日誌

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拉致問題を許さない!

朝の「潤い」の時間、校内を回っていると、ビデオを見始めている6年生の学級があったので、ちょっと気になって、教室をのぞいてみました。

ビデオは、政府 拉致問題対策本部が作成した「めぐみ 短縮版」です。

このビデオは、昭和52年、当時中学1年生だった横田めぐみさんが、学校からの帰宅途中に北朝鮮当局により拉致された事件を題材に、残された家族の苦悩や、懸命な救出活動の模様を描いたドキュメンタリー・アニメです。

ある日突然、自分の娘が学校の部活動から帰ってこない・・・。

幸せな家族の時間が、非人道的な拉致という行為によって一瞬で崩れてしまう現実を知り、子供たちも真剣な表情でビデオに見入っていました。

ビデオ視聴後は、担任に促され、校長からも子供たちに補足説明しました。

・韓国と北朝鮮の建国の経緯

・韓国と北朝鮮は、現在も戦争状態が継続していること

・日本人が拉致された理由 など

東京都教育委員会では、「北朝鮮による拉致問題」を人権課題の1つとしており、様々な指導資料、啓発資料を紹介しています。

本校の6年生も、こうした資料を活用しながら、拉致問題への理解を深め、人権に対する意識を高めています。【校長】

児童朝会

本日(5月23日)の朝の時間、オンラインで児童朝会を開催いたしました。児童朝会には、本校のオリジナルキャラクター「サクラモチ」と「ウリ―」、そして山都町立潤徳小学校の校長先生からいただいた「くまモン」も一緒に参加しました。

  

<表彰>

各種大会で、優秀な成績を収めた子供たちを顕彰しました。立派なトロフィーが授与されました。

 

<校長先生のお話① 潤徳の歴史について>

今年、150周年を迎えた本校の歴史について、資料を画面共有しながらお話をいただきました。

この絵は、潤徳小学校の前身となる「潤徳学舎」を描いたものです。「潤徳学舎」は、明治6年(西暦1873年)5月12日に、現在の三沢の地に誕生しました。

これは、「潤徳学舎」の模型です。校長室に保管されている、貴重なものです。

 

さて、ここでクイズです。「さいとう いくお校長先生は、何代目の校長先生でしょうか?」

子供たちは、正しく答えることができたでしょうか。

この写真は、校長室の様子です。校長室には、歴代の校長先生のお写真が壁一面に飾られています。この写真が、先ほどのクイズの答えのヒントとなりそうです。

様々な写真を見ながら、潤徳の歴史を振り返りました。

こちらは、開校80周年(昭和27年)の航空写真です。学校の場所も、今とは違い、現在の高幡交差点の隣、農協の建物付近にありました。

これは、開校130周年(平成15年)の航空写真です。まだ、図書室があるプレハブ棟がありません。

 

 <校長先生のお話② 6月の体力向上月間について>

6月上旬には、全国体力・運動能力、運動習慣等調査が行われます。昨年度の本校の記録を基に、今年度は「立ち幅跳び」に重点を置いて、「立ち幅跳び強化トレーニング~150周年に向けた飛躍~」を合言葉に全校体制で取り組むことにいたしました。

 子供たち一人一人が、昨年度の自身の記録より成長が感じられることを願っています。

道徳「大すきなフルーツポンチ」(2年)

本日(5月22日)の4校時、2年生のある教室では、道徳の授業が行われていました。

2年生の子供たちは、「大すきなフルーツポンチ」という教材を真剣に読んでいます。「大すきなフルーツポンチ」と言う教材は、給食当番のぼくが仲良しの子にだけフルーツポンチを多くよそってしまうというという内容の物語のようです。

教材を読んだ後、この「ぼく」の行動は、正しいか正しくないか、思考を深めます。

まずは、個人で考えます。一人1台端末に、自分の考えを選択し、その理由を入力していきます。

ローマ字の学習をしていない2年生は、タッチペン機能を活用して、文字入力をしていきます。

入力を終えた児童は、他の友達の意見を一人1台端末で確認していきます。児童によっては、コメント機能を活用し、オンライン上で交流を図っています。

次に、全体で考えを交流していきます。

子供たちが選択した状況は、すぐに集計し、掲示することができます。瞬時に児童の意見を集計したり、それを基に話合いを行ったりすることができるのは、一人1台端末を活用するメリットです。

このように、本校では、ICT機器の積極的かつ効果的な活用を推進しています。

今年度も、子供たちの「笑顔」のために、教師同士が研鑽を積み、よりよい授業づくりを模索していきます。

日野市市制60周年 開校150周年記念6年生社会科見学(東西潤徳小学校コラボレーション〜国会議事堂等編〜 )

社会科で日本の政治について学んでいる6年生。

今日は、その中心となる国会議事堂等を見学しました。

 

来月に日光移動教室を控えた6年生。

予行演習も兼ねるつもりで見学に臨みます。

 

さて、日本中の6年生が現在、社会科で日本の政治を学習しているわけですが、国会議事堂、最高裁判所、各省庁などの「三権」に関わる場所を見学できるのは、東京周辺の小学校だけです。

5/2に、5年生の「日本の気候」で山都・潤徳小の6年生には、ゲストティーチャーでお世話になりましたので(詳しくは、こちら)、今回はお返しに”生国会議事堂等”を中継するコラボレーションを企画しました。

バスの中で、山都・潤徳小の池部校長先生とリモートで打合せです。

 

さらに、池部校長先生は、1号車の6年生に対して、朝のあいさつをしてくださいました。

それに対して、朝にも関わらず、恒例の「こ・ん・に・ち・は〜」で返す子供たち(笑)

 

国会議事堂に着き、見学開始です。

山都・潤徳小の子たちは、今日は体力テストに取り組んでいます。

「見学、行ってきま〜す!」

と手を振る子供たちです。

 

衆議院の議場や各会派の控室など、テレビでおなじみの場所を見学し、子供たちも興奮気味です。

 

現在の社会の学習内容は難しく、教室で顔をしかめている子供たちも立法府である国会議事堂を背にして、テンションが上がります。

 

校長「国会議員になれば、正面玄関から国会議事堂に入れるよ。」

6年生A「そうか・・・将来、なってみようかなぁ。」

校長「ひょっとしたら、岸田首相に会えるかな?」

6年生B「わぁ!サインもらおう!」

6年生C「え、今、広島にいるんじゃない?」

正解!現在、サミット対応中です。

 

今回は、「参議院特別体験プログラム」を経験することができました。

希望してもなかなか予約できないのですが、開校150周年にふさわしく、まさに特別な体験です。

6年生全員が国会議員役になり、議員立法として内閣府の委員会に付託された「未成年者喫煙・禁酒法改正案」について審議を行った上、本会議で採決を行い、法案が成立するまでを模擬体験します。

議長の発声により、全員が座席前にあるボタンを押し、賛否の意思を明確にします。

粛々と議事を進め、無事、法案は成立しました。

この特別体験プログラムの様子は、山都・潤徳小にも配信しました。

きっと、社会科の学習に役立つことでしょう。

体験が終わると、ポツポツと雨が降り始め、残念ながら昼食はバスの中でとりました。

本来、皇居周辺を散策する予定でしたが、楠木正成公の像の付近のみを歩きました。

(校長は、散策の間に二重橋付近まで行って、山都・潤徳小向けの配信を行いました。熊本からは、めったに行くことのできない場所なので、サービスです。)

後半は、雨模様となったため、車窓から各省庁や最高裁判所等を見学したうえで、早めの帰校となりました。

しかし、日本の小学校6年生の中でもめったにできない見学や体験ができたことから、多くの子の表情は満足そうでした。

団体行動もきちんとできたことから、日光移動教室に向けてのよいステップにもなったようです。

(山都・潤徳小の子たちが、国会議事堂等の様子を見ている記事は、こちら)【校長】 

委員会発表集会

本日(5月18日)の朝の時間に、オンラインで第1回の委員会発表集会が開催されました。発表があった委員会は、次の3つです。

<代表委員会>

<給食委員会>

<飼育委員会>

発表をする委員会代表の児童は、オンライン中継を行う教室に集まり、発信するクロームブックに向かって説明を行います。

 

児童は、教室で発表の様子を視聴しています。

 

委員会発表は、委員会の組織や活動内容など多岐に渡ります。

例えば、代表委員会では、次のような発表をしていました。

発表原稿やスライドを作成している高学年の児童は、低学年の児童にも親しみがもてるよう、次のようにクイズを盛り込む工夫をしています。

視聴している児童は、正しい番号を指で表現するなどして、楽しみながら動画を視聴していました。

飼育委員会の発表では、本校で飼育している烏骨鶏の「大福」について、詳しく説明をしていました。

潤徳小学校オリジナルマスコットキャラクター「サクラモチ」のモチーフです。

大福にまつわる次のような問題が出題されました。

皆様は、このクイズの正解はおわかりでしょうか?

このように、本校では11ある委員会について、朝の時間を活用して紹介する機会を設定しています。