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【研究推進委員会より】今年最後の校内研究です
今年最後の校内研究会が開かれました。今年度、潤徳小学校は「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~を研究テーマに、授業改善を図っています。
はじめに、学校長から、今年の校内研究を振り返って話がありました。
「Chromebookが導入された頃は、授業で端末を活用しているだけで素晴らしい、という部分がありました。しかし、授業での活用がここまで進み、子供たちが文房具の一つのように使えるようになってきた今、どのような場面で使うと効果的なのか、をさらに吟味していく必要があります。」
ICTは、「時間的・空間的制約を越えること、双方向性を有すること、カスタマイズが容易であること」などがその特長です。今年度の研究を通して、「双方向性」「カスタマイズの容易さ」に関してはある程度授業に活かすことができるようになってきましたが、「時間的・空間的制約を越える」という利点を活かす部分では少々不十分な面がありました。来年度に向けて、この特長を活かした授業実践ができるようにしていきます。
研究会の後半では、低学年・中学年・高学年・専科ブロックに分かれ、今年度の学びの振り返りや、来年度の授業についての協議を行いました。
《今年の校内研究の様子アーカイブス》
4月14日:研究推進委員会より~OJTで、まずは教員が学んでいこう
4月25日:ついに、ミライシードが導入されました!~研究推進部より教員研修第二回目~
5月31日:ミライシードを活用しよう!【研究推進委員会より】
6月15日:研究を日常の授業に生かすということ【研究推進委員会より】
8月23日:研究推進委員会より:ムーブノートで、授業改革ムーブメントを起こす!?
9月23日:【研究授業】英語科でchromebookを活用する
10月19日:研究授業【目指せスーパー5年生!ICTで縦と横のつながりを生み、成長していく!】
11月14日:説得力のある意見を伝えよう!【5年生研究授業】
5年生家庭科 おいしいお茶をいれよう!
本日の家庭科では、「おいしいお茶をいれよう!」に挑戦しました。
前回の調理実習と大きく違うところは、班で役割分担を決めなかったところです。
「自分たちで仕事を見つけて声を掛け合い、班で協力しすること」
何でも先生に聞くのではなく、自分たちで考えて行動してくれました。
お茶を蒸らしている間、空いた食器を先に洗っています。
班の人数分の湯のみ茶碗に、お茶の濃さや量が均一になるように、
きゅうすを回しながらいれています。
最後の一滴までお茶をいれようと、奮闘しています。
「少し苦いけど、おいしい!」
「飲み切るのがもったいない!」と名残惜しい表情を浮かべていました。
自分たちのいれたお茶を校長先生にもプレゼントです。
最後まで、責任持って後片付けをしています。
5年生になって家庭科が始まり、
「ブックカバーづくり」「ご飯と味噌汁づくり」「学校のお掃除」など
いろいろなことを学習してきました。
3学期は、ミシンを学習します。
どんなことにも一生懸命頑張る5年生の素敵な姿をまた見せてほしいと思います。
かぞくにこにこ大作戦
1年生は、生活科で「かぞくにこにこ大作戦」として、家族の仕事を調べ、自らが家族の一員としてできることを考える取組を進めています。
子供たちは、これまでに、家族の仕事をいろいろ調べているようです。
子供たちの書いたプリントを見てみると・・・。
「しょっきあらい・・・おかあさん」、「おふろそうじ・・・おにいちゃん」、「車みがき・・・おとうさん」
「ぬいもの・・・おばあちゃん」、「メダカのえさやり・・・自分」など。
(注:あくまで子供たちの書いた一例です。ご家庭により、様々な分担があるようです。)
中には、こんな記載も。
「はみがき・・・おとうさん、おかあさん」
(一瞬、意味が分かりませんでしたが、「歯磨きをやってもらっている」ということのようです。)
「お金のけいさん・・・おとうさん、おかあさん」
(値上げラッシュの中、重要な仕事です。。。)
「おそうじ・・・ロボット」
(確かに家族かもしれませんが・・・笑)
各自が調べてきた家族の仕事を踏まえ、今後、実際に仕事を行っている家族の方に、どんな気持ちで仕事をしているのか、インタビューをするようです。
担任「仕事で疲れて帰ったときに、家事をすると、大変だな〜って思うときもあるのよ。」
妙に力を入れて説明する担任。(苦笑)
子供たちも、家族の苦労を分かっているのか、静かに聞いています。
家族の中で、どんな「本音トーク」が繰り広げられるのか・・・。
インタビューへのご協力をよろしくお願いいたします。【校長】
なわとび週間、スタート!
コロナ禍で、運動の機会が減っていると言われます。
学校においても、この状況下で運動量の確保をするのは、難しい課題になっています。
そのような中でも、比較的簡単に取り組めるのがなわとび(短縄)の運動です。
さらに、ソーシャルディスタンスも自然にとれるので、コロナ時代向きの運動とも考えられます。
本校では、「なわとび週間」を設定し、寒さに負けず、運動に取り組む機会を設けます。
今朝は、「なわとび集会」として、体育委員会の児童が事前に収録した、なわとびの技の解説ビデオを全校で視聴しました。
簡単な「前とび」から高度な「はやぶさ(あや二重跳び)」まで、様々な技を実演する体育委員会の子供たち。
相当、練習したのでしょう。
それぞれの技には、字幕と音声で解説がつけられています。
体育委員会の児童の演示が終わった後には、自然に拍手が起きる学級もありました。
早速、今日の休み時間から、なわとび練習開始です。今日は、1・3・5年生が音楽に合わせて様々な技に挑戦していました。
こうした取組は、運動する機会を増やすきっかけになるものです。
「なわとび週間」を「運動習慣」にしていくことが大事ですね。【校長】
今どきの卒業文集
人生の中で、何回か、卒業アルバムに載せる文集を書く機会があります。
卒業してから、数年ぶり、数十年ぶりに眺めて、「あの時、あんなことを考えていたのか・・・。」と一人で恥ずかしくなってしまう経験は多くの方がおもちではないでしょうか。
甘酸っぱい、青春の思い出がつまったアルバムといったところでしょうか。
この卒業文集、作成方法は、基本的にはずっと変わっていません。
実際に書かれた経験のある方なら、5㎜方眼の中に、鉛筆で細かい字を書いていた記憶があるのではないでしょうか。
一文字でも脱字があると、全部消して、最初からやり直し・・・などという苦い思い出がある方もいらっしゃると思います。
本校でも、6年生が卒業文集作りを開始しています。
この文集作成の下書きの手順が、各自が端末を持っている令和の時代は様変わりしています。
・子供たちは、「Google ドキュメント」を使い、ワープロで下書きを行います。
・この下書きをデータで担任に提出します。
・担任は、提出されたデータに「コメント機能」を使って添削し、データで本人に返します。
このようなやりとりを何回も行い、下書きはデータ上で完結するわけです。
こうすると、作成・校正をデータ上で行うことができるので、昔のように、1文字修正するだけなのに、全部を消しゴムで消さなければならないこともなくなりますし、教員の添削もスピーディーに行うことができます。
今日、校長が様子を見ていた学級では、データの下書きが終わり、「清書の下書き作業」に入っている子が多く見られます。
結局、ワープロで作成しても、最終的な原稿は、5mm方眼に書き込む手順は変わっていないのです。
そこで、端末の画面を見ながら、練習用の細かい方眼に書き込む作業をしています。
6年生A「あ、一行飛ばして書いちゃった!」
このあたりの苦労は、昭和も令和も同じです。(苦笑)
厳しい担任のチェックを乗り越え、最終的な清書が完成するのは、もう少し先のようです。
先日、私も、卒業アルバム用の原稿を担当の児童に提出しました。
心を込めて書いたので、何十年か先になっても、読み返してくれるかなぁ・・・。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)