日誌

2025年6月の記事一覧

小中交流会(三沢中学校)

今日は、午前授業です。

児童下校後、教員は何をしているかというと、全員、三沢中学校に出かけました。

「小中交流会」に参加するためです。

「小中交流会」は、卒業生が三沢中に進学する本校、日野八小、七生緑小の関係教員が三沢中に集まり、生徒の授業の様子を参観し、グループごとに小中合同で協議を行うものです。

これにより、小中及び小学校相互の教育活動を知り、具体的な連携の取組を進めたり、小学生が中学校へ進学する際のギャップを少なくしたりすることをねらいとしています。(日野三中との小中交流会は6/17に行われ、本校からも一部の教員が参加します。)

まずは、5時間目の授業を参観します。

1~3年生の全クラス公開なので、小学校の教員も学年や教科等の一覧表を見ながら参観しています。

本校の昨年度の6年生担任たちも、直近の卒業生である中1の生徒の授業を心配そうな表情で見ています。

もちろん、生徒側も旧担任の登場に色めき立ちます。

若干、授業に集中できなくなってしまうので、小学校側としては授業をしている中学校の先生方に申し訳ない感じもします。

校長も、各学年で「あ、校長先生来たよ。」と生徒たちがひそひそ話しているのを聞き、うれしいやら、授業に集中してほしいやら、複雑な気持ちになります。

昨年度まで本校のホームページにたびたび登場していた子供たちも、中学校の生徒になってしまうと自由に撮影できなくなってしまうので、授業の様子をお伝えできないのは、ちょっと寂しい気もします。

生徒の下校後は、各校の教員が教科ごとにグループを組み、協議や情報交換等を行いました。

生徒の情報交換や指導方法等の意見交流をすることで有意義な時間になりました。

 

最後は、各校の校長からも集まった4校の教員に対し、小中連携の重要性などについて話をしました。

同じ地域で指導にあたる教員たちが、校種等の違いを越え、9年間で「ひのっ子」を育てる意識を共有することが大切であると改めて感じました。【校長】

交通安全教室

今日の3・4時間目、日野警察署の方々をお迎えして、1年生を対象とした交通安全教室が開かれました。

 

最初に、校長から話をしました。

時間の都合のつくときは、朝、学区域内を自転車でパトロールしていますが、交差点などで、自分でしっかりと手を挙げて道路を渡っている1年生を見かけることがあることを紹介しました。手を挙げることは、車を運転しているドライバーの方に気付いてもらいやすくなり、自分の身を守ることにつながると話しました。

 

今日は、3名の署員の方々にお世話になります。

1年生たち「よろしくお願いします。」

しっかりと挨拶です。

 

まずは、DVDで、交通安全の基礎を学びます。

 

その後は、署員の方から具体的に道路を渡るときの注意点を教えていただきました。

 

また、自転車に乗り始めた1年生も多いことから、「自転車安全利用五則」のお話もいただきました。

 

その後は、いよいよ実技です。

信号のある交差点は、歩行者用の信号が青に変わるまでしっかり待ちます。

「右」→「左」→「右」の順番でしっかりと確認し、手を挙げて、周囲に注意しながら渡ります。

 

信号のない交差点の実技もあります。

基本的な手順は同じですが、車のドライバーと「アイコンタクト」をして渡るのがポイントです。

 

とても真剣に実技に臨んでいた1年生たち。

あとは、日々の実践です。

自分の身をしっかりと守れる子に育ってほしいものです【校長】

まちたんけん 序章

今日の1・2時間目、2年生が校外に出て、「まちたんけん」に出かけました。

3年生も同様な校外学習を行いますが(詳しくは、こちら)、3年生は、土地利用や地図の見方等に関連付けた社会科の学習の一環です。

2年生の場合は、生活科の学習で、地域の身近な施設について、働く方やその仕事内容などについて調べることが目的になります。

本格的な調べ活動を行うのは2学期になってからですが、まずは、地域の身近な施設を知ることを目的として出かけます。

今回は、学区域の北側を調べます。

2年生の場合、まだ行動範囲が狭いですから、特に京王線の南側に住んでいる子にとっては、初めて行く場所も多くなります。

まずは、向島用水親水路に沿って歩きます。

緑豊かでとても爽やかな気分になります。

水車小屋の横も通ります。

5年生の米作りの学習で、精米作業を行う際、地域の方々からご指導をいただいていますが、身近にこうした施設があるのも本校の特色になります。

日野市東部会館の横を通りますが、今日は残念ながら閉館日です。

 

日野市立石田環境プラザでは、休憩を兼ね、施設内の様子をいろいろ調べます。

見付けた物などをワークシートにまとめていきます。

(校長は、途中で学校に戻りましたが、子供たちは帰る途中、学校の近隣の農園「Neighbor's Farm」にも寄っています。)

2学期は、こうした施設の方へのインタビューなどをグループで行う予定です。

身近な地域への関心をより高めてほしいと思います。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】先生借りに行こうよ!

今年度も「アレ」が行われます。

いつもどおりの中休み。当番の放送委員の放送が入ります。

放送委員「休み時間になりました。天気がよいので、校庭に出て元気よく遊びましょう。・・・」

次々、子供たちが校庭に出てきて、思い思いの遊びを始めます。

すると・・・

集会委員A「突然ですが!ドッキリ集会です!!」

集会委員B「他学年と仲良くするために、委員会や大事な集まりがない人は外に出てみんなでやりましょう!」

年間計画に位置付けられた児童集会以外に「ゲリラ的」に実施される「ドッキリ集会」。

昨年度の「子供たちがつくる学校プロジェクト」の一環としてスタートしましたが(詳しくは、こちら①こちら②こちら③)、今年度も「ドッキリ集会2025」と銘打ち、集会委員たちが新たな企画をぶつけてきました。

放送を聞き、さらに校庭に殺到する子供たち。

すぐに朝礼台の周りは子供たちでいっぱいになります。

 

今回のドッキリ集会の内容は「先生借りに行こうよ!」ゲームです。

特に高学年が移動教室のキャンプファイヤーのときなどによく遊ぶゲーム「猛獣狩りに行こうよ!」をもじった新しい遊びです。

学校の教員のフルネームの文字数でグループを作ること、できるだけたくさんの学年でグループを作ることがルールです。

グループを作ることができたら座ります。

一例として、校長の名前も出題されました。

「さいとう いくお」なので、7文字。

つまり、多くの学年で7人グループを作るというわけです。

今年度、新しく本校に着任した教員を中心に出題されていました。

遊んでいる間に自然に教員のフルネームを覚えることができるわけです。

 

校長も一緒にグループを作って遊びます。

時間内にグループを作れなかった子たちは「罰ゲーム」として「♪チェッチェッコリ」の曲に合わせて踊らなければなりません。

しかし、「罰ゲーム」とは思えないほど楽しそうに踊る姿に周りは大爆笑です。

神出鬼没に現れる集会委員たち。

今回も楽しい企画を考えてくれました。

今度は、いつドッキリさせられるのやら。【校長】

【子供たちがつくる学校プロジェクト】ニコニコ日光にっこにこ!!

5年生が八ヶ岳移動教室から戻ってきたばかりですが、この後は6年生の日光移動教室が控えています。

6年生の移動教室のスローガンは「ニコニコ日光にっこにこ~小学校最後の日光 史上最強で最高の日光にしよう~」です。

そのための準備が着々と進んでいます。

今日の中休みには、日光移動教室実行委員会(ニコニコ日光プロジェクトチーム)の打合せがありました。

校長も参加し、実行委員たちに話しかけました。

校長「5年生の八ヶ岳移動教室に行ってきましたが、5年生たちは、去年の5年生、つまり君たちを越えようとして取り組んでいました。各係が工夫していて、とてもよい移動教室だったと思います。ただし、みなさんは、先生たちが何も言わなくても『史上最強で最高』の日光移動教室を目指している学年です。『子供たちがつくる学校プロジェクト』を引っ張っているみなさんならきっと目標を達成できるでしょう。5年生たちは、来年、みなさんの日光移動教室を越えることを目指してくるはずです。『とてもかなわない』と思われるような日光移動教室にして、6年生として、5年生に力の差を見せつけてください。」

静かにうなずく実行委員たち。

 

6年生たちは、5年生だったときの八ヶ岳移動教室で、自分たちで考えた室内レクなどで「史上最高」に盛り上がった経験をしています。(詳しくは、こちら

ですから、元々の基準が高いので、そもそも「例年どおり」の移動教室にしようとは考えていません。

「前例踏襲は後退なり」ということを自然に意識できているのです。

そのため、自分たちのオリジナルの工夫ができないか、実行委員や各係は頭をひねっています。

通常、移動教室のバスレクは学級ごとに行われますが、実行委員たちはそれを学年共通レクにして、後で表彰対象にすることを計画しているようで、今日は、その具体策について話し合っていました。

こういう考えが出てくること自体、「史上最高」の準備が着々と整ってきていることを感じさせます。

6年生たちは4月に進級してすぐに日光移動教室の準備を開始しています。

あと2週間、入念な準備を進め、史上最強、最高の日光移動教室に向かいます。【校長】