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カテゴリ:潤徳小日記
【研究推進委員会より】1学期最後の研究会です
本日の放課後は、研究全体会でした。今年度潤徳小学校では、
「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」
~Chromebookの効果的な活用法の研究~
というテーマのもと、授業研究を行っています。
校長からは、教職員に対して、日常的なChromebookの活用について話がありました。
「今日の授業で、5年生が八ヶ岳についてのプレゼンテーションを4年生にしていました。
5年生の子供たちが作ったスライドを見ながら、4年生からは活発な質問がされていました。
こうしたたて割りの何気ない活動の中にも、今年度の研究テーマである【Chromebookの効果的な活用法】が生かされています。
たて割りでの、学び合いの場面が見られているのはよいことです。
こうした皆さんの積み重ねが、研究につながっているんですね。それをうれしく思います。」
研究主任からは【情報活用能力#東京モデル】に関する話がありました。
【情報活用能力 #東京モデル】とは、東京都教育委員会が作成した、発達段階ごとに育成したい情報活用能力のステップが示されたものです。
出典:【情報活用能力 #東京モデル】「基本的操作分野のステップ図」東京都教育委員会(https://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/tokyo_model.html)
東京都との方針と本校の方針を一致させ、必要な資質能力を児童が身に付けられるよう、指導に生かしていきます。
全体会のあとは、各ブロックに分かれての授業案検討をしました。児童役と教師役に分かれてChromebookのオクリンクを使った模擬授業をしてみたり、1単元の学びの在り方を検討したりしました。
授業のどの段階でChromebookを活用すると、子供たちの思考が活発になるのか、2学期の研究授業に向けて、深めてまいります。
研究を日常の授業に生かすということ【研究推進委員会より】
【研究推進委員会より】
本日第3回目の校内研究会が行われました。(前回の様子はこちら)
先日の学校公開では、堀川教育長と村田部長から
「潤徳小は、学習者用端末の活用が市内の学校で一番進んでいますね。」
とのお墨付きをいただきました。また、本日〆切となった保護者の皆様のアンケートからも、本校のchromebookを活用した授業について、好意的な意見が多数寄せられています。昨年度からの研究の成果が出てきたのかなと、研究推進委員会としてはとても嬉しい限りです。
校長からは、そういった好意的な意見に感謝しつつ、研究をする意義について話がありました。
「校内研究で重要なことは、研究した内容をいかに日常の授業に還元するか、ということです。ブロックで深めたことを、日常の授業で生かしていきましょう。」
また、研究推進委員会委員長からは研究の方向性について話がありました。
「chromebookが、学習のどこで使うと効果的なのかを重点的に話し合っていきましょう。あくまでも、子供たちの思考力・判断力・表現力を培うことが目的であり、chromebookを使うことが目的なのではありません。この情報端末を活用し、子供のどのような力を高めていきたいのか、皆さんで深めていっていただきたいです。」
今回も、低学年・中学年・高学年・専門教科ブロックに分かれた後、授業一時間の流れを決めていきました。
↓高学年ブロックの様子
中学年ブロックの様子↓
低学年ブロックの様子↓
専門教科ブロックの様子↓
chromebookの様々な機能をどこで使うと効果的なのか、意見を交わしました。
普段の授業は、担任一人で考え進めていくことが多いですが、こうして複数の教員で話し合うと、色々な指導の仕方があり、授業の引き出しが増えていくのを感じました。
また、それぞれの学級でchromebookを活用することが増えてきたので、具体的なアプリや、様々な機能、子供が使ってみた様子などを話し合うことができ、前回の校内研究会よりも一歩踏み込んだ内容になってきているのを感じました。
昨日の放課後はプールのろ過装置の使い方、今日の放課後は校内研究会、明日は6年生の日光移動教室…とタイトなスケジュールですが、教員の仕事の要である「授業作り」について深め合うのは、充実した良い時間でした。深め合ったことを、日常の授業の還元できるよう、教職員一同頑張っていきます。
6年生外国語特別授業
今日の6年生の外国語は特別授業で、「Mimmyアドベンチャー」による海外文化体験を実施いたしました。
ネパールのカトマンズと教室をテレビ電話でつなぎ疑似海外旅行にでかけました。
現地ガイドのサパナさんに英語でボーダマート寺院を案内していただきました。
お寺は丁度お祭りの最中で、沢山の人で賑わっていました。
現地の方が籠の鳥を買い、お祈りをしてから逃がす儀式をしている様子や、お寺の内部の素晴らしい壁画を見ることができました。
お寺を見学中の外国人観光客の方に手を振ったり、お供物のバターのロウソクや花を間近で見たりして、本当に旅行をしているような体験ができました。
ツアーの後半には質問タイムもありました。
”What do you eat in Nepal?”
”What do you like about your town?”
”What sport do you like?”
など、教員や日本語ガイドのサポートをかりながらも、授業で学んだ英語を使って質問をすることができました。
画面の向こうのサパナさんに英語で質問ができた勇気も素晴らしく感じました。
言葉が伝わり、子供たちはとても嬉しそうでした。
テレビ電話を切った後、旅行の内容や、使った英語表現を振り返りました。
今日の経験をこれからの英語学習に生かしていきたいと思います。
【2年生】町のすてきを伝える、プレゼン作り
前回の研修で学んだ『ミライシード』の「オクリンク」を、2年生も活用してみました!
活用したのは、生活科「町たんけん」の学習です。
「町たんけん」の学習では、自分たちが住んでいる地域や人々に関心をもち、健やかな態度で生活していくことを目指しています。
今回は、町たんけんの導入として、「自分の住んでいる家の近くにあるおすすめの場所」をテーマに、「オクリンク」を使って紹介することにしました。
子供たちは、写真や文字の大きさを工夫して、見ている人に「おすすめの場所」が伝わりやすいようにカードを作っていました。
ICT支援員の方にも入っていただき、個別にアドバイスをしていただきました。
教員側から子供の進み具合がすぐにわかります。以前は35人の学習状況を把握することに困難を感じていましたが、オクリンクを活用すると個別にアドバイスがしやすく感じました。
金曜日と土曜日の学校公開で、各クラス発表をする予定です。今からとても楽しみです。
ミライシードを活用しよう!【研究推進委員会より】
本日、日野市に導入されたソフトウェア「ミライシード」の活用方法に関する研修会がありました。「ミライシード」は、「協働学習」、「一斉学習」、「個別学習」を支援するソフトウェアで、2年生以上の全児童に配布されているクロ―ムブックに搭載されています。
ICT支援員の方を講師にお招きし、「ミライシード」内のアプリの一つ、「オクリンク」の活用方法をご教授いただきました。
教職員は、児童として模擬クラスに参加し、支援員の方が配布された課題に取り組みました。
配布された課題はこちらです。
配布されたカードを開き、ペイント機能で絵を描き込んだり、写真を貼ったりしました。
実際に触ってみて「パワーポイント」や「スライド」が、より子供向けに直観的になっている印象を受けました。低学年でも簡単にプレゼンテーションの作成ができそうです。
子供たちが操作している間も、教員用の端末には子供たちの画面がリアルタイムで表示されます。これなら、学習中の子供のSOSにもすぐ気が付いて支援したり、全体の気づきが深まりそうな意見をスムーズに拾い上げたりすることができそうです。
作ったカードを送信すると、クラスのみんなが作ったカードを見ることができます。色々な人の考え方を一瞬で見ることができるところは、端末のない一斉授業では実現できなかったことです。
これから、どんな学習で「オクリンク」の機能を使うと効果的か、教職員で意見交換をしながら活用していきます。
2年生では早速、生活科「町たんけん」における「家の近くのおすすめの場所」をこの「オクリンク」を活用してプレゼンテーションしてみようというアイディアが出ました。
今後の活用事例にご期待ください。
ついに、ミライシードが導入されました!~研究推進部より教員研修第二回目~
潤徳小学校では、「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~をテーマに授業改善を進めています。
本日、今年度2回目の教員向け研修会が開催されました。
富士電機ITソリューション株式会社より講師をお招きし、教職員向けの支援体制や、子供たちが今年度より活用するミライシードに関するお話をしていただきました。
はじめに、オンライン支援員との相談方法に関するお話がありました。
「chromebookでこんなことをしたいんだけれど、何かいいものはないかな。」
「ミライシードの使い方が分からないな。」
といった時は、Google Meetを使い、ICT支援員といつでも相談することができるそうです。子供たちのためにchromebookを活用したいけれど、ICTが苦手で難しい…という教職員でも、専門の方にいつでも相談できる体制に安心することができました。
次に、子供たちが今年度より使用するミライシードに関する説明がありました。
オクリンクという機能を使うと、どの子がどんな学習をしているか、子供の学習状況をライブビューできます。
また、夏休みの課題を配布するだけでなく、リアルタイムで学習の進捗状況を教員が把握できます。子供たちに適切なタイミングで支援をすることができそうです。
漢字ドリルなどに関する説明もありました。精度が高く、驚きの声が上がりました。採点基準も、レベルを設定できるらしく、個に応じた指導に活用できそうです。
まだ教職員が不慣れな部分が多いですが、少しずつ授業で活用しながら、実践事例を紹介していけたらと思います。
研究推進委員会より~OJTで、まずは教員が学んでいこう
放課後、研究推進委員会で集まり、今年度の研究計画について話し合いを行いました。
今年度の本校の研究テーマは
「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」
~Chromebookの効果的な活用法の研究~
です。昨年度より導入されたChromebookを、児童の学びの深まりを目指し、効果的に活用していきます。
まずは、教職員が積極的にChromebookを授業で活用していけるよう、Chromebook上のアプリや便利な機能を紹介し、実際に操作してみる校内OJTの計画を立てました。一年の間に、11回~12回のOJTの時間を捻出することができそうです。
一学期の間は、今年度日野市全校に導入される予定の、ミライシード(Benesse)のOJTを行う予定です。ミライシードは、意見交流をリアルタイムに行えるムーブノートや、教材共有をスムーズに行えるオクリンク、そして個別学習をサポートするドリルパークなど、様々な機能が搭載されている学習ソフトです。
効果的に活用していけるよう、研究推進部で情報を発信して参ります。
1年生活科:新しい1年生へ思いをこめて
1年生の生活科の授業の様子を紹介します。
毎年、この時期には、近隣の保育園の年長さんを学校に招待し、交流をしていましたが、オミクロン株の感染拡大防止のため中止となってしまいました。
直接会うことができず残念がっていた子供たちですが、何かできることはないかと話し合いを重ね、各クラスで贈り物を準備することになりました。
1組では、「ランドセルを背負って、入学するのが楽しみになってほしい!」という想いから、折り紙でランドセルを作りました。細かく難しい作業でしたが、一人一人真剣に折っていました。
「見て見て!小さな教科書も入れてみたよ。」
「(手作りのミニランドセルを)ランドセルに付けて入学してほしいなあ。」
と語る1組さんでした。
2組では、「一人一人、何か楽しく遊べるものをプレゼントしたい。」という想いから、ぶんぶんごまを作りました。
表も裏も、とても丁寧に色塗りをしていました。
回った時に綺麗に見えるように、きらきらシールを貼りました。
貼り方に個性が光り、2組さんの想いが感じられました。
3組では、「学校に入る前は、少し心配な気持ちがあったから、安心できるように、学校のことを伝えたい。」という想いから、学校かるたを作りました。
どんなことを伝えられそうか、文章を考え、1枚1枚心を込めて作りました。
学校かるたを遊んで、学校のことを色々知れそうですね。
最後に、プレゼントに付ける手紙を書きました。
直接会えない中ですが、まだ見ぬ新しい1年生のために、想いを込めて書いていることが、文章から伝わってきました。
あと1月ちょっとで、新年度です。気持ちはもう、立派な2年生の子供たちでした。
2年生学年集会
1月17日(月)5時間目に2年生の学年集会をしました。
2年4組に入った転入生の紹介と、○×クイズをしました。
○×クイズは、2年担任に関するクイズ、潤徳小クイズなど、知っているようで知らない
クイズを用意しました。
1年 水害から身を守ろう(東京マイ・タイムライン)
1年生は、『東京マイ・タイムライン』を活用した防災に関する授業を行いました。
タイムラインとは、災害時にとるべき行動をあらかじめ決めておくものです。
風水害からの避難に必要な知識を学び、いざという時にあわてることがないよう、夏季休業中に各家庭で『東京マイ・タイムライン』を見ていただきました。今日は再度持ち寄ったタイムラインを使って、水害から身を守るための方法を学びました。
テキストを使いながら、
「黒い雲が見えたり、雷がごろごろ聞こえてきたら、頑丈な建物に入る。」
「大雨の時は、川には近づかない。」
「公園では、雷の音がしたら、木の下には避難しない。」
などの知識を学びました。
「洪水になりそうな時、あなたのおうちではどうする?」
と聞くと、
「おじいちゃんのうちに避難する。」
「うちは2階に避難する。」
など、お家で作成してきたタイムラインを見せながら話す子もいました。
また、国土交通省が作成した動画を視聴し、水害の際の避難の仕方について気が付いたことを話し合いました。
本校は、自然豊かで、浅川やとんぼ池などの美しい水景が広がっています。一方で、学校を含め、地域一帯が浸水地域に指定されています。2019年の台風では、日野橋が崩落しかけるなどの被害も出ました。
いざという時に落ち着いて避難できるよう、今回の学びを大切にしてほしいと思います。
(2016年4月から2018年3月まで)