日誌

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体力向上月間~持久走~

今朝(7時半頃)の校庭の気温は-5℃。

昨日よりもさらに気温が下がり、風が弱かったこともあり、プールも全面凍った状態になっています。

 

昨日は、強風で吹き飛ばされたカップが多かった1年生の「氷作り実験」。

リベンジで、1年生がほほえみの丘の「頂上」に一晩カップを置いておいたところ、今回は見事全面凍結しました。

やはり、山頂は凍える寒さなのですね・・・。 

子供たちの登校の様子も気になり、学区域を回ってみましたが、しもばしらを踏みながら登校する子もいるなど、冬を楽しんでいるようでした。

私も、あまりにもきれいな富士山をふれあい橋からパチリです。(フルサイズにしてみました。)

 

さて、こんな寒い時期ですが、いえ、こんな寒い時期だからこそ、外に出て運動し、病気に負けない体力をつけることが大事です。

12月の縄跳び月間に続き、これから2月18日(土)までを持久走月間として体力向上に取り組みます。

今朝は、「持久走集会」として、体育委員会の児童がリモートで持久走月間の取組について説明しました。

明日から、奇数学年、偶数学年が日替わりで中休みに校庭を走ります。

走る前、走るときに気を付けることなどの話がありました。

「持久走記録カード」に日々の頑張りを記録していきます。

体育委員会児童「ゴールの新宿駅まで色が塗れるように頑張りましょう!」

新宿を目指すのはもちろんのこと、どうせなら熊本・山都町に行けるくらい頑張ってほしいものです。

 

子供たちは、明日から本格的に走り始めますので、保護者の皆様は、いつも以上に朝の健康観察をていねいに行っていただきますよう、ご協力をお願いいたします。【校長】

【速報】最強寒波の影響は・・・?

今朝は、全国的に「最強寒波」の襲来で交通機関に乱れが出るなど、大きな影響が出ています。

山都町立潤徳小学校も臨時休校になってしまったようです。

今朝の本校の様子をお伝えします。

午前7時半過ぎの百葉箱の中の温度計は、およそ-4℃を指していました。

こんなに寒いので、プールが全面凍結しているかと予想していましたが、校舎側の一部に薄い氷が張っているだけでした。風の影響のようです。

昨日から一晩置いた、1年生の氷作りの実験ですが・・・。

見事、全面凍結です!

しかし、風の影響で、多くのカッブの中は、砂や落ち葉入りの氷になっています。。。

さて、昨日の記事でお知らせした、「標高約3mのほほえみの丘のふもとと頂上で氷のでき方は違うのか?」という壮大な実験ですが・・・

朝、行ってみると、頂上やふもとのカップがありません。

担任に聞いてみました。

担任「全部、風で吹き飛ばされてしまいました。飛ばないように、カップの裏をテープでとめていたんですけどねぇ…」

今回の実験から、1つの結果が得られました。

「山の山頂の風は強い」(笑)

 

1時間目になり、1年生たちが自分のカップを置いた場所にやってきました。

1年生A「やった〜!氷ができてる!」

と、喜ぶ子がいる一方、強風で吹き飛ばされたのか、

1年生B「校長先生、私のカップがない・・・」

と悲しそうに訴えてくる子も多くいます。

校長「のどが乾いて、鳥さんが飲んじゃったのかもしれないね。」

などど、フォローするしかありません。

1年生は、Chromebookで写真を撮って、記録などをしていました。【校長】

最強寒波VS1年生

10年に1度の最強寒波がやってくるとのニュースが連日報道されています。

特に明日は、日野市で最低-5℃、最高4℃といった予報も出されるなど、厳しい寒さになりそうです。

このような気象状況の中、1年生は、生活科の「ふゆをたのしもう」の学習で氷作りを行います。

校内の様々な場所に水を入れたカップを置き、次の日になったらどのように氷になるか確かめるようです。

どこにカップを置いたら氷ができやすいか考え、Chromebookに入力して、意見交換をします。

1年生A「とんぼ池の近くがいいと思います。」

納得顔の1年生たち。水場が近いと氷ができやすいと考えているようです。

1年生B「ほほえみの丘の上がいいと思います。」

担任「どうして、そう思うの?」

1年生B「だって、高いところは涼しいからです。」

これに対して反対意見も出されます。

1年生C「だって、ほほえみの丘の上は、お日さまに近いから、すぐ溶けちゃうかもしれない。」

迷う1年生たち。

実験をして、証明するしかありません。

 

実際にカップを置く場所をChromebookで写真にとり、記録に残しておく学級もあります。

考え抜いた場所にカップを置く1年生たち。

今日の放課後から明朝までは、学校は1年生優先。絶対にカップをいじらないように他の学年に「お触れ」が出ます。

下校時にほほえみの丘の「頂上」にカップを置く1年生。

「ふもと」にカップを置いている子もいます。

今は、まだ暖かいですが、この後、急速に冷えてくるようです。

「最強寒波」の影響はどうなるのか?

そして、標高約3mのほほえみの丘のふもとと頂上で氷のでき方に差はあるのか?

校長とすれば、校内の水道管の凍結が心配ですが、1年生の実験結果も気になるところです。【校長】

本校の「ひのっ子エコアクション」の取り組みについて②

本校の「ひのっ子エコアクション」担当からご報告です!

「ひのっ子エコアクション」とは、「児童生徒及び教職員等が学校生活において、環境問題に触れ、考え、実践することにより、環境意識を高め、環境にやさしい学校づくりを行うこと」を目的として行われている、日野市独自の環境保全・改善に関する取組です。(前回紹介した「ひのっ子エコアクション」はこちら

 

本日は、本校の「ひのっ子エコアクション」を3つ紹介します。

 

1、捨てればごみ 分ければ資源

潤徳小学校では、各教室に燃えるゴミの掲示をしています。

また、校内のゴミ捨て場には、ペットボトル、プラスチック、燃えないゴミ、缶、瓶…など細かく分別されています。

ごみと資源を分別することで、資源は再利用され、限られた資源が有効的に活用されます。
その結果、ごみの量が減り処分のためのエネルギーや燃料消費量を減らし、温室効果ガスや有毒物質の発生量を削減することにつながります。
分別を正しく行い、資源として再利用することは環境を守ることにつながるのです。

 

2、HTT <電力をH減らす・T創る・T蓄める>

東京都では、「電力をH減らす・T創る・T蓄める」を合言葉に、HTTの取組を行っています。

その第一弾となるイベントが4月29日、東京・新宿の都庁舎で開催され、小池百合子知事とタレントのフワちゃんの対談が話題になりました。

 

潤徳小学校でも、HTTを呼びかけるポスターを掲示して、節電を呼びかけています。

現在、日本のエネルギーは、石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料を元にした化石エネルギーが中心です。

しかし、このまま化石エネルギーの消費量が増え続けると、地球温暖化や気候変動がますます深刻になるといわれています。

 

3、生きるために欠かせない水

水は、飲み水として利用される以外にも、お風呂やトイレなど普段の生活でも使われます。また、農業や畜産業、工場でもたくさんの水を使います。

ですが、地球温暖化かや人口の増加、経済の発展などの影響で、これからますます水が不足することが予想されています。

潤徳小学校では、エコ委員会が節水を呼びかけるポスターを作成し、掲示しています。

お風呂の残り湯を洗に使う、シャワーの時間を減へらす、トイレの水を流すときに大小のレバーを使い分けるなど、日頃ごろから節水を心掛けることも、私たちにできる大切な行動の一つです。

 

私たちの当たり前の生活が、この先50年後、100年後…と続くとは限りません。

日々の生活を振り返り、環境について考える機会になってくれたら嬉しいです。

 

今後も潤徳小学校では、環境に配慮した取組を実践していきます。

やっぱり、ダイエット、しなきゃ・・・

今月、特に障害のある方との交流やバリアフリーの考えについて学んでいる4年生。

今日は、福祉体験として、日野市社会福祉協議会 日野ボランティア・センター、手話サークルの皆様にご協力いただき、車椅子や白杖体験、手話の学習を行いました。

白杖体験の前に、アイマスクを着けて、「目が見えない感覚」を体験します。身近の物を触ってみて、区別することの難しさを感じます。

実際に2人1組になって、1人が案内役、もう1人がアイマスクをして白杖を持ち、教室から校庭まで出る体験をします。

互いに声をかけながら慎重に歩きますが、特に段差のあるところの難しさを感じていました。

手話の学習では、音が聞こえないときの生活の困り感について学び、そのうえで、コミュニケーションをとる方法を考えます。「手話」が注目されがちですが、身振り、筆談、口話、空書、指文字など様々な方法があり、複数の方法をとりながらコミュニケーションを図っていることを教えていただきました。

手話サークルの皆様は、口元が見えるマスクを着けていらっしゃいましたが、口の動きも重要であることを説明していただきました。

その後は、簡単なあいさつや文を手話で伝える方法を学びました。手話は、身近なゼスチャーにつながる動きも多く、子供たちも楽しみながら手話を学んでいました。

車いす体験は、体育館を使って行いました。

車いすの構造、動かすときに気を付けるポイントなどを学びます。

例えば、下り坂のときは、安全上、後ろ向きになって動かすことなどを教えていただきました。

その後は、2人組になって車いすに乗る人と押す人の役割を体験します。

たまたま参観していた学級の児童数が奇数だったので、「校長先生もやってみますか?」と声がかかりました。

「4年生で押すことができるかな・・・。」と一抹の不安がありましたが、せっかくなので、チャレンジです。

校長の心配をよそに、滑らかに車いすが動き出します。

校長「重くない?」

4年生の押し手の児童「はい。大丈夫です。」

車いすの性能に感心していたのですが・・・。

コースの途中にマットを置き、段差に乗る障害が設置されていました。

車いすを後ろに倒して、段差を乗り越えるのですが、押し手の4年生が倒そうとしても、なかなか後方に倒れません。

結局、周りの大人が助けることに・・・。

段差が何か所かあったのですが、全て手助けが必要な状況になってしまいました(涙)

3学期早々に「今年こそ、ダイエット宣言」したものの、例年どおり三日坊主になっているわけですが、あっという間に、「ダイエット宣言」を思い返すことになってしまいました。

老後に車いす生活になったときに、誰も私のことを押してくれないかもしれない・・・という暗い未来が頭をよぎります。

4年生は、多様な人が社会に参加する上での障壁をなくすことで、誰もが生活しやすい社会をつくることを意識して、これからも行動してほしいと思います。【校長】