日誌

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全校朝会

本日(9月6日)、全校朝会が開催されました。

 

まず、優秀な成績を収めたチームと個人に表彰を行いました。

 

次に、校長先生のお話です。

校長先生からは、将来の夢に向かって「何でも一生懸命頑張ること」の大切さについてお話をいただきました。

そして、昨日から本校で教育実習を行っている学生の紹介をしていただきました。

教育実習生から、子供たちに挨拶がありました。

教育実習生の配属は3年3組ですが、その他の学年・学級でも授業参観などを行う予定です。

将来の夢に向かって努力をしている学生を、本校では全力で応援をしていきます。

 

最後に、養護の先生から、「けがの予防」に関わるお話がありました。

「自分も周りの人も大切にすること」を意識して生活するように子供たちに呼びかけました。

 

けがなく「笑顔」に過ごすことができるように、一人一人落ち着いて生活をしていきましょう。

 

はじめての かんじ

2学期が始まって、1年生の学習がかなり「本格化」しています。

例えば、国語。

1学期の間は、時間をかけて、ひらがなをていねいに学習してきましたが、2学期になり、カタカナと漢字を覚えていかなければなりません。

1文字1文字をしっかり学習していかないと、すぐに次の文字を覚えなければならなくなります。

集中力が試されます。

小学校で学習する漢字の数は、6年間で1,006字。そのうち、1年生では80字を学習します。(ちなみに、最も漢字を学習する学年は、3・4年生で、それぞれ、200字を学習します。)

1年生の教室に入ると、ちょうど、「木」の学習をしていました。

 昔と違うのは、ICTをフル活用しているところです。

画面に示された「木」の文字が、書き順でアニメーションしていくので、子供たちは、アニメーションに合わせて「空書き」します。

 さらに、画数や「木」を使った文例などを画面を見ながら共有します。

自分の漢字ドリルで「なぞり書き」と練習です。

でき上がったら、担任がチェックです。

こうした細かいステップを踏みながら、1文字1文字を学習していきます。

当然ながら、授業だけの限られた時間内では限界がありますから、宿題等を通して、習熟を図る必要があります。

1年生に限らず、漢字の習得は努力に比例します。

家庭学習でのご協力もよろしくお願いいたします。【校長】

おしえて!くもくん

学校では、年間3回、各学期ごとに身体計測を行います。

今日は、1年生の2学期の身体計測日です。

保健室は具合の悪い子が休んでいたりするので、私語厳禁。

そのため、身体計測のため保健室にやってきた1年生たちは、静かに入室します。

身体計測の前に、養護教諭からの講話があります。

「おしえて!くもくん〜プライベートゾーンって なあに?〜」という、絵本の読み聞かせです。

次のようなストーリーです。

・「くもくん」は、空の上から子供たちを見守っており、何かあると飛んでいって教えてくれます。

・「くもくん」は、公園で、仲良し3人組が鬼ごっこをして遊んでいるのを見かけました。

・ところが、鬼になった子がふざけて、逃げている子のパンツを下ろしているのを見付けた「くもくん」。すぐに飛んでいき、「ちょっと、待った〜!ぜ〜ったい、ダメ!!」と子供たちに声をかけます。

・「くもくん」は、子供たちを乗せ、「おそらのきょうしつ」で、プライベートゾーンについて教えます。

◯プライベートゾーンは、水着を着ると隠れる部分で、自分だけの大切な場所

◯プライベートゾーンは、簡単に他の人に見せたり、触らせたりしてはダメ

◯「おくち」も大事な部分

◯他の人のプライベートゾーンを無理やり見たり、触ったりしてはダメ

◯自分のプライベートゾーンを触られそうになったら『いや!』と大きな声を出したり、友達が嫌なことをされていたら、大人に話したりすること

・「くもくん」は、子供たちを公園に戻し、また、空から見守りを続けます。

1年生の発達段階では、悪気がなくても、相手のプライベートゾーンを触ろうとしたり、見ようとしたりすることも考えられます。

養護教諭の話を真剣に聞く1年生たち。「他の人の嫌がることはしない」という基本をしっかり守ることが大事です。

「『おくち』も大事な部分」ということが伝わりにくいのではないかと感じた校長。

校長「勝手に、他のお友達に『チュ〜♡』なんてしちゃ、いけないんだよ。」

と話すと、ニヤリとする1年生たちです。

プライベートゾーンに関することは、7月19日の臨時全校朝会でも校長から話をしているのですが(関連記事は、こちら)、やはり、絵本などを通した方が、特に低学年には伝わりやすいと感じました。 

講話の後は、身体計測です。

1年生の1回目の身体計測は、入学直後の4月12日でした。

あれから、5か月弱。

どのくらい、子供たちは成長したでしょうか。結果をお楽しみに!【校長】

6年生 家庭科

本日は、6年生の家庭科の授業がありました。

 

「夏をすずしくさわやかに」という単元の中で、

 

「運動するときの服」「遠足に行くときの服」といった活動に応じた衣服の選び方について学習しました。

 

以下の写真は、それぞれの活動の際にふさわしい服装は?という発問に対して、

子どもたちがクロームブックのイラストを動かして、正解を示している様子です。

 

 

 

「運動するときの服は、よく汗を吸い取る服が好ましい」

「遠足に行くときの服は、虫よけの予防で長袖長ズボンの服が好ましい」

と、そのときの活動に応じた衣服の働きと選び方について確認することができました。

 

また、衣服の手入れの仕方「手洗い」についてプリントを活用しながら学習しました。

 

 

9月下旬には、手洗い実習を予定しています。

1学期の作品作りとは全く異なった単元の学習ですが、

楽しんで学べる授業づくりを心がけていきます。

山小屋で三日間すごすなら

無人島でサバイバル生活をしたり、自力で脱出したりするテレビのバラエティ番組などが放送されることがあります。

芸能人が最低限の道具などを持ち込むわけですが、何の道具を選択するかによって、サバイバルの難易度が大きく変わってしまいます。

3年生も、国語で「山小屋で三日間すごすなら」という内容で話し合いをします。

教科書には、条件として、次のことが示されていました。

・「子供探検隊」として、3日間、山小屋で過ごすことになった。

・普段、子供だけではできないことをして、自然と触れ合う体験をする。

・食料、水、着替えは共通の持ち物だが、その他にグループで5つまで持っていくことができる。

この5つまでの持ち物をグループで相談して決める学習なのです。

これは、いろいろな意見が出て、面白そうです。

教室に入ると、予想どおり、子供たちが聞いてきます。

3年生A「ねぇ、校長先生なら、何を持っていく?」

校長「やっぱり、ゲーム機だよねぇ。寝る前に遊びたいよね。」

校長「それに、スマホも必要だよね!いろいろ調べたいし。」

「自然と触れ合う体験」ということを無視して話す校長に、3年生たちも「あはは」と笑っています。

校長「あと、クマのぬいぐるみも持っていかないと!寝るときに淋しいし。」

3年生B「校長先生、赤ちゃんみたい。」

おふざけが過ぎる校長に、担任も少々困り顔です。

この学習のポイントは、持っていきたい持ち物について、根拠をもって説明できるかということです。

学校生活では、集団の中で物事を決定していくことが多くあります。その際に大事なのは、根拠をもって説明できるかということです。

付箋を使いながら、互いの考えを整理する工夫を行っているところもあります。

与えられた条件の中で、グループとして、どんな持ち物を準備していくか、話し合いをうまく進めていく必要があります。

しつこく、子供たちに話しかけます。

校長「やっぱり、おやつも欠かせないよねぇ。」

3年生C「もう・・・食料は、持ち物の中に入っているの!」

校長「だって、おやつは、『別腹』なんだもん。」

3年生D「そっか、納得!」

子供たちとのおしゃべりは、楽しいものです。【校長】