日誌

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潤徳リラクゼーションデー

入学から3か月が経ち、さらに5時間授業も本格的に始まっている1年生。

そろそろ、お疲れモードの子も。

そこで、本校では、夏のスペシャルキャンペーンとして、1年生のお客様向けのリラクゼーションデーをご用意しております。

まずは、暑さ指数(WBGT)の数値の低い1・2時間目に、白砂の広がる潤徳ビーチ(砂場)にて、おくつろぎいただきます。

図工の「すなやつちとなかよし」で体全体で造形遊びに取り組みます。

1年生は「足湯」が大好き。

砂場が穴だらけになります。

校長「お湯加減はいかがでしょうか?」

1年生たち「冷たい!」

申し訳ございません。本校では、源泉かけ流しにはなっておりません。

リラクゼーションデーですから、特別に混浴であることはご容赦ください。

保護者の皆様、シャベルやバケツなどのリゾートグッズをご準備いただき、ありがとうございました。

お尻まで砂まみれのお客様が続出でしたので、エステティシャン(担任)が丁寧にホースで洗い流させていただきました。

3・4時間目には、本校に併設されたリゾートプールでお過ごしいただきます。

まずは、自慢の「絶叫!冷水シャワー」でお楽しみいただきました。

1年生たち「キャー、キャー、キャー!!」

十分、満喫していただいたようです。

プールに入水です。

ここでは、手動水かけアトラクション「校長スプラッシュ」で楽しんでいただきました。

校長にもスプラッシュし返してくるお客様たちです。

 

リラクゼーションの最後は、当然、優雅なランチです。

今日は、「海賊スパゲティとカラフルサラダ」のリゾート感あふれるお食事を用意させていただきました。

(スペシャルランチについては、こちら

校長「お味はいかがでしょうか?」

1年生たち「おいしい!最高~!!」

プールの後で、おなかが空いているようです。

口の周りをスパゲティのソースで真っ赤にしながら喜んでいただきました。

カラフルサラダに入っているきゅうりは、2年生が「潤徳農園」で丹精込めて育てた特別な無農薬野菜です。

1年生A「知り合いの2年生に、お礼言っとかなきゃ。」

心優しいお客様です。

 

1年生のお客様たちには優雅な1日をお過ごしいただきました。

明日以降の元気な登校をお待ちしております。

ただ、学期末なので、各教科等のまとめのテストにも取り組んでいただくなど、小学校の洗礼も受けていただく予定です(笑)【校長】

昼休みは室内遊び・・・

本日(7月4日)の午前中までは、暑さ指数(WBGT)の数値が比較的低く推移していたものの、正午をまわり12時半の段階で、次のような状況となりました。

 

残念ながら、昼休みの外遊びは中止となりました。熱中症は、子供たちの命に関わりますので、この措置もやむを得ません。今夏も、本校では厳戒態勢で臨みます。

クロール練習(5年)

昨日(7月3日)は、暑さ指数(WBGT)が高まり中休み以降は屋外活動は中止としましたが、本日は、落ち着いた数値で推移していたので、屋外での遊びや水泳運動を実施することができました。中休みになると、校庭に出て遊べる嬉しさからだと思われる子供たちの「わあ!!」という歓声が、校舎内に響きました。

 

昨日はお昼前に暑さ指数(WBGT)が35を超えていましたが、本日は同じ時刻で26.5という数値となっています。それでも、指針では「警戒」レベルとなります。

3時間目、プールに行ってみると、5年生がクロールの練習をしていました。

暑さ指数(WBGT)の指針に基づき、適宜、休憩を行いながら実施をしています。

け伸びから泳ぎにつなげる水中からのスタートを何度も練習していました。子供たち一人一人の能力に応じながら、水泳運動の楽しさや喜びを味わうことができるように学習を進めていました。

 

手と足の動かし方や呼吸動作などの基本的な技能を身に付けることができるように、5年生の子供たちは話をよく聞き、熱心に練習に励んでいました。八ヶ岳移動教室での経験が学習に現れているようで、うれしく思いました。

浅川ガサガサ体験

総合的な学習の時間に、身近な浅川の学習を行っている4年生。

今日は、「ひの どんぐりクラブ」の皆様にご協力いただき、浅川に生息する生き物を観察する「浅川ガサガサ体験」に取り組みました。

ライフジャケットを着て、本格的に川の中に入ります。

4年生A「キャー、冷たい!」

幼虫などを見付けると、

4年生B「キャー、何、これ?」

大騒ぎです。

石の裏などに潜む生き物などを慎重に調べていきます。

見付けた生き物は、どんぐりクラブの方に確認です。

どじょう、ヤゴなど、次々にバケツの中に生き物が入っていきます。

ふと、ふれあい橋を見ると、多くの方が足を止めて、4年生が川に入っている様子をご覧になっていました。

川の中の生き物を観察している4年生を、ふれあい橋の上から多くの方が観察するという妙な構図になっていました(笑)

今日は、1・2時間目が4-1、4-4、3・4時間目が4-2、4-3の体験の予定でしたが、午前10時前には、暑さ指数(WBGT)の数値が「危険」の基準となったため、3・4校時の活動は中止し、後日、延期することとしました。

校内でも、外遊び禁止の措置をとりました。

ご協力いただいた「ひの どんぐりクラブ」や保護者等の皆様には申し訳ないのですが、児童の安全を考えた判断をいたしました。

最近の夏の活動は、大変厳しい状況となっています。【校長】

学校に謎のクマ?

朝、1時間目から、突然、校長室をノックする音が聞こえます。

ドアを開けると、5年生の1クループが立っています。

5年生たち「国語の授業のことで、ちょっと取材してもいいですか?」

 国語で「みんなが過ごしやすい町へ」を学習している5年生。

校内の問題を探し出し、自分たちで解決する方法を提案するための取材のようです。

オフィシャルな取材ですから、謹んでお受けしなければなりません。

5年生A「(質問1)学校にある階段の手すりは、150年前からあるんですか?」

日光帰りのボーっとした頭をシャキッとさせるような難問がいきなり浴びせられます。

校長「以前の朝会で、潤徳小の歴史を話したじゃない?(詳しくは、こちら)」

5年生B「うん、覚えてる。」

校長「150年前は、かやぶき屋根の校舎だったし、今の農協(七生支店)あたりに潤徳小があったということも話したでしょ。今の校舎が150年前からあるわけじゃないんだよ。」

5年生C「じゃあ、今の校舎はいつできたの?」

校長「昭和41年(1966)年だよ。今が2023年だから、できてからどのくらい経つかな?」

5年生たち「え~っと、Chromebookの電卓機能は・・・・」

(暗算で頑張れ!と思いつつも・・・)

5年生たち「57年だ!」

校長「だから、手すりが150年前からあるわけじゃないんだよ。」

5年生たち「へぇ~」

校長「それに、みんなが4年生のとき、総合的な学習の時間の「共に生きる」の学習で、白杖体験や車いす体験したでしょ。逆に言うと、昔は、障害のある方に優しい施設になってなかったんだよ。」

校長「だから、正確には調べないと分からないけど、手すりがついたのは、そんなに昔のことじゃないと思うよ。」

5年生たち「なるほど」

第1問目の難問は何とかクリアです。

 

5年生B「(質問2)1年生の教室の前にある手すりには、なぜ、クマがついているのですか?」

校長「???」

山都・潤徳小のくまモンのことじゃないし・・・何を聞かれているのか、ちんぷんかんぷんです。

百聞は一見に如かず。

一緒に現地視察です。

すると、いました!

手すりのところにクマがついています。

校長「たぶん、低学年に親しみやすいようにクマをつけたんじゃないかな・・・。」

あまり自信のない回答をしてしまいます。

5年生の教室に行き、他の5年生にも聞いてみました。

校長「1年生の教室の前の階段の手すりにクマがついているって知ってる?」

5年生たち「え、知ってますよ。」

まさか・・・これって、知ってて当たり前?

不安になり、現場そばの1年生の教室に行ってみます。

「大きなかぶ」の音読練習を頑張っている子供たち。

その合間に突っ込みます。

校長「ねぇ、手すりのところにクマがいるって知ってる?」

1年生たち「知ってるよ。」

校長「どうして知ってるの?」

1年生たち「だって、見てるもん。」

わずか、入学後3か月の子供たちに説明を受ける校長。

さすがに、目の前だから1年生は知っているのだろうと思い、先輩の2年生の教室で確かめます。

校長「手すりのクマ、知ってる?」

2年生たち「え、校長先生、そんなことも知らないの?」

聞けば聞くほど、自尊心を傷つけられる校長。

ならば、学校のことについて一番詳しいはずの6年生に聞いてみようと思って教室に行ってみると、全く生気がありません。

校長「元気ですか~!」

6年生たち「・・・(シーン)」

校長「こ・ん・に・ち・は~!」

6年生たち「・・・(シーン)」

6年生A「昨日までで全力を使い果たしました。」

宇宙一元気のない6年生たちです。

それにもかかわらず、聞いてみます。

校長「1年生の手すりのクマ、知ってる?」

6年生B「校長先生、知らないんですか?常識ですよ。」

 

傷心しきって職員室に戻ってきた校長。

悔しいので、校長より前に本校に着任している教員に話しかけます。

校長「ねぇ、1年生の教室の前にある手すりにクマがついてるって知ってる?」

教員A「何のことっすか?」

教員B「くまモンのことですよね?」

同レベルということを知り、妙に安心する校長。

子供たちの着眼点ってすごい!と改めて感心します。【校長】