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子供は風の子
今朝、学区内を自転車でパトロールしていると、何人もの登校中の子供たちから、「校長先生、氷!」と話しかけられました。
それもそのはず、今朝の日野の最低気温は−1℃とのこと。(体感的には、もっと寒いくらいに感じましたが…。)
しかし、子供たちは、学校で元気に活動しています。
ちょっと、体育の様子をご紹介しましょう。
1年生、みんなで、うさぎのようにジャンプです!
次回のワールドカップでアルゼンチン撃破をねらう2年生、「潤徳のメッシ」こと校長(自称)と真剣勝負です!
4年生はポートボールです。シュートをナイスブロック!
6年生は、東京五輪で正式種目となった、バスケットボール(3x3)に取り組んでいました。
2学期も今週を残すのみですが、体調を崩して欠席している子も増えてきています。「子供は風邪の子」とならないよう、食事・睡眠・運動に気を付け、健康維持に努めてほしいと思います。【校長】
帝京大学の学生による児童観察2
11/30付けのホームページの記事で、帝京大学の学生による1回目の児童観察の様子についてお伝えしました。(その時の記事は、こちら)
今日は、2回目の児童観察日です。
まずは、朝のうちに、時間割などを確認して、観察の予定を立てます。
今日は、2年生が1年生を招待して一緒に遊ぶ、生活科の「おもちゃランド」が開かれたので、自然に学生たちも集まってきます。
観察中ですが、遊びに誘われる学生たち。
「ゴムでっぽう」で、的に当てる様子を見ています。
学生の様子を見に行ったはずなのに、結局、我慢できず、一緒に遊んでしまう校長。
6年生が算数で「年代別のインターネット利用率」などのグラフを見て、自分の考えを発表し合う場面を興味深く観察しています。
休み時間の「なわとび週間」の様子を見る学生。「私の小学生の時もありました。」とのこと。
午後の授業のない学生は、子供たちと一緒に給食です。
給食後に「質問タイム」になる学級も…。
この2回の児童観察が、大学での学びにつながることを願っています。【校長】
(児童観察後、大学の担当の先生から、メールをいただきました。大学では、児童観察で学んだことを下の写真のように、グループワーク等で活用しているそうです。)
戦争体験伝承者による学校平和講話会
日野市では、今年度、「戦争体験伝承者による学校平和講話会」を各学校で実施しています。
今日の5時間目は、5・6年生を対象に本講話会が開催されました。
1945 年(昭和 20 年)3 月 10 日未明、東京の下町をたった 2 時間半で焦土と化し、10 万人もの命を奪った東京大空襲。
講話会では、被災された方の実体験を基に、伝承者の方がお話をしてくださいました。
お話の中では、かなり生々しい表現や空襲時を描いた絵の紹介などもあり、子供たちも真剣な面持ちで聞き入っていました。
お話の最後には、クイズも入れていただきました。
例えば、「焼夷弾の爆発したときの温度は?」などです。
子供たちは示された選択肢の中から手を挙げていました。
ちなみに、正解は「約800℃」だそうです。
空襲のあった2時間半の間に約32万本もの焼夷弾が落とされたそうです。
特に6年生は、現在、社会科で戦争の時代を扱っているところ。
平和について、この機会にしっかりと考えてほしいと思います。【校長】
学校インターンシップ最終日
本校では、将来、教職を目指している明星大学の2年生の3名が、今年の5月から原則として週1回、学校インターンシップの活動を行ってきました。(活動開始時の様子は、こちら)
今日は、活動最終日です。約7か月間の体験を通した成長ぶりをお伝えします。
1年生のなわとびチェックを担任とともに行っています。できた子にはごほうびのシール貼りです。
5年生が使用する「百人一首」の教材準備です。印刷等を含め、教員の裏方の仕事も多く経験しました。
4年生の「分数」や「概数」のプリントの丸付け補助です。4年生にとって、「概数」はつまずきやすいところ。現役大学生として腕の見せどころです。
このように、子供たちのかかわりにもずいぶん慣れ、担任とのチームプレイもできるようになってきました。
本人たちに、インターンシップでの思い出を聞いてみました。
インターンシップ生A「6年生の連合音楽会の引率補助をさせていただいたときに、会場での迫力ある合唱や合奏に感動しました。」
インターンシップ生B「私の出身地の青森では、学校にプールがありませんでした。ですから、夏の時期に水泳指導の補助を行ったことが印象に残りました。」
インターンシップ生C「先日、2年生の補助に久し振りに入ったら、学年の最初の頃と雰囲気が全然違っていて、子供の成長の早さを感じました。タブレットもとても上手に使っていました。」
振り返ると、本当に多くの場面で子供たちに関わってくれました。
インターンシップの期間は終了ですが、これだけ児童や教職員と関わってきたわけですから、本校の「準教職員」だと考えています。
今後も、機会を見て、本校に顔を出してほしいと願っています。【校長】
たてわり集会
本日(12月15日)の朝、今年度6回目の「たてわり集会」が開催されました。
この日を迎えるにあたり、6年生は、2週間前から「班長会議」を開き、具体的な計画立案を行ってきました。
教室で「ハンカチ落とし」を行っている様子
教室で「ばくだんゲーム」を行っている様子
校庭で「増え鬼」などを行っている様子
6年生の活躍で、どの班も楽しい活動を行うことができました。
6年生の皆さん、ありがとうございました!
次回のたてわり集会は、6年生が運営する最後の会で、1月に開催する予定です。この準備のために行う班長会議には、6年生と共に5年生も参加することになっています。5年生は「見習い」として、6年生が班長会議で検討を行う様子を見学します。
そして、2月のたてわり集会は、5年生が計画から運営まで全てを行うことになります。
いよいよ6年生が担ってきた役割を5年生に引き継いていく時期がやってきました。このような経験を積み重ねることを通して、少しずつ最高学年への自覚が高まってきます。5年生には、これまでの6年生が築いてきた潤徳小学校のよい伝統を引き継ぎ、さらに発展させてほしいと願っています。
東西潤徳小学校コラボレーション〜教職員交流編〜
両校の児童を通じて、オンラインでつながることは増えてきましたが、校長以外の教職員はまだ交流ができていませんでしたので、今日は、「日野市立潤徳小学校・山都町立潤徳小学校合同研修会」として、互いの職員室をつなぎました。
本校の教職員数は多く、短時間では紹介できませんので、今回は、山都・潤徳小の教職員の皆様に自己紹介を行っていただきました。
まずは、日野・潤徳小の校長の私が、両校の教職員に対してあいさつをしました。
その後は、山都・潤徳小の教職員の方々が一人ずつ画面越しに話をしてくださいました。
山都・潤徳小教職員A「私は、人吉市に住んでいます。とても静かなところです。」
山都・潤徳小教職員B「私は天草市の出身です。有名な芸能人はWANIMAです。」
山都・潤徳小教職員C「自分の子供が日野市に住んでいます。先日、モノレールの駅から、日野・潤徳小の写真を送ってくれました。」
本校の教職員も、笑ったり、歓声を上げたりして、興味をもって話を聞いていました。
全員の自己紹介が終わると、山都・潤徳小の池部校長先生が登場。
山都・潤徳小校長「それでは、質問タイム!何でもどうぞ!!」
いきなりの展開で、動揺する本校の教職員でしたが、無茶振りにすぐに対応。
日野・潤徳小教職員A「熊本に行ったときのお勧めのグルメは何ですか?」
山都・潤徳小教職員D「私がお答えしま〜す!熊本のお勧めは・・・」
ここで、何と、回線がブチッと切断…。
「オンラインあるある」になってしまいました。
中途半端な形になってしまったものの、終了後、本校の教職員と話してみると・・・
日野・潤徳小教職員B「本当に、熊本の先生方がいらっしゃるのが分かって、身近に感じました。」
日野・潤徳小教職員C「それにしても、熊本お勧めのグルメって何だったんだろう?」
謎を残しながら、今後も交流は継続します。【校長】
【研究推進委員会より】今年最後の校内研究です
今年最後の校内研究会が開かれました。今年度、潤徳小学校は「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~を研究テーマに、授業改善を図っています。
はじめに、学校長から、今年の校内研究を振り返って話がありました。
「Chromebookが導入された頃は、授業で端末を活用しているだけで素晴らしい、という部分がありました。しかし、授業での活用がここまで進み、子供たちが文房具の一つのように使えるようになってきた今、どのような場面で使うと効果的なのか、をさらに吟味していく必要があります。」
ICTは、「時間的・空間的制約を越えること、双方向性を有すること、カスタマイズが容易であること」などがその特長です。今年度の研究を通して、「双方向性」「カスタマイズの容易さ」に関してはある程度授業に活かすことができるようになってきましたが、「時間的・空間的制約を越える」という利点を活かす部分では少々不十分な面がありました。来年度に向けて、この特長を活かした授業実践ができるようにしていきます。
研究会の後半では、低学年・中学年・高学年・専科ブロックに分かれ、今年度の学びの振り返りや、来年度の授業についての協議を行いました。
《今年の校内研究の様子アーカイブス》
4月14日:研究推進委員会より~OJTで、まずは教員が学んでいこう
4月25日:ついに、ミライシードが導入されました!~研究推進部より教員研修第二回目~
5月31日:ミライシードを活用しよう!【研究推進委員会より】
6月15日:研究を日常の授業に生かすということ【研究推進委員会より】
8月23日:研究推進委員会より:ムーブノートで、授業改革ムーブメントを起こす!?
9月23日:【研究授業】英語科でchromebookを活用する
10月19日:研究授業【目指せスーパー5年生!ICTで縦と横のつながりを生み、成長していく!】
11月14日:説得力のある意見を伝えよう!【5年生研究授業】
5年生家庭科 おいしいお茶をいれよう!
本日の家庭科では、「おいしいお茶をいれよう!」に挑戦しました。
前回の調理実習と大きく違うところは、班で役割分担を決めなかったところです。
「自分たちで仕事を見つけて声を掛け合い、班で協力しすること」
何でも先生に聞くのではなく、自分たちで考えて行動してくれました。
お茶を蒸らしている間、空いた食器を先に洗っています。
班の人数分の湯のみ茶碗に、お茶の濃さや量が均一になるように、
きゅうすを回しながらいれています。
最後の一滴までお茶をいれようと、奮闘しています。
「少し苦いけど、おいしい!」
「飲み切るのがもったいない!」と名残惜しい表情を浮かべていました。
自分たちのいれたお茶を校長先生にもプレゼントです。
最後まで、責任持って後片付けをしています。
5年生になって家庭科が始まり、
「ブックカバーづくり」「ご飯と味噌汁づくり」「学校のお掃除」など
いろいろなことを学習してきました。
3学期は、ミシンを学習します。
どんなことにも一生懸命頑張る5年生の素敵な姿をまた見せてほしいと思います。
かぞくにこにこ大作戦
1年生は、生活科で「かぞくにこにこ大作戦」として、家族の仕事を調べ、自らが家族の一員としてできることを考える取組を進めています。
子供たちは、これまでに、家族の仕事をいろいろ調べているようです。
子供たちの書いたプリントを見てみると・・・。
「しょっきあらい・・・おかあさん」、「おふろそうじ・・・おにいちゃん」、「車みがき・・・おとうさん」
「ぬいもの・・・おばあちゃん」、「メダカのえさやり・・・自分」など。
(注:あくまで子供たちの書いた一例です。ご家庭により、様々な分担があるようです。)
中には、こんな記載も。
「はみがき・・・おとうさん、おかあさん」
(一瞬、意味が分かりませんでしたが、「歯磨きをやってもらっている」ということのようです。)
「お金のけいさん・・・おとうさん、おかあさん」
(値上げラッシュの中、重要な仕事です。。。)
「おそうじ・・・ロボット」
(確かに家族かもしれませんが・・・笑)
各自が調べてきた家族の仕事を踏まえ、今後、実際に仕事を行っている家族の方に、どんな気持ちで仕事をしているのか、インタビューをするようです。
担任「仕事で疲れて帰ったときに、家事をすると、大変だな〜って思うときもあるのよ。」
妙に力を入れて説明する担任。(苦笑)
子供たちも、家族の苦労を分かっているのか、静かに聞いています。
家族の中で、どんな「本音トーク」が繰り広げられるのか・・・。
インタビューへのご協力をよろしくお願いいたします。【校長】
なわとび週間、スタート!
コロナ禍で、運動の機会が減っていると言われます。
学校においても、この状況下で運動量の確保をするのは、難しい課題になっています。
そのような中でも、比較的簡単に取り組めるのがなわとび(短縄)の運動です。
さらに、ソーシャルディスタンスも自然にとれるので、コロナ時代向きの運動とも考えられます。
本校では、「なわとび週間」を設定し、寒さに負けず、運動に取り組む機会を設けます。
今朝は、「なわとび集会」として、体育委員会の児童が事前に収録した、なわとびの技の解説ビデオを全校で視聴しました。
簡単な「前とび」から高度な「はやぶさ(あや二重跳び)」まで、様々な技を実演する体育委員会の子供たち。
相当、練習したのでしょう。
それぞれの技には、字幕と音声で解説がつけられています。
体育委員会の児童の演示が終わった後には、自然に拍手が起きる学級もありました。
早速、今日の休み時間から、なわとび練習開始です。今日は、1・3・5年生が音楽に合わせて様々な技に挑戦していました。
こうした取組は、運動する機会を増やすきっかけになるものです。
「なわとび週間」を「運動習慣」にしていくことが大事ですね。【校長】
(2016年4月から2018年3月まで)