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運動会練習本格化!
運動会まで、あと1か月を切り、今日から、校庭や体育館の学年ごとの使用割当に基づいた「公式練習」の期間に入りました。
1時間目は、3年生が校庭で、徒競走の走順の確認を行い、実走をしていました。
2時間目は、2年生が体育館で、花笠音頭の練習をしていました。これまで、各教室で基礎練習を行っていますので、多くの子がしっかりと踊れるようになっています。
3時間目は、1年生が玉入れの練習をしていました。カゴに入った子は大喜びです。
玉入れには「ダンスパート」もあるので、1年生の半分の児童は、体育館で踊りの猛特訓です。
今日以降、子供たちが体育館や校庭で過ごすことが多くなりそうです。まだまだ暑い日も多いので、水筒や汗ふきタオル等の準備のご協力をよろしくお願いいたします。【校長】
虫を追いかけて・・・
9月6日に1年生が生活科の「秋みつけ」で大木島公園に出かけました。
ところが、夏を思わせるような気候で、特に秋の虫などは、期待したほどは見付からなかったということを、先日、記事に載せました。(関連記事は、こちら)
3日後の今日、今度は、3年生が理科の授業で、虫捕りに浅川の河川敷に出かけました。
本来、先週、虫捕りに行く予定だったのですが、天候不良で延期になってしまっていたこともあり、3年生は心待ちにしていて、「校長先生も一緒に行こうよ〜!」と行く前からハイテンションです。
「たくさん捕まえられるといいね!」
などど、子供たちに声をかけつつも、1年生の「不作」を知っている校長。目的が達成できるか、ちょっと心配です。
そこで、3年生の様子を見に行きました。
ふれあい橋を渡ると、3年生が、虫捕り網や虫かごなどを持って、走り回っているのが見えます。
河川敷に降りてみると、校長に気付いた子供たちが殺到してきます。
3年生A「校長先生、バッタ捕まえた!」
3年生B「見て〜!コオロギだよ!」
3年生C「黄色いチョウを素手で捕まえたよ!」
興奮気味に校長にアピールする子供たち。
校長が、草むらを踏み分けると、何匹もバッタやコオロギが逃げ出していきます。
これは、虫の宝庫です。
1年生が出かけた大木島公園と3年生が虫捕りをしている浅川河川敷は100mほどしか離れていません。
ちょっと場所が変わるだけでも、これだけ生物環境が変わるのかと、びっくりしました。
中には、自分の背丈より高い草むらの中に分け入っていく子もいます。
校長も、子供たちと一緒に虫を追いかけ、しばし、童心に帰りました。
10cm以上の大物を捕まえた子もいて、子供たちも満足だったようです。
学校に戻ってきた子供たちの持っていた虫かごの中には、コガネグモ、カマキリ、トノサマバッタ、コオロギが一緒に入っているものもありました。
食物連鎖の縮図を見ているようです。【校長】
9月の避難訓練
8・9月の学校だよりでもお伝えしましたが、本校では様々な想定で、避難訓練を毎月行っています。
本日は、火災を想定した避難訓練を実施しました。
校内で出火する可能性が高い場所としては、給食室や家庭科室が挙げられます。その2部屋から出火したことを想定した避難訓練は、1学期に実施しました。今回は、「学校に近接している住宅から出火し、延焼の恐れがあること」を想定した避難訓練を試みました。
学習している場所は、教室とは限りません。校庭や体育館、図工室などの特別教室で学習をしている場合もあります。どこで学習していたとしても、出火場所から離れた様々な経路を使って、速やかに校庭に避難をすることができるようにすることが大切です。
本日も、子供たちは落ち着いて避難することができました。
曇りや雨の日が続いているので、校庭はいつもよりも湿っていました。
児童は、各教室から上履きのまま避難します。入室するときには、靴の底の汚れをしっかり落とします。
地域や保護者の皆様から寄贈いただいたタオル。本日も大いに活用させていただきました。
災害の状況に応じて、適切に避難することができるようにするために、今後も工夫を凝らして訓練を重ねてまいります。
はじめはトントン、手をはなしてドンドン
2学期の大きな行事、運動会まで、ちょうどあと1か月となりました。
各学年とも運動会に向けた準備を始めているのですが、2学期にはもう一つの大きな行事、展覧会があります。
展覧会は、計画的に作品づくりを進めていかなければなりませんから、運動会と同時並行で準備を進めています。
4年生は、展覧会に向け、「楽しい船」の作品を制作します。
詳しい内容は、まだ、ナ・イ・ショの段階ですが、制作過程には釘打ちやのこぎり引きを行うところがあります。
図工室に行くと、ちょうど、釘打ちの基本を学んでいました。
釘打ちに初めて挑戦する子も多いようで、
「校長先生、ちょっと怖い・・・。」
とボソッとつぶやいている子もいます。
図工専科が演示をしながら説明していきます。
何よりも、安全が第一です。
黒板には、
くぎ・・・まるい頭とにらめっこ
かなづち・・・はじめはトントン、手をはなしてドンドン
くぎぬき・・・おしりをドスン、手前にたおす
と書かれています。
特に、金づちで、指を叩いてしまったら、大きなけがにつながります。
「安全の呪文」をしっかり頭に入れて作業することがで大事です。
その後は、練習用の木材に釘打ちをする練習をします。
釘を3本打って、その3本を釘抜きで取ることを繰り返します。
最初は怖がっていた子も、慣れてくると、リズムよく釘打ち、釘抜きができるようになります。
でも、慣れた頃がかえって心配です。
「校長先生、見て〜!うまく打てた!!」
と話しかけてくる子が多くなるのですが、どう見ても、釘から目を離し「まるい頭とにらめっこ」になっていません。
集中力を保って、けがなく、安全に作業を進めてほしいと思います。【校長】
将来の夢は、小学校の先生・・・かなぁ?
昨日の全校朝会で、校長の話として、教育実習生の紹介を兼ねながら、「自分の夢をもち、それに向かって努力することの大切さ」について話をしました。
今どきの小学生の夢は、
<男の子>
第3位 医師 第2位 野球選手 第1位 サッカー選手
<女の子>
第3位 保育士 第2位 看護師 第1位 医師
とのことです。(出典:日本FP協会「小学生『将来なりたい職業ランキング』2021」)
全校朝会でも、このランキングの結果を子供たちに話したのですが、校長としては、本校の子供たちが将来のことをどのように考えているのか気になるところです。
そんなことを考えながら校内を歩いていると、6年生の教室で、子供たちが真剣に自分の端末を見て作業しているのが目に留まりました。
中に入ってみると、板書に「自分を見つめて」と書いてあります。
自分が将来「働く」という意識をもち、興味のある職業について調べる、総合的な学習の時間の授業のようです。
子供たちがまとめているプリントを見ていると、年収や勤務形態、必要な資格等について、インターネットで調べながら書き出しています。
子供たちの調べている職業をのぞいてみると、理学療法士、ゲームクリエイター、騎手、獣医師、ファッションデザイナー・・・など、様々です。
考えてみると、6年生が義務教育を受けるのは、あと3年半ほど。
その後は、社会に巣立つこともできるわけです。
真剣に調べる6年生の様子を見て、大人が考えるより、子供たちの方が将来のことをまじめに考えているように感じました。
ところで、昨日の全校朝会で、教育実習生の紹介をしながら、どうしたら学校の教員になれるかと少し触れたので、6年生が学校の教員のことをどのくらい調べているか気になったのですが、調べているのはごく少数の児童だけのようでした。
「小学校の先生、素晴らしい仕事なんだけどな〜」とちょっと複雑な心境になりました。
日本の将来の教育が少し心配です。。。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)