日誌

2025年10月の記事一覧

【潤八】運動会全校練習③

いよいよ今週末に実施される運動会。

今日は、1時間目の時間を使って、3回目の全校練習が行われました。

最初は、全校競技として復活した大玉送りの練習です。

当日の座席の場所から大玉送りの場所まで移動することも含めての練習です。

おとなしく大玉送りの場所まで移動していく1年生たち。

ちょっと聞いてみました。

校長「1年生のみんな、これから何するの?」

1年生たち「大玉送り!」

校長「大玉送りってどうやるの?」

1年生A「知らな~い。」

1年生B「保育園のときにやったから知ってる!」

人生経験の差が出るようです。(笑)

 

6年生にも聞いてみました。

校長「低学年のときに大玉送りってやってた?」

6年生A「やってなかったです。コロナの影響かな?」

校長「ということは、大玉送りをするのって初めて?」

6年生たち「はい!」

6年生B「うぉ~、激熱~!」

気合が入ります。

運動会の定番中の定番である大玉送りも、コロナ禍を経て子供たちにとっては歴史的競技になっているようです。

大玉をコントロールするのは、応援団の「大玉送り担当」の児童です。

号砲とともに、赤白、同時にスタート!

 

1~3年生は、大玉を列の間で転がして運びます。

4年生以上は、大玉を頭上で運びます。

3年生から4年生への切り替えが勝負の大きなポイントになりそうです。

おっと、赤組がコースアウト!

やはり、地面から頭上に大玉を持ち上げるところが難しいようです。

勢いよく大玉が空中に上がってしまう場面も。

練習では、2回戦とも白組が勝利!

本番はどうなりますか・・・

全体の最後の競技ですので、優勝の行方に大きな影響を及ぼす大玉送り。

盛り上がりそうです。

続いて、応援団が出てきました。

「八小へのエール動画」の撮影のためです。

応援団担当教員「みなさん、潤徳小と八小の運動会の日が同じことは知っていますか?」

子供たちから「え~!」という驚きの声が上がります。

応援団担当教員「2学期から、八小とのコラボを始めているので、八小の子たちに『運動会頑張ろう』というエールを送って、動画をプレゼントしたいと思います。」

低学年の子供たちを中心に、「はい!」という声が聞こえてきます。

素直な本校の子供たちです。 

赤組白組応援団長「これから、八小への応援を始める!三三七拍子、いくぞ~!」

全校児童「オ~ッ!」

応援団「勝つぞ!」

全校児童「オ~ッ!」

応援団「勝つぞ!」

全校児童「オ~ッ!」

応援団「八小、勝つぞ!」

全校児童「オ~ッ!」

応援団「優勝!」

全校児童「オ~ッ!」

応援団「優勝!」

全校児童「オ~ッ!」

応援団「八小、優勝!」

全校児童「オ~ッ!」

赤組白組応援団長「八小のみなさん、頑張りましょう!」

全校児童「オ~ッ!」

全力で八小の応援をすることができました。

本校からのエールで、八小の運動会も大成功してほしいものです。【校長】

(単なる偶然ですが、今日は、八小も全校練習で大玉送りの練習をしていたようです・・・(詳しくは、こちら))

将来のノーベル賞は君の手に!

6年生が理科室に集まっています。

モニターには、ある「ミッション」が示されています。

担任「君たちは、この理科室に閉じ込められてしまいました。いつ出られるかは分かりません。この部屋の中には6つの液体が残されています。どうやら、1つだけが水、そして、塩酸などもあるようです。生き残るためには正確に水を選んでいかなければなりません。」

生存をかけた、6色の試験管に入った水溶液。

子供たちは、どの色の水溶液を選ぶのか・・・。

これは面白そうです。

校長「飲んじゃえばいいんじゃない?おいしい水だよ、きっと。」

6年生A「ダメだよ。塩酸飲んだら死んじゃうよ!」

校長「きっと、青い試験管のが水だよ。水といえば青でしょ。今日の占いのラッキーカラーも青だったし。」

6年生たち「・・・」

非科学的な校長は相手にされません。

理科の実験で大事なのは予想を立てること。

どうすれば検証できるか班内で相談しながら、実験手順や予想などをワークシートに書き込みます。

校長「赤組を代表する立場とすれば、やっぱり、水の入った試験管は赤だよねぇ?」

赤組応援団長「え・・・。」

運動会と実験は別なようです。(笑)

子供たちは、水溶液を判別するための様々な方法を考えていきます。

理科の授業でも「子供たちがつくる学校プロジェクト」なわけです。

子供たちの考えを生かして実験すると言っても、安全への配慮は必要です。

本校では、大学でも教鞭をとる専門性の高い「理科観察実験アシスタント」を任用しています。

実験にあたっての留意点などについて、担任に代わり、子供たちに説明します。

いざ、実験開始です。

まずは、においをかぎ始める班があります。

「理科観察実験アシスタント」からは、直接、試験管からにおいをかがず、手で仰ぎながらかぐように注意を受けていたので、そのとおりに実験を進めています。

6年生B「緑がにおうなぁ・・・。」

何か、犯人探しをしているようです。

見た目も大事・・・

と言いたいところですが、どれも無色透明です。

そう簡単に生き残ることはできません。(笑)

熱する、冷やすなど、実験の幅を広げていきます。

蒸発させたら、白い結晶が残る水溶液もありました。

どうやら、これは水ではないようです。

出ました、リトマス試験紙!

水は中性だということが分かっていれば、この実験も判別に役立ちそうです。

こうして、様々な実験を通して絞り込み、水の入った試験管を特定していきます。

今日、無事に家に帰りつけば、ミッションをクリアして生き残ったということでしょう。(笑)

 

今週は「ノーベル・ウイーク」。

ノーベル生理学・医学賞を坂口 志文先生が、ノーベル化学賞を北川 進先生が受賞されるなど、日本人の受賞が続き、大変誇らしく感じます。

科学の発展の基礎は「好奇心」です。

小学校段階で様々な知的好奇心を満たす体験をすることが将来の大発見につながるかもしれません。

今回の実験がその第1歩・・・かな?【校長】 

運動会全校練習②

昨日の青空とは一変、台風22号の影響で空はどんより曇り、時折、強風の吹く中でしたが、2回目の全校練習が行われました。

今日は応援練習です。

登校開始時刻にはすでに応援団が集まり、リハーサルを行っています。

練習開始!

赤組からも白組からも大きな応援の声が上がります。

近隣にお住まいの皆様、朝からお騒がせしてすみません。。。

エールの交換です。

互いに向き合って、赤組は白組の、白組は赤組の健闘を称えます。

オリジナル応援歌の練習です。

赤組は「私の一番かわいいところ」の替え歌です。

♪ ねぇねぇねぇ 私の1番強い所に気付いてる~?

応援団渾身のダンス付きです。

白組のオリジナル応援歌は「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」の替え歌です。

♪ I have a 白組    I have a 優勝 uh 白組優勝!

「uh」のところで、全員、力が入ります。(笑)

しかし、あらためて、この記事を見返すと、子供たちが何をしているのか全く分からないですね。(苦笑)

文や写真で応援の迫力をお伝えすることはできません。

当日の盛り上がりをご期待ください!【校長】

運動会全校練習①

10/18に実施される運動会まで、あと10日。

今日から何回かに分け、全校練習が行われます。

今朝は、朝の「潤いの時間」を使って、準備運動、整理運動の練習が行われます。

準備運動、整理運動の係児童を先頭に並びます。

最初の全校練習なので、校長の話からスタートです。

壇上に立ち、礼をする校長ですが・・・

校長「やり直しです。」

戸惑う子供たち。

特に1年生たちはキョトンとしています。

壇上で話をする人への礼の仕方にはやり方があるのです。

1年生はそのことを知りませんし、2年生以上も忘れてしまっている子が目立ちます。

リモート全盛で、全校で集まることが少なくなっているので、こうした基本を確認します。

校長「運動会は、体育の時間に練習したことを発表することが多いですが、体育の学習の中には『集団行動』に関する内容も含まれています。きちんと整列したり、礼をしたりすることもとても大事なことなのです。素早く、きれいに整列できると、避難したときなどすぐに人数確認できて命を守ることにもつながります。」

まずは、準備運動、ラジオ体操の練習です。

快晴の青い空の下、体を動かして体操するのは気持ちのよいものです。

続いて、当日は閉会式前に行う整理運動の練習です。

ディズニーの曲に乗って、体を伸ばします。

準備運動、整理運動の係児童は、これまで休み時間などに集まって繰り返し練習してきました。

指先にまでこだわって演示をする係児童にも、当日、ぜひご注目ください。【校長】

全校朝会(10月7日) MJリターンズ!編

運動会に向けての話を終えた後、子供たちにこのスライドを見せて問いかけます。

校長「ここはどこ?先生や子供たちが写っていますが、何をしているのでしょう?」

いきなり聞かれた子供たちはきっと困惑したことでしょう。

実は、「潤八なかよし大作戦」と並び、今年度の特色ある学校づくり支援事業(後期)に日野市教育委員会から認可を受けた「MJリターンズ!」に向けた取組が進行しており、このことを全校朝会の後半の話に取り上げたのです。

時を遡ること1か月前の9月8日。

クラブ活動を終えた4名の児童が東昇降口の前に集まってきました。

児童会本部役員のMJコラボ担当の5年生2名と、それを応援する役員有志の6年生2名です。

今回の「MJリターンズ!」が昨年度と大きく違う点は、できる限り児童主体の取組を貫くこと。

そこで、明星大学学友会吹奏楽団とのコラボの申し入れを担当の子供たちが直接行うことからスタートしようということになったわけです。

この記事の最初の写真は、担当教員と子供たちが多摩都市モノレールの「中央大学・明星大学」の駅にいるところなのです。

ランドセルを背負った小学生が大学のキャンパス内を歩く・・・

非常に貴重な光景です。

楽団の方々の練習場所は、キャンパスの一番奥の教育棟にあります。

入室前に思いっきり緊張する関係教員と子供たち。

団員の方々が温かい拍手で迎えてくださいます。

潤徳小関係者全員「こ・ん・に・ち・は~!」

団員のみなさん「 こ・ん・に・ち・は~!」

”お約束”の挨拶は、昨年度から全く変わりません。(笑)

数十人の団員の方々を前に固まってしまう子供たちですが、ここは頑張って役割を全うしなければなりません。

各自、自己紹介をした後、楽団の方々に申し入れをします。

MJ担当役員「児童会本部役員会で話し合って、明星大学ともう一度、音楽とかでコラボしたいという話になったので、コラボ、お願いします!」

ハラハラしながら聞いてくださった団員の方々から大きな拍手が送られ、今年度のコラボの承認が得られました。

今年度、明星大学に入学し、入団された1年生の方々には、昨年度のコラボを経験していませんので、校長から補足します。

校長「・・・よろしくお願いいたしま・・・」

児童会本部役員たち「ちょっと待った~!」

MJ担当役員「できれば、一回だけ、演奏してください!」

出た・・・無茶振り・・・。

こんな要求に、叱られてしまうのではないか・・・、コラボ破棄になってしまうのではないか・・・などと心配になってしまいましたが、団員の方々からは、意外にも、

団員のみなさん「いいよ~!」

と即答。

団長の方「曲名は、せ~の!」

団員のみなさん「マツケンサンバ!」

まさか、まさか、本校5年生の準テーマソングとも言える、「マツケンサンバ」を即興で演奏してくださるということで、本部役員たちも大喜び。

曲が始まると、ノリノリで踊り出す本部役員たち。

もちろん、校長や引率教員たちも自然に体が動いてしまいます。

わずか数mの至近距離で全国レベルの演奏を聞くことができるなんて、こんな幸せなことはありません。

快く子供たちを迎えてくださった、団員のみなさん(写真両端が団長、副団長の方)

そして、監督の玉寄先生(写真中央)にも全面的にご協力いただきました。

日本有数の楽団の貴重な練習時間に突撃訪問をしてよかったのか・・・という気にもなりましたが、楽団の皆様の温かい気持ちに甘えさせていただきました。

本当にありがとうございました。

時は戻って、今朝の全校朝会。

この児童会本部役員の明星大学訪問のダイジェスト動画を流すと、食い入るように子供たちは見つめています。

そして、「マツケンサンバ」が流れ出すと、当たり前のように踊り出す5年生たち。

まさに条件反射です(笑)

 

全校朝会の最後には、児童会本部役員のMJコラボ担当の代表児童が登場。

全校児童に呼び掛けます。

MJ担当役員「明星大学の楽団の方々は、僕たちのために1曲、演奏してくれることになりました。そこで、みなさんに演奏してほしい曲のリクエストをとるので、協力してください!」

最後は、「マツケンサンバ」の決めポーズ、「オーレッ!」でお願いです。

さぁ、全校からどんな曲が集まってくるか、楽しみです。

楽団のみなさんは、現在、10/25 に新潟市で行われる「第73回全日本吹奏楽コンクール」に向け、最後の追い込み練習中です。

全国制覇目指して頑張ってください!【校長】