日誌

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図書館ガイダンス

今日は、高幡図書館の皆様にお越しいただき、3年生を対象とした「図書館ガイダンス」が行われました。

昨年の9月には、2年生が生活科の学習で高幡図書館を見学させていただいています。(詳しくは、こちら

今回は、高幡図書館の方においでいただいて、図書館の概要や読書の魅力について伝えていただく授業です。

高幡図書館の職員の方「みなさんの中で、図書カードを持っている子はどのくらいいますか。」

多くの子の手がさっと挙がります。

地域の図書館として、子供たちにもとても身近なようです。

図書カードの作り方の説明があったあと、市内の図書館のことについて、7問のクイズが出されました。

高幡図書館の職員の方「図書館で借りられる本の貸出期間はどのくらいでしょう?」

3択クイズなのですが、ほぼ全員が「2週間」のところで手を挙げます。

3年生A「貸出期間は2週間。30冊まで借りられるけど、市外の人は5冊までなんだよ。」

こんな細かいことまでつぶやいている子もいます。日常的に利用しているのでしょう。

クイズを通して、移動図書館「ひまわり号」や市内の7つの図書館の概要などの説明をいただくことができました。

クイズのあとは、読み聞かせタイムです。

子供たちの興味を引くような本が次々と紹介されます。

本を使わず、語りでお話を紹介していただくこともありました。

すごい記憶力だなぁ・・・と感心してしまいます。

子供たちも静かに聴き入っていました。

 

図書館の皆様と校長室で懇談しましたが、本校の児童は、日頃からよく高幡図書館を利用しているとのお話をいただくことができました。

今回のガイダンスを通して、より一層、地域の図書館に親しんでほしいと思います。【校長】

頑張れ!侍ジャパン!

東京都教育委員会では、新型コロナウイルス感染症の影響で、学校行事等が中止や縮小となる中、「見る、聞く、触れる」などの体験を通じ、子供が笑顔を取り戻し、学び続けていこうとするきっかけとすべく、「子供を笑顔にするプロジェクト」を実施しています。

今回、本プロジェクトの一環として、「WBC参加チームへの応援メッセージ募集」の企画が学校に届きました。

「笑顔招福」が学校キャッチフレーズの本校。

東京都教育委員会と方向性が一致していますので、本事業に積極的に取り組みます。

5年生の教室をのぞいてみました。

担任「3月9日から、何が始まるか知ってる?」

5年生A「WBC!!」

特にスポーツに関心の高い子を中心に大きな声が上がります。

担任「昨日は、大谷選手が帰国して・・・」

5年生B「鈴木誠也選手、残念だったよね。」

WBCの話題で、盛り上がる子供たち。

担任「 そんな、WBCの日本チーム、応援したくない?」

即座に何人かの子供たちの手が挙がります。

5年生C「そんなことできるんですか?」

そこで、担任が、このプロジェクトの説明を行います。

・直接文字を入力する場合は、50 文字まで(メッセージ等を写真にとって送る方法もあります。)

・メッセージの送信は一人1 回まで

・募集したメッセージは、東京都教育委員会がWBCに出場するチームに届ける。

5年生D「『サインください』って書こうかな〜?」

担任「個人的なことは、チームの応援にならないでしょ。」

 自分の端末から、学校名を入れて、直接メッセージが送れます。

5年生E「東京都教育委員会の人、ありがとう!僕、笑顔になっちゃうよ・・・。」

都教委の担当の方、ご覧になっていますか?子供たちも喜んでいます。

校長「日本チームが優勝したら、優勝インタビューで『日野市立潤徳小学校のみんな、君たちのおかげで優勝できたよ。』と選手が言ってくれるかもね。」

「まさか・・・」と言いながら、腕組みをして応援メッセージを考える5年生たち。

コロナ禍の暗い雰囲気を吹き飛ばす活躍を期待したいものです。

 

さて、この「子供を笑顔にするプロジェクト」の本校だけのビッグな企画が3/6に行われます。

保護者等の皆様には、学校だよりなどでお伝えしていますが、権利上の関係で当日も含め、あまり詳細はホームページではお伝えできません。

たくさんの笑顔が見られる日になればよいと考えています。【校長】

学校の中は箱だらけ・・・

いつものように校内の様子を見ていると、算数で立体図形に関する学習をしている学年が多いことに気付きました。

こちらは、5年生の教室の様子です。

教卓の上には、柱体の模型が並べられています。

算数の授業で、角柱や円柱には底面、側面や曲面があることやその特徴、見取り図や展開図をかくことなどを学習しています。

今度は、2年生の教室に入ると、同じく算数で、子供たちが持参した箱を使って作業をしていました。

よく見ると、箱の面の形を写し取っています。

2年生A「6つも写さなきゃならないから大変だよ・・・。」

作業を通して、箱の形には面が6つあることに気付いていきます。

2年生B「校長先生、私の箱は、写した形が正方形ばかりなんだよ。」

校長「うん、さいころみたいだねぇ。」

立方体や直方体の違いにも気付いていきます。

低学年の場合、具体的な操作から学ぶことが重要なのです。

4年生の教室に行ってみると、やはり、算数の授業で箱を使って作業をしています。

校長「何して遊んでるの?」

4年生A「遊んでるんじゃないの。算数で面のことを調べてるの!」

4年生では、立体という概念を知り、直方体や立方体などの用語や特徴などを学びます。

しかし、作業自体は、先ほど見ていた2年生と同じようなことをしています。

校長「これって、2年生のときにもやらなかったっけ?」

4年生B「うーん、そう言われるとそんな気も・・・。」

前のことを振り返り、先に進むことで学習の定着が図られていきます。

 

学習に使用するため、ご家庭から様々な大きさの箱やダンボールなどをご準備いただくことが多くなっています。

ご協力いただき、感謝申し上げます。【校長】

東西潤徳小学校コラボレーション〜1年生交流編〜

昨年11月の6年生の交流を皮切りに、学年ごとで進めてきた東西潤徳小学校コラボレーションの企画。

今日は、大トリとして、本校1年生と山都・潤徳小の1・2年生との交流を行いました。

メインは、両校の児童が一緒に「くまモン体操」を踊ること。

しかし、アイデアは1か月以上前から両校で共有していたものの、実現までには紆余曲折がありました。

両校の児童が踊っている様子を映しながら、「くまモン体操」の音源も同期させなければなりません。

両校の教員も前日までリハーサルを繰り返し、細かい点を確認してきました。

校内では簡単にできることも、1,000km近く離れた場所と調整を行うことは大変難しいのです。

今日は、保護者会も行われたため、1年生の保護者の皆様にもたくさんおいでいただきました。

ありがとうございます。

司会グループの子供たちが進行します。

緊張したと思いますが、自分の役割をしっかり果たして立派でした。

いよいよ、「くまモン体操」開始!

司会の児童が「うしろにいる おうちの人も いっしょにおどってください。」と呼びかけたので、どうなるかと思いましたが・・・。

中には、完璧に踊りきる保護者の方も何名かいらっしゃいました。

お子さんと練習を繰り返してこられたのでしょう。大変うれしく感じました。

子供たちからは、自分たちと山都・潤徳小の子供たちが踊っている様子と「くまモン体操」の動画が見られるようにセッティングしました。

「くまモン体操」は、子供たちは体で覚えているので、動画は、保護者の方向けです。

踊ったあとは、互いに感想を述べ合い、質問タイムを設けました。

山都・潤徳小は複式学級なので、1年生が前を向き、2年生が後ろを向いて授業を受け、担任の先生がその間を行ったり来たりするそうです。

また、給食当番は毎日、全員で行っているとのことで、本校との違いに子供たちも驚いていました。

また、山都・潤徳小の子から、お気に入りの遊具を聞かれた本校の子が「ほほえみの丘です。」と答えて、写真を映したところ、山都・潤徳小の子が「いいな〜!」と大きな声で反応しているのが聞こえて大笑いになりました。

最後は、クラス対抗じゃんけんを行って、大盛り上がり。

とても楽しい交流となりました。

(山都・潤徳小側から見た今回の交流の様子は、こちらから。また、保護者の方は、C4th Home&Schoolを通じて、動画を見ることもできます。)

6年生から1年生まで続いてきた「東西潤徳小学校コラボレーション」も一段落で、今年度はおしまい・・・

ではなく、まだ、何かが起きます。お楽しみに・・・【校長】

「ユニセフ募金」開始

2/21(火)の全校朝会で、代表委員の児童が予告していたとおり、今朝、ユニセフ募金活動が行われました。

東西の昇降口に代表委員の児童が募金箱を持って立ち、定番の「ユニセフ募金、お願いしま〜す」と声をかけます。

募金を持ってきた子は、「お願いします」などと言って、箱の中にお金を入れていました。

私も、少しばかりですが、募金に協力です。

(ユニセフ募金の支援例は、こちら

ユニセフ募金活動は、明朝も行われます。

皆様のご協力を、よろしくお願いいたします。【校長】

浅川で野鳥観察

今年度も「浅川潤徳水辺の楽校推進協議会」の皆様には、特に5年生の米作りの活動などを中心に、様々な体験活動の場を提供してくださっています。

しかし、コロナ禍の影響は避けられず、米作り以外の企画については、中止、縮小などの措置をとらざるを得ない残念な状況が続いてきました。

しかしながら、コロナ禍に対する社会の雰囲気が変化してきたこと、実際に感染者数が減少していること、屋外でソーシャルディスタンスがとりやすいことなどから、推進協議会のメンバーで検討し、本日、浅川にて野鳥観察の会を実施しました。

ふれあい橋下のテラスで学校から持参した双眼鏡を配り、観察準備OKです。

高倍率のスコープを使ってみると、遠くの鳥も、目の前にいるようにはっきり見えます。

絵本を使って、わかりやすい解説も入れていただきます。

「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」の違いや見分け方なども教えていただきました。

自然観察指導員の方にもおいでいただき、鳥の種類を教えていただきます。

 資料を見ながら、今日、観察できた鳥を確認します。

ヒドリガモ、カイツブリ、カワウ、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ、カワラヒワ・・・

全部で16種類の鳥を観察することができました。   

本校の学区域の特色である豊かな自然にたくさん触れることができ、とても癒される時間となりました。

推進協議会及び関係の皆様のご協力に感謝申し上げます。【校長】

中学校進学に向けて・・・

6年生の教室に掲示してある児童手作りの「卒業日めくりカレンダー」が残りの登校日を表す「あと19日」を示しています。

いよいよ、大詰めの6年生。

今日の6時間目には、多くの児童が進学する三沢中学校の5名の先生方が来校し、子供たちが授業を受けている様子を参観しました。(三沢中の石川校長先生も、途中、顔を出してくださいました。)

今日の6年生の6時間目の授業は、家庭科、体育(外)、外国語、体育(中)だったのですが、今回いらっしゃった三沢中の先生方の中には、家庭科、体育、英語の先生がおり、小学校と中学校の接続という面で、とてもよい機会となりました。

 

授業終了後は、本校の6年生担任と三沢中の先生方とで情報交換を行い、円滑に中学校へ進学できるよう引継ぎをしました。

楽しい中学校生活に結び付くよう、三沢中だけでなく、児童一人一人の様子を進学先につなげていきたいと考えています。【校長】

クラブ発表会4

今朝は、クラブ発表会の4回目が行われました。

司会は5年生代表委員。しっかりと大役をこなしています。

最初は、フリスビークラブです。

主な活動である「アルティメットフリスビー」の説明がありました。

敵、味方に分かれて1枚のディスクをパスしながら運び、エンドゾーンを目指す競技とのことです。

パスだけで行う、アメリカンフットボールのイメージでしょうか。

2番目は、ダンスクラブです。

体育館のステージ上で踊った動画が紹介されました。

校長は全くついていけませんでしたが、韓流グループの曲?で「ナウい」ダンスをしていました。

3番目は、卓球クラブです。

昨年の東京五輪で優勝した水谷選手、伊藤選手の混合ダブルスのクイズが出されました。

卓球強豪国の日本。卓球クラブも盛り上がったようです。

最後は、オリパラ競技クラブです。

オリパラに関する競技(ハンドボール、(風船)バレーボール、ボッチャなど)に親しむ活動を行ってきたことが紹介されました。

クラブ発表会は今回で終了となります。

6年生のクラブリーダーたちが、緊張しながらも趣向を凝らした発表をしていたのが印象的でした。【校長】

今年度最後の校内研究会です

 今年度最後の研究全体会がありました。今年の研究テーマは「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~です。

 初めに、校長から今年度の研究を振り返っての話がありました。

 

「校内研究は、いかに学んできたことを日常に生かしていくかが大切です。先日の道徳地区公開講座でも、Chromebookを授業に活用しているクラスが多く見られました。また、本日にいたっては、1年生が保育園との交流でChromebookを大いに活用していて、学校生活の様子を動画で子供たち自身が紹介していました。低学年からICTをこれだけ活用していることから、今年度の研究の成果を感じられました。

 来年度は、熊本との交流授業など、より「時空を超えた」ICTの利活用が進むことを願っています」 

 

 副校長からは、教員に必要な資質・能力について話がありました。

 

 「これからの時代の教員が身に付けるべき資質・能力に、特別支援教育や、今年度研究をしている『ICTの活用能力』が挙げられます。今後も、より質を高めていく良い研究になっていくことを願っています。」

 

 

 全体会後は、ICT支援員の方を講師にお招きしてのワンポイントOJTがありました。そのなかで、「潤徳小は、いつ来てもどこでも使っている」そうです。研究推進委員会としてとても誇らしく思いました。

 

 OJTでは、Chromebookの活用事例をたくさん紹介していただきました。Meetでの授業、スプレッドシートを活用した面積の学習、跳び箱で自分の動きをスローで再生する、Scratchを用いたリズム学習など、「こんな使い方もあるのか」とたくさんの学びがありました。

 

また、成績処理や校務など、仕事をする際の時短技もいくつか紹介していただきました。子供たちと関わる時間、よりよい授業を作っていく時間を捻出していくためにも、ICTは欠かせません。

 


 今年1年間の研究を通して、潤徳小の子供たちがChromebookを学びに活用することがぐっと増えてきたのをひしひしと感じています。はじめのうちは教員も手探りで「とりあえず使ってみよう」という感じでしたが、今では「ここで使うと、より学びが深まる」「ここで使うと、より対話が広がる」「ここで使うと、より効率よくできる」など、質を高めていく段階にまでなってきました。

 また、授業の中だけでなく、委員会やクラブ活動など、子供たちが「これ、スライドを使ってみんなに説明したいんですけど見てもらえますか」と提案することも増えてきました。子供たちがChromebookを一つの道具として、主体的に活用している姿を見て、頼もしく感じています。

 これからの時代を担っていく子供たちが、生活に不可欠になっていくであろう新しい技術に飲まれることなく、主体的に自分たちの思いを実現していけるよう育っていくことを願いつつ、今年度の研究推進委員会からの報告を終わります。

 

 

【研究推進委員会より】

 

保育園・潤徳小交流会2

昨日に続き、1年生と近隣保育園の年長児との交流が行われました。

今日は、1年4組の児童が交流担当です。

今回は、「あらい保育園」の年長児17人と先生方が来てくれました。

1年生の説明を静かに聞く年長児たち。みんなよい子です。

学校紹介を行うブースに案内します。

同じ教室内ですが、迷子にならないよう、自然に手をつないで誘導です。

持ち時間5分で、テーマごとのブースで説明を行い、ローテーションする方法です。

給食の説明を食い入るように見つめる園児たち。

本校の給食はおいしいですよ。

「先生」を紹介するブースがありました。

タブレットには、私の写真が写っています。

1年生A「こちらは、こうちょう先生です。とてもやさしいです。すきなものは、きゅうしょくです。」

よく分かっています。花マルです。

交流の最後は、感想発表です。

1年生A「年長さんが、しずかにきいてくれたからうれしかったです。」

年長児A「学校が、とても楽しみになりました。」

1年生B「年長さんの しせいがとてもりっぱでした。」

年長児B「お話がとてもわかりやすかったです。」

 互いのよいところをたくさん発表し合うことができました。

 

昇降口で、校長も手を振りながら見送りました。

年長児C「また、入学式でね。」

楽しみにしています。【校長】