところが、その日は台風15号の対応に追われ、十分な取材ができず、ご紹介が遅れてしまいました。
再来週にかけて、ミシンの学習は続いていきます。
子供たちも「分かりやすい!」、「助かりました!」など、「潤ファミ先生」の方々に感謝の気持ちを表していました。
皆様、これからもよろしくお願いいたします。【校長】
5年生 社会科見学④
学校に到着しました。
横浜を出発するときが1番雨がひどかったように感じます。(私を含め先生方の携帯電話の緊急速報メールが鳴り続きました。)
朝、送りだすときにはご心配いただいた保護者の方もいらっしゃると思いますが、無事に帰校することができました。
お弁当などご準備いただき、ありがとうございました。
5年生 社会科見学③
ニュースパークでは、新聞の歴史を知ることができます。
新聞が必要か否か考える時代になっています。自分にとって、日本にとって、世界にとって新聞はどんな役割があるかを知る時間となりました。
グループで行動します。
記者のようにメモをとっています。
時代の流れによって情報量の違いが映像として流れています。
2人が立っているところが現在
奥が紀元前…
情報にのみ込まれるという言葉を感じることができます。
SNSの上手な使い方も教えてくれます。
東日本大震災のときには、新聞は避難所に避難している人を知らせる手段になっていたことも知ることができました。
「スマホ使えないときは、紙と鉛筆がやっぱり必要だね。」と話しているグループもありました。
その中でもひときわ人気だったスペースは、自転車で行う新聞配達を体験できるスペースです。
「自転車〜??なんで〜!?」「サザエさんそうじゃない??」と、自転車での新聞配達が漫画の中でしか知らないお年の5年生です。
ニュースパークを後にして
潤徳小に向かっています。
(2016年4月から2018年3月まで)