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ガンダム、高幡の大地に立つ!!
5年生の教室の前を通ると、「早く開けた~い!」という子供たちの声が聞こえてきます。
5年生は、社会科で日本の工業を学習します。
株式会社バンダイでは、プラモデルの製作を通して日本のものづくり・工業を学び、さらには、持続的な社会づくりについて考えを深める「プラモデル授業」をオンラインで公開しています。
本校も 「プラモデル授業」の申込みをしたところ、ガンダムのプラモデル(ガンプラ)を無償で送っていただきました。
担任「ここだけの貴重なレアものだからね!」
そのため、子供たちのテンションは上がり、プラモデルの入った袋を「早く開けた~い!」と叫んでいるわけです。
早速、袋を開けて中身を取り出す子供たち。
「プラモデラー」にとって、至福の瞬間です。
細かい部品がいっぱいです。
しかし、チャレンジ意欲の高まった子供たちは、説明書を見ながら器用に組み立てていきます。
5年生A「あぁ、ここの穴に部品が入らないよ~!」
大声を出しながらも、顔は笑っています。
簡単にはできないのが、プラモデルの醍醐味なのです。
さすが5年生、器用な子は、15分くらいで完成させています。
校長「今まで、ガンプラ、作ったことある人?」
各学級とも数名の子の手が挙がります。
中には「コップのフチ子さん」状態にしている子も・・・。
機動戦士なのに。。。
バンダイさん、ごめんなさい。
あくまで、プラモデル作りは授業の導入。
クールジャパンは経済成長が見込める新たな日本の魅力とも言え、アニメやマンガなども重要な産業として海外からは認知されています。
今後は、工場見学動画を通して、最新技術を学ぶとともに、プラスチック廃材の再利用など持続可能なものづくりにも理解を深めていく予定です。【校長】
就学時検診
1年生の教室でおしゃべりです。
校長「ねぇ、今日は、何でいつもより早帰りなのか知ってる?」
1年生A「知ってるよ。今度の1年生が来るんでしょ?」
そうです。今日は、午後に就学時検診が予定されています。
1年生B「私が4年生になったら、妹が入学するの。」
1年生C「私の弟は、6年生になったら入学するよ。」
校長「ということは、弟さんは赤ちゃんなの?」
1年生C「そうなの。かわいいよ!」
校長「去年、年長さんだったときに、潤徳小に来たこと、覚えてる?」
1年生たち「うん、覚えてる!」
1年生たちは、今から、自分の後輩が入学するのが楽しみなようです。
1年生D「ぼくの弟は、今日の午後、学校に来るよ。」
年子の子もいるようです。
というわけで、児童を急いで下校させた後は、本校教職員と市の検診補助員の方々と協力して、就学時検診の会場設営を進めます。
一つ一つの手順を確認しながら、教室内の配置をしていきます。
機器が正常に作動するか、最終チェックです。
学校医の先生方もお見えになり、検診の準備が整いましたので、受付開始のアナウンスをします。
実は、アナウンス前には、もう、アイドルのコンサートではないかと思うほどの長い列が・・・。
本日、就学時検診に来られたお子さんの多くは、来年度、本校の1年生として入学します。
早くも、校庭を駆け回って遊んでいる子もいました。
入学を楽しみにしていてほしいと思います。【校長】
4年社会科:自然災害にそなえるまちづくり~東西潤徳小学校コラボレーション~
潤徳小学校では、令和3年度から3年間に渡り、
「主体的に考えを表現し、学び合う児童の育成」~Chromebookの効果的な活用法の研究~
という研究主題のもと、授業改善を進めています。本日行われた第4学年社会科「自然災害にそなえるまちづくり」の授業の様子をお伝えします。なお、本日の授業は、日野市の「特色ある学校づくり支援事業」として指定されている「東西潤徳小学校コラボレーション」の授業です。
距離を越え、つながり、学び合う児童を育てる
~4年社会科:自然災害にそなえるまちづくり【東京⇔熊本】~
「熊本県 山都町立潤徳小学校(以下、山都潤徳)」、「東京都 日野市立潤徳小学校(以下、日野潤徳)」をGoogle Meetでつなげ、授業が始まりました。
本時のめあては
山都町との交流を通して,考えたことをまとめよう
です。山都潤徳も、日野潤徳も、今日の授業に向けて、それぞれの地域における「自然災害にそなえるまちづくり」について調べ、発表準備をしてきました。
グループでは、
① 「(国や)都道府県,市区町村などの関係機関の役割」
② 「自治会などの役割」
③ 「私たちができること」
の3つの視点について、それぞれ役割分担し、まとめています。今日は、学びの成果を発表し合い、共通点や相違点を捉えながら、学びを深めていきます。
Google Meetのブレイクアウトルーム機能を使い、グループに分かれます。ブレイクアウトルームとは、少人数で話し合いができるように、少人数で区分けする機能です。端末の音声が聞き取りやすいよう、教室だけでなく、廊下にも出て話し合いをします。
まずは、自己紹介をしています。照れながらも、画面の前に立ち、自己紹介をする姿が見られました。
発表は、「画面共有」機能を使います。子供たちは、ミライシードでまとめた発表用のスライドを、山都潤徳に共有しながら、発表をします。
日野潤徳児童
「東京都の取り組みを発表します。1つ目は護岸工事です。護岸工事は、川幅を広げたり川底を深くしたりしています。2つ目は…」
日野潤徳児童
「日野市の取り組みを発表します。日野市では、毎年合同水防訓練をしています。合同防災訓練では…」
日野潤徳児童
「自分ができることについて発表します。私は、ローリングストックをしたいと思いました。賞味期限が近いものから食べ、また新しい物をストックするというものです。」
発表原稿は、ノートの子もいれば、Googleドキュメントを使っている子もいます。自分がやりやすい方法で学びを進めるためです。「文房具としてのICTツール」という位置付けが、しっかりと根付いていることが分かります。
日野潤徳の発表の後は、山都潤徳の発表です。日野市と同じところはどこか、違うところはどこか、集中しながら聞く様子が見られました。
発表の後は、質問や感想を伝え合っています。
山都潤徳児童
「マイタイムラインを使って、避難場所の確認をします。」
日野潤徳児童
「熊本にもマイタイムラインがあるんですね。」
日野潤徳児童
「あ!デザインが違うよ。」
日野潤徳児童
「すごい!くまもんだ」
山都潤徳児童
「避難をするときは、自分だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に避難するので、助け合うことが大事です。」
日野潤徳児童
「おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでいるんですか。」
山都潤徳児童
「はい、そうです。」
核家族が多い東京都の相違点に気付くことができました。
山都潤徳児童
「災害が起きたときは、避難所に避難します。避難所は、山都潤徳の体育館と、憩いの家という場所です。」
日野潤徳児童
「私は、近くの三沢中に避難します。避難所があるのは、日野市と一緒ですね。」
日野潤徳児童
「山都潤徳小の近くに、川はあるんですか。」
山都潤徳児童
「あります。」
日野潤徳児童
「えっ…。じゃあなんで、避難所になっているんだろう…」
とてもよい問いが出ました。日野潤徳小は、浅川が氾濫すると浸水するため、避難することができません。しばらく考えた後、山都潤徳の児童から、このような答えが返ってきました。
山都潤徳児童
「山の上にあるからだと思います。」
ああ~と納得した様子の日野潤徳の子供たち。ちょうど、理科で「流れる水のゆくえ」を学習したばかりです。教科横断的に理解が進んでいることが感じられます。
それぞれのグループで、様々な発見がありました。交流の後、教室に戻ってきた子供たち。口々に
「もっと話したかった」
と興奮冷めやらぬ様子でしたが、その中で一人
「帰ってきた、って感じ」
という児童がいました。頭も、心も、距離を越え熊本と交流していたのかもしれませんね。
教室に戻った後は、山都潤徳の発表を聞きながらノートにメモしてきた共通点・相違点とともに、考えたことや感じたことをまとめていきました。
まとめたことを、教室の近くの子と共有しました。比較しながら発表し合ったことで、学習の理解が深まったようです。
協議会の様子
本日の協議会は、山都潤徳との合同協議会となりました。協議会では、以下のような成果と課題が出ました。
成果
- 山都町立潤徳小学校との交流で、他の地域の災害対策を知り、自分の暮らす地域との共通点、相違点をまとめ、考えを深めることができていた。
- 水害という同じテーマだったから、分かりやすかった。
- 遠くの同年代の子に画像を見せながら、発表をし、その場で交流ができた。相手がいることで、発表をする/聞く態度が前のめりだった。
課題
- 山都からの音声が小さく、相互のコミュニケーションが円滑に行われていたとは言いづらい。→解決策「外部スピーカーを使用する」「クロームブックの最大音量を引き上げる」など
- 発表をするだけして終わりになってしまっているグループがあった。事前に自分たちはこう→じゃあ山都町はどう?という視点をもたせてあげると意見交流が活発になったのではないかと思いました。
また、本日は講師として、日野市教育委員会 宮崎友和指導主事をお招きしました。
指導・講評では、社会科における情報活用能力の育成や、遠隔教育などについてご指導いただきました。本時の授業については、相違点について、さらに深く問い返してほしかったとの話がありました。「山都町では、憩いの家という避難所にクリスマスツリーを飾る」「という相違点を挙げた子がいたが、「なぜクリスマスツリーを飾っているのか」と問い返すことで、「小さい子も安心できるように」と考えられたかもしれない。そうすると、「小さい子も安心して避難できるように自分は何ができるか」ということをも考えられたかもしれない。自分事として考えることに繋げていくことが大切なのではないかとご指導いただきました。
ハード面や、最終的な教科の目的に関して様々な課題はあれど、遠隔で共通の課題について発表し合い、学びを深めることのメリットを大いに感じられる提案授業となりました。
(山都・潤徳小の4年生の授業の様子は、こちら)
(研究協議会の裏側は、こちら)
第1回運動会全校練習
本日(10月11日)の朝、全校児童が一堂に会し、校庭で運動会全校練習をしました。
本日は、開閉会式で並ぶ位置を確認したり、準備運動を実際に行ってみたりしました。
15分間という朝の短い「潤いタイム」を活用した運動会全校練習。子供たちは、集中してしっかりと練習に取り組むことができました。次回の運動会全校練習は、応援団による「応援練習」となります。
2年生 町たんけん
今日の2年生は、生活科の学習で町たんけんに行きました。
潤徳小の周りにある地域やお店に、小グループでインタビューに出かけました。
地域にはどんなお店や施設があるのか、そこで働いている方々はどのような思いをもっているのか、実際にお話を聞いたり、中を見させていただく中で、たくさんの学びを得ることができました。
また、本日は17名の保護者の皆様にご協力いただいたことで、どのグループも安全に町たんけんをすることができました。
地域の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。学びの成果物は、11月の学校公開にて発表する予定です。
<ご協力いただいた地域の皆様、本当にありがとうございました>
むこうじま保育園
馬café マリアの風
たかはた北保育園
日野市役所 リサイクル事務所
Farmer's market 東京 みなみの恵み
堀辺建材店
日野警察署 高幡不動駅南口交番
Cafe De Dango
高幡まんじゅう松盛堂
高幡不動尊金剛寺
京王線高幡不動駅
フラワーショップ京王高幡店
日野市消防団
とうふ処三河屋
全校集会に出没!
順調に交流が進む「東西潤徳小学校コラボレーション」。
今日の午後、山都町立潤徳小学校で全校集会が開かれるということで、池部校長先生からゲスト出演の依頼を受けましたので、オンラインで参加しました。
今回は、校長の単独出演ですので、コラボレーションとまでは言えないかもしれませんが、様子をお伝えします。
今回の中継は、飼育小屋の前からスタートです。
なぜかというと、本校の名物を紹介したかったからです。
まずは、本校のアイドル、烏骨鶏の「大福」ちゃんを紹介です。
いつもおとなしいのに、熊本の子たちを前に緊張したのか、若干暴れ気味の「大福」ちゃんです。
続けて、昇降口前のけやきの木の紹介です。
こうしてみると、けやきの木の大きさが分かります。
休み時間にけやきの木の周りで鬼ごっこなどをして遊んでいることを紹介しました。
最後に校長室に戻って、本校のオリジナルキャラクター、「サクラモチ」と「ウリー」について紹介しました。
「サクラモチ」と「ウリー」のモデルはそれぞれ、「大福」と「けやきの木」であることを知らせるために、今回の中継は飼育小屋からスタートしたわけです。
山都・潤徳小の子たちにも「サクラモチ」と「ウリー」に親しみをもってくれたらうれしいです。
今朝は、本校児童向けの全校朝会、昼は山都・潤徳小向けの全校集会・・・「2校兼務(自称)」の校長は、なかなか忙しいものです。【校長】
(山都・潤徳小の集会の様子は、こちら)
【5年生】稲刈り体験【総合的な学習の時間】
前日の天気が心配でしたが、朝から晴れ、空も高く見えます。
本日、5年生は総合的な学習の時間「米づくりをしよう」で稲刈り体験をしました。
鎌の使い方について説明を受けました。
根元からキレイに刈り取ることを意識することができました。
写真に写っている、これだけ多くの方々にご協力いただき、今回の稲刈りをすることができました。
貴重な体験をさせることができました。本当にありがとうございました。
収穫することの大切さや大変さが今回の体験を通して学習することができました。
全校朝会
本日(10月10日)の朝、オンラインで全校朝会を開催しました。
まず、「第61回日野市民陸上競技大会」の「6年男子100m」の部で優秀な成績を収めた児童2名を表彰しました。
次に、校長先生のお話です。日野市立潤徳小学校と山都町立潤徳小学校との「胃袋交流」の様子が、新聞やテレビで取り上げられたことについて紹介がありました。
そして、校長先生との3つの約束(①何でも一生懸命頑張ること ②自分も周りの人も大切にすること ③他の人の話を真剣に聞くこと)の①について話がありました。
10月28日(土)には、「日野市市制60周年 開校150周年記念運動会」が開催されます。1年から6年生までが、今どんなことに取り組んでいるか、写真を見ながら確認を行いました。
特に、6年生は、用具係や採点係、審判・誘導係など、運動会全体に関わる仕事を「係」として請け負い、準備を進めています。10月2日(月)に行われた6年生の係児童打合せの様子を下級生に紹介しました。
「日野市市制60周年 開校150周年記念」となる今年の運動会が「笑顔招福」な特別なものとなるように、どの子も校長先生との3つの約束を守って、取り組みましょう。
避難訓練
本日(10月6日)の中休みに、地震を想定した避難訓練を実施しました。中休みですので、担任の近くにいるとは限らず、児童は校庭で遊んだり、図書室で本を読んだり、思い思いの場所で過ごしています。
地震発生を知らせる校内放送を聞き、それぞれの場所で児童は身を守る姿勢をとります。
揺れがおさまった後、校内放送の指示に従い、校舎内にいる児童は校庭に避難します。校庭の中央で身を守る姿勢をとっていた児童も、学級ごとに整列します。
担任は学級の児童数を確認し、本部に避難児童数を報告します。
校長先生から、本日の避難訓練についてのお話をいただきました。
避難訓練後には、校庭で学級ごとに集まり、振り返りをしました。
校舎内から避難した児童は、上履きのまま校庭に避難をしました。校舎内に入る場合には、上履きの底をタオルで拭います。このタオルは、保護者や地域の皆様から寄贈いただいたものです。寄贈いただきました皆様に、この場をお借りして、感謝申し上げます。
近くに担任の先生がいない状況でも、子供たちは落ち着いて身の安全を確保する行動をとることができました。このように、毎月実施している避難訓練は、設定時間や場面、設定時の状況について想定場面を変えて実施しています。11月の避難訓練もしっかり取り組んでほしいと思います。
たてわり班遊び
本日(10月5日)の昼の時間、4回目のたてわり班遊びが行われました。測定した暑さ指数(WBGT)は、外での活動に影響のない数値でした。
校庭で遊ぶ割り当ての班の子供たちは、「ドッジボール」や「だるまさんが転んだ」などをして楽しみました。
室内で遊ぶ割り当ての班の子供たちは、「なんでもバスケット」、「ばくだんゲーム」、「しんげんちゲーム」などをして楽しみました。
楽しい「たてわり班遊び」になるように、6年生は、企画から準備、運営と一生懸命に取り組みました。6年生がしっかりと頑張ってくれたので、「笑顔」がたくさん見られました。頼もしい本校の6年生!今日もありがとう!!
(2016年4月から2018年3月まで)